FaOI2018幕張鑑賞記 その3 ~印象に残った演技2
「FaOI2018幕張鑑賞記 その2 ~印象に残った演技1」の続き、いきます。
カロリーナ・コストナー
バイオリニストの宮本さんとのコラボ「You Raise Me Up」を前半に、後半に持ちプロを滑ってくれました。来シーズンも現役続行とのこと。十代の選手にはない大人の演技をまだ見ることができるのは嬉しいことです。宮本さんとのコラボも、後半の持ちプロも、とても美しい演技でした。彼女の本当の良さは生で見ないとわかりません。長身でスタイルがよく、スケーティングスキルが絶品の彼女のような華のあるスケーターはプロスケーター向きですが、ジャンプのクオリティを維持するにはやはり現役でいる方がいい。プロに専念するのはいつでもできますからね。
ジョニー・ウィアー
宮本さんとのコラボは、結弦くんのEXナンバーでお馴染みの「白鳥」でした。ボーカルではなく、バイオリンの「白鳥」はまた違った趣があります。後半の持ちプロは、初日はビヨンセ、2日目は「Creep」。どちらもジョニーにしか演じられない世界観です。正直、ジョニーはスケーティングやジャンプなど、技術的な部分は特にすごい!とは思わないんです。FaOIのお馴染みレギュラーメンバーの中では、それほどスケートが滑る方ではない。でも、ジョニーにしかない唯一無二の個性は、そういったテクニカルな部分を超越してしまいます。彼の演技の中に、結弦くんが影響受けた部分を探すのもまた楽し。
ハビエル・フェルナンデス
前半は新しいショーナンバー(振付はウィルソンっぽい)。後半は「ラマンチャの男」のショーバージョン。テレビでは「ラマンチャの男」が放送されましたが、個人的には、前半の新プロの方が好きでした。ジャンプはあまり跳びませんが、「ハビって、スケーティングいいんだな~」と、今更ですが、彼のスケーティングの美しさを堪能できるプログラムでした。さすが、クリケットで徹底的に鍛えられただけあります。
鈴木明子
鈴木さんの新プロ「風の神の歌」は、細かい足さばきが絶妙で、上半身の繊細な使い方や間の取り方が上手い鈴木さんならではのプログラムだと思います。ただ、今は助走の短いジャンプがトレンドなので、鈴木さんのジャンプ前の助走の長さが少し気になります。鈴木さんの場合は、ジャンプなしでもいいのではないかしら・・・と思いますが、跳べる間は跳びたいですよね。また、鈴木さんはいつも衣装が素敵。センスがいいなと思います。
エフゲニー・プルシェンコ
前半は「Tango Amore」。テレビ放送でも映ってましたが、最後に客席乱入で、初日も2日目も女性客を熱烈ハグしてました。初日は抱きしめられた女性の腰がくだけてました。「腰がくだける」というシーンを、これだけ長く生きてきて初めて目撃しました(笑) そして、そのシーンの動画をドヤ顔でインスタにUPするプルさんって・・・(笑) 五輪銀金銀の生きるレジェンドなのに、身体を張った(笑)サービス精神を忘れないのは素晴らしいです。後半は、CWWで生で見た結弦くんが号泣したという「ニジンスキーに捧ぐ」。
ジェフリー・バトル
ジェフは、前半(幕張、金沢)は1プロのようです。前半はグループナンバーの振付も担当してます。そういうときはいつも1プロです。後半はオーサーかウィルソンが振付担当して、ジェフが2プロ・・・というパターンが多いので、神戸以降は2プロになる可能性が高いかなと思います。プログラムは「For Forever」。ジェフのスケーティングと繊細な音とりの上手さは絶品ですね。
演技の感想はもう1回だけ続きます。最後は結弦くんと、結弦くん以外の個人的ベスト3を。
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2018/05/30 19:50 | アイスショー・イベント | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP