矢部万紀子氏のコラムは炎上商法?
AERAのネット記事がTLを(悪い意味で)賑わしています。まあ、例の人が復帰するとわかったときから、こういう事態は予想されていたのですが・・・。その記事は、2011年退社の元記者、現在フリーの矢部万紀子氏が書いたコラムです。ネット記事とはいえ、とてもお金をもらって書いたコラムとは思えない、デーオタブログを開設してそこで書いてください・・・というレべル(ブログとしても質が悪いが)のひどい代物でした。私はうっかりアクセスしてしまいましたが、読むに耐えがたかったので、半分ほど読んで閉じてしまいました。あの「色気が~」の連呼集団が戻ってくるという現実をあらためて突き付けられたような気がして、ウンザリしました。そして、たぶん解説も・・・。
まあ、AERAが売れたのも、朝日の力というより、ほとんど蜷川さんの力だったわけですが・・・。
件の記事はアクセスされない方がいいと思うので、あえて紹介しません。参考までに、2014年3月に矢部氏が書いたコラムの一部を下に書き起こしました。これと、まったく進歩していない内容だと思えばよろしいかと思います。ツイからいただいた情報です。ありがとうございます。
高橋大輔君のドヤ顔と色気とその不在(2014.3.24)
今回はそれをしなくていいのだから、平安である。リアルか録画か、まあこちらの日程にあわせて決めて、余裕をもって羽生結弦君の「ブライアン・オーサー先生に教えてもらいましたが、こうすると色っぽいですよね」な滑りをサラッと拝見すればよいのである。
と、ここでサラッと全国の結弦ファンを敵に回しましたが、大輔君ファンとしては声を大にして言いたい! 色っぽいの格が違~う、と。だから今回は、「パリの散歩道」が終わり、「青いね、ぜんぜん」とつぶやく。それで終わり。
そんなこんなで、大輔君不在をなぐさめるべく、「ナンバー」の特別号「ソチ冬季 五輪完全保存版 日本フィギュア黄金の瞬間」などをしげしげと眺める。
巻頭が羽生君なのはやむを得まい。「世界が見た羽生結弦」のページを読み進める。エフゲニー・プルシェンコがトップバッター。見出しは「今は私が彼のファンだ」。あ、そうですか。次がエバン・ライサチェク。「ユヅルから目が離せなくなった」。あ、そうですかpart2。この二人は、バンクーバーで銅メダルだった大輔君の隣に立ってた二人ね、と。
そしてポール・ワイリー。誰だったかしらと思うと、アルベールビル五輪銀メダリストだそうな。ふーん。「すごい素質を持った選手だ」。そうですね、で終わろうとしたら、こんな記述に遭遇。
ダイスケが「白鳥の湖」を滑って変身を遂げた年を覚えていますか? そのような変身を遂げたユヅルを見たいと思っています。ダイスケのようになれというのではなく、彼ならではの世界を見つけてほしい。
えー、何、この素晴らしい記述。ブラボーー、ポール、最高!(矢部万紀子 コラムニスト)
直近のコラムは、途中から目が拒否反応をおこしたため、全部は読んでないのと、やはり脳が拒否反応をおこしたので、それほどよくは覚えていませんが、論調はほぼ2014年当時のコラムと一緒。「関ジャム」で、Dさんが褒められていたことは大きくとりあげ、結弦くんが褒められていた部分は、サラッとスル―。そして、そして声を大にして、Dさんの色気賛美・・・そんな内容だったかと思います。
自分の推しを語るのに、なぜ「羽生結弦」を絡めずにはいられないのか。タイトルも「羽生結弦」を必ず入れてくる。それがアクセスを稼ぐ一番の方法だとわかっているからです。Dさんの記事で「羽生結弦」を絡めない記事があったかと思えば、Dさんが現役時代に稼いだお金で、両親に豪邸をプレゼントしたという内容でした。Dさんの故郷は倉敷市です。倉敷は、今、住宅等が水害で大変なことになっています。事務所が、復帰に合わせて、Dさんの「親孝行エピソード」として売り込んだのが丸わかりですが、故郷が歴史的な大災害にあってるタイミングで、故郷に建てた豪邸自慢。やはり、あそこの事務所はどこかズレているとしか思えない。親孝行が悪いとはいわないけど、私からみると、赤の他人に報奨金や印税合わせて四千万以上寄付してる結弦くんとは比べものにならない。こういう記事、下手にだすと、かえって比べられて損するのになあ・・・。
矢部氏の記事を冷静に読むとわかるのは、「こんなこと書くと、羽生ファンを敵にまわす」とはっきり意識して書いていること。要は炎上商法なのだろうなと思います。小塚さんは、自分の発言を炎上商法にもっていくほどの根性はないので、あそこまで叩かれるのは予想外だったでしょうが、このオバさんは、小塚さんよりはるかにしたたかだと思います。私達ゆづファンは、騒がず、矢部氏流にいえば、「サラッと」スルーした方がいいのかもしれません(笑)
田中さんのツイ。アイスジュエルズの最新刊が、田中さんのお手元に届いたようです。
来た来た来た〜〜😁
— 田中宣明 たなかのぶあき (@tanaka_nobu_ph) 2018年7月13日
本誌届いた❗️
いつもより厚いな、重いな😊 pic.twitter.com/Ni7TUYrv0w
7月22日に、朝日カルチャーの田中さんの講演会に行く予定なので、アイスジュエルズはそのときに購入しよう。
アイスショーの世界で、結弦くんを囲いこんでいるCICが独り勝ちしているように、出版の世界では、結弦くんに一番近いアイスジュエズルの舵社が、勝ち組のトップかと思います。今、フィギュアスケートをとりまくビジネスの世界では、「羽生結弦」というカードをもってるか否か・・・が勝負を分けます。フィギュアスケートブームと言われて久しいですが、実際にはフィギュア誌業界も明暗が分かれています。
実は、同じブロガーとして、ちょっとショックなことがありました。付き合いがあるわけではなく、ごくたまにブログを覗く程度ではありましたが、某ブロガーさんのブログが、ブログの運営会社(Fc2ブログではありません)から突然、永久停止の措置を受けたのです。老舗フィギュア誌を出版している某出版社の「権利違反」という申し立てが理由のようでした。
最新に発売されたフィギュア誌のレビューが人気のブロガーさんで、確かに、書籍の中の写真を3~4カットくらい載せておられたのは確かです。厳密にいえば、権利違反なのでしょうが、それは、他のブログやSNSでよく行われていることで、件のブロガーさんだけをやり玉にあげるのもちょっと不自然です。ただ、いいときは「いい」と褒めるけど、辛口書評もあったので、そのあたりが、その出版社の逆鱗に触れたのかな・・・とも思います。
最近は、当ブログは、フィギュア1本になっていますが、もともとはBLブログです。年に1回発売される「BL小説やBL漫画を紹介する企画本」に、ランキング選者やライターとして参加させてもらって、もう数年になります。そんな中、昨年のことですが、BL小説の紹介文を書いて、編集プロダクションに送ったところ、その時点ではOKだったのですが、だいぶ日がたってから、「出版社さんが『もっと誉めた紹介文にしてくれ』と言ってるので、修正してほしい」という電話が入ってきたのです。
日もないので、編集プロさんもかなり慌てているようでした。急遽直すことになり、そこはなんとかなったのですが・・・。出版社の検閲が一応入るということもそこで初めて知りましたが、何年も書いてきて、ダメ出しをされたことはなかったので、かなり驚きました。
で、なんで関係ないBLの話をだしてきたかというと、件のブロガーさんを利用停止に追い込んだ出版社と、私に「書き直し」を要求してきた出版社が、たまたま同じだったからです(笑) そこはBL関係の本も出していますので。そこの出版社がだしてるフィギュア誌は、はっきりいって現状は負け組。BLというジャンル自体も、昔ほど売れてないのは確かです。その余裕のなさに、いろいろ世知辛い現状がみえてくるようでした。
なお、件のブロガーさんは、心折れることなく、新天地でまたブログを再開する予定とのこと。「羽生選手の苦労を思えば、なんてことはない」と、やる気に満ちておられるので、心からエールを贈りたいと思います。
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2018/07/13 14:00 | テレビ番組・コラム(2018-2019) | COMMENT(20) | TRACKBACK(0) TOP