FaOI2018 各公演のプログラムの比較・感想 その2

ファンタジーオンアイスの各公演のプログラムは、インタビュー記事も楽しみのひとつ。
結弦くんについて語っている部分だけ抜粋します。


小平奈緒さんが語る「羽生結弦」(幕張公演プログラムより)

羽生結弦選手のすごさに関しては、私が何かを言って踏み込んではいけない世界のような気もするので「ただただ素晴らしい」というしかありません。アスリートとしてすごく研究熱心だなと思うし、自分が体現しようとしていることがすごくハッキリしているなと思います。


アスリートとしてすごく研究熱心だなと思う・・・小平さん、けがを負った結弦くんが復帰までの約3カ月、いかにして過ごしてきたのかに興味を示して、結弦くんが筋肉解剖学やトレーニング法の論文を読みあさり、復帰の手助けとしていたことを知ると「どんな論文を読んだのか聞いてみたい」と言ってましたね。小平さんは、スポーツ推薦でなく一般入試で国立大学の信州大に入学され、卒業しました。2年間のオランダ留学でオランダ語もペラペラ。文武両道のアスリートと言われています。結弦くんとは知性派同士で、通じるものがあるのかもしれませんね。


高木美帆さんが語る「羽生結弦」(金沢公演プログラムより)

フィギュアの選手の中でも羽生くんは同い年なので気にしているところはあるし知子ちゃんも姉の絡みでよく拝見させてもらっていますが、羽生くんに関してはただただすごいなと思うだけですね。しゃべってみても「ただただすごいな」と。人を引き付ける魅力というのを持ち合わせているのかもしれないけど、それに至る努力というか積み重ねているものの大きさというものの片鱗を、しゃべっているだけでも感じます。



エフゲニー・プルシェンコが語る「羽生結弦」(静岡公演プログラムより)

―そんな4回転時代の中での、平昌五輪での羽生の勝利。怪我で2種類の4回転だけしか跳べなかったその演技を、彼は「これまでも何回も言ってきたことだけど、ユヅルは違う星からやってきた宇宙人なんだ」と言って笑う。

「彼のパフォーマンス、彼のカリスマ性、彼のジャンプはきれいだしジャッジに対する見せ方も完璧なんだ。彼は完全に他の選手とは違うし、もし彼が次のシーズンも、さらに次の五輪を滑るとしても、もしかしたらトウループとサルコウに加えて4回転をもう1種類増やすだけで勝利できるかもしれない。ただ彼にひと言だけ言うとすれば、それは『健康であれ』ということだ。彼はスケートを愛しているし、リンクで表現するのも好きだ。彼がアイスショーで準備しているのをよく見かけるけど、彼は常に戦う準備をしている。その心がけが重要なんだ」


プルさんは、とにかく怪我の多いアスリートです。15回の手術。3ページのインタビューの中で、過去の怪我のことをいろいろ話してくれてますが、一度だけスケートをやめなければいけないかと思ったことがあったと。それが2年前の首の怪我。首の神経が圧迫されて、腕の感覚がまったくなくなってしまったそうです。首にメスを入れて、プラスチックの椎間板と置換手術を行い、ネジで止めて、無事治り、今もスケートができていると。

プルさんは、7月に出場予定だったプリンスアイスワールドの東京公演を欠場しました。原因は首の怪我です。首にギブスをつけている写真が公開されていました。古傷のある(はっきりいうと爆弾のある)首の怪我だけに心配されます。新しいジャンプを練習しているときに怪我をしたそうですが、プルさんには、結弦くんの”神”として、できるだけ長くファンタジーオンアイスに出演してほしい。プルさん、そんな爆弾だらけの身体で、リスクを冒してまで新しいジャンプに挑戦なんてしなくていいです! どうか1日も早く回復されますように。結弦くんも、きっと心配してると思う。


ランビとの対談や、結弦くんの単独インタについては、また後日に。


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2018/07/18 20:10 | アイスショー・イベントCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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