羽生選手 上月スポーツ賞受賞歴まとめ & 2014年表彰式での名言(映像あり)

もう1週間も前の話題で恐縮ですが、上月スポーツ賞についてです。

結弦くんは、4年ぶり、5度目の受賞となりました。

2018年9月5日(水)、ザ・リッツ・カールトン東京(赤坂)に於いて、2018年度「上月スポーツ選手支援事業」認定式 並びに 「上月スポーツ賞」表彰式が開催されました。
平昌オリンピック、世界選手権大会等で活躍し、メダルを獲得された24名の栄誉を讃え、東尾公彦専務理事から表彰状とトロフィーが授与されました。
また、本年度は、受賞者の中から顕著なご活躍をされた選手へ、特別報奨金が授与されました。

●名称 2018年度「上月スポーツ選手支援事業」認定式 2018年度「上月スポーツ賞」表彰式

●日時 2018年9月5日(水)11:00~14:00
11:00~ 認定式並びに表彰式
12:00~ 懇談会 支援対象者第17回(2018年度)「スポーツ選手支援事業」支援対象者 78名

●受賞者 2018年度「上月スポーツ賞」受賞者

[水泳] 青木智美 金子雅紀 塩浦慎理 清水咲子 瀬戸大也 溝畑樹蘭 持田早智
[体操] 伊藤正樹 岸彩乃 白井健三 棟朝銀河
[柔道] 朝比奈沙羅 小川雄勢 志々目徹
[スキー] 原大智
[スケート] 髙木美帆 羽生結弦 宮原知子
[卓球] 石川佳純 伊藤美誠 早田ひな 平野美宇
[バドミントン] 嘉村健士
[フェンシング] 上野優佳



結弦くんの、これまでの上月スポーツ賞の受賞歴です。
これが5度目の受賞です。2010年、2012年、2014年は、表彰式に出席してます。
2013年と今年は欠席。海外拠点なので仕方ないですね。

<羽生結弦 過去の上月スポーツ賞受賞歴>

2010年 羽生結弦(東北高等学校) 
世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会2010 男子シングル 金メダル


上月スポーツ賞2010


2012年 羽生結弦(東北高等学校) 
世界フィギュアスケート選手権大会2012 男子シングル 銅メダル


上月スポーツ賞2012


2013年 羽生結弦(早稲田大学) 
グランプリファイナル2012 男子シングル 銀メダル


※欠席のためお写真なし


2014年 羽生結弦(ANA)
第22回オリンピック冬季競技大会(2014/ソチ) フィギュアスケート 男子シングル 金メダル
世界フィギュアスケート選手権大会2014 男子シングル 金メダル
グランプリファイナル2013 男子シングル 金メダル


※この年は大賞受賞でした! 大賞は毎年でるわけではありません。

上月スポーツ賞2014-3


2018年 羽生結弦(ANA)
第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌) フィギュアスケート 男子シングル 金メダル


※欠席のためお写真なし


2014年大賞を受賞したときの、結弦くんのスピーチは、本当に素晴らしいものでした。
まだ知らない人のために、全文掲載しておきますね。

<上月スポーツ賞 羽生結弦選手スピーチ全文>

本日は私たちのためにこのような素晴らしい表彰式を開いていただきまして、誠にありがとうございます。私たちアスリートにとって、この上月スポーツ賞をいただけるということは、大変名誉なことだと思っています。この場をお借りしまして、受賞者代表の挨拶と御礼とさせていただきます。

この表彰式の前に行われました上月スポーツ選手支援事業認定式を拝見させていただき、私も2008年中学2年生の時に初めて出席させていただいたことを思い出しました。この時に、この支援事業は、将来オリンピック競技大会等で活躍できるような、優れた資質のあるジュニア選手がスポーツに打ち込める環境を整えるために支援をしているとお話をいただきました。

あの頃はオリンピックはほど遠いと思っていましたが、認定していただけたので、より頑張っていこうと心に決めていました。おそらく、今回の受賞者の方のほとんどが、この事業でご支援をしていただいたのではないかと思っています。

全国大会や国際大会などに参加できるようになった時に、この支援が大変心強く感じられました。また、2011年度より東日本大震災の特別枠を設定していただきましたことを心より感謝申し上げます。

私事になりますが、上月スポーツ賞は2010年、12年、13年と3回いただいております。受賞のたびにこの1年頑張ってきた、頑張ってきてよかったという思いと、世界との距離が少しずつ近づいてきたことを実感できました。

そして、昨シーズン、まずはグランプリシリーズに出場しました。10月のカナダ大会、11月のフランス大会の2戦ともに、世界王者であるパトリック・チャン選手に力の差を見せつけられました。しかし、この2つの大会で素晴らしい選手と戦えたことによって多くのことを学ぶことができました。短期間ではありますが、学んだことを生かし、練習に集中して取り組み、12月のオリンピックの前哨戦であるグランプリファイナルで、ようやくチャン選手に追いつくことができました。

2月のソチオリンピックでは、とにかく自分自身の演技に集中することだけを考えてのぞみました。3月の世界選手権では金メダリストとしてのぞんだ初めての試合であり、精神的にももっとも大変な試合でした。

しかし、どの大会でも自分をささえてくれるコーチ、トレーナー、家族、そして応援していただいた方々の力をいただき、なんとか結果を出すことができたと思っています。昨シーズンを通して、選手に必要なことは向上心、素直な心、そして感謝の心であることをあらためて痛感しました。

スポーツはとても残酷だと思います。一番努力した者が必ず一番の結果を出せるものではありません。しかし、努力しなければ結果は決して残すことはできません。私たちは最高の結果を出すために感謝の気持ちを持ち続け、今後も日々精進していきたいと思っています。

今後ともご支援、どうぞよろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました。

平成26年8月25日 受賞者代表 羽生結弦



スポーツはとても残酷だと思います。一番努力した者が必ず一番の結果を出せるものではありません。しかし、努力しなければ結果は決して残すことはできません。私たちは最高の結果を出すために感謝の気持ちを持ち続け、今後も日々精進していきたいと思っています。

特にこの部分は、羽生結弦の名言として、語り継がれていくのではないでしょうか。一番努力した者が必ず一番の結果を出せるものではない・・・という言葉は、たとえ一番努力したとしても、結果を出せなければ、ただの言い訳に聞こえてしまう。人一倍努力し、そして最高の結果を残した、選ばれたものが発するからこそ、説得力をもつ言葉なのだと思います。結弦くんは、今年は表彰式に出席できませんでしたが、出席していたら、二連覇した今、どんなことを語ったでしょうか。聞いてみたかったなと思います。


では、2014年の表彰式の結弦くんのスピーチ映像です。なつかしいです。
7分30秒あたりから結弦くんの表彰とスピーチが始まります。


上月スポーツ賞表彰式 大賞の羽生選手、受賞者を代表しあいさつ



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2018/09/12 11:05 | その他(2018-2019)COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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