羽生結弦が後世に残したいプログラム ~「シーズンガイド」感想

新書館から出ている「ワールドフィギュアスケート」の別冊「シーズンガイド」の感想です。

WFSシーズンガイド2018-2019

フィギュアスケート2018-2019シーズンガイド (ワールド・フィギュアスケート編集) ← アマゾンサイトへ


まず、シーズンガイドの(個人的に)よかった点は以下のとおり。

・トロントで撮影された、結弦くんのお写真がいい。
・トロントでの、結弦くんの単独インタビューの内容が興味深い。
・お値段が1200円と、昨年のシーズンガイドの1944円から大幅値下げ
・巻末の選手名鑑でシーズン前の予習ができる。
・メドベのインタが3ページあり、クリケットの雰囲気がよく伝わる内容である。
・今シーズン、コーチを変える選手がとても多かったロシア勢だが、「ロシア勢のコーチ変更と近況」の記事で、そのあたりの事情がよくわかる。


反対に、シーズンガイドの(個人的に)不満な点は以下のとおり。

・サイズが小さい(従来のシーズンガイドの半分の大きさ)
・ページによっては、かなり字が小さい(高齢のスケオタには辛いのでは)。
・全130ページのうち、羽生成分が26ページしかない(約20%)。
・U〇M成分が25ページもある(WFSも、Lifeと同様ページ数を合わせてきたのか?)。
・「平等主義」の総合誌というわりに、圧倒的に男子偏重で、女子のページが少ない。


紙質は悪くはないですが、いつもの光沢紙ではなく、もう少しマットな感じのものになっています。
羽生成分26ページの内訳は以下のとおりです。

表紙(1ページ)
P3~25(23ページ)
魂のプログラム広告(1ページ)
選手名鑑(1ページ)


単独インタビューは、写真インタ合わせて4ページほどです。
そのインタの中で、一番興味深かった質問は「もし自分のプログラムが後世の選手に影響を与えるとしたら、どれであってほしいですか?」です。結弦くんは、それに対して4つのプログラムをあげ、そのプログラムの「どんな部分についてそう思うのか」ということにも言及しています。彼があげた4つのプログラム名については、ここでは伏せますが、「そうだろうな~」と納得するものでした。

うちのブログに来訪される方には、U〇Mアレルギーの人も多いと思いますので、一応そちらにも触れておきます。25ページほどありますが、その内訳は以下のとおりです。

後輩選手のカレンダーの広告(表紙裏)
P26~39 後輩選手(14ページ)
P49~55 復帰選手(7ページ)
選手名鑑(2ページ)
後輩×ネイサン×ボーヤン(裏表紙の裏)


復帰選手は目立たない位置に7ページほどなので、あまり気にならないかもしれませんが、後輩選手の特集は、結弦くんの特集の次に配置され、ページ数も多く、さらに表紙の裏や裏表紙の裏といった、かなり目立つ位置にも配置されています。サイズの小ささや、そのあたりが気にならないのであれば(あるいは、気になっても目をつぶれるのであれば)、お値段も手ごろだし、まあまあいいのでは・・・という気がしました。

どのプログラムか、だいたいの想像はつくかと思いますが、「羽生結弦が後世に残したい」4つのプログラムについては、買わずとも一度立読みでもされてはいかがでしょうか(笑)


シーズンガイド2018-2019-2
壁からひょっこり顔を出してる感じが可愛い(笑)


参加してます。よろしければ、ポチっと応援お願いします♪

フィギュアスケートランキング

関連記事

テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2018/10/23 13:40 | スケート書籍感想COMMENT(8)TRACKBACK(0)  TOP

 | BLOG TOP |