羽生選手 初日公式練習後一問一答、オーサー談話、二日目公式練習情報 ほか
情報が激流で大変(汗) 今日3回目の更新です。
羽生結弦「絶対に譲れない」表現 勝ちの上に目指すもの(20181102 朝日新聞)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦が2日、フィンランド・ヘルシンキで開幕する。今季初めてGPに臨む男子の羽生結弦(ANA)が1日の公式練習後、報道陣の質問に答えた。主なやり取りは次の通り。
――(モチベーションの)炎は消えないまま?
「はい、良い練習ができました」
――ジャンプが軽い感じに見えましたが?
「ちょっと空回りしているかな、とは思います。でも、今日やるべきこと、いま感じるべきことは感じられたと思うので、良い練習だったと思っています」
――(今季初戦だった)オータムクラシックと同様、SPでのジャンプは全て前半に入れる?
「SPは、トーループを(基礎点が1・1倍になる)後半に入れています」
――その意図は?
「やっぱり、勝たなきゃ意味ないんで。ただ『勝たなきゃ意味ない』の上に、自分が表現したいことは絶対に譲れない。大変ではあったんですけれど、後半に4回転を入れつつ、ジャンプ以外の構成も全部後半に入れてっていうことをしています」
――最後のステップなどを見せるために、ジャンプを前半に集めていた
「そうです。最初の方に曲調に合わせたジャンプを跳んで、その後の盛り上がるところで、スピンとステップをやりたいっていう意図があったので。それに合ったものにはなっていると思います」
――GPシリーズ今季初戦に臨む心境は?
「もう、楽しみです。(例年は中国開催で)フィンランドでGPが開催される予定はなかったと思うので、スタッフのみなさんを始め、本当に大変だったと思うんです。けど、そういう中でも試合ができるので、本当に感謝しながら滑りたいなと思います」
――フィンランドには良いイメージがある
「自分にとっては、初めての国際試合がフィンランドでした。ある意味、また新たなスタートがきれたらいいなと思います」
――(以前けがをした)足の違和感は?
「特にないです。けがによる影響は、特に何もないです。今日はちょっとフラフラしていましたけど、それはたぶん飛行機によるものだと思うので、しっかりコンディションを合わせていきたいと思います」(吉永岳央)
羽生結弦がプログラム構成を変更。「自分の気持ちを解放してやりたい」(20181102 Sportiva)
グランプリ(GP)シリーズ・フィンランド大会開幕を翌日に控えた現地時間11月1日午後、男子の公式練習で、羽生結弦はまだ全開という感じではなかった。
「ちょっとフラフラしていましたけど、それはたぶん飛行機での移動の影響だと思うので、しっかりコンディションを合わせていきたいと思います」
羽生自身はこう話していたが、それでも4回転サルコウや4回転トーループ+トリプルアクセル、4回転トーループ+3回転トーループなどは力みのないジャンプで軽く決めた。同時に、ジャンプの合間には、指先をくるくる回してイメージトレーニングを繰り返している姿も度々見せていた。
羽生は「ちょっと空回りしていたかなと思いますね。でも、しっかり地に足を付けて今日やるべきこと、今感じるべきことは感じられたと思うので、いい練習ができたと思います」と振り返った。
曲かけは、ショートプログラム(SP)の『秋によせて』だった。静かな曲の流れの中で4回転サルコウとトリプルアクセルを軽やかに決める。だが、オータムクラシックの時より少し後ろにずらして後半にした4回転トーループ+3回転トーループは最初のジャンプが2回転になって着氷を乱し、やや強引に3回転トーループを付けた。
その後のフライングキャメルスピンはスキップして、チェンジフットシットスピンから演技を再開すると、空間を大きく使ったステップを情熱的に滑り、最後はチェンジフットコンビネーションスピンで締めた。
「ショートの4回転トーループ+3回転トーループを後半にしたのは、オータムクラシックでも言っていたように勝たなきゃいけないからです。ただ、自分がこの曲で表現したいことは絶対に譲れないなと思って……。大変ではあったけど、4回転トーループからの連続ジャンプを少しずらして後半に入れ、そのうえでジャンプ以外の要素も後半にすべて入れるという構成にしました」
ジョニー・ウイアの演技を見て印象が強かったもののひとつに、彼のジャンプの「流れるようなランディングの美しさがあった」と羽生は以前話していた。だからこそ、このプログラムでは曲調が緩やかな前半のうちに力みのない、柔らかな流れのあるジャンプを決めて、後半の曲が盛り上がるところをスピンとステップで自分の感情を表現したいという意図がある。
羽生は「やっぱりジャンプが終わると自分も気持ちをより入れることができますし、ある意味解放されるところはある。そうやって自分の気持ちを解放して、スピンやステップをやりたいという意識がすごくあります」と説明する。この日の練習でも意識していたのが、力みのない軽やかで美しいジャンプだったのだろう。
さらに羽生は、フリーのジャンプ構成の変更についても口にした。オータムクラシックでは4回転ループの後に4回転トーループを入れ、後半最初の4回転サルコウに3回転トーループを付ける連続ジャンプにしていたが、今大会のプログラムプランは、ふたつ目のジャンプを単発の4回転サルコウにして、後半に入って最初のジャンプを単発の4回転トーループにしている。
そして、最後3回のジャンプには、4回転トーループ+トリプルアクセルと3回転フリップ+3回転トーループ、トリプルアクセル+1Eu+3回転サルコウと連続ジャンプを並べてきた。これもやはり勝つための戦略であるとともに、自分が今できる最高の構成にしたいという気持ちの表れだ。
「やっぱり、2回転を一本も跳ばなくてもよくなったというところは大きかったですね。もちろん練習の段階でたいへんなところは何カ所もあったけど、そこはしっかりクリアできたので不安なくできると思います。3回転フリップ+3回転トーループはジュニア以来だと思います。ルッツはまだ足にかかる負担がちょっと大きいのでそれを考慮してフリップにして、最後の3本のジャンプの中に4回転を入れつつ、3回転+3回転も入れました。なおかつトリプルアクセルを2回入れたいという欲張りな考えもあったので……。だったら、4回転トーループの後にトリプルアクセルを入れるしかないなと思ったんです」
オータムクラシック後、技術的にも安定してきたのでプログラムの通し練習をしっかりやってきたという羽生。また、レベルを落としてしまったスピンやステップも、「構成を変えて、かなり練習をしてきましたし、変えたプログラム構成に見合う体力作りもしてきました」とGPシリーズ初戦に意気込む。
納得のいかない演技だったからこそ、より難度の高いプログラム構成にして自分のモチベーションも高める。それはこれまで何度も見せてきた、羽生結弦らしさでもある。この大会でまた、彼の新たな意地を見られそうだ。(折山淑美)
羽生「空回り」もオーサー氏「背負うもの軽く」(20181102 読売新聞)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、フィンランド大会は2日、ヘルシンキで開幕。平昌(ピョンチャン)五輪で2連覇を達成した男子の羽生結弦(ANA)は今季のGP初戦に向け、「楽しみ」と自信をのぞかせた。
1日の公式練習では、ショートプログラム(SP)の曲「秋によせて」に合わせて迫真のステップを披露。ジャンプでは転倒する場面もあったが、笑顔で、うなずくような仕草を何度も見せ、「ジャンプはちょっと空回りしたかな。でも、今日やるべきこと、感じるべきことは感じられた」と手応えをにじませた。
指導するブライアン・オーサー氏は「五輪までは重いものを背負っていたが、それが軽くなった」と話し、羽生も「楽しみながら滑りたい」と語ってきた。それでも、競技者として勝負にこだわる姿勢は変わらない。9月のオータムクラシック(カナダ)から、SPは4回転―3回転の連続ジャンプを基礎点が1・1倍になる後半に入れ、フリーも最後に3本の連続ジャンプを跳ぶなど「勝つため」の構成に変えたことを明かした。
フィンランドはジュニア時代、初めて出場した国際大会の舞台といい、「また、新たなスタートを切れたらいい」と力を込めた。男子のSPは3日、フリーは4日に行われる。(ヘルシンキ 岡田浩幸)
オリンピックチャンネルより
— ミッツ☆mits (@bty_bst_phtm) 2018年11月2日
ヘルシンキでの羽生の4Aチャレンジはないとオーサーが断言https://t.co/blxq6uG25P pic.twitter.com/0BYU94Mxea
今日の公式練習。現地さんより。ありがとうございます!
3Lo 1A ジャージぬぐ 4T-3A+SEQ 2S 1Lo確認 2Lo確認 1Lo 1Lo
— ゆみ (@yumi_0511) 2018年11月2日
オリジン 1Lo 1S 3Lo 4Tこけ 3F-3T 3A-1Eu-3S 最後のコンビネーションスピン変更してて過去の構成と同じになってた、気がする
— ゆみ (@yumi_0511) 2018年11月2日
1Lz 3Lz 4T-3Tタノ 4T-3Tタノ イナからインイーグル4Sot インイーグル4S 1Lo ブリアンのスマホ確認(動画確認かな?) 4Lo 4Lo 3Lo 4Lo インイーグル4S ツイズル3Aotツイズル沢山(笑い) ツイズル3Aツイズル 3Lo 4T 4T-3A+SEQ 4T-3Tタノ 助走なしイーグル4S 3Aこけ インイーグル4S ツイズル3Aツイズル 2T
— ゆみ (@yumi_0511) 2018年11月2日
羽生 順調な仕上がり 公式練習で4回転トーループ―トリプルアクセルも2本成功 (20181102 スポニチ)
フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦、フィンランド大会の公式練習が2日、ヘルシンキで行われ、3日に男子ショートプログラム(SP)を控える羽生結弦(23=ANA)らが参加した。
1番手でフリーの曲をかけて練習した羽生は序盤の4回転ループでミス。前日から4回転ループに苦戦していたが、練習後半にはきっちり修正して3本着氷した。成功すれば世界初となる4回転トーループ―トリプルアクセル(3回転半)も2本成功。精力的にジャンプを跳んで、感覚を確認した。
今大会では9月のオータム・クラシックからSP、フリーともにジャンプの構成などを変更し、より得点を稼げる攻撃的な構成で挑む予定。今季GP初戦に向けて、まずは順調な仕上がりをアピールした。
フィンランドのスケート連盟のニュースに、羽生選手人気と日本からファンと報道陣が大勢訪れていることが書かれています。写真の一部は我らがエリナ・パーソネンによるものですhttps://t.co/D9UC61aAE4
— チャームオブアイス-Charm of Ice (@skatelumo) 2018年11月2日
フィンランドスケート連盟さんから嬉しいお知らせ!
— blue_cosmos (@BluecosmosH) 2018年11月2日
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2018/11/02 21:50 | グランプリシリーズ | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP