菊地さんの本が発売延期・・・これは「あの記事」の影響?

結弦くんのトレーナーである菊地晃先生の「羽生結弦 強く美しく鍛える20のメソッド」が発売延期になりました。予約していた人にもキャンセル通知がきたようです。「発売時期未定」というのは、普通限りなく「中止」に近い「延期」だったりしますね・・・。


羽生結弦 強く美しく鍛える20のメソッド 



理由は「諸事情」としかわかりませんが、もしかしたらあの糞記事が影響しているのでしょうか。ビキニ姿で大股開きしてるモデルが表紙の下品な雑誌に、結弦くんの記事がのってるだけでも不快ですが、それよりなにより記事がひどい。

そして・・・雑誌「週刊FLASH」と、菊池さんが出すはずだった本の出版社は、どちらも同じ光文社なのです。

ネット記事ですが、ソースは12月4日発売の「週刊FLASH 2018年12月18日号」からの抜粋です。
アクセスを稼がせたくない記事ですが、ブログの記事のためにあえてクリックしました。ここに全文載せますので、ゆづファンの皆さんはクリックされませんように。


羽生結弦「足首がゆるゆる」全日本へ出られず連盟激怒(20181206 FLASH)

「スケート連盟には、羽生に対して『全日本を舐めるな!』と憤っている関係者が多い」(日本スケート連盟関係者)

 日本が誇る天才フィギュアスケーター・羽生結弦(23)に何が起こっているのか。事件は11月中旬に遡る。

 グランプリシリーズ(GP)ロシア杯で練習中に転倒し、右足首を負傷した羽生。周囲は欠場をすすめたが、羽生本人が並々ならぬ決意を持って強行出場。しかし、代償はあまりにも大きかった。

 診断は、「右足関節外側靱帯損傷、三角靱帯損傷、右腓骨筋腱部損傷で3週間の安静固定。その後のリハビリ加療に約1カ月を要する見込み」。

 結果、GPファイナルは欠場、全日本選手権の出場も事実上、絶望的となってしまった。

 じつは、12月20日に開幕する全日本選手権は、「史上最高の大会になる」と期待されていた。説明不要の羽生、平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(20)、さらには、引退から電撃復帰した高橋大輔(32)と、日本が誇るビッグ3が、久々の揃い踏みとなるからだ。

「ロシア杯ではドクターから『滑ったら、さらに悪化する』と忠告されたのに出場。問題は止められなかったオーサーコーチ以下、スタッフにある。

 羽生自身も、『2017年のNHK杯以降、弱かった右足首がさらにゆるゆるになってしまった』とこぼしていたことをスタッフは知っている。

 実際に演技構成では、右足で踏み切るジャンプを回避している。もしあのとき止めていたら、全日本には間に合ったかもしれない」(担当記者)

 究極の負けず嫌いゆえに、全日本より目の前の勝負を優先したと信じる「ユヅリスト」は多い。だが、連盟関係者は「強行出場の理由は別のところにある」と指摘する。

「ずばり、全日本選手権出場の回避ですよ。羽生が出場する大会は多くのスポンサーがつくし、視聴率もいい。彼がいることで潤う人が多い。半面、その言動やチーム羽生の傲慢ぶりを煙たがっている人が多いのも事実。それは日本人ジャッジも同じ。

 実際に最後に出場した2015~2016年シーズンの全日本では、世界最高得点(330.43)で優勝したGPファイナルより、44点も低い点数(286.36)しか出てない。羽生は高得点が出にくい全日本に出たくないのが本音。

 ましてや、宇野が完璧な演技を披露し、羽生がミスしたら負けることも考えられる。また、高橋にはトータルの点数では負ける要素はないが、演技構成点では下回る可能性がある。プライドが人一倍高い羽生は、それすらも許せないんです」

 しかも羽生は、2016~2017年シーズンはインフルエンザを、2017~2018年シーズンは怪我を理由に全日本を欠場している。

「世界選手権出場者は、全日本とGPでの結果によって3人が選ばれる。だが羽生は、全日本を2大会連続で欠場しても、実績から世界選手権、平昌五輪に出場している。
 ようするに、全日本に出なくても世界選手権に選ばれると踏んでいる」(スポーツライター)

 羽生の本心はどこにあるのか。

(週刊FLASH 2018年12月18日号)




結弦くんに対する捏造記事や、ひどい誹謗中傷の記事はこれまで散々あがってきましたが、これはかなり悪質な部類に入るものだと思います。全日本に出たくないからわざと怪我をひどくするためにと、目先の試合に強行出場するアスリートがどこにいるのでしょうか。下手をすれば選手生命にすら関わる怪我なのです。呆れてものが言えません。

 究極の負けず嫌いゆえに、全日本より目の前の勝負を優先したと信じる「ユヅリスト」は多い。だが、連盟関係者は「強行出場の理由は別のところにある」と指摘する。

「ずばり、全日本選手権出場の回避ですよ。羽生が出場する大会は多くのスポンサーがつくし、視聴率もいい。彼がいることで潤う人が多い。半面、その言動やチーム羽生の傲慢ぶりを煙たがっている人が多いのも事実。それは日本人ジャッジも同じ。

 実際に最後に出場した2015~2016年シーズンの全日本では、世界最高得点(330.43)で優勝したGPファイナルより、44点も低い点数(286.36)しか出てない。羽生は高得点が出にくい全日本に出たくないのが本音。


どこの連盟関係者なのか実名を記していただきたいものですが・・・それより、なんかサラッと書いてますけど、結弦くんを気に入らない連盟関係者や日本人ジャッジが多く、そのために全日本選手権で点数を出し渋られているということの方がはるかに問題じゃないんでしょうか? 好き嫌いで点数操作してるってことですよ。まあ、その点だけでいうと、まんざらありえないことではないけれど・・・。日本人ジャッジしかいない全日本は、特に派閥加点があるとか言われていますよね。

結弦くんがいるから、スポンサーもつき、視聴率もいいから放映権もテレビ局が高く買ってくれる。以前、レスリングの伊調姉妹が怪我のために全日本選手権を欠場するとなったとき、放映権が大幅に減額されたそうです。これまで、スケ連の収入源として多大の貢献をしてきた結弦くんは、連盟に感謝されこそすれ、疎まれる理由はなにもないはずです・・・本来ならね。

スター選手が出ると出ないでは、スケ連への収入が違ってくるわけですから、「全日本に出なくても世界選手権に選ばれる」のは、結弦くんの考えがどうこうより、スケ連の都合の方が大きいのでは? それに、ファイナル欠場だけで、世界中のスケート関係者から、これほど残念がられている特別な存在です。本人が辞退もしてないのにださないとなると、日本のスケ連は世界中から批判を浴びるでしょう。そんな批判の矢面にたつ根性は、スケ連にはないと思います。


記事内容は全文突っ込みどころ満載できりがないので、このへんでやめておきます。
菊地さんの本の発売延期の件に戻りましょう。

菊地さんにとって、結弦くんは可愛い孫のような存在です。可愛い孫のことで、こんなひどい記事が書かれていると知ったら、おじいちゃんはどんな気持ちがするでしょう? 想像したらわかりますよね? 菊地さんは、講演会で、結弦くんとメドベの熱愛記事のことでも、「二人はいかがわしい関係ではありません!!」と、強く否定されていたとか。根も葉もない誹謗中傷記事に傷ついているのは、菊地さんも同様なのです。

しかも、今回は、結弦くんの怪我についての中傷記事です。長年トレーナーとして、怪我に苦しむ結弦くんを見てきた菊池さんとしては許せないはずです。

羽生結弦の怪我を揶揄し、誹謗中傷する記事を書いた出版社から
羽生結弦のトレーナーとしての歴史とトレーニングのメソッドをまとめた本をだす


これは、かなり抵抗があると思います。もちろん、「諸事情」の内容はわかりません。違う理由かもしれません。でも、「FLASH」の発売時期と、菊池さんの発売延期の時期がほぼ重なるんですよね・・・。私がいえることは、私がもし菊池さんなら、いくら週刊誌とは担当デスクが違うといっても、光文社からは出したくなくなるだろうなということです。

以下は、菊地さんが出すはずだった本の内容です。

<内容紹介>

羽生結弦選手を小学生時代から支え続けた、仙台にある整骨院「寺岡接骨院きくち」の院長・菊地晃氏。出会いは小学3年生の頃。父親に連れられて接骨院を訪れた羽生少年は、著者が毎週日曜夜に近所の体育館で行っている「体幹トレーニング教室」に通い始める。その後、国際大会、さらにはオリンピックにも羽生結弦の専属トレーナーとして帯同。ウォーミングアップの指導や体のケア、メンタルケアまで行う。
本書では、ウォーミングアップ、リカバリー法、本番までのピークの持っていき方、体幹トレーニングなど、帯同のエピソードを交えつつ「日曜夜のトレーニング」でいまも教えているメソッドを紹介。ビジネスパーソンや女性でも、体力づくりや疲労回復に活用していただける一冊。

<目次>
第1章 日曜夜の体幹トレーニング
第2章 国際大会への帯同
第3章 専属トレーナーの仕事術
第4章 五輪2連覇へ
第5章 心を整え、緊張と向き合う
第6章 体の声を聴く

【20の実践例】
骨盤リセットエクササイズ
体幹アップスクワット
菊地が勧める腕立て伏せ 菊地が勧める腹筋
自転車こぎ腹筋
股関節ほぐし
かかと足踏みエクササイズ
緊張の糸を1本残すためのスイッチ
体のぶれを整える「1回転ジャンプ」 〝目力アップ〟セルフ・エクササイズ
眼球トレーニング
休憩時間のプチ・アイシング
手当てストレッチ
分刻みのルーティン
痛みをとる体内バランス
疲れをやわらげる体の使い方
良質な睡眠を誘うツボ
心が整うイメージトレーニング
深い呼吸を意識する習慣
お守り代わりのものを身につける

<著者プロフィール>
1956年宮城県生まれ。'90年、仙台市に「寺岡接骨院きくち」を開業。羽生結弦が小学3年生のときからマッサージや体幹トレーニングを指導してきた。
2011年から専属トレーナーとして海外遠征に帯同。ソチ五輪、平昌五輪でも羽生に寄り添い、心身のケアを行った。
現在でも毎週日曜に、羽生も幼少時に通った体幹トレーニング教室を開催し、多くの小中学生を指導している。'20年東京パラリンピックに向け、パラアスリートのサポートも行っている。



私も含め、楽しみにしていた羽生ファンは多いと思います。出版社を変えるか、なんなら自費出版でも十分黒字になると思うので(笑)、いつか出していただきたいなと思います。


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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2018/12/06 09:45 | コラム・雑誌記事COMMENT(31)TRACKBACK(0)  TOP

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