昨日「アナザーストーリーズ 運命の分岐点「羽生結弦オリンピック連覇~メダリストたちが語る最強伝説」の放送がありました。ゆづファンは皆さん見てると思いますが、万が一見落とした方がいたら再放送があります。日時はこちら。
【再放送予定】2月4日(月)[BSプレミアム] 午後11:45~
こういうことらしいので、「アナザーストーリーズ、よかった~♪」という意見や再放送リクエストは、ツィッターではなく、直接メールで送ってくださいね~♪
昨日の「アナザーストーリー」素晴らしい神番組でした。結弦くんに密着しなくても、アプローチの仕方によっては、そして根底に対象へのリスペクトさえあれば、いくらでも良番組は作れるという見本のような番組でした。反対に、どれだけ密着しようとも、対象を尊重する気持ちがなければ、その番組は、誰にも支持されない駄作になってしまいます。
感想はフモフモさんがすべて書いてくださっています。素晴らしいレビューです。私が拙い感想をダラダラ書くのもアレなので、どうぞこちらを読んでください(←手抜き)
勝利よりも「高み」を愛する人が、その価値観ゆえに羽生結弦氏を愛で上げた「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」の巻でも、これだけは書いておきます。3人のレジェンドの結弦くんへのエールです。
<プルさん>
日本のスケート界が彼をオリンピックに集中させてあげられれば、少なくともオリンピック4連覇までは可能。5連覇だって無理じゃないね。
<バトン氏>
もう彼は「別格」なのだから好きなようにやらせてあげなさい!
<ハビ>
まずは今の怪我をしっかり治してほしい。怪我さえ治れば、あとは好きなだけ前へ、前へと目指していけばいい。もし引退するときがきたら、そのとき初めて後ろを振り返ってほしい。君がのぼってきたのは、今後永遠に語り継がれる道のりだ。その道のりの途中に、僕の名前があるのもお忘れなくね。バトン氏もプルさんもですが・・・今回の番組で一番好感度上げたのは、実はハビではないかと思いました。「ハビは本当に優しい人。優しすぎて競技者には向かないんじゃないかと思うくらい」と言っていた結弦くんの言葉が思いだされました。そして、クリケットのリンクに掲げられているスペイン国旗を見上げながらつぶやいたという「ハビが恋しい」という言葉も。
サン=テグジュペリの恋愛格言です。
愛するーそれは、お互いに見つめあうことではなく、いっしょに同じ方向をみつめることである。これは、結弦くんとハビとの関係にも通じていたと思うのです。同じ方向を見つめ、ときには並び、あるときは抜きつ抜かれつし、抜かれたときは相手の背中を見て、離されないようにさらに精進する。二人は、同じ方向を見ながら、互いに高め合い、世界のフィギュア界を牽引してきたのです。
ハビがいつか言っていた「
ユヅと僕の関係はすべてなんだ。友達でもあり、チームメイトでもあり、ライバルにならなきゃいけない時もある。ワイフみたいなものだよ。ワイフって友達でもあるし、すべてでしょ。その時によって変わるんだ。氷上ではお互いに競うけど、試合が終わればまた友達に戻って一緒に練習するんだ」という言葉が二人の絆の強さを表していますね。
オリンピックチャンネルでの結弦くんがハビに贈った「
永遠に君を尊敬している」というコメントが「
その道のりの途中に、僕の名前があるのもお忘れなくね」という言葉に呼応してるのが何気にすごい。おそらく、ハビのこの言葉を、結弦くんは知らなかっただろうに。
いずれにしても、今回の番組で、なぜハビがモテるのかあらためてわかったような気がしました(笑)
結弦くんへの心ない誹謗中傷に対して、テレビという媒体ではっきり取り上げてくれたのは画期的なことで、それがNHKというところに、重みを感じました。平昌五輪直前に放送された特番が不評だったことの反省でしょうか? NHK、ちょっとは心を入れ替えてくれたのかしら? 「羽生結弦」特番はこれまでもけっこうありましたが、1、2を争うほどの神番組でした。まあ、NHKは、人材も製作費も民放よりずっとあるんだから、これくらいの質の番組作れないはずないんですよ、本来ならね。
大坂なおみさんのコーチ・バイン氏は、大坂さんのことを「
1度の成功で満足する人と、より多くを求める人がいる。なおみは次を求める数少ないタイプの人」と評していました(全く関係ないけど、ANAは大坂さんのスポンサーなんですね。大坂さん、ゆづファンだし、なんか嬉しい。しかし、1月に契約したばかりなのに、1ヶ月もしないうちに全豪優勝して、世界ランク1位。結弦くんも契約半年で五輪金。ANAは持ってるな~)。
プルさんも番組で言っていたとおり、「一度の成功(金メダル)で満足する」スケーターが多いフィギュア界において、結弦くんは、数少ない大坂さんタイプの人です。テレビで元スポーツ紙記者さんが「羽生選手は燃え尽き症候群に無縁の男」と評していましたが(笑)、大坂さんもそのタイプならば、彼女は、これからも大きな成功を手にすることができるでしょう。
3人のレジェンドの結弦くんへの言葉、もう一度振り返ります。
プル「四連覇までは可能。五連覇も無理じゃない」
バトン氏「もう好きにさせてあげなさい」
ハビ「怪我さえ治れば、あとは好きなだけ前へ、前へと目指していけばいい」彼らの結弦くんへのエールは、ニーチェのこの言葉にも通じると思いました。
世界には、きみ以外には
誰も歩むことのできない唯一の道がある。
その道はどこに行き着くのか、
と問うてはならない。
ひたすら進め。私達ファンは、彼の「唯一の道」を信じて応援し続けるだけです。
もしかしたら、終着点は彼自身ですらまだわからないのかもしれない。
でも、彼の選ぶ道に間違いはない。これからも、この先もきっと。

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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ
2019/01/30 15:50 |
テレビ番組・コラム(2018-2019)
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