1/29放送 羽生結弦オリンピック連覇『最強伝説』 情報まとめ その1

皆さん、すでにご存じだと思いますが、来たる29日に、NHKのBSプレミアムで結弦くんの特集があります! 番組情報を2回にわけてまとめておきます。

サイトはこちら。予告動画もあります。
http://www4.nhk.or.jp/anotherstories/x/2019-01-29/10/17687/1453112/


あのハビエルが! プル様が! 羽生結弦の五輪連覇を語る
アナザーストーリーズ 運命の分岐点


2018年、フィギュアスケート 男子シングルで五輪連覇を達成した羽生結弦選手。未だ記憶にも新しいあの歴史的快挙の真価と秘話を、3人の超一流フィギュアスケーターが明かします!

その3人とは66年前に五輪連覇を成し遂げた伝説のスケーター、ディック・バトンさん(89)、羽生選手が憧れ続けたロシアの皇帝と呼ばれるエフゲニー・プルシェンコさん(36)、そして、親友かつライバルでもあるハビエル・フェルナンデスさん(27)。「結弦のことなら」とオファーを受けていただき、賞賛ポイント、独特のすごみ、友情秘話を激白。またハビエルさんには、羽生さんが競技会場で涙した“あの名場面”についても伺っています。

今回は、そんなレジェンドたちを取材した阿部修英ディレクターに、番組の見どころを聞いてきました!


超毒舌解説者も認める羽生結弦

──今回この3人へのインタビューが実現した経緯を教えてください!


もともと僕は、2017年に「浅田真央 伝説のソチ五輪」の回も制作しています。その回は、ありがたいことにフィギュアスケートファンの方々にたくさん見ていただけて、次は誰をやろうとなり、スタッフの満場一致で羽生さんだろうとなりました。
そして羽生さんなら誰の証言が見たいかとなったときに出たのが、バトンさん、プルシェンコさん、ハビエルさんです。
みなさん本当に多忙で、普通は簡単にはインタビューを受けてはくれないそうなんですけど(笑)、“羽生結弦のことであれば”と言っていただき、出演を受けていただきました。

──それぞれどんなお話を聞けたんですか?

バトンさんは現在、フィギュアスケートの超毒舌解説者などで有名ですが、彼がとことん認めているスケーターが羽生さんなんだそうです。羽生さんとの年の差は66歳。ふたりには、10代最後と20代最初のオリンピックで金メダルをとって2連覇をしたほかにも、共通点があることが分かりました。

バトンさんは、フィギュアスケートは“スポーツである以上に劇場(theater)”だとおっしゃいます。点数や高難度のジャンプ以前に、選手には競技中に曲や衣装、パフォーマンスがひとつになっている「劇場」を見せてほしいんだそうです。
バトンさんは、2014年のソチで金メダルに輝いた直後の羽生さんのあるコメントを聞いて、「彼は、フィギュアスケートが結果だけではないということを分かっている」と思ったとのこと。2人ともスポーツ競技で金メダルという「結果」を出しましたが、「フィギュアスケートは結果だけではない」と話します。羽生さんのどんな言葉がバトンさんに響いたのか。この先は、ぜひ番組をごらんください!

また、解説者として60年もの間、競技を見てきたバトンさんならではのお話も必見です。羽生さんが歴代スケーターの中でどう位置づけられるか、1972年の札幌オリンピックで銅メダルをとったジャネット・リンさんや、日本人初のメダリストである伊藤みどりさんとはどんなところが共通しているのか。いろいろな角度から羽生さんを語っていただきましたので、おもしろい内容になっていると思います。

──プルシェンコさんはどんなことを話されたのでしょうか?

プルシェンコさんは2002~2014年の間、オリンピックに4回出場。個人戦金メダル1回、銀メダル2回、団体戦金メダル1回という凄まじい戦歴を残しています。彼がその中で最も大事にしていたのが「戦うこと」だったそうです。中には銀メダルの大会もありましたが、自分を破って金メダルを獲得した好敵手たちが五輪後にすぐ引退の道を選んでしまったことを残念だと思っているんだそうです。

一方で、メキメキと力をつけていた羽生さんが、2014年ソチで金メダルを獲得しましたが、彼は優勝後のインタビューで「次も出ます」と言うんですね。プルシェンコさんは、それがものすごくうれしかったそうです。今後のオリンピック出場についてはもちろんまだ誰も分かりませんが、「戦うこと」を続ける羽生さんへ、その思いを語っていただきました。


涙した羽生になんと声をかけた?

──そして、羽生さんと同門のハビエルさんからは、どんなお話を聞けたんでしょう?

あるとき、「ブライアン・オーサーコーチの元へは、ハビエルがいたから行った」と、羽生さんが発言していた本を見つけたんです。ハビエルさんは、羽生さんの1年前にオーサーコーチの元へ入門していて、当時は“4回転ジャンプを最もきれいに飛べる選手”。そんな人が身近にいれば学びがあると、オーサーコーチの元へ行ったそうです。

さらにその本には、「ハビエルさんがいると負けたくないと思う」と語る羽生さんのコメントも。それについて、ハビエルさんに聞いてみると、「僕もそうだ」とおっしゃいました。2人は親友で、互いに認め合っていながらも、同じ競技で競わなければならないライバルです。ハビエルさんに同門になって2年後のソチ大会のことを伺うと、「彼はこの後勝ち続ける。置いて行かれないようにしなければと思った」と話してくれました。

それから4年、毎年の世界選手権で羽生さんとハビエルさんがそれぞれ2回ずつ優勝、まさに追いつ追われつして迎えたピョンチャン五輪。僕がずっと気になっていたのは、順位が決まりフラワーセレモニーへ行く際、羽生さんがボロボロ泣き出した“あの場面”です。羽生さんは、ハビエルさんが声をかけたとたん泣き出すのですが、中継ではハビエルさんの声は聞こえなかったんですね。今回、番組ではご本人の口から真相を語っていただけました。羽生さんになんと声をかけたのか、楽しみにしていただければと思います!

──スタジオも“フィギュアスケート仕様”になっているんだとか?

そうなんです! 1948年のバトンさんから2018年の羽生さんまで、この70年間で金メダルをとった方々のお写真をスタジオの背景として並べてみました。たくさんの方々が金メダルを獲得してきましたが、改めて見ていただくと、両端の2人のみが連覇をしているんです。長い競技史の中で羽生さんがどれだけのことをやり遂げたのかが分かるかと思います。

──最後に、番組をご覧のみなさんへメッセージをお願いします!

羽生さんの2連覇って、未だ鮮明に印象付けられていますが、一方で実に歴史的で、既にはるか昔のことのようにも感じられると思うんです。そんな今だからこそもう一度、羽生さんゆかりの方々の証言と共にあの感動をもう一度味わってみてはいかがでしょうか。

レジェンドたちの証言をもとに、来季も現役続行を発表した羽生さんの雄姿を、もう一度見てみましょう!



アナザーストーリーズ 運命の分岐点
「羽生結弦オリンピック連覇~メダリストたちが語る『最強』伝説~」

【放送予定】1月29日(火)[BSプレミアム] 午後9:00~
【再放送予定】2月4日(月)[BSプレミアム] 午後11:45~

【予告放送予定】1月28日(月)[BSプレミアム] 午後11:45~
「天皇いのちの旅(2)象徴への模索」内



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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2019/01/24 11:10 | テレビ番組・コラム(2018-2019)COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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