将来のこと、ジャンプの公平性のこと ~ハビのNBCインタより
2月4日から、ロッテのバレンタイン特設サイトが設けられます。結弦くんのも?
バレンタインへ向けて、キャンペーンに関する情報を発信していきます。
— VALENTINE LOTTE (@ValentineLOTTE) 2019年1月31日
豪華7名による各種グラフィック広告は、2/4から特設サイトでもご覧いただけます。お楽しみに!https://t.co/58tjF6QpNF
ハビがNBCのインタビューに答えています。
Javier Fernandez’s last bow to Europe and the world https://t.co/nIuUsb9PJE
— NBC OlympicTalk (@NBCOlympicTalk) 2019年1月28日
Lachika様のツィートです。
ハビのインタを翻訳してくださっています。リンクはこちら
https://twitter.com/FlyHigh_AndFree/status/1090728615086440449
文字制限のため、何度かに分けて投稿されています。上のリンクのツイートですべて見れると思います。ですが、ツイは将来的に削除されることもあるので、自分用のメモで抜粋させていただきます。ありがとうございました。
<NBCSportsハビのインタ抜粋>
- スケートがどんなふうに進化していくと思うか? SPの後はずいぶんと頭に来ていたようだけど。
そう、僕の4Sが回転不足とみなされたんだ。僕のキャリアの中で、出来が悪い時にジャッジが僕を1番にしたときにも頭にきたよ。でも、うまく滑って罰せられても怒るよ。
ジャッジはスロー再生ができて、確認できるんだから。
僕がどんなアクションを望んでいるかわかる?ジャッジはジャンプの着氷を評価するよね、それはいいんだ。でも、離氷だって検討するべきだよ。離氷のときに半回転する選手がたくさんいる。何がフェアなんだろう?そしてフェアではないことは何?
- スケート残したレガシーは?
世界中にスケート大国だけが勝てるわけじゃないと知ってもらうのはいいこと。どの国の選手もそれぞれのストーリーがある。いろんな国の選手がいろんなストーリーを織り成す。祖国のフィギュアスケートの発展を手助けできたらいいな。まだやることがたくさんあるよ!
- コーチ業について
コーチを楽しんでいる。いろんなコーチとたくさんのいろんな経験をしてきて、良いところをもらった。教える方法はたくさんあって、全部もらってきたんだ。いつかコーチをするということをずっと考えてきたよ。(中略)
すでに夏のキャンプをやったんだ(コーチとして)。
でも、それでは僕には物足りなくて。むしろ、毎日スケーターたちに教えたい。僕が教えたいことをやるには時間が必要。僕のショータイムが終わったら、フルタイムのコーチとしてのキャリアを始めるよ。マドリッドでね、うまくいくならば。
- こんなに長く選手として滑ることができたのは?
自分がどんな人間でどんな選手なのか理解する必要がある。自分をプッシュしすぎてもしなさすぎてもだめ。スケーターはジャンプだけではなく、コンプリート(オールラウンド)である必要がある。
最初から、そして時間と共にそのように成長していく必要がある。体が変わっていくティーンエイジャーの時期にプッシュしないように。
それから、目標を100パーセント確実に設定する必要がある。目標は遠すぎてはダメ。達成が不可能な、あまりに遠くの目標を設定してダメになる人をたくさん目にする。
自分にフェアでないとね。僕はつましい家庭の出身なんだ。自分が手に入れられる以上を欲しがらないって育てられた。 僕はいつも同じ人間だったよ。だから、こんなに長く滑ることができたんだ。ユーロ7連覇はできなかったかもしれない。何が起こるかわからないからね。でも、それが現実的だった。
勝たなかったらとしたら、(考え方の)バックアップもあったよ。勝つためじゃない、引退するために来たんだって考えることもできる。そんなふうにならなくて良かったよ!
プレロテ
— yumi ⛸ ずっと幸せでいてね! (@annegreengd) 2019年1月30日
ハビの発言でまた注目されてるけど実は今年 佐野氏がそれに触れてた
再掲だけどこんなにも違うプレロテが未だ採点外である事もハビが主張したい点だよね
ジャッジは一瞬に判断するのは至難だけどそのためにvideoがある pic.twitter.com/IaYcEJtrEL
ハビは、ユーロのSPで4Sの回転不足をとられました。温厚なハビが珍しく怒っていたようです。そして、この刺さった4Sについて、+2をつけるジャッジと、-2をつけるジャッジがいた整合性の無さにも怒っていました。選手は試合に向けて懸命に練習してきているのに、こんないい加減なジャッジをされたら、やっていけませんよね・・・。
上の動画は、私もテレビで見ました。プレロテについて解説してるのは佐野さんですが、同席している無良さんも、某スケート誌でこんなことを言ってました。プロレテの典型的な選手として、某日本人選手を実名であげておられましたが、あえて伏字(〇〇)としておきます。誰かは想像はつくと思いますので。
-では、先ほど挙げた3選手のジャンプについては、どう研究していますか?
それぞれ全然跳び方が違うので、動画を見て、自分の動きとすり合わせて、自分はどういうものができるのか、って。サルコウは特に他の選手たちの動画を見ました。踏み込んで跳び上がるまでの瞬間に実際どういう動きをしているのかっていうところを。これが最後の半回転を回りきるカギだと思っているんですね。〇〇が典型的なんですけど、跳び上がった時点で半回転回って上がっているので、3回転半で済んでいる。それを跳び上がってから4回転回るのか、ユヅみたいに幅と回転力を突き詰めてクオリティの高いジャンプにするのか、それともボーヤンみたいに勢いをうまく使うのか、とかですね。
佐野さんは、ライサチェックを例にあげてますが、日本のトップ選手の一人にも典型的なプレロテの選手がいると、無良さんは言っています。ただ、テレビでは日本人だから例に出せないだけで(笑) 佐野さんの言うとおり、現行ルールでは、離氷は見ない。そのかわり、着氷ばかりが厳しくとられるようになりました。ハビは、それが不公平だと言っているのです。当然の疑問だと思います。ただ・・・この苦言も、引退した今だから言えることなのでしょうね。
プレロテ四回転については、何年も前ですが、高橋選手がモロゾフから指導されたことがありました。一度別れたモロゾフと再タッグを組んだときです。高橋選手はそれを「省エネジャンプ」と呼んでましたっけ。本人が「ちょっとズルしてる」みたいなことも言っていたような(笑)
考えてみれば・・・です。半回転ズルしてるジャンプよりも、正しいジャンプを跳ぶ方が足に負担がかかるのは当たり前です。結弦くんのジャンプの美しさは至高の芸術ですが、だからこそ、足への負担は大きいのかもしれません。
あと問題があるとすれば・・・離氷を見ずに、着氷ばかり厳しくとることで、プレロテのジャンパーが増えてきていることではないでしょうか。正しいジャンプを跳ぶ選手がどんどんいなくなる。プレロテでも、正しいジャンプを跳んでいても、同じGOEがつく現状は不公平すぎます。本当は回転不足をとってほしいけど、それが無理なら、せめて、GOEに反映すべきでしょう。そんなだから、競技としての地位が(日本とロシア以外では)低いままなんですよ・・・。
ハビは、結弦くんの日本での厳しい状況を前から知っていて、スペインのメディアにはこぼしていたんですね・・・(涙)
海外(たぶん🇪🇸)の方のツイによると過去にスペインメディアでハビちゃん羽生くんの事訊かれて「彼は良い子だよ。でも置かれている環境は…」って少し怒って苦言してたんだね。今回の番組感想で海外ツイにぶち当たったら既に母国で羽生くんの環境に関して言及してたっぽい事に驚いてる…ハビちゃん…😢
— けーと🍓🍕 (@jackpot_kei) 2019年1月30日
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2019/02/01 11:10 | その他(2018-2019) | COMMENT(6) | TRACKBACK(0) TOP