ハビのインタ(スペインメディア)とハーシュ氏の記事についての雑感
スペインメディア発のハビのインタです。
ハビのFlamenco On Ice構想は来年までお預けかな❓
— LaChika (@FlyHigh_AndFree) 2019年2月6日
「もっとRevolution On Iceをやりたいし、2020年にはフラメンコと融合させたショーを中国や日本でやりたい」https://t.co/xxoPrrbLk5
昨日の話題との関連ありますが、ユーロのSPの採点について語っています。
翻訳してくださっていますので、抜粋させていただきます。
翻訳ありがとうございます。
SPの採点について
氷(リンクの状態?)について何か言ったり、文句を言うことはできたけど、スコアについて直接不満を言ったのは初めてだった。何かが公平じゃないことに気が付いて、それも一人のジャッジじゃなくて3人。僕は自分の失敗をとても客観的に見ているから、同意できなかった。
(回転不足とされた)4Sをどんな風に着氷したかは僕は氷上で見たんだ。まちがいだったと、ジャッジは別の方向からそれを見たのだと考えることもできるけど、僕はそう思わない。僕はたぶんジャッジは他の選手を推したかったんだと思う。ユーロの王者が世界選手権でもっと力を得られるようにね。
(PCS等の採点が)もっと厳しくてもいいと思う。ただし、僕にだけではなく。
フラストレーションへの対応について
最初の日はむかついていたけど、この世界(スケート界?)で複数の人がメッセージを送ってくれて、心配するな、やらなきゃいけないことをやれって言ってくれた。僕はこのスポーツに100%忠実なスケーターだ。インチキなんかしたことはないし、インチキをされるのも嫌だ。
人々にどのように覚えていてもらいたいか?
完全(オールラウンド)なスケーターとして。『ハビエル・フェルナンデスみたいになりたい』と言ってもらえたら。全く僕と同じじゃなくて、リンクで同じような個性を、すべての音楽に合わせるカメレオンに、毎年異なるスタイルで良いプログラムを滑る、そんな選手になりたいと言ってもらえたらいい。
ユーロのショートはライストで見てましたが、点の出方をみて、ハビの言うとおり、ユーロで引退しワールドに出ないハビより、新しいユーロ代表のエースとして、コリャダくんを推したい雰囲気をなんとなく感じました。コリャダくんにユーロをとらせたら、ワールドに向けて泊付けになりますものね。
平昌五輪後、ハビは、スペインのメディアのインタには「ユヅルは素晴らしかった。でも、2位の選手は点数が高すぎたと思う」と答えていたそうです(笑) 2位の選手のフリーの最初の4Loの転倒が回転不足をとられていません。2位と3位の差はわずか1.66点。回転不足をとるかとらないかでメダルの色が変わりました。私には回転不足に見えました。今でも、本当の銀メダルはハビだと思っています。
TLでは、フィリップ・ハーシュさんの記事が、ゆづファンの間で物議を醸してます。
その記事はこちら
http://www.globetrottingbyphiliphersh.com/home/2019/2/5/nathan-chen-yuzur-hanyu-olympics-world-championships-figure-skating
Siennaさんが翻訳してくださっています。ありがとうございます。
ワードのコピペはスマホでうまく表示されないようなので改めてこちらにスクショを上げておきます。 pic.twitter.com/e9wKJg7PZq
— Sienna✨右足首快癒祈願✨ (@verona_pro_sec) 2019年2月6日
ハーシュさんは、ワールドが地元なので、採点に地元アドバンテージがあるのでは…と匂わせていますが、心配しなくても、結弦くんに関していえば、日本開催での採点はアウェーです。
2014年のさいたまワールド、結弦くんは、ショートの冒頭の4Tを転倒し、回転不足をとられました。
Jスポーツで樋口さんが解説していましたが、スローで見て「回転不足には見えませんでしたけどね…」と言っていたのを覚えています。日本初の男子シングル五輪チャンピオン誕生。その凱旋試合でも、当の五輪王者にそういう厳しい採点をするのが日本という国なのですよ。幸い、フリーで逆転優勝はしましたが、私はあのときのショートの採点は今だにわだかまりをもっています。
あの当時、結弦くんの金メダルがあまり祝福されていない空気は、メディアにもスケート界にもありましたね。男女シングル6位の2人より前に出てはいけない雰囲気がありました。それに比べたら、二連覇のときは、あのときよりもずっと祝福ムードだったと思います。まあ、それが当たり前なのですが。
Hanyu, Ledecká rise above it all in a year when world sport needed them - and other athletes - as salvation from scandal and cowardice. My 32nd annual international sports awards: https://t.co/SOEWy8tNIc
— Philip Hersh (@olyphil) 2018年12月31日
ハーシュさんが、2018年の「WORLD MEN’S ATHLETES OF THE YEAR」に結弦くんを選んでいたことが、ゆづファンの間で話題になっていました。早速、「THE ANSWER」も、そのことを記事にしてましたね。当時タイムリーに記事にする余裕がなかったので、今更ですが貼っておきます。
羽生結弦、米熟練記者が「2018年ベストアスリート」選出 「五輪で史上最高の演技」(20190102 THE ANSWER)
五輪取材歴30年以上のハーシュ氏が2018年の「メンズ・アスリート・オブ・ザ・イヤー」選出
フィギュアスケートで五輪連覇を達成しながら、新シーズンも王者として氷上に君臨する羽生結弦(ANA)。世界にはあまた男性アスリートがいるが、米の熟練記者は2018年の「メンズ・アスリート・オブ・ザ・イヤー」に羽生を選出している。
五輪連覇を達成してもなお高みを目指す羽生。グランプリ(GP)シリーズのフィンランド大会では世界最高得点をたたき出すなどGPシリーズ連勝を飾り、“絶対王者”ぶりをまざまざと見せつけた。
オリンピックの専門家でオリンピックを30年以上取材している、熟練の米記者フィリップ・ハーシュ氏は、自身が運営するメディア「グローベットロッティング」で2018年のスポーツ界で特筆すべき「勇気」と「臆病さ」と「判断力」を体現した個人、組織に言及。今季の様々なスポーツ界での出来事を紹介しつつ、「メンズ・アスリート・オブ・ザ・イヤー」の部門では「ユヅル・ハニュウ」を選出している。
「金ユヅル・ハニュウ(日本、フィギュアスケート) 11月9日の後に彼は足首の怪我により2か月戦線を離脱した。ハニュウは2月のウィンターゲーム(五輪)で復活し史上最高の演技を披露。1952年のディック・バトン以来の五輪連覇を成し遂げた」と寸評をつけて、称賛している。
辛口で知られる同記者だが、羽生に対してはかねてから熱い視線を送ってきた。フィンランド大会のショートプログラム(SP)で世界最高得点を出した際には、「ハニュウを超えられる人間は、この世に1人だけ…それはハニュウだ」と粋な賛辞を送っていた。
世界選手権(3月・埼玉)へ向けてリハビリ中の絶対王者。2019年もアスリート界の主役として君臨する姿を世界が待ち望んでいる。
全米は発狂爆盛りお祭り採点でした。ネイサンの点もすごかったけど、ジェイソンもクワドなしでSP100点超え(笑) ただ、あの採点がワールドでも行われたとしたら、もうフィギュアスケートの採点システムははっきり崩壊したといえるでしょう。
1ヶ月ほど前に「ハニュウを超えられる人間は、この世に1人だけ…それはハニュウ」と絶賛していたハーシュさんの変心(?)に、裏切られた思いのゆづファンも多かったようです。でも、ハーシュさんは、所詮アメリカの記者なので、結弦くんに対抗できそうな選手がでてくれば、ある程度の自国選手アゲは仕方ないのかもしれません。全米でのジョニーの解説にもいえますけどね。ただ、アメリカジャッジの自国選手贔屓はひどいものですが、自国のジャッジにサゲ採点されたり、自国のメディアにサゲ報道されてる五輪二連覇チャンピオンの方が異常な状況なのではないかという気がいたします。

あのヘルシンキでのマジカルモーメント。ふたたび3月のさいたまで見れますように。
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2019/02/07 10:40 | その他(2018-2019) | COMMENT(2) | TRACKBACK(0) TOP