「羽生結弦ネット中傷問題にスケート連盟がコメント」についての雑感 & P&Gゆづ新CM動画

羽生選手「ネット中傷」問題にスケート連盟がコメント 「必要な措置を講じていきたい」(20190408 Jcastニュース)

 フィギュアスケートの羽生結弦選手を誹謗中傷するような記事作成の募集があった問題で、日本スケート連盟がJ-CASTニュースの取材に「取り得る必要な措置を講じていきたい」との見解を示した。

 具体的な措置内容については明言しなかった。一方、今回のケースは記事の書き手、募集主、求人サイトの三者が法的責任を問われる可能性があると弁護士は言う。

■誹謗中傷書込み「非常に残念」

 J-CASTニュースでは2019年4月6日、「『羽生選手』『キモすぎ』で記事書いて 氾濫するトレンドブログ求人、仲介業者も対応強化へ」との記事を配信した。

 ネットで企業や個人が仕事を不特定多数に発注できるクラウドソーシングサイトを運営する「クラウドワークス」(東京都渋谷区)で、羽生選手を誹謗中傷するような記事作成の募集があったと報じた。

 同社は取材に対し事実関係を認め、掲載を止めたと回答。4月9日には同社ブログで「『プライバシー権、肖像権、名誉、信用その他他人の権利を侵害し、損害を与える』ようなお仕事を禁止しており、今後も該当した場合は、即座に掲載を中断いたします」との声明を発表した。

 今回の件を受けて日本スケート連盟は11日、

 「SNS等で選手を誹謗中傷するような書込みがされることは非常に残念であり、これを助長するような動きがあるとすれば、連盟として、取り得る必要な措置を講じていきたいと考えております」

と取材に回答。同連盟に登録する選手へのネットでの誹謗中傷に対しては、何かしらの対応を取る構えだとした。
弁護士に見解を聞いてみた
 レイ法律事務所の菅原草子弁護士は16日、J-CASTニュースの取材に、今回のようなケースは記事の書き手と募集主は民事・刑事上の責任が問われる可能性があり、クラウドワークスのような求人サイト側も「違法な書き込み依頼の場を提供し、掲載を止めなかった場合には、共犯として、刑事上の責任、民事上の責任が問われる可能性があります」と指摘する。

 「民事上の責任を追及したい場合、まずは、ウェブサイトの管理者などに発信者情報開示を請求し、発信者のIPアドレス(ネット上の住所)を取得します。その後、プロバイダーに対し、発信者の氏名住所等の情報開示を請求します。個人情報が明らかになれば、損害賠償請求や、謝罪文を掲載させるなど名誉回復のための措置を取らせることが考えられます」

 刑事責任としては、誹謗中傷の中でも「事実を適示して相手の社会的評価を低下させるものである」と判断されれば、名誉毀損罪に当たる可能性がある。また、事実を適示しない抽象的な書き込みであっても、人を侮辱したと判断されれば侮辱罪に問われる場合もあるという。

 菅原弁護士は、「例えば、単に『ナルシストだ』と言った場合には侮辱罪にあたる可能性があり、『いつも鏡を見て自分をかっこいいと呟いたり、エゴサーチばかりしていて、ナルシストだ』と事実を指摘し、社会的評価を下げた場合と考えられる場合には、名誉毀損罪にあたる可能性があります」と説明する。

 ただし、今回のクラウドワークスのように、

 「利用ガイドラインを作成し、『プライバシー権、肖像権、名誉、信用その他他人の権利を侵害し、損害を与える』仕事の募集を禁止し、実際に違法な仕事の募集書き込みを削除するなどの適切な管理をしているような場合には、掲載サイトとしての義務は果たしているとして、法的責任は問われないことも考えられます」

と付け加えた。

 実際、法的措置に踏み切る場合、被害者本人か法定代理人などが法的手続を行う必要がある。しかし、「第三者がサイト管理者に報告することで、管理者は違法な書き込みの存在を知ることになるため、それを放置すると『プロバイダ責任制限法』に基づき、損害賠償責任を負うことになる可能性があります。このため、管理者はファンから報告を受けた段階で削除する可能性があり、ファンの方などは報告することで書き込みや記事の削減につなげることができるかもしれません」(菅原弁護士)



しかし、これはあくまでも「日本スケート連盟がJ-CASTニュースの取材に「取り得る必要な措置を講じていきたい」との見解を示した」にすぎず、正式に声明をだしたわけではなく、実際大手メディアはとりあげていません。

私がファンになった2012年にはすでに結弦くんへの誹謗中傷は堂々と行われており、スケ連が把握していなかったとは思えません。それを、2019年の今日まで8年近く見て見ぬふりをカマしておいて、今更「取り得る必要な措置を講じていきたい」などと言われても信じられるほどお人よしにはなれません。結弦くんへの虐めについては、大手メディアがとりあげることは不思議なくらいなく、ソチ五輪直後に産経新聞が一度だけ記事にしたことがあるだけです(それもなんらかの圧力があったのか、今は削除されています)。

今回は、珍バイトの件も含め、スケ連推しの選手側が黒幕か?とかスケ連関係者が関与しているのか?などという憶測が流れており、海外にまでニュースが流出して、海外の羽生ファンたちがスケ連に抗議のメールを送っているという話です。三流メディア発信とはいえ、かなりの騒ぎになっているので、さすがにスケ連としても完全スルーはできなかっただけだと思います。とりあえず「スケ連は関与してないよ~」というアピールをしておきたかっただけかなと。でも実際は何もしないと思います。

スケ連の財務状況についての分析サイトです。



 このグラフは収支ではなく収益を見ています。これは前回も出したものですが、放映権料やマーケティング収益がかなりの部分を占めていて、それ以外に大会運営収入が大きな額であります。また、補助金なども12%ほどあります。大会運営収入やマーケティング事業収益などは、ここから運営費や事業費を出しているので、実際にはこれが丸々自由に使えるお金になる、ということではないですが、全体の中でこういったところで動く金額、というのがスケート協会の中では大きく占められている、というのはわかります。

放映権料も主催大会の収益も、ほとんどがフィギュアスケート由来のものです。マーケティング事業収益の内訳はわかりませんが、これもおそらくフィギュアスケート由来のものが大きいでしょう。一方で、強化費は、フィギュアよりスピード系種目の方が掛かっている、という現実があります。誤解を恐れず言ってしまえば、フィギュアスケートは補助金がなくても単独で実はやっていけるが、それ以外のスケート系競技はフィギュアで得た収益あるいは補助金で支えられている、というのが現実です。



スピスケはどれだけ強くなっても、連盟にとって稼げる競技ではありません。おそらく、これからも稼げるようにはならないでしょう。フィギュアがスケ連のATMだと言われる所以です。そして、フィギュアが稼いだ収入は、フィギュアの選手より、スピスケに厚く使われているのが現実です。ただ誰のおかげで、今それほどスケ連が潤っているのか・・・と考えれば、これまでの結弦くんへの処遇は本当に信じられない思いです。

3月の世界選手権では10憶稼いだのではないかと言われています。公式練習のチケットがぼったくり価格の3500円で販売されても即日完売。公式練習チケットだけでも4000万の売上だとどなたかが試算していました。でも、それは誰のおかげなのでしょうか?

私は真央さんのファンではないですし、バンクーバーでのキム・ヨナの優勝は妥当だと思っている人間ですが、それでもバンクーバー五輪のとき、真央さんより、某男子選手の方がスケ連に優遇されていたのは確かだと思います。某男子選手のフリーでのTES9位でPCS1位がそれを物語っています。この頃のスケ連の稼ぎ頭はダントツで真央さんでしたが、一番スケ連に貢献している選手が一番優遇されるわけではないのが、スケ連の伝統のようですね。スケ連は「平等主義」と言いますが、実際は平等ですらありません。


 ← アマゾンサイトへ

 ← アマゾンサイトへ

世界選手権特集で、4月は色々な本がでていますが、「通信」と「応援ブック」は100%羽生本です。この2冊は、昨年発売直前に発売差し止めになり、回収騒ぎがありました。そのときは、「スケ連が差し止めさせた」「いや、羽生サイドが差し止めさせたのでは」といろいろな憶測を呼びましたが、今は「スケ連がさせた」ということが大勢の見方になっています(昨年、うちのブログで「スケ連説」を書いたときは、躍起になって否定するお客さんが多数おいでになりましたが)。

以前と違い「協力:日本スケート連盟」の文字があります。この2冊は価格は変えていませんが、以前より大幅にページ数が減っていることをみても、スケ連にそれなりの上納金を払ったのだと思われます。「Sportiva」や「Number Plus」のような大手ではありませんから、上納金を払っても、「100%羽生結弦」路線でなければ生き残れないと考えたのでしょう。反対に「Memorial」はスケ連に上納金を払わずに羽生成分を減らす方向性を選んだようで、「90%羽生結弦」だった頃の面影はまったくありません。弱小出版社がこの路線ではたして生き残れるのかどうか、興味のあるところです。

本当に「平等主義」なのであれば、なんであれ「100%羽生」本は許可しないはず。要は、「羽生本ばかり書店に並ぶのは気に食わない」が「お金を払うのなら大目にみてやるよ」ってこと。羽生結弦は嫌いでもお金儲けにはとことん利用する。本当に呆れるほど悪質な団体です。そういえば、羽生本が減るのと並行して、復帰選手本がやたら出版されるようになりました。選手としてピークのときですらあんなに発売されることはなかった。羽生本を巡る一連の出版業界の動きとまったく無関係とはいえないでしょうね。

結論からいうと、身も蓋もないですが、この方のツイと同じ思いです。



私の予想を良い意味で裏切ってくれるといいのですけどね・・・。


P&Gの修造さんとのコラボCMの新バージョンです。今日からテレビ放送も始まっています。

一生に一度の感動・決勝生観戦のチカラ篇



参加してます。よろしければ、ポチっと応援お願いします♪

フィギュアスケートランキング

関連記事

テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2019/04/19 11:05 | その他(2018-2019)COMMENT(11)TRACKBACK(0)  TOP

 | BLOG TOP |