羽生結弦の所属先ANAのアスリート支援の流儀
結弦くんの所属先ANAのアスリート支援の流儀?方向性?的な記事がありましたので紹介します。
企業のスポーツ支援とは ANA担当者に聞く 「活躍するまでの過程が魅力」(20190504 毎日新聞)
スポーツのトップアスリートを企業が支援するケースが増えてきた。企業としてはアスリート支援をどのように位置づけているのか。フィギュアスケートの羽生結弦選手が所属し、テニスの大坂なおみ選手のスポンサーでもある全日本空輸(ANA)の担当者に話を聞いてみた。【米田堅持】
支援の形態もさまざま
ANAの場合、所属選手は羽生選手と競泳の瀬戸大也選手の2人だが、他にもグループ会社の社員アスリートとして活躍したり、個人やチームとしてのスポンサー契約という形を取ったりするなど支援の形はさまざまだ。支援種目も身体・知的障がい者水泳、バドミントン、バレーボール、ブラインドサッカー、野球の侍ジャパンなど多岐に及んでいる。
スポーツ用品メーカーのような直接のつながりはないものの、国内男子ゴルフのANAオープントーナメントは1973年からスポンサーとして参加しており、スポーツ支援の歴史は国際線参入よりも長い。現在では、東京マラソンなどのスポンサーをはじめさまざまなイベントにも協賛している。
転機はJOC協賛と福原愛さん
ANAにとって転機となったのは、2005年に日本オリンピック委員会(JOC)へ協賛したことだ。同年には卓球の福原愛さんとスポンサー契約を結び、07年からは同社初の所属選手となって活躍した。その後、13年に羽生選手、17年には瀬戸選手と、五輪競技の所属選手が増えるきっかけとなった。羽生選手は14年ソチ大会、18年平昌大会と冬季五輪で連続の金メダルを獲得しているが、ANAの担当者は「メダル獲得など活躍はもちろんありがたいが、スポーツ選手は活躍する時ばかりではない。仮に表彰台に上がれなかったとしても、頑張る姿や活躍するまでの過程も魅力となっている」と語る。16年のリオデジャネイロ夏季五輪以降、実質的に選手活動がなかった福原さんは、最近まで同社の所属選手だった。担当者は「ANAの顔として長年支えてくれた福原さんの功績をたたえ、感謝の気持ちを込めて引退後もサポートしてきた」と話す。
グループの一体性を醸成する社員アスリート
羽生選手、瀬戸選手、大坂選手のようなトップアスリートだけではない。ANAには14年からJOCの就職支援制度「アスナビ」を通じて、グループ会社に就職しながら競技生活を送る選手もいる。ラグビーやスピードスケート、さらにはパラリンピアンも含め、夏冬関係なく多彩な選手がANAに11人、グループ全体では27人在籍している。
社員が出場する大会には、グループ会社の社員が一丸となって応援する。数十人の社員が観客席から声援を送る姿を見て「応援してもらいたい」とANAに入社した選手もいるほどだ。ANAの人事担当者は「社員アスリートの業務は、人事部門のサポートなどを担当してもらっていることが多い。あいさつがしっかりしていて礼儀正しいので職場の評判は良い。世界の中で努力して挑戦する姿を見せることで社内の活性化にも一役買っている」という。
五輪後も支援続ける
ANAは今年1月、大坂選手ともスポンサー契約を締結した。かつては国内線のみだったANAも、現在は国際線から多くの収益を上げるようになり、よりグローバルな視点での取り組みが必要となっている。大坂選手との契約は、より幅広く世界に普及している競技の選手を応援するという意味合いがあるという。
20年東京五輪・パラリンピックが間近に迫っているが、ANAは東京大会が終わった後もスポーツへの支援は続けていくことにしている。
ANA所属アスリートページ
https://www.ana.co.jp/hbhf/athlete/
羽生結弦プロフィールページ
https://www.ana.co.jp/ana-info/ana-athlete/hanyu.html
#羽生結弦さんが恋しい
— 雪 (@ForeverGirl1207) 2019年5月1日
今より有名じゃなかった高校生のゆづる君を「笑顔が素敵だから」と
言ってスポンサーになってくれたANAさん。先見の明が素晴らしい。
今も適度な距離感を保ちながらもしっかりゆづるくんを守ってくれて
ありがとうございます!! pic.twitter.com/D3SESbfOSF
18歳だったんだね。
— みさ🍀🍀 (@sami_stream) 2019年5月4日
羽生に翼を。
ANAさんありがとうございます😊 pic.twitter.com/ofAZQkl2X8
以前からブログにも書いてますが、本当にANAさんは良い買い物をしたと思います。所属契約してたった半年で五輪金をとってくれるなんて、コスパ良すぎ(笑) しかも、所属アスリートが五輪二連覇、国民栄誉賞までとってしまうなんて想像も期待もしてなかったでしょう。平昌五輪のANA報告会のときは、結弦くんを前にして、社長の方が緊張してた(笑)
確かに、スポンサー契約した18歳のときは、結弦くんはスケオタ以外にはさほど有名ではなかった。ワールド銅はもっていたけど、契約時はまだソチの金メダル候補ではなかった。それどころかメダルをとれるかどうかすら未知数だった(一応メダル候補の一人ではあったけど)。もし「笑顔が素敵だから」という理由でスポンサーになってくれたのであれば、ANAさん、無欲の勝利ですね(笑)
ANAさんの応援の仕方は仙台と似てる。押しつけがましくなく、でもいつも愛情をもってあたたかく見守ってくれています。願わくば、結弦くんが引退した後も、世界中を飛び回ることになるであろう彼をサポートしてくださるとありがたいです。
ANAさん、いつもありがとうございます。これからも結弦くんのサポートをよろしくお願いします。
中国weiboのANA公式ページのお写真♪


この動画も素敵です。以前にも貼ったかもしれませんが、再掲します。
羽生結弦、所属先のANAに「ただいま!」
平昌五輪フィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦選手が、所属するANAの報告会に出席した。ANAグループの社員約60人に拍手で迎えられた羽生選手は、「所属先なので『ただいま!』と言ってもいいですか?」と笑顔であいさつ。続けて、「一番重いメダルを持って帰ることができてよかった」と語った。同社から家族分のファーストクラス往復航空券をプレゼントされると、羽生選手は「これまでに2回、ファーストクラスに乗せていただいたことがある。あの特別な空間を家族全員で味わえるのはうれしい」とコメント。「どこに行きたい?」と聞かれると、「なるべく高い所にしようと思う」と満面の笑みを浮かべていた。
参加してます。よろしければ、ポチっと応援お願いします♪
フィギュアスケートランキング
- 関連記事
2019/05/08 11:05 | その他(2018-2019) | COMMENT(4) | TRACKBACK(0) TOP