「羽生結弦は孤高の戦士」 ~Toshl、羽生結弦を語る 2
grapeにも、としさんのインタきてます。
前回の、grape独占インタビュー第1弾はこちらです✨
— grape (@grapeejp) September 20, 2019
【独占インタビュー】龍玄とし(Toshl)の個展に潜入! 羽生結弦から影響も… https://t.co/kDwdWffmyu @grapeejpさんから
以下、結弦くんについての部分のみ抜粋します。青字はとしさんのインタ部分です。
【独占インタビュー第1弾】龍玄とし(Toshl)の個展に潜入! 羽生結弦から影響も…
さまざまな人との出会いが、龍玄としさんの作品作りを支えていました。その中でも、羽生選手との出会いも大きかったといいます。
『マスカレイド』でパフォーマンスをした羽生選手は、歌っている龍玄としさんの中に入り込んで全身全霊で演じていると語っていました。その『魂の舞』を歌いながら何度も見た龍玄としさんは…。
人として心から尊敬します。とても語り尽くせないすべてが圧倒的な人、そんな人が僕の中に入って全力で『マスカレイド』を表現してくれました。それは感動を超えた感動のコラボレーションでした。本当に凄まじく美しかった。
そんな『マスカレイド』を僕が絵として表現するなら、「中途半端なことはできない。今度は僕が羽生結弦さんの中に入って、全身全霊で描き切ってみよう」と思ったんです。

【独占インタビュー第2弾】龍玄とし(Toshl)、羽生結弦との秘話を語る
龍玄とし「羽生結弦は人生のプロフェッショナル」
2019年5~6月にかけて日本全国4都市で上演したアイスショー『ファンタジーオンアイス2019』。
羽生結弦選手や宮原知子選手、紀平梨花選手らがパフォーマンスを披露し、龍玄としさんはアーティストとして出演しました。
ショーでは、龍玄としさんの生歌に合わせて羽生選手が演技を披露。その時の秘話を明かしてくれました。
―羽生選手と共演してどうだった?
羽生選手は、人生のプロフェッショナルです。
自分との向かい合いかた、人としての立ち振る舞い、周囲へのリスペクト、また考えかたもそれを実行する気力も本当に圧倒的に素晴らしいです。
僕の楽曲で演技をするにあたって、楽曲を何度も何度も聴いてくださるだけでなく、僕という人間の人生の背景や想いまで全てを把握しよう、感じようと努め、それを心身に入れて込んで、僕自身になりきって演舞してくださいます。
完璧に表現するために、人生の全てをフィギュアスケートに捧げ、日夜練習に励み、フィジカルもメンタルも鍛え抜き、そして人間業を超越したパフォーマンスを私たちに見せてくださるアーティスト。
嘘や、まやかしが通用しない、真剣勝負の世界で戦い続ける孤高の戦士のようです。
ただただ、その純粋さと美しさに感動させられてしまいます。
ファンタジーオンアイスのツアー最終日には、羽生選手からサプライズがあったことも教えてくれました。
最終公演での『CRYSTAL MEMORIES』という楽曲でのパフォーマンスでは、それまでの演技の位置などサプライズで振り付けを変更してくれました。
まるで僕に捧げているかのような渾身のパフォーマンスでした。
公演初日のインタビューで「最終的には『CRYSTAL MEMORIES』はとしさんに捧げたい」といってくださっていた羽生さんの有言実行の言葉、深い想いが伝わりすぎて、もう涙が止まらなかったです。
また、氷上のサプライズだけでなく控室でも羽生選手の人柄を表すような出来事があったといいます。
最終日、控室に入ると羽生さんからの直筆のお手紙がテーブルの上に置かれていました。
それは、絵を描いている最中、さまざまなことに悩み、筆が進まなくなった時などにも僕にとって本当に大切なお手紙でした。
そのお手紙を開いて読み入ることで、また前へ進めることも何度かありました。
ほかにも羽生選手には、ほぼ毎回のように僕の控え室に直筆メッセージ付きで差し入れもいただきました。東北の銘菓や果物など、東北の復興を願っての彼らしい優しさと思いやりに溢れたものでした。
そういうところにも心根の深さを感じました。
龍玄としさんが『人生のプロフェッショナル』というのが分かるような気遣いに驚きますね。
ブログに公開した手紙には「Toshlさん よろしくお願いします!今回もすごく楽しみにしてます!全力で頑張ります! 羽生より」と書いてありました。
実は、ツアー中に龍玄としさんも羽生選手にサプライズをしていたといいます。羽生選手がクマのキャラクター『くまのプーさん』を大好きなことを知っていたため…。
―くまのプーさんのTシャツは手作り?
夜な夜なスワロフスキークリスタルを貼り付けた手作りのTシャツです。
リンクでリハーサルをしていた羽生さんがリンクサイドにいた僕にスーッと近づいて来てくださったので、ガバッとジャケットを開いて下に着ていたそのTシャツをお見せしたんです。
「可愛いー」って羽生さんがプーさんを触ったら、接着剤が乾ききっていなかったクリスタルがボロボロ落ちちゃって。
二人で笑いながらリンクに落ちたクリスタルを拾い集めました(笑)。
羽生選手に喜んでほしくて作ったというTシャツ。サプライズで見せたところ、とても喜んでくれたそうです。
嘘や、まやかしが通用しない、真剣勝負の世界で戦い続ける孤高の戦士
としさんのこの言葉・・・オータムでの理不尽な採点の後だけに、心に沁み入ります。
悲しいことに、フィギュアスケートは、バイアスまみれの「嘘とまやかし」が通用する世界です。その中で、嘘とまやかしのない技術で、不当な扱いを受けながらも、自国にすら守ってもらえず、それでも真向勝負し続けているのが羽生結弦なのです。まさに孤高の戦士といえましょう。
今、海外では、コーチたちは、子供達にプレロテジャンプを教えているそうです。そりゃ、離氷は見ない現状、その方が効率的です。空中での回転数が少なくすむ。本当なら四回転跳ぶ能力がない選手でも跳べるわけです。「正しい技術」より「点数を重視」するのなら、私がコーチでもそう指導するでしょう。プレロテジャンプが推奨されるようになったのも、正しい技術で跳ぶ選手がトップにいるにも関わらず、プレロテのエッジも怪しい選手をごり押しして認定させてきた日本のスケ連の罪です。日本人として本当に恥ずかしい。日本は、大きな負の遺産をフィギュア界に残しました。
今となれば、結弦くんがパトリックやハビとトップ争いをしていた時代は、今よりは採点のバイアスももう少しマシで、真っ当な技術の選手が多かったように思います。アメリカから有力男子が出始めてから、アメリカの介入が露骨になってメチャクチャになった。結弦くん、コリヤダくん、ボーヤンあたりが引退したら、正統派のジャンプを跳ぶ選手は絶滅するだろうと言われていますね。そう考えると、フィギュアスケートの未来には絶望しかありません。
それにしても、こんなことしても、羽生結弦の人気を落とすことはできません。反対にファンの応援の熱がますます高まるだけ。そして、「競技団体に守られてる&推されてる」選手がヒール役になって嫌われるだけ。ISUも各国のスケ連も、フィギュア人気が欲しいのか、どうでもいいのか、どうしたいのか、さっぱりわかりません。
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2019/09/21 11:10 | アイスショー・イベント | COMMENT(4) | TRACKBACK(0) TOP