全日本とMOIチケット情報 & アイスダンスカップルの難しさとは?

全日本選手権とメダリストオンアイスのチケット、ほか詳細がUPされています。

この男子の並びがわからないだけど…。
全日本選手権の順位というのなら、1位と2位の選手が中央よね? 
なんで田中くんが真ん中なの? 
それにしても、結弦くんって、本当に端のポジションが似合わないな(笑)



NHK杯はぴあ独占でしたが、全日本はローチケ独占。


全日本より、MOIの方が先に販売されるのね。


今年の全日本、プレゼントの投げ込みは全面禁止になりました。つまんねー国だね、日本って。
来年のグランプリシリーズは、投げ込みもバナーもオールOKの中国やロシアに出場してほしいな。


某選手のアイスダンス転向が話題になっています。
それについて元アイスダンス選手の木戸さんの見解です。なかなか面白いです。


このコラムも面白かったです。


競技のカップルは、恋愛のカップルより妥協が難しいという話。一部抜粋します。

カップル競技はなぜ日本で広まらないのか?

その疑問を探る前に、ある日本人の元アイスダンス選手の言葉から始めたい。「陸上では片目をつぶれるけど、氷上ではつぶれないんですよね」と、冗談交じりに確信めいたことを言ってくれた。

「普通に付き合っているときは、どうしても目につく部分があっても許せるけど、競技では許せないことがあるんですよ。うまく滑れない相棒をずっと許していたら、絶対に勝てないですから」

端的でわかりやすい証言。フィギュアスケートを見ていると、中堅層だけでなく、国際的に評価が高いカップルでも結構別れたりくっついたりしている。氷上を越えて恋愛関係であろうとなかろうと、「片目をつぶれない」競技性――。本質を突いた言葉をもらった気がした。

社会学者の大澤真幸は著書「恋愛の不可能性について」で、恋愛において相手を単純に好きと言うことは不可能であることを証明している。それが冒頭の発言ともリンクしていて、なんとも面白い。以下、簡単に説明を。

誰かを好きと言うことは不可避に、他の誰かではない理由に支えられている。「趣味が合うから」「背が高いから」など理由を挙げれば挙げるほど、同じような条件がそろった人ならば、その「誰か」ではなくても良いのかという問いが待っている。他人と比較するという意味でとても相対的だが、実際には、恋愛に求めるのは絶対性だろう。

「私は君が君だから好き」と純粋に証明できればいいが、人は考える。その理由を挙げるならば、唯一性は存在しなくなる。それを「不可能性」と言い表す。ただ、人はその不可能性を抱えながらも恋愛する。それが冒頭に挙げた「陸上」の論理で、なにがしかに「片目をつぶって」絶対性を追い求めていく。

ところが、氷の上では事情が違う。両目を開けて相対的に見るしかない。周りは、今のパートナーとの比較対象だらけ。そもそも得点という相対的な評価の上に成り立っているフィギュアスケート競技を続ける以上、許せないことは必然に出てくる。

「ツイズルの回転速度が遅い…」「リフトの時に力強さが足りない…」

互いに噴き出る不満は、相対性の中に2人を落とし込む。勝つためには別れを選ばないといけないときもある。もちろん、男女の関係と、あくまで競技の上でのパートナーという違いにはあるが、本当の男女関係であることと、疑似恋愛としてパフォーマンスすることが主な競技性のなかに、少なからず重なる要素はあってもおかしくない。「氷上では片目をつぶれない」発言に、カップル競技の難しさが集約されている。



恋愛は、相手の欠点が見えても、ある程度妥協というか、片目つぶって付き合うことはできる。とりあえず愛情があれば、多少の欠点は許せるもの。でも、競技だとそうはいかない。ペア競技はシングル競技より、活動費用がかかる。欠点に目をつぶって延々と組んでいても、時間の無駄、活動費用の無駄でもある。恋愛よりもドライに考えざる得ないのはわかる。競技者は、所詮結果がすべてだから。そう考えると、競技カップルがリアルカップルでもあるとマイナスだといわれるのはわかります。よけいややこしくなる(笑) 確か、中国ではペア競技の二人は恋愛禁止だったんじゃないかしら。

他人に合わせるストレスもある。木戸さんも、アイスダンスカップルは喧嘩が多いと。パパシゼやメリチャリ、テサモエなど、世界のトップをとったダンスカップルは、子供時代から組んでいるカップルが多いけれど、これはすごく幸運な出会いなのだと思う。

村元さんは、シングルからダンスに転向して、最初は野口さんという人と1年組んで解消。その後、クリスと組んで3年でペアを解消しました。クリスとの解消はスケオタの間でも不思議がられていました。3年組んで、ようやくいい感じになってきたと思われた矢先だったからです。これも、木戸さんや阿部さんの言うところの、カップル競技の難しさなのでしょうか。

村元さんがクリスと組んで3年であそこまでいけたのも、クリスが経験豊富なダンサーだったからでしょう。ペア競技は、女性より男性のスキルの方が大事なのです。しかし、村元さんが今度組む相手は、地道な努力が好きそうではない、アイスダンス未経験者です。しかも年齢は33歳。先日、五輪チャンピオンのテサモエが引退しましたが、モエは32歳でしたよ。

私、ルールはよく知らないけど、見る分にはアイスダンスわりと好きなんですよ。少なくとも、全然面白くない(結弦くん以外の)男子シングルよりはずっと好き。日本は、シングルで大成できなかった選手がペアやダンスに移行することが多いせいか、選手もペア競技を軽く見ている傾向はあるように思います。安藤さんが出産後に復帰したとき、「シングルはジャンプがあるから、ダンスと違って大変なんです~」みたいなことを発言して、批判されていたっけ。でも、それが多くの日本のシングル選手の認識かもしれない…とは思った。33歳でダンス転向したこの選手も、たぶん同じような考えなのだろうと思う。ダンス舐めてるんでしょうね。


北海道のNHK杯でもあの状況でしたから、全日本はさらに激戦でしょう。今季はずっとお茶の間観戦になりそう(涙)


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2019/09/28 14:30 | 全日本選手権COMMENT(11)TRACKBACK(0)  TOP

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友野一希選手、山本草太選手、須本光希選手、三宅星南選手・・・とりあえず、地雷は回避されてるようです(笑)


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目次を一部抜粋します。

<レポート&インタビュー>
004 羽生結弦
024 宇野昌磨
038 高橋大輔

<独占インタビュー>
052 田中刑事 以下続く

<特別企画>
020 幽玄とし



目次をチェックすると、4~19ページまで結弦くん。20~23ページまでとしさん。羽生オンリー派からいうと、価値があるのは、この20ページかなと思います。地雷成分は24ページからノンストップで51ページまで、28ページあります。羽生成分より地雷が多いということですので(笑)、オンリー派は書店で確認してからの購入をお勧めします。

他の男子選手は、田中くんと島田くんが各8ページで多め。山本くんと友野くんが各4ページ。女子のトップ選手が各4ページといったところ。今季の注目株で実績のある紀平さんより、田中くんや島田くんの方が多いのはびっくりかな。このお二人、現状そこまで需要があるとは思えないけど。まあ、オンリー派で買う人は少ないでしょうから、どうでもいいですが(笑)


ついでに、今日発売のマガジンの目次貼っておきます。

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