4ルッツ論争ちょっぴりまとめ

今日、全日本の抽選販売の結果発表日でしたが、奇跡的に男子ショートがご用意されました。
NHK杯が全滅だったので、1日だけでもありがたいです。12月は東京か…。


さて、ロシアのエテリモンスター軍団がシニア上陸したこともあってか、結弦くんのオータム回転不足判定騒動があったからか、結弦くんが「下で回る」発言も影響してるのか、スケオタのプレロテ&フルブレ検証がいろいろされているようです。ということで、4Lzについてのあれこれをちょっぴりまとめておきます。

中国杯では、回転不足判定がけっこう厳しかったようで、女子のプロトコルをみたら、女子で刺されていないのはタクタミ姐さんだけだった(笑) あとはぶっ刺し祭でしたね。優勝したシェルバコワ選手は刺されたのは1本だけでしたが、4Lz2本と3Lz2本にすべて!がついていた。そんなこともあり、ロシアのスケオタやコーチが文句をつけているようですね。

この検証画像をみる限り、シェルバコワ選手が!をとられるのは仕方ないでしょうねえ。



宮原さんはちゃんとスケートの刃の外側に体重をのせ体が外側に倒れていますね。彼女は下族で回転不足癖はあるけど、エッジはまともなのです。むしろフリップの方が苦手ですよね。中国杯では、後半の3回転は3本ともすべて刺さっていました。私も3Lzはスローでみなくても絶対刺さっていると思っていた(笑) シェルバコワ選手が意外と点数が伸びなかったのは、ルッツすべてに!をとられていたからですね。減点されてもたいていの選手には勝てるので、跳ぶ価値はありますが。エテリも!とられても高得点とれるから、あえて直さないのでしょうね。

ボーヤンとの比較動画をもう一度貼っておきます。
動画でみても、プレロテだけでなくエッジも怪しいですね。


お手本4Lzをどうぞ。


フモフモさんも4Lz談義に参戦(笑)





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2019/11/11 18:35 | 問題提起COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

通信発売予定3連発!& 最新号「Sportiva」で感じた供給側の驕り

昨日、天皇皇后様の即位パレードがあり、約12万人が沿道に集まったそうです。
そう考えると、一人のフィギュアスケーターの凱旋パレードに約11万人集めた羽生結弦ってすごくね?

東京のど真ん中で行われた皇室の国家行事のパレードと、仙台で行われた一人のアスリートのパレード、集まった人数がたった1万人しか違わないって…。パレードは東京でやるという話もあったそうですが、結弦くんが仙台でやりたいと希望したとか。もし東京だったら、どんだけ集まっていたんだろう…(汗)


さて、話が変わりますが、通信が荒ぶっております。やる気に満ちています。
NHK杯特集号どころか、ファイナル特集号・全日本特集号の発売予定までアマゾンにすでにUPされています。売上が好調なのでしょう。大変良いことですね。オンリー本の道を開いた通信にはマジで頑張っていただきたい。








応援ブック、プリンスは、オータム特集号はだしたものの、スケカナ特集号は見送ったみたい。NHK杯はどうするのかな? オータム特集のアマゾンランキングを見る限りでは、通信が応援ブックやプリンスをリードしていたように見えたので、スケカナ特集を見送ったということは、二誌は予想外に苦戦してたのかな?という気もいたします。

羽生表紙であればなんでもかんでも売れるという時代もありましたが、今は消費者も選択するようになっているので、羽生人気に胡坐をかいた本作りをしていると足をすくわれるでしょう。

通信については、近々最新号が届くと思うので、また感想書けたら書きます。

「羽生結弦が勝つか負けるかでは売れる本の部数が違う」とは某写真家さんの講座での言葉。そういう意味では、スケカナ号は売れるでしょう。今季最高得点のおまけつきですしね。

そんな中、書店でチェックして購入を見送ったのがSportivaでした。




山口さんは羽生結弦を商売にしていたメディア関係者にある意味革命をおこしました。羽生結弦の発言を一言残らず文字にする…という文字テロ革命。これによって、ファンは「恣意的に切り取られた」記事ではなく、彼が発した言葉すべてを知ることができるようになりました。そして、それに追随するスポーツ報知やスポニチといった新聞社も現れて、「恣意的に切りとって」自分のフィルター超しに発信する古いタイプのフィギュアライターの需要は、少なくとも羽生ファンにとっては年々なくなってきています。だからこそ、それでも存在意義を示そうとすれば、なによりも羽生ファンの信頼を勝ち得なければならないのです。

Sportivaは、ネットサイトのスケカナの記事で、恣意的に結弦くんの言葉を切り取ったことがスポニチの文字テロでバレてしまい、羽生ファンの信頼を失いました。これはけっこう痛かったと思います。

Sportivaは、最近はネット記事でもUSMが雇っている御用ライターの小宮氏を起用していました。最新号でもUSM二人の選手のテキスト担当は小宮氏でした。パラ読みした感じでは、予想通りキモいポエム調アゲアゲ記事でしたが、まだそれは読みたくなければ読まなければいいですが…。

結弦くんのコーナーのテキストが全部折山さんでした。つまり「切り取り」問題で信頼を損ねたばかりのライターを起用しているわけで、タイミング的にこれもちょっとマズイ。私はパラ見しかしてないけど、じっくり読んだ人の話は、冷たい感じの内容(世選20点差で惨敗、オータムは気が緩んでいた…など)だったとか。

最後の方に海外のライバルについてのコラムがありましたが、こちらの担当もスケオタからあまり評判がよくない辛仁夏氏。これもパラ見ですが、ネイサン上げ上げでした。

もともと最近のSportivaは内容はイマイチで、能登さんの写真目当てで購入しているようなものでした。しかし、前号あたりからかな?価格があがり、今はWFSと同じ1980円。フィギュア誌では高い価格帯のひとつになっています(今一番高いフィギュア誌はクワドラプルアクセル)。

表紙裏表紙とも結弦くん。
中身は約半分が羽生成分(羽生ポスター付)。

こんな本、羽生ファン以外は買いませんよね?

最近はキスクラやスケーターズも、他の選手を抱き合わせるにしても極力地雷を排除して、できる範囲で羽生ファンに配慮しているのに、明らかに羽生ファンをターゲットにしながら、羽生ファンに人気が高い能登さんの写真で釣って、地雷を押し付け、信頼を失ったライターの不快な記事を押し付け、価格だけはどんどん上げていく。SportivaとNumberだけは、本当に羽生ファンを舐めてるな…と最近は感じるようになりました。

あと、能登さんの写真ですが、羽生特集46頁中FaOIの10頁はいりませんでした。それなら試合の写真がもっとあった方がいい。時期的に今更感が満載でした。オータムとスケカナの写真は綺麗でした。

これも某写真家さんの講座での話ですが、「ファンタジーオンアイス公式フォトブック」をだしている出版社(つまり集英社ね)に、「羽生結弦だけのファンタジーオンアイスフォトブック」を提案したことあったらしいですよ。そのときの担当の返事が「そんなの、誰が買うんですか?」だったそう・・・アホじゃね?(笑) 現行のフォトブックより何倍も売れるわ!! 本が売れない時代と言われて久しいけど、こういうの聞くと、売れない原因は出版社にもあるんじゃないの?と思えてくる(まあ、FaOIというショー自体が好きだから、昨年版と今年版は買いましたけどね)。

集英社は大手ということに胡坐をかいて、アンテナが鈍感になっているのかもしれませんね。でも、消費者の需要や要望をすくいとれないとこれからは生き残れないと思いますよ、少なくとも羽生本界隈では。


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2019/11/11 10:00 | スケート書籍感想COMMENT(12)TRACKBACK(0)  TOP

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