「日本人は外見がすべて」 ~川口悠子氏、爆弾発言第2弾
ロシア記事の日本語版「Sputnik 日本」で、また川口さんの爆弾が投下されてました(笑)
川口悠子氏が語る「なぜ日本でザギトワ選手とメドベージェワ選手がこれほど人気あるか」#フィギュアスケート #日本 #ロシアhttps://t.co/VLQTpVOVpX
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) November 30, 2019
フィギュアスケート欧州選手権で二度優勝経験をもつ川口悠子氏が、なぜ日本でアリーナ・ザギトワ選手とエフゲニア・メドベージェワ選手がこれほど人気を集めているのかについて語った。
「彼女たちは単にとても美しいからです。現代のお手本ですね。いかにも外国人という外見をしています。いま日本ではちょうどスラヴ系や欧州系の顔が流行っています。これはフィギュアスケートだけに限ったことではありません。俳優の中でも人気トップにアジア系はほとんどいません。外見が全てを決めます。」
日本のメディアがやたらザギちゃんを取り上げるのは、確かに彼女が美しいのが大きな要因だとは思う。秋田犬協会が「マサル」をプレゼントして日本と縁ができたのも大きいね。でも、元をたどれば、彼女が五輪で金メダルをとったから。五輪金メダリストでなければ、いかに美しかろうと、秋田犬協会は「マサル」を贈ることはなかっただろうし、メディアもとりあげなかったでしょう。ついでにいうと、ザギちゃんはムスリムで、欧州系でもスラブ系でもないよね。
日本でスラブ系や欧州系の顔が流行っているという話も聞かないし、今でも韓流やKポップスが好きな人は多い。羽生ファンに対する見方といい、ちょっと日本への偏見がひどいように思います。川口さん、あなた、はっきり言って、日本嫌いでしょ?(笑)
もちろん、フィギュアスケートにおいて、外見の美は強い武器ではある。
結弦くんのビジュアルの美しさが、彼のワールドワイドな人気の大きな要因のひとつであることは否定しない。
アメイジング!!超絶小顔、ほぼ8頭身。170cm台前半の身長でこの数値はヤバイ
— みずほ (@traveler_mizuho) December 1, 2019
黄金比としてバッチリ。ここまで黄金比マスクにトレースしているのは神の与えたもうた奇跡。
羽生結弦は小顔?身長から顔の大きさや頭身、スタイルを割り出し解析 https://t.co/F6N0OmahVH
この記事によれば、結弦くんは「美の神の寵愛を一身に受けていると考えても間違いないレベル」にスタイルが良く、顔も「アジア諸国のみならず、世界規模でファンがいるこのイケメンフェイスは万人に美しいと評されるだけの黄金比が備わって」おり、「間違いなく超イケメン」なのだそうです。彼のビジュアルの美しさは、世界に通用するものだというわけですね。
まあ、日本のメディアには、女性アスリートに対する容姿での依怙贔屓はあると思う。この「SPUR」に興味深い対談がありました。
特集 SPUR ON ICE
[1] 鈴木明子×武田砂鉄 対談「4回転の向こう側」
[2] 羽生結弦、大いなる冒険へ「Born to be a Champion!」
武田さんという方はライターで、フィギュア関連のコラムもかいている方だそうです。鈴木さんとの対談を少し抜粋。
武田:とりわけ、羽生結弦さんの人気が突出していますね。無論、その実力があってこそ、ではありますが。この理由をどのように分析されますか。
鈴木:やっぱり、プリンスなんです。あのお顔とスタイルが。夢の世界に連れていってもらえる感覚があります。そして、プリンスなのに、闘志がむき出しで、そのギャップに惹かれるのだろうと思います。絶対に勝ちたいという意志が常に漂っています。以前、世界選手権でショートプログラムの演技に失敗したあと、自分に苛立つかのように応じていたインタビューを見たときは、私、彼の後ろに炎が見えましたから(笑)
武田:プリンスの炎って、スポーツ漫画でいえば「続きは来週へ」って盛り上がるところですからね。かつて、試合前の練習中に中国のハン・ヤン選手とぶつかって転倒、流血したあとに、相手を気遣うコメントを出したり、といったことも覚えています。少女漫画の中に出てくる理想の男性のような…。
鈴木:そうそう、それなのかなと思います。
武田:フィギュアスケートに限らず、メディアの伝え方で違和感を覚えるのは、女性アスリートに対しての見方です。少し前、浅田真央さんが引退会見を開いたときもそうでしたが、「結婚の予定は?」なんて質問が出てくる。ざっくり言えばオッサン目線です。美女アスリートと言われたり、「可愛くてきれいな女の子がスポーツをやっている」という目線が常に用意されることについてはどう思いますか。
鈴木:次から次へとアイドルを見つけるものなんだな、って思いますね。自分が結婚することを明らかにしたときに、ある媒体に「人生の金メダルゲット」って書かれました。違和感を覚えましたね。結婚って別に、金メダルとかそういう問題でもないと思うので。
武田:以前、女子スポーツチームの監督同士の対談を読んだことがあるんですが、中継するテレビ局がポスターを作ると、実力と関係なく、容姿がよいと思われる順に並べてくると。それでは選手に説明できない。でも、テレビ局は平気でそれをやってくるのだと。フィギュアには、まだまだそういう見方が残っているのではないか、と感じます。
日本のスケオタは、一般人よりもスケーターの容姿に寛容だと思う。全員応援タイプの人ほど寛容。そもそも、そうでないと全員応援なんてできない(笑) でも、一般人は特別スケートに興味があるわけではないから、「見た目の良さ」と「わかりやすい実績」を重視する。メディアもそれがわかっているから、「容姿の良い」女子スケーターほど売り出しに力を入れる。真凛ちゃんはその典型だった。それでも、やはり成績が伴わないといつまでも続かない。ザギちゃんをメディアが取り上げやすいのは、「美貌の五輪女王」という一般にもわかりやすいセールスポイントがあるからだ。
結弦くんの容姿は大きなアドバンテージ。でも最初は、まず容姿から入ったとしても、演技に魅せられ、ドラマに魅せられ、人間性に魅せられて、気づいたときには羽生沼から抜け出せなくなっていく。決して「容姿がすべて」ではないのだよ。
川口さん、あなたの愛するロシアの記者が、タラソワ女史にインタしていたとき、日本男子二番手選手のことを「半メートルの脚」と揶揄したことを私は知っているぞ(確かに短いが、さすがに50センチということはないと思うが…)。日本のメディアは、アスリートを容姿で依怙贔屓はしても、容姿をディすることまではない。さすがにそれは批判を浴びるからね。
ぶっちゃけていうと、フィギュアスケートのファンは女性が圧倒的に多いのだから、美しい男の方がチヤホヤされるのは仕方ないの。「イケメンは正義」は当たり前なの。それに実力まで世界一なんだから無敵でしょうが。ただね…結弦くんの容姿を世界で一番誉めないのは、日本だと思うよ。海外ではもっと絶賛されてるよ。
誰に忖度してるのか知らないけど(笑)
川口さん、韓国も中国も、たぶんロシアも、日本よりもっと外見重視ですよ。
それと、あなたが考えているほど、今の日本は白人至上主義じゃないよ。
あなたの考え方は自由。でも、ロシアのメディアに間違った情報を提供するのはやめてもらえないだろうか…。
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2019/12/01 17:40 | 海外情報 | COMMENT(4) | TRACKBACK(0) TOP