あしたのジョーは燃え尽きない ~12/09報ステを見て思うこと

昨日の報道ステーションの修造さんのインタ、話題になってますね。
たまたま録画予約を入れていた自分を誉めてあげたい(笑)


報ステ191209



3月の世界選手権、ネイサンがいなければ優勝だった。ファンの間でも、母国開催のワールドでの優勝を花道に引退するのでは…と予想する人はいた。やはり、結弦くんもそう考えていたんですね。4Aを諦めても…それくらい身体の限界も感じていたのでしょう。2年続けての大怪我だったしね。

ゆづ:ろうそくって、燃え尽きる間際が一番燃えるんですよ。わ~って。その状態がずっと続いている感じ。でも、そこに油を注がれた感じですけど。「まだやれよ!」って。

修造:”ゆづるキャンドル”に火がついたってことですか?

ゆづ:ただそれが燃え尽きた後がちょっと恐いなって思うんですけど。本当に…”あしたのジョー”みたいに(燃え尽きポーズ)。

修造:ちょっと、それが絵になるからやめてください!(笑)



TLを見ると、結弦くんの「燃え尽き」発言にショックを受けたファンも多いようです。4Aは下手をすると、命にもかかわる危険なジャンプ。なのに、4Aの基礎点は4Lzと1点しか違いません。全く割りにあわないハイリスクローリターンのジャンプなのです。









そういえば、復帰後のパトリック・チャンがそうだった。
同じような演技をしても、もう以前のような評価を受けることはできなかった。
チャンは「ジャッジはもう僕には興味を失ったようだ」と言っていたと。








彼の夢が4Aだということを理解しつつも、ISUやアメリカは、ここまで彼を追い詰めているのか、フィギュア界の至宝を潰したいのか…という危惧や怒りが爆発寸前にまで膨らんでいる。そして、今のフィギュアに、彼が命を懸ける価値があるのか…という疑問をファンが持ち始めているのです。もう、キッパリ引退して、次のステージに向かった方がいいのでは…と。それほど、ファンの間の絶望感は深い。





「あしたのジョー」の最終回紹介です。ジョーはボクシングをやることで「燃えつきたい」「真っ白な灰になりたい」と言っていました。パンチドランカーになろうが死んだ状態になろうがそのような気持ちだったのです。最強のチャンピオンホセとの試合はまさにその場でした。判定はホセに上がりジョーは敗れてしまいました。しかし、そこには真っ白に燃え尽きたジョーの姿があったのです。

ここでは矢吹丈のその後について考察していきます。「ジョーは死んだ」「ジョーはパンチドランカーになった」など様々な説が出ましたが、本当にジョーは死んだのでしょうか?ジョーはパンチドランカーになってしまったのでしょうか?

ラストシーンは真っ白に燃え尽きたジョーの姿です。このシーンを見て衝撃を受けた読者は多いと言われています。そして「ジョーは死んだ」「ジョーはパンチドランカーになってしまった」と様々な意見が乱れ飛ぶこととなりましたが、物語があのラストシーンで終わっているので「死んだ」も「パンチドランカーになった」も読者の憶測に過ぎないと言われています。但し、パンチドランカーへの兆候は見られていました。

「あしたのジョー」の最終回のラストシーンを作画家のちばてつやが考え出したエピソードは非常に有名です。「死んだ」「パンチドランカーになった」という説が今でも流れています。連載開始50周年を迎えた今ちばてつやは最終回をラストシーンをどのように考えているのでしょうか?

ちばてつやはインタビューで次のように答えています。「少し下を向いて俯いているジョーを見て、大人はジョーが燃え尽きて死んでしまったんだと理解して、子供たちは、ジョーはただ目をつむって休んでいるだけで、明日はまたサンドバッグを叩いて世界タイトルを目指すんだろうな、と考えられるように描いたんです」つまり、ジョーのその後は読者の判断に委ねられていると言われているのです。



結弦くん、私はあなたが燃え尽きて灰になることなど望んでいない。
あなたがそこまでする価値はフィギュア界にはない。

考えてみれば、ソチで金メダルをとったときも、平昌で金メダルをとったときも、いっときは「燃え尽き症候群」になっていた。でも、またすぐに新たなモチベーションを見出した。だから、いつかわからないけど競技生活に終止符を打つ時がきたとしても、すべての夢をかなえ終わったとしても、あなたは燃え尽きて灰になることはない。ほんの少しの間、目をつむって休んでも、またすぐに大きく目を開けて、新しい羽生結弦を見せてくれると信じています。


このブログ記事、偶然らしいですが、バッチリ報ステの内容とリンクしていて面白かったです。




私もずっとそう思っていた。彼のプライドは、スノッブな人間のそれとは違う。人と比較して保つような安っぽいものじゃない。そういう人だから、彼はいくつになっても濁りがなく透明なままなんだ。ドロドロした汚い世界であればあるほど、彼のような人は生きにくい。でも、だからこそ、誰よりも幸せになってほしいし、応援せずにはいられない。


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2019/12/10 13:50 | グランプリファイナルCOMMENT(11)TRACKBACK(0)  TOP

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