本物のスケートファンとは? ~ISUとアメリカの思惑と誤算

プルさんは、バンクーバー五輪では銀に終わり、二連覇を達成することはできませんでした。
田村さんの記事ですが、当時のプルさんと今の結弦くんの状況が似ているように思うので紹介します。



プルさんの時と同じような事が現在進行形で日本のレジェンド選手にされているのに、全く触れずにネイサン凄いで終始してる日本。田村氏も分かってるくせにダンマリ。誰も彼を守ろうとしない。羽生選手が戦ってるのはネイサンだけじゃないのです。

結弦くんはそれを「扉のない壁」と表現しました。彼は全てを承知しているのでしょう。「五輪では圧倒的に勝ちたい。そうでなければ勝てない」という言葉はそういうことだった。平昌五輪前から、結弦くんは何もかもわかっていたのだ。

今思えば、平昌五輪直前のあの怪我がなかったら、どうなっていただろう。結弦くんは2ヶ月以上氷に乗れなかった。公の場に4ヶ月も姿を現さなかった。ほとんどの関係者が結弦くんの二連覇を絶望視していた。それはアメリカも同じだったろう。ネイサンの金メダルを確信していたのだと思う。結弦くんの負傷はアメリカを油断させたのかもしれない。もし、結弦くんが健康なままだったら、ロビー活動も含めもっと卑劣な手段を打ってきたのじゃないか…今シーズンのあれこれを考えると、そんなことまで考えてしまう。もしや、あの怪我に結弦くんは救われたのではないかと。

五輪二連覇したバトン氏はアメリカ人。アメリカは、他国の選手にバトン氏の記録に並ばれるのは許せなかったのだと思う。もし、プルさんがアメリカ人だったら、プルさんは連覇を達成していたのではないか。結弦くんがアメリカ人だったら、アメリカは結弦くんの三連覇の後押しをしたのではないか。スノーボードのシェーン・ホワイト(米)が三連覇を達成したように。平野歩夢選手が銀メダルだったけれど、この判定も物議を醸した。国籍が逆だったら、結果も逆になっていたような気がしてならない。

アメリカやロシアほどの政治力はないにしても、ISUも一応ATMとしては役にたってる日本を全く無視するわけにはいかないはず。日本に守る気持ちがあれば、ここまでエスカレートしなかったのでは。自国スケ連の最低限のストッパーすらないことで、ISUやアメリカのやりたい放題になっている。




この4Lz。結弦くんがアメリカ人選手なら文句なくGOE+5だろうね。
いや、「アゲ選手なら」に言い換えた方がいいかな。


ツイ情報によれば、先日紹介したABCラジオで、ジャッキー・ウォン氏はこんなことを言っていたらしい。

・日本もフィギュア人気が皆無のときがあったが、今はフィギュア大国になった。ISUは人気を根づかせるために、フィギュアに関心が薄い国での発展に力を注ぎたいと考えている。
・フィギュアへの関心の入り口が羽生選手であっても、そこから他スケーターへ興味が広がり、フィギュア自体のファンを根付かせるのがこの競技の課題。
・一人のスター選手頼みだと、その選手が引退したときに、チケットの売上や注目度を維持していけなくなるという打撃を受ける。
・日本のメディアが顕著で、羽生選手がいつか引退するのは避けられないことであり、スケート人気を維持するために、ISUは次のスターを躍起になって探している。
・本物のスケートファンは推しが引退してもフィギュアを見続ける。



以前にも、ジャッキーさんは「羽生結弦引退後」のフィギュア界を不安視していました。写真家さん仲間では「ゆづが引退したらどうしよう」と心配しているとか。某写真家さんは「ゆづに足を向けて寝られない」と言っておられました(笑) 

勝たせたい特定選手に有利なルールに変え、ジャッジに、その選手の邪魔になりそうなライバルの足を引っ張らせる。結弦くんは今やノーミスしても回転不足を適当にとって点数操作されそうな状況。ネイサンはつまづいてもGOE+5。結弦くんだけに適用されるシリアスルール。そんな採点競技の自殺行為のような真似をして、フィギュアの人気のすそ野が広がると、スターが作れると本気で思っているのだろうか。それなら、正気の沙汰とは思えない。

結果的にどうなったかというと、無理矢理勝たせたのにいっこうに人気は上がらず、人気者にしたかった選手にはアンチが増え、新規のファン獲得どころか、既存のファンすら愛想をつかし始める…という袋小路。なんちゃらアワードも無い知恵を絞った企画なのだろうが、悲しいほどに的外れ。AIの導入とか、カメラの増設とか先にやるべきことがあるだろうに。








どんな迫害を受けても、結弦くんは常に正攻法で向かおうとする。だから、彼の演技や生き様は世界中の人の心を打つ。勝つから愛されているのではない。ファイナルや全日本で負けても、ファンを増やし続けている。政治的に祭りあげられた王者に人はついていかない。競技の枠を超えてフィギュアを認知させたのは結弦くんの功績に他ならない。ISUがやり方を間違えなければ、結弦くんを入り口にフィギュアスケートそのものに興味をもつすそ野が広がったかもしれない。でも、もう遅い。ISUはフィギュアがメジャーになる千載一遇のチャンスを逃したと思う。


今開催されてる全米、ガラガラです。関係者にチケット配ってもこれ。同時に開催されてるユーロも女子はまだマシですが、男子はガラガラでした。セクハラ問題の渦中にいる人物が堂々とキスクラにいるフィギュア界。自浄作用はゼロですね。


私はこのツイに座布団10枚さしあげたくなった。
ジャッキーさんに言いたい。私は「本物のフィギュアスケートファン」ではない。
でも、「本物のフィギュアスケーターのファン」なのだと。本物以外見たくないのだ。



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2020/01/25 13:40 | 問題提起COMMENT(14)TRACKBACK(0)  TOP

田中宣明さんの講座ミニレポ(Part.10)

昨日(1/24)田中さんの講座に行ってきました。

【講 師】スポーツフォトグラファー 田中宣明
【会 場】西宮市プレラホール
【日 時】1月24日(金)14:00~15:30 ※13:30開場
【主 催】NHK文化センター西宮ガーデンズ教室
※事前に整理券配布。全席自由席



実はこの西宮ガーデンズ教室のスタッフにはガチの羽生オタがいらっしゃいます。
昨年の田中さんの講座もでしたが、見てください、この案内。


20200124NHKnishinomiya


色々な教室に行きましたが、こういう羽生愛溢れる案内版を作ってくださるのはこの教室だけ。
受付にもプーさん他のディプレイが施され、整理番号順に並ぶ案内板にもロッテのクリファが飾られておりました。そして、スタッフの一人の方はCWWのTシャツをきてお仕事されています(笑)

田中さんの講座ではいつも始まる前の待ち時間にスライドショーをしてくださいます。
今回は3月のワールドのお写真のスライドでした。

今回は必ずしもゆづ成分100%というわけではありませんでした。それでも、結弦くん以外の写真は全部合わせても10~15分程度だったかな?と思います。でも結弦くん以外の写真は異様に長く感じるんですよね(笑) 田中さんも「次に早くいけ!という圧をヒシヒシと感じる」といいながらも「でも見てほしいから」と他選手をちょこちょこ挟んでおられました(笑)

30分ほどは古い(2015年~)のお写真を。1時間ほど今シーズンの振り返り(オータム~全日本)でした。時間が押して、最後の方がかなり駆け足でした。

関西はノリがいいのでやりやすいとのことで、田中さんもテンション高く、楽しいお話をしてくださいました。

サイン会もありました。本を持参してしてサインをいただくつもりで、少し着席して待ってましたが、サイン待ちの人数が多く時間がかかりそうだったので途中で諦め帰りました。

内容はあまり言えないので、印象に残ったお話と写真のヒントを。これで想像してください(笑)


需要があるところにカメラマンは集まる
羽生結弦の肌は年々美しくなっているのでは?(個人的印象)
こんなスタイルの良い人、世界中さがしてもいません(某現役女子選手の言葉)
白いジャンパーを「寒いから」と貸してくれたの(胸キュン)
「また、頑張るね」といって彼は去っていった…



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2020/01/25 08:30 | アーチスト・裏方・メディアCOMMENT(10)TRACKBACK(0)  TOP

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