EXバトル3回戦 & 「318文字にあふれる羽生らしい温かさと優しさ」
アメリカスケ連主催EXバトル、3回戦です。対戦相手は友野くんです。
羽生ファンの皆さん、投票をお願いします。アメリカ選手以外のブロックの最終戦です。
Final match-up of our semifinal round of our Gala Madness Bracket Challenge ❗
— U.S. Figure Skating (@USFigureSkating) March 12, 2020
Vote below on who you think should advance to the Championship. 🏆
Gala Madness Bracket Challenge ➡ https://t.co/ERalFFmmFb
さて…スケ連を通して発表した結弦くんのコメント、評判いいですね。
彼の多方面にわたる優しさや気遣いに溢れたコメントでした。
選手に競技の場を設けようとギリギリまで尽力してくださったISUに感謝の意を申し上げます
競技の場…選手としては世界選手権は「競技の場」。お祭り大会ではありません。真剣勝負の場なのです。オリンピックを除けば一番重要な試合であり、シーズンの総決算である世界選手権が開催中止となれば、選手がショックなのは当然です。ヴィンスも言ってましたが、そのために辛いトレーニングを積んできたのですから。
コロナによる世界大恐慌の最中、脳天気にアワード狂想曲に踊っていたISUへの「競技の場」であることを強調した謝辞は、ちょっぴり皮肉が込められてるのでは?と思ってしまったのは裏読みしすぎかしら?(笑)
結弦くんがISUに感謝の意を表したのは、あくまでも「競技をする選手」としての立場から。ファン、特に現地に足を運ぼうとした観客の立場はまた別ものです。ここはきっちり分けなければなりません。あれだけ「チケット代は返さへんで!」と強気だったISUですが、幸い公式から購入したチケットは払い戻されることになったそうです。だからといって、チケット詐欺しようとした過去が消えるわけではありません。今回のことで、ISUを見るスケートファンの目はさらに厳しくなったと思います。
本日のデイリースポーツの記事です。とても良記事なので紹介します。
全文貼ってますが、できればアクセスしてあげてください。
良い記事を書いてくれたときは、アクセス数稼がせてあげたいので。後々のためにも(笑)
どんなときも羽生は前を向く。同時に、周囲への気配りを忘れない。目指してきた大舞台が目の前から消えた直後でさえも、連盟を通して出した318文字のコメントには、羽生らしい温かさと優しさがあふれていた。https://t.co/UhDlzFqSlk @Daily_Onlineさんから
— みずほ (@traveler_mizuho) March 13, 2020
羽生結弦「限界の先へ」 突然のシーズン閉幕にも前向き、開催へ尽力のISUに感謝も(20200313 デイリースポーツ)
国際スケート連盟(ISU)は11日(日本時間12日)、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フィギュアスケートの世界選手権(18日~21日・モントリオール)を中止すると決定した。日本からは男子で冬季五輪2連覇の羽生結弦(25)=ANA=や宇野昌磨(22)=トヨタ自動車、女子で紀平梨花(17)=関大KFSC=らトップ選手がエントリーしていた。羽生は日本スケート連盟を通じ「今の限界の先へと行けるよう、練習していきます」とコメント。来季へ意欲を示した。
どんなときも羽生は前を向く。同時に、周囲への気配りを忘れない。目指してきた大舞台が目の前から消えた直後でさえも、連盟を通して出した318文字のコメントには、羽生らしい温かさと優しさがあふれていた。
中止は「残念」と表現しつつも、選手やファン、関係者の感染リスクを鑑み「安堵する気持ちもあります」と羽生。判断の遅れを指摘するのではなく、開催へ向け「ギリギリまで尽力」したISUに感謝の思いを伝えることも忘れなかった。
東京・国立代々木競技場で予定されていた2011年大会が東日本大震災の影響で4月にモスクワで代替開催したことはあるが、世界選手権の中止は1961年以来59年ぶり。当時は開催地プラハに向かう航空機が墜落し、米国チーム全員が死亡するという悲惨な事故のためだった。
ISUは「選手やコーチ、観客らの安全を考慮して決定した」との声明を出し、10月以降の年内に開催できるか検討するとしているが、10月末からは例年通りグランプリ(GP)シリーズが予定されている。大幅なスケジュールの変更がない限り、非現実的と言わざるを得ない日程だ。
先行き不透明な状況に違いないが、羽生のコメントを締めくくったのは「来シーズンに向け、今の限界の先へと行けるよう、練習していきます」という前向きな言葉だった。
理想と現実のはざまでもがいた今シーズン。昨年末はGPファイナル、全日本選手権と続けて戴冠を逃し「しばらく立て直らなかった」と語るほど心身ともに不安定な時期も経験した。2月の四大陸選手権、羽生がたどり着いたのは「心地よさを求めてフィギュアスケートをやっている」という信念。「クワッドアクセル(4回転半)を入れて、ギリギリの難易度まで目指し、シームレスな(滑らかな)ものを作りたい」。まさかの形で幕を下ろしたが、理想への決意を強くした1年でもあった。
東日本大震災翌年、羽生は世界選手権初出場ながら銅メダルを獲得し、日本中を明るく照らした。2020年、そして21年。今は世界中が暗い話題に沈んでいるが、その先へと上り詰めた羽生は一体どんな姿を見せてくれるのか。その舞がまた、きっと未来を明るく輝かせる。
なお、ネット記事には署名はありませんが、新聞版にも同じ記事があり、こちらには署名がありました。「國島紗希」さんという記者さんです。今後、ちょっと注目しときます(笑)
出場選手として一番辛い立場のはずなのに、こんな時でも周りへの気遣いと感謝を忘れず、どんなことからも学ぼうとする姿勢。そしてまだ来シーズンも続けてくれるという。短い文章の中に全てが書かれていて、彼からいつもたくさんの事を学ばせて貰って感謝しかないありません・・・と泣かされてます😭RT
— 加藤玲子 -小節のない音楽- (@green_notes605) March 12, 2020
「選手のみならず、観に来られる皆さまや大会運営のスタッフの方々への感染拡大のリスクが、少しでも減ったことに安堵(あんど)する気持ちもあります」
— 倉沢仁志/Hitoshi Kurasawa (@hitkurasawa) March 12, 2020
自分の事に触れているのは最後の一文だけなんですよね。周囲への感謝を忘れない #羽生結弦 選手らしい。
改めて。 https://t.co/kSukuQxNQr
「見に来られる皆さまや大会運営のスタッフの方々への感染拡大のリスクが少しでも減ったことに安堵する気持ちも」。常に前向きで謙虚な若武者にただただ敬意を表します 羽生結弦「残念でも来季に向け練習」世界フィギュア中止:朝日新聞デジタル https://t.co/DKO6Dgw06U #新型肺炎・コロナウイルス
— 緒方 健二 (@jikenji3783) March 12, 2020
羽生選手は「考える機会ができた…」の部分のように、独自の言葉で社会にメッセージを発します。先日DIMEの取材を受け、その良さをお話ししましたし拙著にも詳しく書きました。
— 後藤太輔 taisuke goto (@gototaisuke) March 12, 2020
競技団体が、育成段階で多様な経験ができる環境を整えるといいのですが。そうすれば選手はどんどん良い発信をできると思う pic.twitter.com/C0Gq8leoGB
関西のABCテレビの上田アナウンサーも「羽生選手ほど裏表のない人は見たことない」と言っていた。
どんなに立派な言葉を使っても、本心からでていない言葉は人の心を打たないのよ。
昔有働さんがどうしてそんなに感動的なコメントがスラスラ出るんですかと聞いたらイノッチがすかさず本当にそう思ってるからですよと言ってくれた
— ぴーちゃん (@pchanzuttolove) March 12, 2020
羽生くんのコメントをテクニックとして褒める人もいるけどどんなに語彙が豊富でもそれが思考に基づかなければ血の通った言葉にはならない
参加してます。よろしければ、ポチっと応援お願いします♪
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タグ : 2019-2020_season
2020/03/13 17:00 | 世界選手権 | COMMENT(2) | TRACKBACK(0) TOP