ギャラガー氏が選ぶ羽生結弦ベストプログラム5、ほか海外情報

海外情報いろいろ。

今日、4月15日はハビの誕生日。29歳になりました♪



トロントのあるオンタリオ州。緊急事態宣言がさらに延長されます。


台湾のメディアにも結弦くん。


ジャック・ギャラガーさんが選ぶベスト5。


羽生が生んだ伝説のプログラムトップ5

2度に渡ってオリンピックを制覇した羽生結弦は多くの印象的な滑りをファンへと贈ってきた。勝ち取ったメダルと更新した世界記録と合わせて彼はハイレベルなプログラムでその名をフィギュア界に刻んだ。

2010年に世界ジュニア選手権で優勝し、その翌年にグランプリシリーズで初のシニアシーズンを迎えた。羽生が世界の注目を浴びるきっかけとなったのが2012年にフランスで開催された世界選手権で勝ち取った銅メダルだ。

当サイトが分析した羽生のパフォーマンストップ5を紹介していきたい。

1. 2017年 世界選手権(フリープログラム)

3年の歳月が流れた今も「Hope and Legacy」のメロディーにのって驚異的な滑りを見せた羽生はフィギュア歴代最高峰のプログラムであると言っても過言ではないだろう。ショートプログラムで5位に入ってものの、フリーで4本の4回転を決め、ヘルシンキの観客を見事に魅了した。この大逆転で彼は2度目の世界チャンピオンとなった。

このパフォーマンスで何よりファンの心に響いたのは巧みな滑りによって楽々とこなしているように見えた彼の演技だ。氷上で見せた繊細な滑りはまるで風になびく木の葉のようだった。あの夜に羽生が見せた優雅で洗練されたパフォーマンスは伝説となった。

2. 2018年 平昌オリンピック(ショートプログラム)

深刻な右足首の怪我で練習を中止してからわずか3ヶ月、羽生はショパンのバラード第一番の音色にのって氷上への劇的な復活を見せた。プログラム終了後、彼は会場の大歓声に「ただいま」と答えた。

羽生がリンクの中心に立つと共に会場には緊張が走った。多くのファンが息を飲んで見守る中、彼は無事滑り終え、会場の大半がホッと一息をついただろう。

3. 2015年 グランプリファイナル(フリープログラム)

2015年のGPファイナルでは世界最高得点を合計330.43点で更新し、羽生は三年連続優勝を果たした。2週間という短期間の間にNHK杯のショート、フリープログラムそして合計得点で世界記録を更新した後に、また全3の世界記録を「Seimei」の演技で再びバルセロナの地で更新した。

この2年後に2シーズン続けて怪我をしてしまう羽生だが、この時期の彼のフィジカルは最好調に達しており、目を奪われる演技は誰もが一度は観るべきものだ。

4. 2018年 平昌オリンピック(フリープログラム)

練習を怪我の影響で数週間中断していた羽生。フリープログラムでスタミナをどのように温存させるかが大きな課題として残っていた。ショートで得たリードを保つためにもフリーの演技で彼の体力が持ち堪えることができるかが重点だった。

演技中に羽生は3本の4回転を決めたが最後の4本目には綺麗な着氷に苦戦した。3回転ルッツも乱れたが転倒を防ぎ、ハイドロブレードとイナバウアーを華麗に決め、観客を大きく沸かせた。

このプログラムで大きな賭けに出た羽生だったが66年ぶりに五輪連覇を果たし(1952年ディック・バトン以来)、歴史に残る感動を与えてくれた。

5. 2012年 世界選手権(フリープログラム)

世界選手権初出場の大舞台から8年、この演技は彼のキャリアに大きな影響をもたらしたパフォーマンスだ。当時17歳の若きスターはショートプログラムで7位に入ってからフリースケートで3位までに登りつめ、表彰台に上がった。1度転倒したものの、氷上のプリンスは「ロミオとジュリエット」に合わせて圧倒的な滑りで力強くフィニッシュした。

後にスーパースターとなった彼はこのパフォーマンスを通して将来の大活躍を暗示していたのかもしれない。恩師の阿部奈々美コーチと望んだ最後の大会となったが、引き込まれるような演技力を見せた羽生の滑りは今も多くのファンが厳選する彼のプログラムの一つだ。



ギャラガーさんのベスト5。1位は納得。2012年ロミジュリはもう少し上かな、私の中では。
ギャラガーさんのベスト5以外でも、これ!というのが多すぎて。
2015年NHK杯のSEIMEIもよかったし、2020年四大陸のバラ一も捨てがたい。
2019年スケカナのオリジンや、2018年ロシア杯のオトナルも素敵だったしなあ。


オリチャンさんのサイト。結弦くんの輝かしい実績。



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2020/04/15 17:55 | 海外情報COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ゆづの「壁と扉」 & ゆづのスケートへの”感謝と継承”(Number記事より)

NHKのサイトの「アスリートの言葉」に結弦くん。



“壁”と“扉”があった 羽生結弦 | フィギュアスケート

2019年を表す漢字は何か。
12月8日、グランプリファイナルを終えた直後の取材で羽生結弦が真剣な表情で答えた。

「壁もあったんですけど、扉もあったなと思っていて。扉のついていた壁もありましたし、逆にそれを取り付けた壁もあった。でも扉が無かった壁はいまだに、今自分の目の前に壁がある。苦しいという漢字にしようかと思ったんですけど、苦しんだだけではなかった」

“壁”や“扉”が何だったか、具体的に言及したわけではない。
ただグランプリファイナルのフリーで成功させた「4回転ルッツ」について、羽生は「壁」という表現をしている。2017年、NHK杯の公式練習中に4回転ルッツで転倒。足首をけがし、以来、演技の中に組み込んでこなかったが、グランプリファイナルでは4回転ルッツに挑戦。成功させた。

「ようやく壁を乗り越えることができたという感じだ」

そして“扉“を取り付けたという“壁”。思い当たるのが「4回転アクセル」だ。
グランプリファイナルのフリーの前日練習で繰り返した4回転アクセル。
着氷こそできなかったが、挑戦したことで得たものは大きかった。

「絶望的な状況の中で、ここで何かを残さなきゃいけないという使命感がものすごくあった。
4回転アクセルというのは“王様のジャンプ”だと思うし、それをやったうえで、ジャンプだけでなくてフィギュアスケーターとして完成させられるものにしたいという気持ちは強い」



なんとなく、このプリンスの言葉に通じる。結弦くんとプリンスの親和性は抜群。



NumberWEBの記事です。一部のみ下に抜粋。
松原さんの記事んなので良記事です。全文はサイトに跳んでください。


 公演後、羽生は次のシーズンは多くの試合に出たいと語り、その理由を説明した。

「今回のショーの中で、スケーターの方々がすごい偉大だなと思ったし、だからこそ自分は未熟だから、もっとがんばらなくてはいけないなと感じたからというのもあります」

 公演は次へ進むエネルギーともなった。

 羽生は、「受け継ぎ、伝えていく」、「継承」を公演の趣旨の1つに据えていた。プルシェンコやウィアーらを迎え、自身が何を受け継いだのかを示す意味もあった。

 そして佐藤が全日本選手権で見せた羽生への眼差し、折々に語ってきた羽生を手本とする姿勢は、羽生から次の世代へと伝わっていく何かであるように思えた。

 佐藤に限らず、おそらくは多くのスケーターが羽生に憧れ、目指していくのだろう。

 2年前の、鮮烈な印象と余韻を残した公演、『Continues』のタイトルの通りに。



ジュニアグランプリファイナル優勝のときの佐藤くんのインタ(WFS87より)

―羽生選手のジャンプを参考にすることが多いですか
佐藤:羽生選手のジャンプが憧れだし、そうなりたいと思ってるジャンプなので、跳び方や流れを練習のときに真似したりしています。全体的に綺麗ですよね。マイナスのつけどころがない。ぼくのジャンプだとよろけたり汚い部分があるんですけど、最初の入りや降りたときの流れなど、すべてが上手で真似したいという気持ちが強いです。

ー今回、羽生選手とはどんな話を?
佐藤:「5回転跳べるよ」みたいな感じで言われて。(笑) 「まだ四回転四種類しかやれてなくて。フリップやろうかなと」っていう話をしたら、フリップはこうすれば跳べるよって話してくれました。「ルッツだと思って跳べば跳べるよ。軸をしっかり」って。



結弦くんがずっと「憧れはプルシェンコとジョニー」と言い続けていたように、佐藤くんも目指す理想像が変わらない。こういうブレない姿勢って、トップを目指す選手には必要なことだと思います。ボロノフくんもそうですね。


ゆづボロノフ

プルゆづサーシャ

ゆずしゅん


願わくば、エレメンツと音楽が一体となった美しいフィギュアが…結弦くんのレガシーが継承されますように。


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2020/04/15 11:25 | コラム・雑誌記事COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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