グレイ「結弦は猫のよう」、セーラームーンショー1年延期、ロシア版アメリカンドリームとは、ほか
ロシアの話題を少し。
開催は100%無理だろうと思っていましたが、ようやく中止(延期)が発表されました。
メドベージェワ主演の「セーラームーン」アイスショーが1年延期 賛否の早期来日も/スポーツ/デイリースポーツ online https://t.co/jaTCAAYld1 #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) April 16, 2020
真央さんのサンクスツアーも5月末までの分は延期が決まっています。まだ発表はされていませんが、6月以降の分も開催は難しいでしょう。
FaOI、もう4月中旬だというのに、追加スケーターもアーチストも発表されてません。幕張、新潟公演の一般販売は延期。神戸公演に関しては先行抽選すらいまだにありません。上海なんてさらに無理。残念ですが、FaOI、今年は全滅でしょうね…。
東京五輪が延期決定した時点で、日本で6月初旬のショーが開催される可能性はほぼありませんでした。無謀としかいえない来日でしたが、もう日本にとどまる理由はないでしょう。外国人のメドベはカナダには戻れないはずなので、ロシア大使館手配のチャーター機で速やかに母国に帰るのが最善かと思います。
グレイさん、最近何気に結弦くんとよく話してるよね。
グレイヘンガウス:
— 岩信祐理@元祖ユーリonアイス (@yurii_rusFS) April 15, 2020
結弦を見てください。ジャンプに入りながら「爆発」するとき、彼の筋肉や靭帯はあまりに理想的であり、そしてその後は完全に緊張を解いているのです。転倒するときでも、緊張を解いているおかげで転倒をどれだけ軽減しているのか、よくわかります。https://t.co/cR3r7oFsX6
フィギュアスケートについて言えば、身長と体重の問題が大きな役割を果たしています。男子が身長180cm体重70kgとして、4回転を跳んでいるのであれば、平均的な身長160cm体重50kgの女子もそのジャンプを跳べます。さらに、女子はより手足が長く、柔らかで柔軟性が有り、身体が十分に準備されて筋肉も弾力性があるなら、怪我の確率は低くなります。
結弦を見てください。ジャンプに入りながら「爆発」するとき、彼の筋肉や靭帯はあまりに理想的であり、そしてその後は完全に緊張を解いているのです。転倒するときでも、緊張を解いているおかげで転倒をどれだけ軽減しているのか、よくわかります。
(猫のように。)
ええ、猫のように。ですので、なぜ女子は4回転ジャンプを跳ばなくても良いというのか、その憤慨が理解できません。
ザギちゃんの考え方は結弦くんに似てると思う。ライバルとは交流はしても慣れあわない。
「それぞれが自己責任を持っている」:#ザギトワ がフィギュアスケートでの交友関係を語るhttps://t.co/e9wolw1uz9
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) April 14, 2020
毎日、他の選手たちと一緒にスケートリンクで過ごしていました。もちろん、私たちには交流がありましたが、親友だったとは言えません。フィギュアスケートは、それぞれが自己責任を持つ個人競技です。ほかのことを考える力も時間もありませんでした。
経済的に貧しかったのはプルさんと同じね。
「バスに乗るお金にも困った」 かつてザギトワ選手の家庭が金銭的に困窮していたことを告白https://t.co/i515fHYmji
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) April 14, 2020
彼女は、「たとえ痛みがあっても、メダルのため、さらに家族をモスクワに呼び寄せるために演技をしなければならなかった。当時私たちの暮らしはいいとは言えず、バスに乗るお金にも困る程でした」と語った。
彼女によれば、メダルの数とともに収入を得られるようになったという。
エテリのスクールは国営で、国がお金を出すので、経済的に余裕がない少女たちでも才能さえあればチャンスをつかめます。エテリの門戸を叩いたとき、スケートが下手であっても、ザギちゃんのように、その美しさがエテリの目にとまれば、入門することもできるのです。リプちゃんも母子家庭だったかと思います。貧しい家庭から、五輪女王、さらにスーパースラムを達成したザギちゃんは、ロシア版アメリカンドリームを成し遂げたといえるでしょう。
少しデータが古いので、今は多少変わってるかもしれませんが、ロシアのスポーツマスター制度について書かれたブログ記事です。体操ブログですが、おそらくフィギュアの基準も同じだと思います。
→ ロシアのスポーツマスター制度(ロシア体操ブログ)
国際大会で表彰台に乗るごとにポイントが加算され、ある一定以上のポイントがたまると、年金がもらえるようになります。将来の安定がかかっているから、選手のやる気が違います。裕福な家に生まれたお嬢さんやお坊ちゃんの習い事の延長線である日本の選手とは元々土俵が違うのかもしれません。ただ、その制度も、フィギュアの男子シングル選手のやる気にはなかなかつながらないようですが。
現役のロシア女子の中では、ザギちゃん、メドベ、リーザはすでに年金の資格があるはずです。しかし、彼女達も、他国なら余裕で代表になれる実力はある選手たちなので、なかなか引退の踏ん切りは付かないのだと思います。今、世界中を悩ましているコロナ禍が、今後、フィギュアスケート界にどんな影響をもたらすのか気になります。ピークの時期が短い競技だけに。
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2020/04/16 16:40 | 海外情報 | COMMENT(4) | TRACKBACK(0) TOP