ネイサン&ラファ「スケートと大学の問題について」

ラファとネイサンが、スケートと勉強の両立について、語っています。

こちらは少し前のラファのインタ。ネイサン部分のみ抜粋します。



- チェンはイェール大学の休学問題を解決できましたか?

- はい、彼は文字通り最近、最終試験に合格し、こう言いました。≪これで勉強は終わり。今は練習に完全にフォーカスを当てることができます。≫ ネイサンは既にカリフォルニアに戻り、部屋を借りてトレーニングに取り掛かりました。今私は、リンクが再開した時に、彼と私が個別リンクを使えるように合意を得ようとしているところです。
私たちはそれなしでも良い条件で練習しています。リンクにいるのは5、6人です。しかし、アメリカでface to faceと言うように、個別に練習する機会を持ちたいこともあります。チェンをエリートスケーターに変えるために、何か本格的により良いことをしたいんです。

- オリンピックを除いた全ての最高のタイトルを獲得した人なのに、興味深い話ですね…。

- あなたの皮肉はわかりますが、多くの細部はより完全なものにすることができますし、あらゆる面で伸ばすことができます。少し前に、このテーマについてネイサンと話し、私は正直に彼のスケートの多くのことが好きではないと言いました。

- どんなリアクションでしたか?

- 彼はこう答えました。≪僕もです。≫ それで、私たちは多くのことをする計画を立てています。いくつかのダンススクールに行き、新しいプログラムを試し、いくつかの新しい要素を考え出し、全体の難しさを高める。私たちはここ2回の世界選手権のネイサンの全ての演技を最後までよく見て、2回目の方が1回目より弱くなっているという結論に達しました。とにかく勝ちはしましたが。



こちらは最近のネイサンのインタ。




ラファとネイサンの言ってることがちょっと違うような…。
ラファは2年休学する準備ができたと言ってますが、ネイサンはオンラインが可能なら両立したいと。
イェール大学は2年しか休学できないらしいので、本人的にはできれば休学したくないのかも。2年後、北京五輪が延期になる可能性もゼロではない。2年休学したら、肝心の五輪シーズンに休学できなくなる。

あと、ラファはネイサンの演技が好きではなく、ネイサン本人も同じだというのは興味深い。ラファは、ネイサンをエリートスケーターにするために、ブラッシュアップしたいと言ってる。「オリンピックを除いた全ての最高のタイトルを獲得した人なのに」という、インタビュアーのもっともな問いかけに、「あなたの皮肉はわかりますが」と返すところに、ラファの世界チャンピオンのコーチでありながら、複雑な感情を抱いていることが透けてみえます。自分の教え子のスケートが好きではない…オーサーなら、結弦くんにたいして絶対言わずにすむ言葉です。ラファも本当はわかっているってことね(まあ、わからんわけないか)。


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2020/05/24 17:25 | 羽生結弦以外COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

オンタリオ州スケ連のリンク再開への見解、アリ氏「アワードとトルソワ移籍について」

海外情報です。

クリケットのリンク再開はいつのなるのだろう。



オンタリオのスケ連は、責任問題(liability)があるから、権利放棄書(waiver)を用意するために、法律関係者とも相談するとのことらしい。練習時にコロナに罹患しても、スケ連の責任は問いません、みたいな書式。そういうのも用意するとなると、なかなか即リンク開きとはいかないのでしょう。


カナダ在住のモモ博士のブログにもその点に触れてます。



アワードはバーチャルで1ヶ月以内に発表されるとのこと。


アリ氏はアワードに人生かけてるようです…。


トルソヴァの移籍についてザカリャン
「しかし、プルシェンコは才能があり、仕事のためのクレイジーな能力があると確信しています」


スポーツエージェントのアリザカリャンは、アレクサンドラ・トルソワの、エテリ・コーチからエフゲニー・プルシェンコ氏への移籍についてコメントしました。

「今、コロナウイルスに関連して、私はそのような悲観的な内向き感情を持っています...たぶん約6か月前なら、私はこの移籍に違う反応をしたでしょう。
そして今、それは静かにそして静かに私に聞こえました。氷上のオスカーが崩壊した後、そこで起こるすべてのことはそれほど重要ではありません。
私は何が起こっているのかを知っています。エテリは尊敬されているコーチであり、非常にクールな結果を達成しています。ユージーンはスーパーアスリートです。誰がそれを行い、何が起こるか―時間が教えてくれます。
何が座っているのか、誰かが正しいことをしたのか、間違っているのか疑問に思っていること、時間が答えをだすには、誰かが乗りに出て競技が行われるようにする必要があります。
プルシェンコは非常に目的があり、野心的です。長年彼と一緒に働いていて、彼が何かに「穴を掘る」なら、その結果は非常に強力であったことを繰り返し見ました。現時点では、それは許容範囲、コーチングの戦術、および経験、たくさんのコンポーネントー多くに依存しています。
彼は2シーズンだけ訓練するので、次に何が起こるかは彼次第です。しかし、ジェーニヤには才能があり、仕事に夢中になれると確信しています」とザカリャンは言った。



たぶん約6か月前なら、私はこの移籍に違う反応をしたでしょう。
氷上のオスカーが崩壊した後、そこで起こるすべてのことはそれほど重要ではありません。


アリ氏の、このアワードへの執念はなんなのでしょうか。人生懸けてる勢いです。

プルさんはコーチ業に軸足を置いて、今後はショー出演も縮小すると言ってるから、プルさんへの関心も薄れていってるのかもしれません。アリ氏にとっては、長年仕事で組んできたプルさんも商品のひとつにすぎない。利用価値が少なくなるってことだから。なので、一応求められてコメントをだしてはいるけど、頭の中はアワードで一杯で、トルソワ問題についてはあまり興味がない感じを受けます。


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2020/05/24 10:00 | 海外情報COMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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