ルール変更への見解まとめ ~国内関係者編

ルール変更への見解、日本の報道から。










ルール変更とは直接には関係ないですが、Jスポで放送されたフィギュアスケートアカデミー・ジャンプ編での、無良さんと安藤さんの解説。現役時代、ジャンパーだったお二人がジャンプの難かしさについて説明されてます。参考までに。ツイよりお借りします。


ぱるこさんのツイより
4Loについての説明で(19ワールドでは)「4F・4Lzの方が人数割といる。やはり4Loの方が難しいということになってくる。踏み込んだ瞬間から行ける気がしない。挑戦する気すらない」と無良君

エミリさんのツイより
4Tと4Aの点差が近すぎる。4Aの基礎点は20点くらいあってもいいのでは(川原くん談)
4Aが4回転のくくりにあること自体に違和感があり、もし試合で跳べる選手が現れたら、4Aは5Tと同じ枠で基礎点表ができると思う。(無良くん談)


エミリさんのツイより
3Aの二つのタイプ
①スキッド型
エッジをスライドさせてストップをかけながら踏み切る。高さはあるが幅は出にくい。(例、浅田さん)
②遠心力型
足を前に振りだす力と遠心力でながれにのって跳ぶ。幅が出る。(例、紀平さん)

②で高さも幅も流れもあるのがゆづ (安藤さん談)

①の代表例はライサチェック。一瞬後ろに下がるくらいストップがかかる。流れにくい。エッジの跡は先の方が太くなる。
②氷との接点がエッジの踵よりから爪先へと移動して踏み切る。(例、無良くん、ゆづ) (無良くん談)


林檎の花さんのツイより
クワドループについて
岡崎真氏
「踏み切る足と着氷する足が同じなのはループだけ。使える足がほとんど一方だけなので、回転数が増えれば飛躍的に難易度が高くなる」

無良くん
「結弦の4Loの凄いのは直前のステップ。右足のアウトエッジで踏み切るループは抜けやすく、彼のように直前に踏み替えていたら怖くて3回転も跳べない。それで4回転とか結弦しか跳べない」



紀平さんも、スキッド型に変えてから3Aが安定したと言われてますね。



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2020/05/25 15:35 | ISU/JSF/IOC/JOCCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

ルール変更への見解まとめ ~海外記事編

ルール変更についての海外関係者の見解を、知る限りですがあげておきます。

ルール変更についての見解を、ハーシュ氏がフィギュア界の関係者に取材してまとめています。

ハーシュ氏については「ネイサンはイェール大と両立してるのに、ワールドランキングが落ちるのはおかしい」という発言をして、スケオタの失笑を買いました。ですが、この取材には変なフィルターは入っていないと信じておくことにします(笑)

前回のルール変更の記事はこちら
ISUよりルール改定のお知らせ ~ジャンプ基礎点変更、ほか



翻訳してまとめてくださっています。ありがとうございます。


マッシさんは3Aと4A、特に4Aの基礎点が低すぎるとオコ。
なぜか日本のメディアはこの点はスルー。
日本は、伝統的に欧米よりアクセルジャンプ得意な選手多いはずなのに変よね。


コーチをしてるガチンスキーの基礎点変更についての見解。


- 3回転ルッツは3回転フリップと同じにされましたね。

- ルッツを跳ぶのはもっと難しいし、フリップはずっと簡単です。だから私は少し当惑しています。ルッツはフリップより価値が高いはずです。なぜなら、スケーターがルッツを跳ぶの時には、多くの問題が起こっているからです。エッジ、踏み切り、着氷、複雑さ…。ルッツは難しいジャンプです。なぜルッツがフリップと同じ価値になったのか理解できません。

- 4回転ループ、フリップ、ルッツは同じ点数になりました。

- これも不可解なやり方です…。ロジックが理解できません(笑)。私は若いころに跳んでいました。だから、4回転の話なら、これらはとても難しいジャンプだと言うことができます。ループを跳ぶのは一般的に危険が伴います。エッジが抜けて跳べないことがあります。フリップも私の意見では難しいです。4回転ルッツはとても跳ぶのが大変です。このことについての説明は1つだけあります。

- それは…。

- 全ての多回転、4回転ジャンプを跳んでいる選手たちの大部分が、ルッツとフリップを跳んでいます。ほとんど全ての人が、ルッツを跳び、フリップを2番目にやっている。ループを跳ぶ人は少ない。すぐに思い浮かぶのは結弦[羽生]です。ISUのロジックはこうなのかもしれません:みんなリスクを取って試合でループも試し始めてください。

- 点数が高いジャンプだけではなく、全てやってくださいということですね。

- はい。フリップは宇野昌磨とネイサン・チェンが跳んでいる。ループは結弦が跳んでいて、昌磨も試していた。そして4回転ルッツは、ミーシャ・コリャダもアレクサンドル・サマリンもドミトリー・アリエフもネイサン・チェンも結弦も持っています…。ルッツを持っている人は多いけれど、ループは違います。おそらくこういう目標がISUで追求されたんでしょう。

- あなたの先生、アレクセイ・ニコラエヴィチ・ミーシンは、ISUがこういう変更を行うなら、最も難しいジャンプの1つであるトリプルアクセルの点数を上げるべきだろうという考えを述べました。

- アレクセイ・ニコラエヴィチに完全に同意します。トリプルアクセルは、簡単ではない、技術的に難しいジャンプです。自分で滑ってトリプルアクセルを跳んでいた頃から、もっと高く評価して欲しかったです。その時トリプルアクセルは8.50点でした。

- 今は8.0点ですね。

- はい。もし平均的なトリプルアクセルを跳べば、大きくない≪加点≫で8.5~9点もらえます。トリプルアクセルより跳ぶのが簡単なトリプルルッツでも、加点付きならより高い点数でさえもらえるでしょう。



グラッスル選手の見解。4Loが一番難しいと。


イタリアのスケーター、ダニエル・グラスルは≪ガゼータ・ルー≫のインタビューで、フィギュアスケートで一番難しいジャンプの名を挙げました。

≪4回転ループはとても難しいジャンプです。多くのスケーターがあまり上手に跳べておらず、跳ぶ人も少ないことを知っています。時々試合で宇野昌磨、ネイサン・チェンが見せていました。より頻繁に跳んでいるのは羽生です…。一方、4回転ルッツは既に世界でほとんど全ての人が跳び始めています。
だから、私は4回転ループが今最も難しいジャンプだと思います。ループを跳ぶには優れた集中力が必要ですし、同時に多くのことを考えなければなりません。どう加速するか、どの時点で膝に乗るか…。ループは多くの思考活動を必要とします。でもルッツなら私はただ滑って跳ぶだけです。
その上ループの場合、スケーターはとても強い肉体を持っていなければなりません。離氷時に両足で氷上にいて、大きな回転力を与え、正しく回転に入ることが大事ですから。2本足でジャンプする方が快適な人は少ないです。≫
と、グラスルは言いました。



3回転の段階で一番難しいのはルッツだけれど、4回転になるとループが一番難しい…というのは、多くの競技経験者が証言しています。そんな中で、やっぱりネイサンは器が小さいなあ…と思ったのはこういうとこ。

僕にとってはループはとても難しいけど、他の選手には結構簡単。

ループを安定して跳んでる選手は結弦くんだけ。明らかに結弦くんを意識した発言です。
この発言は、以前の「イェール大学では誰も僕を知らないけど、ユヅルのこともほとんど知られてない」に通じる負け惜しみを感じます。ネイサンが人気ないのは、スカスカの助走ジャンププロや、過剰なイェール大学アピールや、ジャッジの極端な偏向採点もあるけど、人間の小ささが垣間見えるこういう発言の数々も原因なのではないでしょうかね。

つーか、この人は、結弦くんに拗らせてる場合じゃないんだが。アメリカ国内でジェイソンにすら人気で負けてるという現実を直視した方がいい。もし結弦くんとトップ争いしてるのがジェイソンだったら、今よりはアメリカ国内のフィギュア人気が盛り上がっただろう。自分に足りないものは何なのか…頭が良いというのなら、よく考えた方がいい。それがわからないのなら、本当はあまり賢くないのかと思わざるえない。


最も難しい3つ(ルッツ、フリップ、ループ)を全部跳ぶなら、特別な優遇措置があるべき。

これだけ優遇されていても、さらにボーナス点がほしいのか。あと、コーチならともかく、現役の選手でこういう「クレクレ」発言する人あまり見たことないですね。


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