フィギュア界の甘えと驕り…フェンシング界の苦境は明日は我が身?

昨日書いたヤグさんについての記事に、ハーシュさんのツイを追加しました。20年ほど前にヤグさんが人種差別・女性蔑視発言をして、アイスショーから追放された事実をツイされてます。よろしければ、そちらもご覧ください。


さて…競技人気がないとスポンサーもつかず、会場に客も入らず、結果的に団体が貧乏になります。
そうなると選手強化にも影響します。フェンシング界も大変苦労しているようです。
うかうかしてると、フィギュア界も明日は我が身ではないでしょうか。



近年、スポーツの人気が下がっています。そして、これは受け入れられません。ロシアは優れたスポーツの伝統を持つ冬の国です。しかし、このようなショーの主なものは、あなたが成功を達成するために一生懸命働く必要があることを皆に示することです。




日本のフィギュアスケートはもはやスポーツではなく、音楽コンサート、ショーです。フィギュアスケーターは歌手、アイドルのようなもので、もはやアスリートではありません。ファンが多い。そして、ファンはスケーターを(アスリートとは)違うやり方で扱います。

それは子供に対する両親のように、または男に対する女の子として、単に無限の愛です。フィギュアスケーターは神のようなものです。ヘイトもまたあります。大きな愛があるときはより積極的に保護します。私たちのスポーツでは、誰もが自分の好み、意見を持っているように思えますが、もっと冷静に扱う必要があります。しかし、主としてすべての行動が見られているということです。彼が微笑んだとき、彼が長い間微笑んだかどうか、任意にその詳細が議論されます。リンク上にあるものだけでなく、それ以外も。



川口さんは、以前にも同じような発言をされていました。
日本のスケオタ、特に羽生ファンはアイドルオタ…という趣旨だったかと。
そのとき海外からも批判を浴びてましたが、また言ってるわ、この人(笑)

タチアナさんは、フィギュアスケートの競技人気の低下を嘆き、川口さんは日本のフィギュアファンをミーハーとバカにしている。

競技人気が高まれば一番いいのでしょうが、今のような不透明で毎回物議を醸す採点が続くような競技、人気選手の引退とともに、タラソワさんが危惧する以上の悲惨な状況になるのは避けられないでしょう。どれだけスケオタが求めても、AIは入れたくない、ジャッジのレベル低下は止まらない、カメラも増やさない…この状態で、どこがスポーツだといえるのでしょうか。

タチアナさんも川口さんも、フィギュア界の怠慢を棚にあげて、ファンにだけ責任を押し付けているようにみえます。特に川口さん。お金を落としてフィギュア界を潤しているファンをバカにするとは…心で思っていても口に出すべきことではないでしょう。反対にいえば、特定の魅力あるスケーターはいても、フィギュアスケートという競技そのものには魅力はないということでもあるのですよ。

日本のファンをバカにしてるヒマがあったら、彼女たちがお金を落としてフィギュア界を支えてくれている間に、少しは腰をすえて改革をしたらどうですか。ATMでいてくれる時間はもうそんなに長くないと思いますよ。


フェンシング界の苦悩は、スケ連にとって他人事ではない。楽観視してるだろうけど。
スケ連は10年以上にわたるフィギュアブームに胡坐をかいて、すっかり麻痺してしまってる。

この記事、以前にもとりあげたけど、再掲します。


 「個人的には選手に依存する大会運営、協会運営には危機感を持っています。フィギュアスケートの羽生結弦選手のようなスーパースターが毎回出てくるのであれば話は別ですけどね。それでも仮に羽生選手が『明日、引退します』ということになったら、協会の収入は一体どれだけ減ってしまうのか。そう考えると、やはり協会のやるべきことは選手の人気に頼らず安定的、持続的な経営基盤を整えていくことにあると思うわけです」


なんでもかんでも勝てば、人気がでるというものじゃないのです。


メダルとれば人気がでるわけではないのは、スピスケみてもわかること。
平昌で、あれだけ五輪金とっても、今もスピスケ会場はガラガラ。


コロナの影響は、各スポーツ団体にも暗い影を落とすでしょう。


 日本フェンシング協会の太田雄貴会長(34)が28日、新型コロナウイルスの影響を受ける今後の協会収益を憂慮した。都内での理事会後に取材に応じ「影響が出ると思う。広告費収入率が高いほど大変になる」と語った。

 同協会の昨年度決算書によれば、広告費収入は約1億1000万円。JALなど5社と公式パートナー、デサントなど7社と公式スポンサー契約を結ぶ。太田会長は「ありがたいことに(契約は)21年3月まである」としたが、各企業の経営悪化が予想される中で「期中にゴメンナサイ(契約破棄)の可能性もあるし、来季(の契約)が心配」と語った。



ANAもKOSEもロッテも、結弦くんが現役の間は、スケ連の公式スポンサーでいてくれるでしょう。でも、彼の引退後はどうなるか。特に、ANAさんは、今はアスリートの支援どころじゃないはず。

スケ連が湯水のように投資してスピスケを強化できてるのは、フィギュア(というより結弦くん)が稼いでくれるから。元々スピスケは稼げない競技だし、これまでのように海外合宿での強化ができなくなれば、スピスケもじり貧になっていくでしょう。

あの身贔屓が強い中京ブログさんでさえ「結弦が引退したら、連盟の金庫が空っぽになる」と言ってる。太田さんのいう「仮に羽生選手が『明日、引退します』ということになったら、協会の収入は一体どれだけ減ってしまうのか」というのはそういうこと。


貧乏な連盟だと、傘下の選手は国際大会の遠征費用も自己負担…。


さる協会関係者は「協会に所属する選手たちは、遠征費用を全額負担させられているのです」とし、こう語る。

「本来、選手は協会から遠征費用の補助を受けられます。日本代表クラスなら協会が全額負担する場合もある。むろん予算は限られており、選手のレベルに応じて自己負担の割合は変わりますが、昨年7月の世界選手権終了後、トップ選手ですら遠征費は自腹になった」



地味なフェンシングやスピスケに比べれば、フィギュアは競技人気を盛り上げやすい競技だと思います。それが、結弦くん絡みの試合やショーでないと、世界中どこもガラガラなのは、競技団体の怠慢だと言われても仕方ない。

今月アワードがバーチャルで発表されるんでしたっけ。
お偉いさん達が人気回復にすがっているのがなんちゃらアワードとは…この競技に未来はないですね。


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2020/06/12 09:10 | 問題提起COMMENT(21)TRACKBACK(0)  TOP

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