マッシ氏「羽生はこの先300年は記憶される」、マッシFB「羽生ビデオ集」、ほか
ご存じの方も多いと思いますが、マッシさんのFBに羽生結弦専用ページができました。
My facebook page has been completely reorganized. Obviously an entire video section is dedicated to #YuzuruHanyu and his many achievements.
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) June 3, 2020
Do Not Miss!https://t.co/pTlJq3fDVr
私のFacebookページは完全に再編成された。
明らかに、ビデオセクション全体が羽生結弦と彼の多くの業績専用である。
お見逃しなく!
こちらの記事2015年のもの。
マッシさんの結弦くんへの評価の高さが昔からいかに高いがわかります。
まだ五輪連覇をしていないときのものです。予言当たってますね。
彼のような人物は、次のオリンピックで勝つ、勝たないに関係なく、この先300年は記憶されるだろう。
— みずほ (@traveler_mizuho) June 2, 2020
五輪連覇は二次的なことに過ぎない。
羽生結弦はフィギュアスケートという競技の進化において、どれほど重要な存在であったかによって歴史に名を残すことになるだろう。https://t.co/wu97KO3Wvw
プルシェンコが羽生結弦について言及し続けるのは、この青年に驚異的な何かを見出していて、もしかしたら彼がもう数年早く生まれてくれなかったことを嘆いているからかもしれない。だって全盛期のプルシェンコは羽生と勝負してみたかっただろう。
プルさんは、絶対結弦くんと同世代で勝負したかったと思う。でも、カートは「伊藤みどりが男子でなくてよかった」と言ってたから、結弦くんと同世代でなくてホッとしてると思う(笑) カートは、結弦くんのスケーティングやジャンプは自分の想像の域を超えてると言ってるものね。ヘルシンキのフリーは「夢のフィギュアスケート」と言ってたとか。
羽生はプログラムで4回転を跳ぶ前に必ずステップを入れないと気が済まない。ただ跳ぶだけでは平凡過ぎて他の人にも出来てしまうからだ。
結弦くん曰く「長い助走でジャンプ寸前に固まってから跳ぶジャンプ」やバトン氏曰く「ぞうきん絞るようなジャンプ」も、結弦くんの複雑なステップから助走レスで跳ぶディレイジャンプもGOEが変わらないという、いやむしろ結弦くんの方が低いという、摩訶不思議な現象がフィギュアの採点現場でおこっています。GOEのプラス項目とはなんぞや。
アメリカ人のデイブですらこう言ってる。
GOEのプラス項目に準じて採点されていれば確かにその通り。
TSLではデイブが、羽生くんのジャンプにはネイサンより平均して2点多く加点がつくべきと言ってました…
— Coco (@806coco) February 10, 2020
ネイサンに有利なルールになっていても、本当にルール通りに適正に採点されていれば、結弦くんがショートで出遅れたとしても、フリーで最小限のミスにとどめれば、ノーミスのネイサンに逆転可能だと思う。でも、実際はショートで出遅れたら最後、絶対勝たせてはもらえない。ネイサンとの直接対決で、結弦くんのショートのミスが多いのは、それが心理的プレッシャーになってるのもあるからではないか。反対にいえば、ネイサンもジャッジが味方してくれてるのがわかっているから、心理的に楽になって、ノーミス率が高くなってるのではないだろうか。フィギュアスケートという競技において、メンタル的な要因はとても大きい。
もし彼が独断で全てを決めることが出来るなら、2018年オリンピックの彼のフリープログラムは4回転ジャンプ4本、3回転ジャンプ7本の構成になっていただろう。
もし怪我がなかったら…この2015年当時のマッシさんの予想、当たってたような気がしますね。
この時、ロレンツォ・マグリが僕に言った言葉を、あれから何年も経つ今でも時々思い出す。
「注意するんだ、マッシミリアーノ。見ていてご覧、羽生結弦はやがて国際スケート連盟に男子シングルのルール改正を余儀なくさせるだろう。何故ならこの少年には限界がない。一体どこまで到達出来るのか、僕には全く想像も出来ない」と
そして数年経った今、ロレンツォの言葉は現実になろうとしている。
もしも羽生結弦がさっき話したように技術レベルのハードルを引き上げることに成功したら、国際スケート連盟は介入せざるを得なくなる。
この予想も当たり。羽生結弦と他の差が開きすぎないように、むしろ他のアゲ選手が勝てるように、SPの単独ジャンプの前のステップ要件を外したり、4Aの基礎点が爆下げしたり、シリアスエラーという羽生結弦限定ルールを作ったり、それ以外にも数えきれないくらい、いろいろ介入してますね。
新ルールでは #羽生結弦 が他の選手よりも特に優れている点を評価対象とせず、逆にエレメンツをバラバラに切り離して評価する判定方法に変更になった。
— yz6ytdsqb (@yz6ytdgs) February 11, 2020
どの選手にも適用されるが、これは一見公平に見えて、実は #羽生選手 が武器を封じられた形になり、大きく不利になったのだと思う。 https://t.co/yyHw19QxLp
羽生封じのルール作るだけでなく、それでも封じこめきれないとなると、謎の回転不足までとりはじめた。本当にようやるわ、ISUと日米スケ連。そして、結弦くんへの同情と、恣意的採点への怒りで、結弦くんへの人気がさらに爆上がるという逆効果…。
マッシさんは「日本には羽生ファンと高橋ファンの二大派閥があって、高橋ファンは羽生を憎んでいる」ことをとっくに把握しておられます。イタリアには「高橋応援団長と自称している女」がいるそうで、そのイタリアのデーオタ(笑)が結弦くんへの誹謗中傷コメントを、マッシさんのFBのコメント欄に書き込んだらしい。そのコメントに対して、マッシさんは見事にバッサリ。
こんな人間は語る価値もないと思うから、これ以上詳しくは話さないけれど。
僕が思うに、こんなのは例外で、物事をこんな風にしか捉えられない者は、1000人に1人の僕が『哀れ』と呼んでいる人間だ。
こういう例外は別として、僕はいつも視聴者からもファンからもこの競技を真の意味で進化させているこの選手に対する称賛の言葉ばかりを耳にしている。
そして、最後にマッシさんはこんな素晴らしい言葉で締めくくっています。
羽生に多大な敬意を表し、彼が健康で、己の道を邁進出来ることを願っている。
何故なら彼のような人物は、次のオリンピックで勝つ、勝たないに関係なく、この先300年は記憶されるだろうと思うからだ。
五輪連覇は二次的なことに過ぎない。
羽生結弦はフィギュアスケートという競技の進化において、どれほど重要な存在であったかによって歴史に名を残すことになるだろう。
これほど全てを兼ね備えた選手は稀にしか現れない。
彼は演技構成点だけでも、技術点だけでも試合に勝てる。
そして、この2つが揃ってミックスサンドされた時、何か爆発的なものが生まれる。
そう、羽生結弦は爆薬なのだ。
先日のスペインのランキングの結弦くんの順位にもマッシさんは不満です。
スペインのスポーツ紙MARCAが選出した「21世紀の偉大な男子アスリート100人」に羽生選手がランクイン(62位)して話題に。
— みずほ (@traveler_mizuho) June 15, 2020
ところがマッシさんがこのランキングに猛然と抗議されています。
マッシミリアーノさんのFBより「スペイン紙ランキングについて+至高の瞬間」 https://t.co/8sa8C0IIrU
以下、マッシさんのフェイスブックの記事の翻訳。
スペインのスポーツ「情報」機関が21世紀の男子ベストアスリートの100位までのランキングを発表するという輝かしいアイデアを出した。
いい加減なランキングであることを前提としても、最終結果は懸念と困惑をもたらした。
例えば、正真正銘ランキング第1位の候補である羽生結弦が一体どのような基準で62位に配置されたのか、その理由を是非知りたいものである。
70位にランクインされた マルタン・フォルカードについても同じことが言える。
またオーレ・アイナル・ビョルンダーレン、アルミン・ツェゲラー、エリック・フレンツェル、カミル・ストッフ、スベン・クラマー、ミカエル・キングズベリーといった絶対的な一流選手達がランクインすらしていないことも忘れてはならない。
イベリア半島では【自称】専門紙であるにも関わらず、スポーツの歴史を変えた人物達についての知識がないのは明らかだ。
彼らがこの長い一流選手ランキングにランクインしなかった、あるいはランキングの下位に配置された唯一の理由は彼らが冬季競技を代表するトップ選手だということだ。
結論は単純である。
イタリアと我が国のスポーツにおけるジャーナリズムの傾向を批判する者はイベリア半島に目を向けることをお勧めする。我々より断然低レベルで学ぶことは何もない。
ちなみに、日本人でランクインしていたのは、23位の内村さん、62位の結弦くん、99位の北島さんでした。
マッシさんは、冬季競技の選手のランキングが低すぎると憤慨されています。それもこれもこのスペインのスポーツ専門紙のレベルが低いからだと。スポーツの歴史を変えた人物達についての知識がなさすぎると。
マッシさんの「羽生コレクション」の最新のビデオは昨年のスケカナのオリジンでした。この動画に寄せられたファンのコメントを、プラネットハニューさんが訳してくださっていて、イタリアのユズリーテさんたちの熱い思いがあふれています。その中で、印象に残ったものがこれ。4Aについてのコメントです。
ところで質問だけど、4アクセルの基礎点は何点?
現在12.50
少なくともあと4点は高くすべきよ
もっとずっと高い得点に値する。
このジャンプの効率を出来る限り下げて、きっとこのジャンプに挑戦する「誰か」のやる気を削ごうとしているのだろう。
何故なら、無論これはただの「憶測」だけれど、彼は既にあらゆるタイトルを取っていて、「新顔」ではないし、アメリカ人でもないから。
彼はこれまでに何度も得点において彼に相応しくない過小評価を受けた。一方、他の選手達は爆盛されている。
理論としてはあながち的外れではないだろう。
勿論、僕はフィギュアスケートの専門家ではないから、僕の思い違いかもしれないけれど、少なくともこの2年間、彼を下げようとしていることは明らかだし、否定しようがない。
もし彼が4アクセルを試合で成功させたら、彼らのお気に入りの選手の世界最高得点を上書きするだろう。
4アクセルを過小評価し、もはや試合は技術点がベースになっていることを考慮して、4アクセルを諦めさせ、他の4回転ジャンプの組み合わせで勝負させようとしているのかもしれない。
彼らはユヅルについて何も分かっていないわね。
彼は歴史を作るために滑っているのよ。何も彼を止めることは出来ない・・・健康上の理由以外(残念ながら)
イタリアのユズリーテさんたちは、日本人よりも情報的にハンデがあるはずなのに、すごく結弦くんのことがわかっているなと感心します。マッシさんが常に、結弦くんの情報を発信してくださっていることも大きいでしょう。マッシさんはまさにイタリアの山口さんですね。マッシさん、本当にありがとう。
結弦くんもわかっているのですよ。今の4Aの基礎点では、リスクを冒してまで挑戦するうまみはないと。「4A跳ぶより、完璧なルッツを2本そろえてGOEを稼いだ方が得点的に有利なのはわかっている。でも、4Aは自分のプライドだから」と本人も言ってた。
五輪二連覇、冬季五輪1000個目の金メダル、旧ルールでのSP・FS・総合での世界最高得点記録、史上初の4Lo成功、史上初の4T-3A、4T-1Lo-3S、4T-1Lo-3Fのコンビネーションの成功、男子シングル初のスーパースラム…などなど数々の栄光と記録を手にしてきた。もう十分だろう、どこまで欲深いんだ、あとは後輩たちに栄光を分けてやれよ…こんなISUや日米のスケ連の本音が採点に露骨にあらわれている。結弦くんも肩たたきされてるのはわかってるから、GPFトリノで、スケ連副会長に「もう少し続けてもいいですか?」なんて聞くのよね。まあ、こんな露骨な採点され続けて、わからん方がおかしいわな。
でも、GPFトリノはやりすぎたよね。トリノの会場のイタリア人はドッチラケだったそうな。
トリノでネイサンに44点差という圧倒的点差で勝たせて、結弦くんの戦意を消失させ、全日本で連戦でボロボロの結弦くんをこれまた恣意的採点で敗北させ、心折れるようにしむけた。モントリオールでトドメを刺すつもりだったのかしら。何をするつもりだったのか…想像すると怖いわ。コロナで中止になったのも、もしかしたらスケートの神様の采配なのかもね。
日本にも結弦くんに好意的な記者さんやライターさんはいるけど、マッシさんほど本音を言える環境ではないのがとても残念です。
参加してます。よろしければ、ポチっと応援お願いします♪
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2020/06/15 12:20 | 海外情報 | COMMENT(27) | TRACKBACK(0) TOP