功労賞の有力候補に意外な名前が? & ガセブンから恒例の羽生下げ記事「練習ボイコット」
信ぴょう性はわからないけど、カートが功労賞の有力候補だというロシア記事です。
4度の世界チャンピオンはISUが最初に認めた伝説になることに近づいています。世界選手権でカナダ国民を喜ばせたいという願望と選択を変えることに消極的であれば、将来的に氷の「オスカー」の価値を下げる可能性があります。https://t.co/wXl81pO6cv
— みずほ (@traveler_mizuho) June 29, 2020
記事にあげるつもりで保存してたら、あれこれさんがこの記事の翻訳をあげてくださいました。
私の機械翻訳よりはるかにクオリティが高いので、そちらを紹介しておきます。
あれこれ 2020/06/28 秘されたノミネート:カート・ブラウニングは、ISUが最初に認めたレジェンドになるのか? https://t.co/45XkMrR18o
— 岩信祐理@元祖ユーリonアイス (@yurii_rusFS) July 1, 2020
長いので、カートの功労賞に関する部分だけ抜粋させていただきます。
全文は上のリンクから飛んでお読みください。
国際スケート連盟(ISU)の昨シーズンを総括する賞のファイナリストの中にアリーナ・ザギートワが入らなかったことは、カナダ人カート・ブラウニングがノミネートの一つで勝利する可能性ほど許容出来ないことではない。四度のフィギュアスケート世界チャンピオンであるブラウニングは、ISUが最初に認めたフィギュアスケートのレジェンドになりそうだ。世界選手権でカナダの観衆を喜ばせたいという願いと、選出の変更を願わないことが、将来において氷の《オスカー》授与の価値を下げるかもしれない — Russia Todayの記事によれば。
3月末、Russia Todayは、来るべき賞の勝利者たちの自分たちのリスト(訳注:それによればタチヤーナ・タラーソワも、Russia Todayも、最優秀選手賞は羽生結弦だろうと予想している。特にタラーソワは、ショパンのバラードNo.1を滑る羽生を高く評価している)を作成した。それが作られたのは、モントリオール世界選手権と、同時に氷の《オスカー》のセレモニーの延期が既に明らかになった後のことだった。その時、《レジェンド》の名誉ある称号の史上初めての保有者も含めて、全てのカテゴリーの主要な勝利候補者が列挙された。競争者の中には、ロシアコーチ集団の母たち、タマーラ・モスクヴィナとタチヤーナ・タラーソワも含まれた。その際に、世界選手権での4つの金を持っている地元のカート・ブラウニングに賞が贈られることが、カナダで盛んに言われていたことが指摘された。
このカナダのシングルスケーターの名前が、最後のカテゴリーで本当に指名されるということが起こり得るのだろうか? 十分あり得る話だ。フィギュアスケートのレジェンド候補者の中のブラウニングの存在 — それ自体が不合理な話ではあるが。
五度の世界女王、アメリカのミシェル・クワン、あるいはかつてIMG(International Management Group)と提携して大掛かりなアイスショーStars on Iceを創設した、オリンピックチャンピオンにして四度の世界王者スコット・ハミルトン、あるいはまた男子シングルスケートがどうあるべきかについての認識を激変させたカナダのシングルスケーター、トーラー・クランストンなどの推挙の方がはるかに疑問は少なかっただろう。
もっといる。今も健在でいる人たちの中で唯一の二度のオリンピック女王カタリーナ・ビット、彼女は世界選手権で四度勝利してもいる。さらに再びコーチ集団の代表者たちに目を向けるとすれば、タラーソワやモスクヴィナの他に、このスポーツ種目の発展に国の枠を超えて多大な貢献をした全ての人たちに言及する価値がある:ユッタ・ミュラー、アレクセイ・ミーシン、フランク・キャロル、二度のオリンピックチャンピオンであり五度の世界チャンピオンのディック・バトン、彼はプロフェッショナルたちの世界選手権を25年にわたって牽引もした。そして最後になってしまったが、大掛かりなチャンピオンたちのショーのアイディアをフィギュアスケートにおいて最初に実現したトム・コリンズ。この本物のレジェンドたちの多様性の中から、どのようにして誰か一人を選ぶというのだろうか?
ブラウニングに対して三顧の礼を尽くしたい気持ちも理解出来る:セレモニーは、地元のホッケークラブ《カナディアンズ》がホームマッチを行う、モントリオールで最も有名なアリーナの一つ、2万1千人収容の《ベルセンター》で行われる計画だった。イベントは、カナダの観客、スポンサー、テレビの大きな関心を集めて催されなければならなかった。彼らは、多分、フィナーレの最後のノミネートで自分たちの地元のスターを見たがったのだ。しかし、ショーのオンライン形式への移行は、微妙な点が色々と浮かび上がって来た。
7番目のノミネート、それが全く特殊で、最も客観性に欠けるものであることは注目に値する。上で挙げたような人々の中から一人の候補者を選出すること、それは極めて困難な課題だ。どのようなバージョンであろうと、それが正しくなく、許すことが出来ない不公平だと考える人々が常に存在する。第二の重要な点は、今年のセレモニーが第一回目のものだということだ。つまり、正にこのセレモニーが歴史に一定の原則を植え付けるのだ。公正さを含めて。
驚かされるのは、シーズンの最優秀選手や最優秀コーチと同等に毎年《レジェンド》を選出するということが、そもそもあまり正しいことではないという事実が、組織者の誰一人の頭にも浮かばなかったということだ。だって、それは今の英雄やチャンピオンの話ではなく、時代や国籍を超えた人物についての話なのだから。もしかしたら、具体的な人間ではなく、何らかの偉大なパンテオンについてだったなら、この意味ではより理に適っていたのではないか。
この選出が、氷の《オスカー》の基盤に礎石として根付くためには、おそらく、今後の全ての世界選手権の主催者に、ホールの天井にレジェンドの名前が入った旗を上げることを義務付ける価値はあるかもしれない、ちょうどホッケーでスターの名前入りのセーターを天井近くに掲げるように。
今、これらのことがどのような結末を迎えるのか興味深い。もしブラウニングが本当に最初の《レジェンド》になるとしたら、それはISUにとってもう一つの頭痛の種に転じる可能性は十分ある。今後全ての世界選手権の主催者たちを自由に行動させることになるのだから。その時、あのフランスがアラン・ジレッティかフィリップ・キャンデローロのために《オスカー》を要求しないといえるだろうか、スイス人はデニス・ビールマンとステファン・ランビエールのために、スペイン人はハビエル・フェルナンデスのために、日本人は羽生結弦のために? もっとも最後の名前(訳注:羽生)の《興行収入》を考慮すれば、既に今でも、7つのノミネートのうち少なくとも5つの部門に彼を含めるよう要求することが出来る。しかし、氷のISU Skating Awards(ISUスケート賞)は、それをしてより権威が高まるだろうか?
カートが有力候補に名前があがっているけれど、カートよりふさわしい人はいくらでもいるのに、カートが地元のカナダ人だからという理由で第1号になったら、功労賞の価値を下げると記者は言いたいのだと思います。4回のワールドタイトル保持者で初の4回転成功者ではありますが、五輪金どころか五輪メダルすらもっていません。
どんな賞でも第1号というのは大事です。カートでは役者不足感は否めません。初代の功労賞が五輪二連覇のバトン氏で、MVSがその後継者の結弦くんだったら、この賞の格はかなり上がるでしょうね(笑)
カートが功労賞受賞有力候補って、最近のネイサン上げはその伏線だったのかな?(笑)
今日発売のガセブンに恒例の羽生下げ記事。羽生ファンが幸せだから嫌がらせ?
新シーズン開幕、写真集3冊バカ売れ、羽生結弦展開幕…と羽生選手に関する楽しい話題に合わせるように、ガセブン羽生下げ記事きました。
— みずほ (@traveler_mizuho) July 2, 2020
本日発売の女性セブン7/16号
羽生結弦「練習ボイコット」籠城生活の深刻理由
羽生選手が喘息の持病のためコロナが怖くて練習できず焦っているという内容です😡
見たい方はこちらからどうぞ。
底辺雑誌とはいえ、発売早々の雑誌のページをそのまま貼るのもあれなんで。
https://i.imgur.com/G0BFh3T.jpg
ガセブン、ブレないわ~。小学館もいく道を誤らなければ、一応大手なんだから、羽生本のひとつも出せたかもしれないのに。日刊と報知・スポニチの差をみても、目先がきくって本当に大事よね。
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2020/07/02 15:00 | ISU/JSF/IOC/JOC | COMMENT(10) | TRACKBACK(0) TOP