ISUのMVS選手紹介文に関する検証と反論 その2
夜中にUPされたMVSのツィート。今は訂正されてますが、結弦くんの名前を間違えていました。
JulyがJullyになっていますが、こちらはそのまま放置されています。
度重なるやらかしに、ISUのツイは批判リプで炎上中です。
In fact, the ISU has no respect for the two-time Olympic champion🙃🙃🙃 pic.twitter.com/iF0Hr79w0x
— 😁😁 (@songling1997) July 4, 2020
プラネットハニューさんがマッシさんの激オコについて記事にしてくださっています。
マッシミリアーノさんのフェイスブックより
— みずほ (@traveler_mizuho) July 5, 2020
イタリアのスケートファンの皆さんも激怒!
ISUアワード:マッシミリアーノさんの堪忍袋の緒がついに切れる・・・ https://t.co/dGpK6d0hm6
イタリアのユヅリーテ達も激オコらしく、彼女たちの声についてはまたまとめてくださるそうです。
戦績下げに功績泥棒の次は、よりによって世界で一番有名なスケーターの名前の表記ミス(いや、わざとか)。ここまでくると、ISUはネイサンをスターにしたいのか、ヒールにしたいのか、ピエロにしたいのか、わからなくなってきた。
ラファはアメリカのナショナルチームのヘッドコーチをしています。
ラファがヘッドをしているハイパフォーマンスチームのコーチングリスト。大御所キャロルやラファの弟子のミハル、マライアもいます。アワードの審査員のトッド・エルドレッジも。https://t.co/9dLbpTjkcS
— みずほ (@traveler_mizuho) July 4, 2020
コーチのトッド・エルドレッジは、安藤美姫さんと同じく、アワードの審査員をしています。
つまりラファのチームの一員が審査員ということ。身内で審査してどうするよ…。
では、アワードがどのような人達によって、どのように決まるのか少しおさらい。
◆候補者と最終候補者はどのように決まるか。
2019/2020シーズンにおけるISU主催の大会(ISUグランプリシリーズ、ISUグランプリファイナル、ISU欧州フィギュアスケート選手権、ISU四大陸フィギュアスケート選手権、ISU世界フィギュアスケート選手権)での結果と経験を考慮して候補者を選出します。ISUスケーティングアワード選考委員会によって選出された候補者のリストが一般、ISU加盟の各国スケート連盟、メディアによるオンライン投票の対象になります。投票が締め切られると、その結果を踏まえて、ISUスケーティングアワード選考委員会がモントリオールでの審査員による最終投票の対象となる各部門3名の最終候補者リストを作成します。
◆ISUスケーティングアワード選考委員会メンバー一覧
・アレクサンドル・ラケルニク 氏 (ISUフィギュアスケート副会長)
・マリー・ランドマーク氏 (ISUフィギュアスケート評議会会員 後に審査委員長も務める)
・オリヴァー・ヘーナー 氏(ISUスケーティングアワード・プロデューサー兼アート・オン・アイス最高経営責任者)
・アリ・ザカリアン 氏(ISUスケーティングアワード発案者)
・フレディ・シュミット 氏(ISU事務局長、後に審査団のアドミニストレーターも務める)
◆特別功労賞はどうやって決まるか。
専門家で構成されるISUスケーティングアワード選考委員会が、優れた実績を上げ、人気を博し、フィギュアスケート界の模範と認められる候補者の中から、2020年の受賞者として1名を選出します。
◆投票結果は、受賞決定にどのように考慮されるか。
選考委員会は3つのグループによるオンライン投票の結果を同じ割合(一般投票1/3、メディア1/3、ISU加盟連盟1/3)で考慮する。ISUのオンライン投票システムによって投票された票数のみが集計の対象になる。ISUスケーティングアワード選考委員会は一般投票によるオンライン投票とメディアによるオンライン投票の結果を決める際、部門ごとに以下のとおり考慮する。
a) 各候補者に対するすべての国からのオンライン合計得票数
b) 各候補者に対するすべての国からのオンライン合計得票数から、候補者の出身国からのオンライン得票数を差し引いた得票数
c) 各候補者に対するオンライン国別得票数
d) ISUスケーティングアワードは初めての開催であり、オンライン投票の総数や国別投票数の割合は未知数であるため、ISUスケーティングアワード選考委員会は上記で示したオンライン投票の結果を比較検討し、公平で偏りなく、全世界の投票者の総意を反映した最終候補者を選出
「オンライン投票が締め切られると、ISUスケーティングアワード選考委員会は結果を検討し、各部門の最終候補者を発表する」とあるので、アリがザギトワが最終選考に残らなかったことに関与してないというのは嘘ですね。
一般のオンライン得票数やその順位すらまったく公開されませんでした。すべて密室で行われている審査。どうとでもなりますね、これは。
「ISUグランプリシリーズ、ISUグランプリファイナル、ISU欧州フィギュアスケート選手権、ISU四大陸フィギュアスケート選手権、ISU世界フィギュアスケート選手権の結果と経験を考慮」とあるので、ネイサンと結弦くんの成績を比較します。2019-2020シーズンの成績を比べても、ネイサンより結弦くんの方が普通に上。ネイサンのアドバンテージはファイナルで結弦くんに勝ったことだけ。
ネイサン
スケアメ:299.09点(1位)
フランス杯:297.16点(1位)
GPF:335.30点(1位)
羽生
スケカナ:322.59点(1位)
NHK杯:305.05点(1位)
GPF:291.43点(2位)
4CC:299.42点(1位)
羽生:シーズンランキング1位、ワールドランキング1位(現在)
ネイサン:シーズンランキング15位、ワールドランキング4位(現在)
アフター羽生の問題については、以前ジャッキーさんも心配していた。
ジャッキーさん、結弦くんのことを「彼はこのスポーツに日本国内だけでなく世界中からたくさんの新しいファンをもたらした」って言ってますけど? あれネイサンじゃないの?(笑)
ジャッキー・ウォン
— みずほ (@traveler_mizuho) January 3, 2022
「私が不安に思っているのは、ゆづの後のFSファンがどうなるかということ。彼は、日本と世界の両方で、FSに多くの新しいファンをもたらした。彼はアイコンであり、巨大な存在だ。彼が競技を引退した後、他の誰かがその穴を埋めれるとは思えない」https://t.co/VxGBVZ5DVU
そういう状況に対しての準備のようなものは必ずしもあるわけではない。その時になったら(ユヅルが現役引退をするときになったら)僕たちはみんな、フィギュアスケートのコミュニティとしてちょっとしたショックを受けるだろうと思う
1年以上前のツイだけどまさにその通り。この競技団体はファンをよほどバカだと思っているらしい。
今、ポスト羽生のフィギュア界を心配する余りか、次なる国際的メガスターを作ろう作ろうとする動きが国内にもISU内にもあって、国内ではメディアを抱き込んで、海外ではISUがそのルールさえ巻き込んでやっているけど、ファンはそれを見抜いて冷めてしまっているのが現実。スーパースターは、作れない。
— 星くず@4A4Lz✨ (@startrekker020) 2019年5月31日
太田雄貴(日本フェンシング協会会長)さんがこんなことを言っておられたとか。なかなか深い。
(ソース https://voicy.jp/channel/790/61993)
「認知と人気は違う。人気の後に認知がついてくる」
「富士山の山頂にいる人は『今日富士山に登ろう』と思った人しかいない。天気が良いからどこか行こう、と思って富士山に登る人はいない」
人は羽生結弦(富士山)だから、スケート会場を目指す。またスケートのチケットは高額。本当に行きたいと思わせないと足は向かない。今日暇だからといって、なんとなくスケート会場に足を運ぶ人はいませんよ。
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2020/07/05 16:30 | ISU/JSF/IOC/JOC | COMMENT(4) | TRACKBACK(0) TOP