「羽生結弦の漫画は終わらない」③、ゆづ「スケートではすべての言語を話せる」 、ほか
「羽生結弦:僕の漫画はまだ終わらない」の完結編、UPしてくださっています。
完結「羽生結弦:僕の漫画はまだ終わらない」③
— みずほ (@traveler_mizuho) October 11, 2020
彼は私たちに証明してくれた。フィギュアスケートの力は氷上に客観的な世界を描くことではなく、人間の心の内なる世界を描くことだということを。この種目の魅力と吸引力は観客の共感を呼び起こす力にこそあるということを。https://t.co/kRobGJ7HpJ
「羽生結弦の漫画は終わらない」①
http://bltraveler.blog63.fc2.com/blog-entry-3938.html
「羽生結弦の漫画は終わらない」②
http://bltraveler.blog63.fc2.com/blog-entry-3940.html
競技成績から言えば、これまでの功績の上に胡座をかく資格が彼には十分ある。10回以上世界記録を破り、フィギュアスケートの歴史上初めてオリンピック、世界選手権、グランプリファイナル、四大陸選手権、そしてジュニア世界選手権、ジュニアグランプリファイナル等の国際大会を制覇してスーパースラムを達成した選手がどれだけ褒め称えられようとも行き過ぎではないだろう。
しかし羽生結弦がこの氷上の芸術にもたらしたものは競技の金メダルだけではない。CCTVの解説者、陳滢はかつて語った。「彼は私たちに証明してくれた。フィギュアスケートの力は氷上に客観的な世界を描くことではなく、人間の心の内なる世界を描くことだということを。この種目の魅力と吸引力は観客の共感を呼び起こす力にこそあるということを。」
彼は私たちに証明してくれた。フィギュアスケートの力は氷上に客観的な世界を描くことではなく、人間の心の内なる世界を描くことだということを。この種目の魅力と吸引力は観客の共感を呼び起こす力にこそあるということを。
陳滢さんの言葉は、結弦くんのこの発言に通じると思います。
陳滢さんは、日本のアナウンサーの誰よりも、結弦くんを深く理解している。
RT ...this was like a beautiful poem from Yuzu...🤧❤️#YuzuruHanyu #SkateCanada2019
— Fukuhana💙⛸ (@Fukuhana7) October 10, 2020
Sometimes I can’t explain or speak with words
(言葉では上手く気持ちを表現できない時があって)
It really feels a little frustrating
(そんな時は本当にもどかしく感じます)
(1/3) pic.twitter.com/rxOe2R15ie
So it’s a really special moment for me
— Fukuhana💙⛸ (@Fukuhana7) October 10, 2020
(だからとても特別な瞬間なんです)
Yeah, it is special for me. (うん、とても特別です) ✨✨✨
(3/3) pic.twitter.com/3WyZuVeDpT
結弦くんにとって、フィギュアスケートは言葉。フィギュアスケートを通して、彼の心を、想いを伝えている。だから、私達は、彼の演技をみるたびに、ストレートに彼の想いを受け取って、感動したり、泣いたりできるのだ。ただエレメンツを淡々と消化するだけの演技に、人の心を揺さぶることなどできようはずがない。
往年の大女優、高峰秀子さんの言葉。
結弦くんに通じるものがけっこうあるので、いくつか紹介します。
人間は誰でも、ただ、その人と同時代に生れたこと、その人と同じ空の下で同じ空気を吸っているのだ、と思うだけで心の支えになる、というアラヒトガミを心に持っているにちがいない。
— 高峰秀子 (@HidekoTakamine) October 7, 2020
羽生ファンの心情を代弁してくれているかのような言葉。同時代に生まれ、彼と同じ空の下で、同じ空気を吸っているだけで、心の支えになっている人は世界中にごまんといる。そうか、彼は天使だと思ってたけど、アラヒトガミでもあるのか(笑)
それにしても、芸というものは、なんとキビしく恐ろしいものだろう。どんな芸能も、ひと目、というわけにはいかないが、五分も見聞きすればその人の芸に対する精神のありかた、鍛錬の有無、才能や人柄までが分ってくる。
— 高峰秀子 (@HidekoTakamine) October 6, 2020
フィギュアスケートの世界も同じ。5分も見れば、フィギュアスケートに対するその選手の精神のありかた、鍛錬の有無、才能や人柄までがわかる。羽生結弦の3~5分ほどの、たったひとつの演技で沼落ちする人が多いのは、そういうことです。
華やかな授賞式のステージに立ちスポットライトの中でトロフィを抱いても、そのトロフィは既に「過去の仕事」に対するトロフィだから、喜びの実感はうすい。むしろそうしたお祭りさわぎから寸時も早く離れて、現在撮影中の仕事に没頭したい、という気持ちのほうが強い。
— 高峰秀子 (@HidekoTakamine) October 7, 2020
これもそのまんま「羽生結弦」。ソチ五輪で金とったときも、スタジオで「今何したい?」と聞かれて「4回転サルコウの練習がしたいです!」といってたのを覚えている。押しも押されぬリビングレジェンドになった今も、彼は数々の偉業は「過去の栄光」として、前進することしか考えていない。
人間は、その一生の内に、心底から「先生」と呼べる人に出会えるのは、ほんの、二、三人だと私はおもう。運が悪ければ、その一人にだって出会えないこともあるだろう。
— 高峰秀子 (@HidekoTakamine) October 10, 2020
この点については、結弦くんはとてもラッキーだったと思う。山田先生、都築先生、なな美先生、オーサー、ジスラン、トレイシー、そして城田さん。もし、これらの素晴らしい指導者たちとの出会いがなかったら…と想像するとゾッとする。どんな「先生」と出会うかがスケーターにとってかなり重要なのは、他のスケーターをみてるとよくわかるから。
美しく老いることは不可能だけれど、静かないい顔に近づくことはできる。人間の顔が「顔」になるか、単なる「ツラ」に終ってしまうかは、当人の心がけ次第、というところだろう。
— 高峰秀子 (@HidekoTakamine) October 8, 2020
最近「経年美化」という言葉を知りました。結弦くんは年々美しく、良い顔になっていってる。「当人の心がけ次第」…まさにそうだと思う。
「男の顔は履歴書、女の顔は請求書」という言葉がありますね。
男性は顔に今までの経験(苦労など)が出る
女性は顔に投資したお金(美容使う費用など)が出る
ということらしいですが…結弦くんのお顔の透明感・美しさは、元々の造形美だけでなく、彼のこれまでの生きざまが滲みでているからでしょう。しかも、美容にたくさん投資してる(請求書の)女性より美しいなんて、本当に罪な男ですよね(笑)
オフィシャル本。能登さんからもお墨付き。
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2020/10/11 11:50 | コラム・雑誌記事 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0) TOP