課金は推しだけ?~海外観戦ツアー開催状況にみるスケオタの本音、昨日は五輪2連覇達成1000日目

昨日(11/13)は、結弦くんが平昌で1000個目の金メダルをとった日から、1000日目だったそうです。

1000th gold medalist

1000th gold medalist-2

1000th gold medalist-3

平昌の金メダルによって、結弦くんは66年ぶりの五輪連覇。
フィギュアスケート史上4人目の五輪連覇した男子スケーターとなりました。
結弦くんだけカラーであることからも、今の時代に連覇がいかに困難なことであるかわかります。
彼の名前は、不世出の天才スケーターとしてフィギュアスケート史に、冬季五輪1000個目のメモリアルゴールドメダリストとしてオリンピック史に、ともに永遠に刻まれることでしょう。


そういえば、HISさん、こんなアンケートとってました。



GOTO効果で多少息を吹き返したとはいえ、海外全滅はやはり業界的に厳しい。
生き残るために、色々プランを模索するのは当然かと。

昨シーズンのJTBのフィギュアのCSとGPS関係の観戦ツアーの実施状況です。

JTB1.jpg
JTB2.jpg

CS・GPS関連のプランは8試合あったものの、実施できたのは、オータム、スケカナ、NHK杯、ファイナルだけ。つまり、結弦くんが出場した試合だけです。ツアー会社も商売なのでシビアです。数年前、HISが「最小催行人数1名」の(結弦くんが出ていない)試合の観戦ツアーを募集したけど、1人も集まらず中止になったそうな。

まあ、結弦くんの出ないGPシリーズでは、カメラマンや記者・テレビクルーもほとんど派遣されず、放送には現地映像を使ってる状況をみても、そこは押して知るべしでしょう。結弦くん引退後は、GPSツアーを実施できたとしても、せいぜいNHK杯とファイナルくらいではないかな。渡航費が高くなる欧米開催だと、ファイナルも催行できるかどうか。シーズン最後のビッグイベントであるワールドなら、開催できる程度の遠征組はいるような気がするけど。そもそもCSの観戦ツアーがあること自体異例なんだよな。

羽生結弦がいかに旅行業界の経済を回していたか如実に表していますね。その経済効果は、日本の旅行社のみならず、彼が遠征する現地にも多大の恩恵をもたらしています。ロシアの現地旅行社が「結弦の出る試合が毎月あればいいのに」というわけです。結弦くんは、引退後は海外のアイスショーにも出るでしょうから、今度はアイスショーを組み込んだツアーが発売されるのではないでしょうか。

日本のスケオタは、羽生オンリーファンであっても、拍手やスタオベや歓声は気前よくしてあげる…という人はけっこう多い。タダだからね。それは、2019年のたまアリワールドの、某アメリカ選手の演技後の客席の様子を思いだせばわかる。あそこにいたのは、ほとんど羽生ファンだったはず(オンリーだけじゃないにしろ)。私は、あのたまアリワールドの観客の反応がISUやアメリカスケ連を勘違いさせた大きな原因ではないかと思っているけど、それはさておき…要はこういうこと。タダの社交辞令は「模範的なスケオタだと思われたい」八方美人タイプの羽生ファンはいくらでもするけど…

課金は推しだけ

ということなのでしょう。外国人は白黒はっきりしてるので、アメリカ陣営も、トリノGPFの会場の反応で残酷な現実をようやく認識したみたいですが…。


結弦くん関連の書籍3冊。
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2020/11/14 18:00 | 雑談COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

北京ファイナル中止決定、新型コロナ関連の海外情報

北京のグランプリファイナルは中止が決まりました。





 【ジュネーブ共同】国際スケート連盟(ISU)は13日、2022年北京冬季五輪のテスト大会を兼ねて12月に予定していたフィギュアのグランプリ(GP)ファイナルとスピード・ショートトラックのワールドカップ(W杯)、来年2月のスピードの世界選手権について、新型コロナウイルスの影響で北京開催を断念すると発表した。

 GPファイナルとスピードの世界選手権は今季中に中国以外での代替開催が可能か早急に判断するが、現状では「困難」との見方を示した。ショートトラックのW杯は中止が決定した。ISUは今後、大会組織委員会などとテスト大会の代替実施に向けて協議する。



ファイナル開催にあれほど固執するのは、北京五輪のテスト大会だからだと思ってましたが、どうやらそれだけではないようです。おそらくコロナ対策で、世界で1,2を争うほど慎重な中国が14日間の検疫期間を免除してくれるとは思えないので、実質上不可能だとは思ってはいましたが、スケカナとフランス杯が中止になった今、それでもファイナルの開催にこだわる理由はどこにあるのでしょうか? 理解不能です。


まあ、スイスならやれるかもしれません。ユルユルだから。2週間の検疫期間もありませんしね。でも他国が派遣したくないでしょう。「経済優先」対策で、今や欧州一ヤバイ状況です。



コロナ罹患した海外スケーターもぼつぼつでてきましたね。
これまでもスケーターの感染例はいくつかありましたが、トップ選手にもでてきました。

パパシゼもコロナに罹患していたようです。


パパシゼは、7月にモントリオールでコロナ陽性になり、2週間トレーニングを休まなければなりませんでした。

シゼロンは、カナダ永住権があるので、今はフランスに戻っており、パパダキスは永住権がないので、フランスにとどまっているそうです。ナショナルとユーロはWDし、ワールドは出場するとのこと。ただ、シゼロンは今だに味覚障害が残っているようで、後遺症が心配されます。なお、パパシゼは、カナダでコロナ陽性になった最初のスケーターなのだとか。

7月に感染…ISUアワードの授賞式は7月11日で、ライブでオンライン出演してましたよね? そのときは体調が悪そうでもなかったから、授賞式後に感染したのかな。


プルさんのアカデミーの秘蔵っ子・ジリーナ選手もコロナに。


ヴェロニカ・ジリーナは、ロシアカップ第4戦の前にコロナウイルスで病気になり、2週間氷から離れていました。彼女は試合の前に1週間のトレーニングを受けました。

2週間練習できなくて、1週間の準備でロシアカップのジュニア部門で2位とは地力が違うのでしょう。彼女も、ロザノフ氏と一緒にプルシェンコ氏のアカデミーに移った子です。ジリーナはすでに2つの4回転ジャンプと3回転アクセルを跳ぶ、凄腕のジュニアとか。スポーツ・ポータルの「ゴル・ル」によれば、このジリーナをトゥトベリーゼ・チームの中で育てあげたのはまさにロザノフ氏なのだそう。元々、エテリン帝国の最新兵器と言われていた子。ロシアの虎の穴が、これまではエテリのとこだけだったけど、プルさんも参戦。ロシア、すごいことに。


こんな小さな大会でも中止。ヨーロッパで国際大会ができるとは思えない。

 

アフロさん、スケ連のオフィシャルになったのね。





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2020/11/14 10:30 | グランプリファイナルCOMMENT(2)TRACKBACK(0)  TOP

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