世界選手権2021は予定通り開催、辞退すれば北京五輪は1枠に
ISUはワールドを予定通り開催する方針です。
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— 日刊スポーツ (@nikkansports) January 28, 2021
羽生出場3月フィギュア世界選手権は開催 タス通信 [2021年1月29日 日刊スポーツ]
ロシアのタス通信は28日(日本時間29日)、フィギュアスケートの世界選手権(3月、ストックホルム)が予定通り開催されると報じた。「大会の準備は計画通りに継続されており、日程に変更はない。関係筋が明かした」としている。この日は国際スケート連盟(ISU)が、開幕まで2カ月を切った世界選手権の開催可否を協議していた。
昨年12月10日のISU理事会では3月22~28日の日程維持が承認され、今後の新型コロナウイルスの感染状況を見極める、とされていた。
日本勢は、昨年12月の全日本選手権(長野)で代表を決定。男子は羽生結弦(ANA)宇野昌磨(トヨタ自動車)鍵山優真(星槎国際高横浜)、女子は紀平梨花(トヨタ自動車)坂本花織(シスメックス)宮原知子(関大)、アイスダンスは小松原美里&尊(ともに倉敷FSC)組が選ばれていた。
ペアは全日本で実施されなかったものの、拠点のカナダからの帰国が困難になっていた三浦璃来&木原龍一(ともに木下アカデミー)組が世界選手権に派遣されることも決まっていた。
大会の概要に関しては、スウェーデン連盟が昨年11月26日に公式サイトで方針を発表。世界選手権の開催に向けて、外部との接触を断つ「バブル(泡)」環境の整備を検討。全米テニスなどで成功例があるコロナ禍の中での隔離策だ。
選手や関係者は各国からの渡航前と入国時に検査を受け、会場のエリクソングローブに入った後はバブルエリアから出ることができず、敷地内のホテルとリンクの往復だけ許される。そうすることで外部との接触が避けられ、泡の内部は安全が保たれるという大会実施方式が模索されている。
また、昨年から無観客を想定しており、代わりにオンラインで視聴できるシステムなどの構築にも着手していた。
昨季の世界選手権(カナダ・モントリオール)はコロナ禍で59年ぶりの中止に追い込まれた。今季の世界選手権は2022年北京オリンピック(五輪)の枠取りが懸かっており、例年以上に開催可否が注目されていた。
これがあるから、無理だと思ってましたが…。
日本発渡航の原則禁止発表 - EU、コロナ感染拡大でhttps://t.co/57ZC5hAjS4
— 共同通信公式 (@kyodo_official) January 28, 2021
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は28日、日本での新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本からの渡航を再び原則禁止すると発表した。EUへの不要不急の入域を禁じる措置を「適用除外すべき国」のリストから日本が外された。韓国やシンガポール、オーストラリアなど6カ国は引き続き適用除外される。
入国管理は各加盟国に権限があるため、日本発の渡航を実際にどう扱うかは各国が判断するが、日欧路線を持つ航空会社は運航計画の見直しを迫られる可能性がある。
EUへの渡航を禁止されていない国は7ヶ国しかないわけで、これは世界選手権は難しいだろうと思っていましたが、「入国管理は各加盟国に権限があるため、日本発の渡航を実際にどう扱うかは各国が判断する」という部分がミソのようで、スウェーデンの入管がOKとすれば、入国できるということ。EUの決定もあくまで「原則禁止」。そして、スウェーデンは昨年の11月にスポーツの国際大会に出場するアスリートの入国を認める方針をだしています。それも、入国後の検疫期間なしで。コロナ対策で、国内大会をすべて中止しているのに、国際大会はOKとは奇妙な話です。
I can confirm the Tass report that the ISU Council has decided not to cancel the World Figure Skating Championships Mar. 22-28 in Stockholm, Sweden. Not sure if this is final word or if Council plans to reconsider at its next meeting.
— Philip Hersh (@olyphil) January 28, 2021
ISU理事会は3月22〜28日にスウェーデンのストックホルムで開催される世界フィギュアスケート選手権を中止しない決定した、というタス通信の報告を確認できた。これが最終決定なのか、それとも理事会が次の会議で再考する予定なのかはわからない。
2020/21東京オリンピックが開催されるにあたり、IOCのバッハ会長は昨日、ハンドボールチーム戦のワールドがエジプト(男子)で行われたことを指摘しました。ISUはオランダでバブル方式でスピードスケートの大会を開催しています。 ISUは、おそらく、世界フィギュアスケート選手権を前に進めることについては、それを考慮したのでしょう。
スケ連は、当然のように、選手をワールドに送り込む予定。
フィギュア世界選手権の開催方針 伊東委員長「情報は入っています」選手安全が「一番」/スポーツ/デイリースポーツ online https://t.co/hlk1S3xr2r #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) January 29, 2021
日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長(59)は29日、3月に開催予定の世界選手権(ストックホルム)について、国際スケート連盟(ISU)から開催の方針を伝えられているとし「一番は選手の安全。しっかり対策を練っていかなきゃいけない」と話した。
同大会は、22年北京五輪の出場枠が懸かっており、28日のISU理事会では予定通り開催する方針を確認したと、タス通信が伝えている。
伊東委員長は「情報は入っています」とし「開催はするけど、この先コロナの状況でどうなるか分からない。基本的にはスウェーデンが本当にやるかやらないかは決めるので」と説明。日本スケート連盟内でもスピードスケートやショートトラックは国際大会への日本選手団派遣取りやめを決めているが「スピードやショートと違ってこの世界選手権は五輪の枠取りがあるので。各国参加せざるを得ない」と状況を明かした。現状、選手が参加しなければ22年北京五輪の枠は1枠になるという。
また大会開催にあたって「バブルでやるという話は聞いています。人を絞って最小限。空港に着いてから会場まで一つの泡の中に入れるという方法でやるという話は聞いています」と伊東委員長。「刻一刻と色んなことが変わるが、1番は選手の安全。安全に試合に出させてあげる、そして最高のパフォーマンスを発揮するようにしてあげるのが僕らの仕事なので。外務省やスポーツ庁、いろいろなところと相談してしっかり対策を練っていかなきゃいけない」と話した。
ハーシュは変なことも言うが、コロナ禍における競技のあり方に対する意見はマトモ。
1 / Yes, I would like to see World Figure Skating take place. But the only way it might - emphasis on MIGHT - safely happen is by creating bubble with repeated testing for at least a week before start of event. Australian Open situation is an object lesson https://t.co/HoWGfcYM9l
— Philip Hersh (@olyphil) January 18, 2021
世界フィギュアスケートが行われるのを見たいです。 しかし、それが安全に発生する唯一の方法は、イベントの開始前に少なくとも1週間、テストを繰り返してバブルを作成することです。 全豪オープンの状況はオブジェクトレッスンです。
テニスはチャーター便やその他の安全対策に数百万ドルを費やしていますが、問題にお金を投じても、世界中から人々を安全に連れてくることの難しさを大幅に軽減することはできないということです。
世界選手権は3月下旬にストックホルムで行う予定です。 スウェーデンは当初、コロナ対策に関して全体的に自由放任主義のアプローチを選択していましたが、ここ数週間、この国ではただならぬ感染者数が発生しました。
ISUは、欧州選手権(ザグレブ、1月下旬)、四大陸選手権(シドニー、2月上旬)、グランプリファイナル(北京、1か月前、2022年のオリーテストイベント)を賢明にも中止しました。グランプリイベントを開催しましたが、本質的に国内大会です。世界選手権については、1月28日を決定する可能性があります。
2022年オリンピックで各国の代表枠が決定するので世界選手権が必要であるという議論は疑わしいです。代表枠を決める他の方法(過去の結果と世界ランキングのいくつかの組み合わせ)はあり、ISUが開催することを望んでいるのです。古いシステムを維持するために命を危険にさらす価値はありません。
ハーシュの言うとおりです。北京五輪の代表枠は他の方法で決めることは可能なはずです。ワールドランキング、直近のシーズンランキング、直近のシーズンベスト。それらを総合的に判断して代表枠を決めても、世界選手権で決めても、おそらくそれほど枠数の乖離はないと思います。命の危険を冒す価値はない。
要は、アメリカや日本、ロシアなどのフィギュア強豪国が、ワールドメダル欲しさに開催したいだけでしょう。また、無観客でも団体に放映権料は入ります。しかし、それらの上層部の思惑や事情によって、健康を脅かされるのはほかでもない、選手なのです。
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タグ : 2020-2021_season
2021/01/29 17:30 | 世界選手権 | COMMENT(7) | TRACKBACK(0) TOP