天才肌はコーチに向かないのか ~コストルナヤ、エテリチームに復帰?
今日は、結弦くんが四大陸準優勝して、知事を表敬訪問した日です。
【2011年3月4日(金)宮城県仙台市】
— 3.11まで あの日、あの場所 (@asahi_anohi311) March 4, 2021
●フィギュア四大陸、準V報告
東北高の #羽生結弦 選手が、知事を表敬訪問。
「織田信成選手ら3強に割って入るのは難しいが、勢いぶつける」。
知事は「県民栄誉賞を渡すのが楽しみ」。
※国内外のニュース
・NZ地震の家族 再会できず帰国 #10年前のきょう pic.twitter.com/iiDdll6gmx
お家騒動はロシアのお家芸ですが、またひと騒動おこっています。
コストルナヤが、プルさんを離れて、エテリのところに戻るのではないかと噂されているのです。
噂は本当みたいです。サンボとしては受け入れてもいいと。あとはエテリの腹次第。
サムボ70スポーツ教育センター・レナトライシェフ「コストルナヤが私たちの学校へ復帰についての話がされていますがそれが起こるかどうかはわかりません。 ただ要望はアリョーナから来ています。トゥトベリーゼが決定するとそれはそうなります」https://t.co/WjLcK6uxcB pic.twitter.com/Y0RLFZhNMB
— FS247ロシア語ニュース情報局 (@fs247ru) March 3, 2021
ぶっちゃけトランコフ(笑) コスの母親はエテリを離れるのは反対だったそう。
マキシム・トランコフが、コストルナヤがエテリグループに戻る可能性があるとの噂についてコメントした。
— みずほ (@traveler_mizuho) March 3, 2021
「アレーナの親の影響? それはわからない。彼女の両親のことは知らない。私が内部情報から得たところでは、アレーナの母親はエテリから離れることには反対だった」https://t.co/11FZHReOZh
ロザノフまでエテリチームへの復帰を打診したという噂が…。本人は否定。
コストルナヤのコーチ・ロザノフは、彼が「エテリチームへの復帰を試みたが拒否された」というメディアの報道を否定した。
— みずほ (@traveler_mizuho) March 3, 2021
3/3にコストルナヤがエテリチームへの復帰を望んでいると報じられたことから、ロザノフも前の職場に戻ろうとしているという噂がSNS上で流れていた。https://t.co/0eiUTREeUq
エテリに拒否されたともいわれてますが。元々ロザノフがエテリから離れた理由は「功績のわりにキスクラにも座らせてもらえず、冷遇されていたから」ともいわれていました。いまさら戻れば、さらに冷遇されるのは火を見るよりも明らかで、ロザノフにとっても得にはならないと思います。もし本当なら、プルさんとの関係がよほどギクシャクしだしているとかでしょうか。
リンクサイドでの派手なリアクションで、名物コーチになるかと思っていたイリニフも実質エンジェル離脱。「子供が小さいから」などは最初からわかっていたことで、やはり何かあったのかなと勘繰られても仕方ない。トゥルソワに最近モロゾフがつくことになったのは、こういう理由もあったのかな。
イリイヌィフ:
— 岩信祐理@元祖ユーリonアイス (@yurii_rusFS) March 3, 2021
(プルシェンコアカデミーの常勤コーチをやめたのは、)子供がまだ小さいため休みを取る目的。プルシェンコやルトコフスカヤとも常に連絡をとっており、この決断にも理解を持ってくれた。モスクワに来ることがあれば選手の振付やプロの洗練を手伝う。https://t.co/j98zdYtTGb
こうなってくると、思い出すのがこの記事。
フィギュア界「金メダリストは名コーチになれない」は本当? プルシェンコはジンクスを破れるか https://t.co/Xs0P5HUMF6 #フィギュアスケート
— みずほ (@traveler_mizuho) March 3, 2021
今年の2月16日付けの記事です。プルさんを擁護すると、プルさんは選手としてはレジェンドでも、コーチとしてはまだまだ駆け出しの初心者マークだということです。最初から結果を望むのは酷です。ただ、競争激しいロシアのトップ層の選手のコーチを引き受ければ、周囲は待ってはくれません。オーサーやラファのように「結果をだすには2年くらいかかるからね~」なんて悠長なことは、ロシアでは通用しない。2年も待ってたら、女子は賞味期限が過ぎてしまう。
天才肌はコーチに向かないのか
一説には、オリンピックで優勝する選手には天才肌が多く、自分ほどの才能がない選手を引っ張り上げる忍耐がない、という。
1994年と1998年のオリンピックをパートナーのオクサナ・グリシュークと連覇した、アイスダンサーのエフゲニー・プラトフに、これに関して質問したことがある。現在フロリダで指導をするプラトフは、一時はタチアナ・タラソワのアシスタントとして荒川静香や高橋大輔など、日本の選手の指導にも関わってきた。
「あなたのような才能のある人がコーチとして生徒を指導しながら、なぜこんなことができないのだろう、と思うことはありませんか?」
プラトフは一瞬沈黙し、静かな声でこう答えた。
「ありますよ。毎日です」
地に足がついた温厚な彼でも、やはり心の中の葛藤はあるという。
本田武史さんは、今から20年も昔に、練習では4A以外の全ての4回転ジャンプを跳べたというジャンプの天才でした。雑誌のインタビューで、本田さんは自分は簡単にできてしまったので、「なんでこんな簡単なこともできないんだ」と生徒に言ってしまうことがあると答えていました。天才肌のコーチにとっては、「できない」生徒の目線にたって指導することはかなりの忍耐がいるということなのでしょう。
ただ、コスに限っていうと、体調が戻ってないのにSPFSとも新プロにしたりと、プルさんの戦略の迷走はありますが、コロナ禍で余儀なくされた休養と年齢的にやってきた体型変化とコロナ感染による後遺症のトリプルパンチによるものの方が大きいと思います。エテリに戻ったとしても、はたして以前のコスに戻れるかどうか。
タラソワさんが「天才中の天才」と絶賛する結弦くん。将来コーチになるかどうかはわかりませんが、彼は天才であっても、もって生まれた才能だけに頼ってきた人ではありません。想像を絶するような研究熱心さで、神様から与えられた「ギフト」を究極まで磨き上げてきた人です。そのメソッドは、コーチになったときにも大きな力になることでしょう。
彼は「名選手必ずしも名監督ならず」のジンクスを打ち破れる人だと思います。ただ、フィギュア界のドロドロした闇を見るにつけ、フィギュア界にこだわらず、もっと大きな視野からスポーツ界全体に関わる仕事をした方がいいような気がしています。
参加してます。よろしければ、ポチっと応援お願いします♪
フィギュアスケートランキング
- 関連記事
タグ : 2020-2021_season
2021/03/04 10:05 | 海外情報 | COMMENT(4) | TRACKBACK(0) TOP