マッシ節炸裂!「羽生はジャッジ達に辱められるべきではない」、ほか
3月30日までにいただいたコメントにお返事させていただきました。
お時間のあるときに覗いていただけるとありがたいです。
さて…今日はこの話題をとりあげます。
マッシさんが羽生ファンの心中を代弁してくださっている。一部抜粋してますが、全文はリンク先でどうぞ。
今、僕達がリンクで見ているスケーター達は、彼と共に生まれた。
— みずほ (@traveler_mizuho) March 31, 2021
もし、羽生がフィギュアスケートをこのレベルまで引き上げなかったら、僕達はネイサン・チェンも見ていないだろう。
これだけのことをやってのけたスケーターはジャッジ達に辱められるべきではない。https://t.co/updLJDmMVN
もしネイサン・チェンがイタリアの国旗を背負って競技していたらPCSは96点ではなく88点だったと僕は確信している。
重要なことだから、これは言っておくが、フリー開始前、彼は喘息の発作を起こした。
絶好調に見えた公式練習とは違い、ベストな状態の羽生ではなかった。
規格外の選手である彼でもこういう事が起こることはある。
もし彼が万全なら勝負はもっと面白くなっていただろうし、ショートで築いた点差を考慮すると、完璧に滑っていたら、彼が優勝していただろう。
間違いなく試合で4回転アクセルを成功させるまでは引退しないだろう。
このエレメントを試合で決めて歴史を作りたいというこのアスリートの気持ちは理解できる。
しかし人間的な視点からは、彼のような規格外のチャンピオンが、ノーミスの完璧な演技をしても、ジャッジから過小評価されるのを見るためにリンクに出ていく価値があるのだろうかと自問自答しまう。彼と道で出会ったら敬語を使い、それどころか彼を「貴殿」と呼んで敬わなければならないような連中から過小評価されるのを。
だから僕の気持ちは2つの炎の狭間で揺れている。
僕の心、彼がフィギュアスケートにもたらしたことに対する敬意の気持ちは「もう十分だ」と言っている。
つまり「現役を続け、君の真価が評価されない苦しみをこれ以上味わうのはナンセンスだ」と
今、僕達がリンクで見ているスケーター達は、彼と共に生まれた。
もし、羽生がフィギュアスケートをこのレベルまで引き上げなかったら、僕達はネイサン・チェンも見ていないだろう。
そして、これだけのことを成し遂げたスケーターはジャッジ達に辱められるべきではない。
僕達がストックホルムで見たようなショートプログラムを滑るスケーターは107点を持ち帰るべきではない。
このことが大問題なのだ。
結弦くん自身が「ソチのときよりも、SEIMEIのときよりも、うまくなってるんで、羽生結弦」と言っていた。私もそう思った。全日本の「天と地と」は、まだまだ羽生結弦は進化中なのだと証明した。本田さんとのテレビ対談で「軸が細くなってジャンプが安定した」と言っていた。そして、クワドアクセルも、1/8回れば着氷できるところまで完成に近づいているという。
進化し続ける羽生結弦が見続けたい…ファンは皆そう思っている。結弦くん自身がまだまだ自分に伸びしろがあると自覚しているのならなおさら。その一方で、「引退勧告」「肩たたき」としか思えない残酷な採点に、私たちは絶望している。平昌以降特に顕著になり、目を覆うほどの酷さだ。
「そのとき」をマッシさんは、私たち同様に恐れていた。そのときの底知れない喪失感が想像できるから。そのマッシさんですら…結弦くんの現役続行に疑問を呈するようになってしまった。
僕は一方でこのアスリートにまだ競技に時間を費やす意志があることを願っている。
いや、正直に言うと本当に願っているのかどうか分からない・・・
誰がこのスポーツを牛耳っているのかを見れば、彼はOK、もう十分だと言うことも出来る。
私が知る限り…だけど、マッシさんが結弦くんの引退を望むような発言をしたのは初めてではないかと思う。反対いえば、それくらい今の崩壊した採点に怒りを感じているということ。もうこれ以上、結弦くんが理不尽な採点で辱められるのを見たくないと。
彼と道で出会ったら敬語を使い、それどころか彼を「貴殿」と呼んで敬わなければならないような連中から過小評価されるのを
私もずっとそう思っていた。フィギュアスケーターとして五輪や世界選手権で結果を残した選手は、なぜかジャッジにならない。ジャッジ席に座っているのは、選手として4流か5流の実績しかない、動体視力も衰えてそうな、コロコロ変わるルール変更にとうていついていけてそうもない奴らばかり。そんな奴らが、史上最高のスケーターと呼ばれる五輪二連覇のレジェンドを不当な難癖をつけて過少評価し続けている。
トランコフだっただろうか。「明らかに自分達よりうまいスケーターが銀になり、自分が優勝したとき、彼らの顔をみれなかった」「うまいスケーターを負けさせるのはいやだから、自分はジャッジにならない」と言っていたのは。トップスケーターであればあるほど、プライドが邪魔をして、ISUの望むような忖度採点はできないのかもしれないと思った。反対に、底辺スケーター出身だからこそ、超一流のスケーターの生殺与奪を自分達が握っているという全能感に、罪悪感なく酔えるのかもしれない(全員とまではいわないが)。
ISU・米国スケ連・アリ・自国連盟が羽生結弦に望んでいることは、人寄せパンダの役割と次世代スターにと推している選手の噛ませ犬の役割だけ。彼がマイナー競技を世界に認知させ、フィギュアという競技を進化させた功績は彼らには全く価値がないらしい。だから、GOATと呼ばれるレジェンドをどれだけ辱めてもなんとも思わないのでしょうね。
関連してもうひとつ。ポプラさんのブログ記事です。
達観…😓
— みずほ (@traveler_mizuho) April 2, 2021
「ちゃんとした競技スポーツじゃないんだな、大変に政治的な要素に支配されており、スポンサーやテレビ局の力は膨大なんだな、と。北京オリンピックに向けてはもう描かれた筋書き(アジェンダ)があって、それに向けてちゃくちゃくと準備をしているんでしょう」https://t.co/LMPcmZ4aig
フィギュアスケートは好きですから、応援する選手が辞めた後も見るかも知れませんが、もう現地まで出かけて熱中するようなことは、きっと彼の引退後はないかもしれません。
そのぐらい、見切りをつけ始めています…。
夫婦で、そう言っています。
ポプラさんは長年フィギュアスケートを愛してきた。そんなポプラさんがフィギュアに見切りをつけ始めている。
20年も30年もフィギュアを見続けてきたスケオタさんの「私が好きだったフィギュアを返して」という悲痛なツイを見かけたことがある。ポプラさんも同じ想いなのでしょう。胡散臭い競技なのはわかっていたけど、以前は片目をつぶってみれば許容できる範囲だった。今や、推しの演技以外の、採点やほかの選手の演技は両目をつぶっているしかないほどひどい惨状になっている。平昌以降のルール改正で、GOEの幅を7段階から11段階に広げたことで、ジャッジの裁量の部分が増え、ミーシン曰く「地獄の窯を開ける」状態になってしまった。
テッサが「バンクーバーで五輪金をとった後、下げ採点をされていた」と告白した。シリアスルールを適用されたのは、結弦くんとザギトワだけだ。
「オリンピック金は持ち回り制。一個とったら上がり。引退して後進に譲れ」…たぶんそういう暗黙の了解があり(米国籍選手は例外かもしれないが)、だからこそ、結弦くんは、平昌前に「圧倒的でないと、五輪では勝てない」と言ってたんだなと、今にして振り返ると、その言葉の真意がわかる。しかも、五輪金を争う相手はアメリカ選手となると、そのやり方はあきれ果てるほどに手段を選ばない、手に負えないものになるのだなと。
Huge honor for @nathanwchen. Thank you @MichelleWKwan
— Yuki Saegusa (@YukiSNYC) January 18, 2021
Next up for Salt Lake City skating star Nathan Chen: a spot in Joe Biden’s inaugural parade https://t.co/j829xeuf1O
このYuki Saegusaという人はネイサンのマネージャーです。
ネイサンはバイデンの大統領就任式に招待されていた。他にも招待されていたアスリートは何人もいたけど、五輪金メダリストなど錚々たるメンバーで、ネイサンの実績は見劣り感ハンパなかった。今年のISUアワードのMVSはネイサン、最優秀コーチ賞はラファで話はついているはず。過剰なイェール大秀才ウリもだけど、彼に実態以上の箔をつけて売り出したい人達がバックにいることだけは確かなようね。
参加してます。よろしければ、ポチっと応援お願いします♪
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2021/04/02 14:05 | 海外情報 | COMMENT(25) | TRACKBACK(0) TOP