国別対抗戦にむけて、出場選手よりメッセージがきました。
15日開幕のフィギュアスケート世界国別対抗戦(丸善インテックアリーナ大阪)に出場する日本代表選手が5日、コメントを発表した。2大会ぶり3度目の出場となる男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(ANA)は「誰かの光になれるように」と意気込みを示し、以下のコメントを発表した。
「色んなところへ行くたびに人がいなくて本当に仕事がない人たちもたくさんいたり、苦しんでいる状況なんだろうな、というのを強く感じました。
ただ、その中でも、会う人、声をかけてくれる人たちが、もちろん世界選手権は完全に良い演技だったとは言えないんですけど、それでも『勇気をもらえました』とか『希望の光』でしたとか、そういう言葉をいただいた時に、僕はたとえ結果が良くなかったとしても、良い演技だったと納得できる演技じゃなかったとしても、誰かのためになれているのかな、という感じがして、それを常に心の中に持ちながら演技したいなと思ってこの言葉にしました」
ところで、今大阪のコロナ禍は大変な状況になっています。
・4月5日~5月5日まで、大阪市に「まん延防止等重点措置」適用。飲食店の営業時間は午後8時までに。
・「まん延防止等重点措置」の適用により、4月14日に実施予定だった聖火リレーを中止。
・4月1日、西村康稔経済再生担当相は、まん延防止等重点措置の適用が決まった大阪府、兵庫県とそれ以外の地域との往来自粛を求める。
・4月5日、吉村知事が、今週中にも重症病床使用率が「大阪モデル」で非常事態を示す70%に達するとの認識を示し、達した場合は「医療非常事態宣言」を発令するとした。
こういう非常事態に、ロックダウンしているような国からも検疫期間免除で海外選手を受け入れ、試合終了時刻が午後8時以降になる試合を有観客で開催するのです。人が集まるからという理由で聖火リレーを中止しているのに、花大会で全国から人が集める。あまりにも矛盾しているので、吉村知事のツィッターアカウントに、国別対抗戦開催に関する意見はおいておきました。他にも同様のコメントを入れている人はいたようです。
このままだと、変異種急増中の、医療非常事態宣言下の大阪市内で、夜遅くまで全国から大勢の観客を集めたイベントを開催するということになります。大阪は、今月中旬頃には、感染者もどこまで増えているかわかりません。「緊急事態宣言が解除されていること」というのが、ISUが示した国別対抗戦開催の条件だったかと思いますが、「まん延防止等重点措置」は地域限定の緊急事態宣言のようなもの。こうやってメッセージを出すところをみると、開催を強行するのでしょうが、大阪人としては、素直に開催を喜べないのが残念です。地元開催ですが、さすがに今回はチケットのエントリーはスルーしました。エキシのライビュもパスするつもりです。

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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ
タグ : 2020-2021_season
2021/04/06 07:00 |
国別対抗戦
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