アリ「FSビジネスは死んだ」、過去にラファチームにゆづの引抜き計画が?、ちょっと気になった独り言
5月9~11日にいただいた10件のコメントにレスいれました。よろしくお願いいたします。
アリのインタです。世界選手権直前くらいのものだと思います。
フィギュアスケートに対して、アリが興行的興味しかないのがよくわかるインタビューです。スポーツとしての発展よりも、人為的にでもスターを作って、興行として成功させて儲けたい…という本音がよくわかります。ラファもそうですが、ロシア人は本音を隠さないから面白い。第三者的にみてるだけなら。
"ビジネスは死んだ" ザカリアン - フィギュアスケートのエージェントとお金について
— みずほ (@traveler_mizuho) May 15, 2021
「ロシアの表彰台独占が3年続けばビジネスとしてのフィギュアスケートは崩壊する。他国のスポンサーは離れ、アメリカの放送局は撤退し、他国選手は競争を諦めてしまう」とアリ氏https://t.co/TMNqUWkyHS
長いインタビューなので、どうでもいい部分は割愛してます。
―アレクセイ・ヤグディンを贔屓にしていたIMGに対抗するのは大変でしたか?
「1990年代、IMGはフィギュアスケートに注目していました。アメリカでは本格的なブームが到来していた。世界のトップスケーターが出演するショーのチケットは、2万人規模のスポーツパレスで行われているにもかかわらず、2倍の値段を払わないと買えませんでした。アスリートたちは、プライベートジェットで移動し、アメリカの都市の最高のホテルに住んでいた。黄金時代だったんですね。IMGのマネージャーはアレクセイ・ヤグディンに賭けた。プルシェンコとのライバル関係は常にヒートアップしており、このライバル関係がフィギュアスケートの発展を促した」
―サッカーやアイスホッケーでは、エージェントの役割は明確です。フィギュアスケートではどうなのか?
「サッカーやアイスホッケーのエージェントの仕事は簡単だ。彼らは複数年の契約を結び、3〜6%、多くても10%の報酬を得る。必要なのは、法律の知識と、クラブのオーナーやトップマネージャーとのコネクションだけだ。フィギュアスケートの場合は、毎日走り回って新しいショーを見つけ、主催者に自分のもっている選手を招待してもらわなければならない。すべてのプロモーターやプロデューサーと良好な関係を築かなければならない。エージェントが価値のない行動をすれば、スケーターは失望して他の公演に招待されることもある。それがチャンピオンや、言ってみれば興行的に価値のある選手であればなおさら。次の年に、彼をショーに出すことは不可能になる。それは、豚のように振る舞ったエージェントのせいです」
―スケーターがエージェントに支払う割合は?
「エージェントの貢献度に応じて、5%から25%まで。料金を受け取った後、貢献度がゼロだと判断して支払いを拒否したケースも一度や二度ではない。契約が成立した場合には訴訟もあった。決して喧嘩ではありません」
―エージェントは何人のスケーターを抱えていれば、快適な生活を送ることができるのでしょうか?
「現在、私たちのビジネスは衰退の一途をたどっています。世界各国でのフィギュアスケートへの関心の低下に加え、インターネットの普及が大きな影響を与えている。多くの主催者は、『こんな技術を持ったスケーターが欲しい』と宣伝するだけ。もはやエージェントは必要ない。各国の連盟による現役選手の管理も顕著になってきた。特にロシアと日本では。これは原理的には正しい方針だと思います。連盟はスケーターのトレーニングに投資し、彼の(競技者としての)成功に関心があり、ショーでお金を稼ぐことには関心がないのです」
―コロナウイルスの時代になって、あなたのビジネスはさらに顕著に低迷している。
「それはあまりにも控えめな定義です。死んでしまったのです。ストックホルムでの世界選手権が中止されていたら、フィギュアスケートの世界は殺されてたかもしれない。開催されるのは良いことです。観客がいなくても、多少の制限があっても、とりあえず開催されるのだから。フィギュアスケート全般のエージェントは、絶滅したと言われている恐竜のようになっている。ロシアではそのようには感じられませんが。そして、ロシアフィギュアスケート連盟は数多くの大会を開催しており、全国各地でショーが行われ、多くの観客が集まっています。ロシアでのフィギュアスケートの関心度は、すでにサッカーやホッケーを超えているように感じられます。世界チャンピオンのネイサン・チャンがマスクをしてロサンゼルスで演技しているネット番組が最高の成果として紹介されたアメリカとは比較にならない」
―ロシアで活動しているプロダクションは、欧米の基準を満たしていると言えるのでしょうか?
「私のビジネスの師匠は、長野オリンピックチャンピオンのタラ・リピンスキーのエージェントであるマイク・ボルグでした。彼のおかげで、この業界の多くの謎を知ることができました。もちろん、当時のアメリカと現在のロシアを比較することはできません。フィギュアスケートに流れるお金の流れは全く違っていました。例えるのは難しいのですが、現在、アメリカ、カナダ、西ヨーロッパのフィギュアスケートは非常に深刻な危機に瀕しています。ロシアに対抗できるのは日本だけで、彼らのエージェントは24時間体制で働いています。IMGは惰性で何かをやろうとしているようですが」
「ロシアについて言えば、ロシアスケ連や政府機関との良好な関係はとても重要です。多くのスケーターは、エージェントの力を借りずに素晴らしい稼ぎ方をしています。エリザベート・タクトゥミシュアの最近の活躍ぶりを見てください。エフゲニア・メドベージェワやアリーナ・ザギトワなどのトップフィギュアスケーターの例は挙げるまでもありません」
―あなたのクライアントは、世界、ヨーロッパ、オリンピックのチャンピオンである必要がありますか?
「必ずしもそうとは限りません。私の最初のロシア人クライアントの中には、プルシェンコやヤグディンの影に隠れていたアレクサンダー・アプトがいた。アマチュア大会では全く活躍しなかったスポーツペアのエレナ・レオノワ/アンドレイ・クワルコとは、とてもうまくいった。世界プロ選手権で優勝した。スイスのルシンダ・ルーの世界大会での最高成績は13位だったが、彼女はアイスショーのスターであり、プロの間では世界大会で優勝している」
―一時期、大人気だったこの大会(世界プロ選手権)を復活させることはできないのでしょうか?
「これは、すでに昏睡状態に近いフィギュアスケートを救うための最も重要なステップの一つになるかもしれません。ロシアのフィギュアスケートの話ではなく、世界のフィギュアスケートの話をしています。ロシアのファンにとって、自国のスケーターが表彰台を独占したことは輝かしい成果です。来年も同じことが繰り返されるならまだしも、3年目ともなればビジネスとしてのフィギュアスケートの崩壊につながります。ロシアのスポンサーはISUを完全に満足させることはできないだろうし、チャンネル・ワンも、失礼ながらアメリカの放送局が撤退すれば損失をカバーすることはできないでしょう」
「ロシアのスケーターと競争しても意味がないと考えた外国人は、スポーツの発展をやめてしまうでしょう。これは、現在のアメリカですでに見られることです。もちろん、プロによる世界選手権がなくなったことは、フィギュアスケートにとって大きな痛手でした。つまり、ステファン・ランビエル、ブライアン・ジュベール、ハビエル・フェルナンデス、安藤美姫、浅田真央などは、あと10年はその技術でファンを楽しませることができたはずだからです」
ロシアの表彰台独占が3年続いたら、ビジネスとしてのフィギュアスケートは崩壊する。
今はATMである日本のスポンサーも離れ、NBCは放映権を手放し、日本でも深夜しか放映されなくなる。ロシアのスポンサーやテレビ局でそれをすべて補完することなどできるわけはない。
しかし、アーティスティックスイミングや新体操など、アートスポーツの分野でロシアが本気だしたら他国がかなわないのは事実でして、卓球でも中国系選手が表彰台を独占している。「ビジネスとしてのフィギュアスケートが崩壊する」と心配する興行主が存在すること自体に、このスポーツの特殊性があらわれていて、だからこそ、AIの力に頼らなければ、永遠に偏向採点はなくならない理由があるのです。アイスショーというショービジネスとつながっているスポーツでなかったら、ここまでひどい状態にはならなかったでしょう。
反対にいえば、最近海外でも日本でも、世界選手権で銀メダルをとった新人選手が「フィギュアスケートの未来」「4Aも可能」と、海外フィギュア関係者からもやたら持ち上げられているのは、ビジネス的な事情もあるのかなと思っています。
アフター羽生後におこるだろう、フィギュア人気の低迷は、海外関係者がかねてより心配していること。日本女子がロシアの牙城を崩せない以上、日本の今後のフィギュア人気は男子頼り。羽生後の新しいスターを作ってほしい、それで日本のフィギュア人気をつないでほしい…個人的にはそんな思惑を感じています。日本には「生かさぬよう殺さぬよう」適当にメダルを与えてやる…まだまだATMでいてもらわないと困るからです。
私の考えすぎかもしれませんが、ちょっと引っかかったことがありました。
ここからはあくまでも独り言です。ブログは日記です。やれ「陰謀論」だの「新人叩き」だのという批判は受けつけませんのでご了承ください。
鍵山選手が賞を受賞したそうです。個人的には初めて知った賞でした。

これ、毎日新聞の倉沢さんのツイだと思うんですが、現在削除されているようです。
もしかしたら…ですが、「ちなみに羽生選手は過去3回受賞(14、16、18年)。それとは別に12年には特別賞も受賞してます」という部分がまずかった? 結弦くんの画像を使ってるわりには、毎日の記事では、この部分に全く触れていない。他のメディアでもない。結弦くんが過去4度も受賞していたことを隠したい何かがあるのでしょうか。
もっとも「東京運動記者クラブ・スケート分科会」とやらが選ぶ小さな賞が、ここまでごたいそうに大きく報道されるのも異例なこと。結弦くんが4回も受賞してるのに、この賞の存在を全然知らなかったもの。小さな賞すぎてメディアがスルーしてた? 紀平さんも受賞してるらしいけど、こんな大きく扱われてなかったと思う(少なくとも私は知らない)。付け加えると、「世界選手権初出場で銀」は快挙ですが、実は宮原さんも成し遂げています。少しは宮原さんにも触れてあげて(笑)
ちょ~っと既視感感じるのは私だけ?(笑) まあ、結弦くんの現役もそんなに長くはないと思うので、そこまで敏感になることもないかと思いつつ、以前にもこういうことがあったのでね。
「NHKステラ」表紙UP! & 「Life」の戦績捏造やらかしツイについて
今回のツイ消しもですが、こういうおかしな事象がおこるのが、必ず「日本スケ連の推し選手」との間であるということ。海外のライバル選手との間でも「羽生結弦の戦績下方修正」まではおこったことがありません。なぜなんでしょうか? 誰か説明していただけませんか?
世界選手権も、せめてSPを真っ当に評価してくれていれば、銀メダルは結弦くんだった…というのも引っかかる原因かもしれません。どうやら歴史は巡るようですね。最近は、以前ほど「羽生越え」という言葉は使われなくなりましたが、早く次世代スターを作りたい(ただしスケ連の推し選手に限る)というスケ連の意向が反映されているような気がしてなりません。
ラファのインタ。ラファも4Aの基礎点では割に合わないと。
ネイサンのはアクセルじゃなくて、バクセルだけどね。ここ大事。
ーネイサンは4Aに挑戦するのか?
— みずほ (@traveler_mizuho) May 15, 2021
「試している。悪いアクセルではないが価格に見合わない。3回転と4回転の価格差はわずか。相応の価格を提示したら多くの人が飛びつくよ。しかしISUはそうしない。インドで買ったものをロシアに持ってきてもその差額は送料で食われてしまう」https://t.co/Z8oEgb1TaZ
この部分。「ええっ?」と思っちゃいました。
ある日、マネージャーの一人が私のところに来て、「あのね、ラファ、君は素晴らしいよ、もちろんね。羽生結弦選手に来てもらおうと思っているんだ」と。私は、「彼は必要ない、彼は成長してる」と言いました。その後、ユヅがシニア、ネイサンがジュニアの部を滑って、2人ともグランプリファイナルに進出したんです。ユズはシニアで、ネイサンはジュニアで優勝しました。
このマネージャーが誰かわかりませんが、クリケから結弦くんを引き抜こうとしてたということなの? 時期はソチ五輪以降っぽいかな。ネイサンがジュニアで優勝したのはソチ五輪より後。あるいは、仙台から海外への移籍を考えていた頃の可能性もあるかな。万が一もないだろうけど、ラファのとこに移籍してたら…と思ったら、ゾッとする。結弦くんは確固としたポリシーがあるから、スカスカジャンプマシ―ンにはならないだろうけど。
こちらの雑誌、5月21日発売ですね。1430円
創刊号、私調べたら買ってました(笑) 創刊号は1210円だったので値上げしてます。
創刊号は70%くらいが羽生成分でしたが、この第2号ははたして…?
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タグ : 2020-2021_season
2021/05/16 11:15 | 問題提起 | COMMENT(16) | TRACKBACK(0) TOP