「子平町の藤(政宗)」と「2羽の雀(謙信)」は双子の衣装 ~仙台への想いと戦いの美学

8月21日にいただいたコメントにレスいれました。よろしくお願いいたします。

今日は、24時間テレビで結弦くんが着ていた新しいお衣装について。

伊藤さんの作品ですが、同じ型紙かな? 「天と地と」と双子のお衣装ですね。



衣装の背中部分には、美しい藤の花が…。

24HTV衣装1

24HTV衣装2


子平町の藤(しへいまちのふじ)

子平町の藤は,仙台藩初代藩主伊達政宗が,朝鮮出兵に際して文禄2年(1593)に朝鮮半島から持ち帰ったものを,所有者である千田家の先祖が拝領したと伝えられる。
 江戸後期の文献からも, 当時の町名である「半子町(はんこまち)の藤」として知られていたことが伺える。半子町は,仙台開府時に旗本足軽が配された地域の町名であり,藩に謹仕した代々の千田家も,以来当地に居住していると伝える。判子町は昭和42年(1967)の住居表示制の実施により,子平町と町名変更された。「仙台年中行事大意」(嘉永2年・1849)には,当時で230年余の古株である旨の記載があり指定時現在において樹齢約420年の古木と推定される。
 景観上の美的価値や長い花房,樹齢,株の大きさといった植物学的な希少性に加え,その由緒から歴史的価値も高く,「子平町の藤」として, 300平米の藤棚全体仙台市指定保存樹木(昭和50年6月5目指定)に指定されているが,このうち,政宗からの拝領と伝えられる1株と,それを中心とした藤棚の範囲を文化財指定するものである。


http://www.sendai-c.ed.jp/~bunkazai/shiteidb/c03024.html






この帯と少し似てるかな?(ソースはこちら) 
伊達政宗じゃないけど、仙台藩4代藩主伊達綱村の生母の帯で、代々伊達家に伝わってたもの。仙台市博物館所蔵。「天と地と」の衣装のベルトは武士袴の結びだったけど、新衣装のベルトは女性の着物の帯っぽい感じですよね。

仙台市博物館伊達家帯



こよなく日本を愛する結弦くんの好きな戦国武将は上杉謙信と伊達政宗。

好きな歴史上の人物


「天と地と」の衣装には、上杉謙信公の家紋の雀2羽がいました。

上杉謙信の家紋

衣装のベルトの部分は武士袴の結びになっています。
天と地との帯


「天と地と」の衣装には、結弦くんが、その戦いや生き方の美学をリスペクトする上杉謙信の家紋があしらわれている。

東日本大震災10周年の年に、仙台への想いを込めて舞った衣装は、伊達政宗を彷彿させる藤の花で彩られている。

軍神・戦国最強の武将といわれた謙信は、97%の勝率を誇りながらも「義の武将」とも呼ばれています。フィギュアスケーター、そして競技者・羽生結弦のお手本なのかなと感じています。

伊達政宗は、結弦くんがこよなく愛する仙台のシンボル的存在。仙台だけでなく、今の彼は世界中の人達の希望と勇気の光になっているけれど、東日本大震災10周年に、アイスリンク仙台で滑るスペシャルアイスショーの衣装として考えれば、仙台のシンボルをモチーフにした衣装ほど相応しいものはないですね。今や「世界の光」になった羽生結弦の原点ですから。

結弦くんにとって、謙信(生き方の美学)と政宗(故郷への想い)は、生きる指針であり、共存する双子・両輪なのかなとふと思いました。



伊藤さんのインスタストーリー。

伊藤ストーリー1

伊藤ストーリー2

伊藤ストーリー3



結弦くんも愛用の「AIRマスク」。

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2021/08/25 09:00 | テレビ番組・チャリティーCOMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

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