ロシア重鎮「助走とジャンプの競技はFSではない」、城田氏「4回転、種類より質を」、「ジャッジの選択の基準」、タラソワ発言、ほか

ジャッジ関係のコラムや記事で気になったものをまとめて。

ガンティさんの採点分析おいておきます。スケアメの男子シングル1~3位まで。



城田さんの4年ほど前のコラムです。


城田さんは続けて、「その点、羽生は、6種類のジャンプを正しく、美しく跳べる数少ない選手なのだ」と言っておられます。これは、城田さんの身びいきでもなんでもなく、事実であり、正しいジャンプも稚拙なジャンプも同じような採点をされていることが大問題なのです。


エレーナさんは、ロシアの重鎮。現ロシアスケート連盟会長アレクサンドル・ゴルシコフ氏の元師匠。


「一つ余計に加わる四回転ジャンプは、フィギュアスケートの全ての美しさを覆い、プログラムの演出的、音楽的部分や芸術的アイディアを『無きもの』にするのです。そこで要求されるのは、ただ助走であり、難度の高いジャンプの出来るだけクリーンな技術の実行なのです。しかしそれは、フィギュアスケートではありません。

ですから私は、オリンピックの後、私たちは一体どこに行こうとしているのかを真剣に熟慮しなければならないと言っているのです。

第一に、これから全く別の養成法が出てくるでしょう。平均よりも高いなどの身長のフィギュアスケーターにとっては、多回転ジャンプに対処するのは簡単ではありませんが、今度は、彼らは全くゲームの外に置かれるでしょう。優勢になるのは、短い足を持ち、最大で1.55mの低い身長のアスリートたちです。すなわち、どのようなスタートからでも4回廻ることが可能となるような、より低い重心を持つアスリートたちです。失礼はお許しください。しかし、専門家としてこれを言っているのです。

そして、音楽はあまり必要とせず、優美な動作法もあまり必要ではなくなるのです・・・だって全てが、プログラムのなかで6本の四回転を実行することに向けられているのですから!」



音楽はBGMで、長~~~い助走で、バトン氏曰く「ぞうきんを絞ったような」4回転ジャンプの種類と数だけを競う競技になり果ててしまったら、それはフィギュアスケートではない。至極ごもっともです。技術の進歩は大事ですが、アートスポーツとして成り立った上でなければならない。しかも、その技術すら、下回りの蔓延やエッジ判定の曖昧さなどで、むしろ退化している部分もある。

優勢になるのは、短い足を持ち、最大で1.55mの低い身長のアスリートたち…エレーナさんは、明らかに日本人スケーターを念頭にいれてますね。確かに、高身長で脚長はジャンプに不利です(結弦くんは例外中の例外)。重心が低い方がジャンプには有利なのです。しかし、「ジャンプ競技」ならそれでもいいですが、フィギュアはアートスポーツです。音楽解釈も、音楽との一体感も何もなく、ただジャンプが成功すれば勝てるような競技に魅力を感じる人はどれだけいるでしょうか。その上、外見差別ではなく現実問題として、低身長短足アジア人しか勝てないような競技になれば、競技人気の世界的な衰退は避けられないでしょう(現実にそうなりつつある)。


ポプラさんの「ジャッジの選択」についての記事です。
日本でもアメリカでも「悪質」と悪評高いジャッジが重用されている理由がよくわかります。


自国の選手に露骨なバイアス採点をするとペナルティの対象になりかねない(平昌の中国ジャッジのように)ので、アメリカ・ロシア・日本などは、もっと巧妙に日露米同盟を組んで、巧妙にやるようになっています。採点傾向をみてると、それ以外の国も巻き込んでいるようですね。利害関係のある国で、取引をする。誰かが口を割らない限り、バレない悪事です。

ポプラさんのブログを読むとよくわかりますよね。
羽生結弦が下げ採点され、ネイサンが上げ採点されているのは

日本のスケート連盟の意志 

だということが。「羽生結弦」を生贄にして、他に上げたい選手がいるのでしょう。そのためにアメリカに協力している。そして、堀内律子みたいな連盟の命令に忠実な犬を派遣しているのです。

ジャッジがスケ連の気に入らない採点をする場合、そのジャッジは選ばれずに別のジャッジを送り込む…トリノファイナルの直前に、それまで派遣が決まっていたジャッジが外され、羽生アンチジャッジがかわりに派遣されたことを思いだします。




ロシアのタチアナ・タラソワコーチは、グランプリ・アメリカ大会での世界選手権3連覇中のネイサン・チェンのフリーの演技に感銘を受けたと語った。

アメリカ人は、彼のスケートで186.48点の2位の結果をだしました。このスケーターは2つのプログラムの合計で3位(269.37点)を獲得した。

「チェンのフリースケートのプログラムに感銘を受けました。一晩中、眠れませんでした。彼はモーツァルトの音楽を理解していて、他の人とは違うことに感動しました。彼は唯一無二の存在であり、そのような存在になることはとても難しいことです。そう、彼はルッツとサルコーをできなかったけれど、次はやるでしょう。そして、このプログラムは心に響くものです」とタラソワはRIA Novostiに語っている。



このタラソワの発言に「ガッカリした」と言ってる人も多いけど、元々この人は勝ち馬乗りの人。最近は「ネイサンに恋してる」状態なのはわかってるし、ネイサンがもし勝てなくなれば、お気にいりは別に移るだろう。それに、タラソワにしてもジョニーにしても、外国人なのだ。個人的には、日本人OBOGがネイサンよいしょして、羽生下げしてる方がもっとガッカリよ(最近では織田さんにかなり失望した)。


世界選手権のときの、タラソワの記事です。


スウェーデンのストックホルムで開催されたフィギュアスケート世界選手権の男子競技で、アメリカのネイサン・チェン選手が優勝したことについて、USSR名誉監督のタチアナ・タラソワ氏がコメントを発表しました。

「チェンは私の愛です。彼は行って、笑って、新境地を開拓する人です。彼のプログラムはいつも面白く、私は彼をとても愛しています」

彼が優勝したことで、ダンスの審査ですべてがうまくいくようになったのはいいことですか? 
「その話題は好きではありません。彼らがうまく滑ればすべてがうまくいくからです。チェンや羽生のせいではありません。ミスなく滑らなければなりません」とタラソワは「チャンピオンシップ」のマキシム・パホモフ特派員との会話の中で語った。

世界選手権の最終種目では、ビクトリア・シニツィーナとニキータ・カツァラポフがアメリカのカップルと金メダルをかけて戦っています。日本の羽生結弦が優勝していたら、アメリカのダンスが優勝していたのではないかという話もありました。



タラソワは老獪にボカした言い方をしてますが、シニカツのコーチのズーリンはもっと明確に心配していました。もしネイサンが優勝できなかったら、アメリカにダンス優勝を譲ることになるのではないかと。ロシアは男子シングルのメダルは捨ててる、だから誰が金とっても本音はどうでもいい。でもダンスの金は欲しいから、ロシアとしては、ネイサンに優勝してもらわんと困るのよ。最近のロシアの(採点も含めての)ネイサン上げはこういうからくりね。

アメリカとロシアの間の密約を匂わせる記事ですが、こういう記事が悪びれることなく、ロシアから発信されていることに驚きです、日本のメディアなら絶対書けないだろうから、書けるだけまだ健全なのか、はたまた「フィギュアで取引は当たり前」とロシアメディアの感覚がマヒしているのか(笑)

フィギュアスケートは、団体を合わせても、たった5個しかない金メダルを巡って、各国連盟がそれぞれの思惑でメダルをとらせたい選手を政治力で推して、人為的にトップ選手を作り出す競技です(最低限の実力は必要ですが)。そのためにはAIなんて邪魔。頻繁にルールが変わるのは、勝たせたい選手に有利なルールでないと困るから。どこにも推されてないのに、五輪二連覇した羽生結弦がいかに規格外がわかります。

某中京ブロガーさんのように「バイアス採点は当たり前。採点は目安よ、目安」と考えられる人でないと長くスケオタは続けられないのだろう。うちのブログみたいに、「採点がー」「ジャッジがー」なんて騒ぐ奴は、フィギュアスケート競技なんて見ちゃダメなんだってつくづく思う。元々ショーを見るのが好きで、フィギュアをライトに見ていたときは、フィギュア競技もショー感覚で見てた(ルールも何も知らなかった頃の方が幸せだった)。なので、推し引退後は、アイスショーだけ見ることにする。


最後に太田龍子さんのコラムを。


フィギュアスケートが修羅道に堕ちるのをどうすればとめられるのだろう…元々魑魅魍魎が渦巻く世界だったのだろうけど、今はもう救いのない地獄絵図になっている。もういきつくところまでいくしかないんじゃないかな。



 ← NHKウィークリーステラ(NHK杯特集)

 ← FS通信NHK杯特集号

 ← FS通信ロシア杯特集号

 ← 共に、前へ 羽生結弦 東日本大震災10年の記憶

 ←未来をつくる(羽生結弦著)

 ← 金の羽根のランチョンマット


参加してます。よろしければ、ポチっと応援お願いします♪

フィギュアスケートランキング

関連記事

テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

タグ : 2021-2022_season

2021/10/26 11:20 | 問題提起COMMENT(4)TRACKBACK(0)  TOP

 | BLOG TOP |