羽生結弦のアクセルと某米国選手のアクセルについて思うこと
昨日、関西ローカルの関西テレビでザアイスの特番を1時間枠で放送していました。「さとかおの通天閣珍道中」の尺が長くて、演技を含めると半分以上、この二人のコーナーでした。演技がフルで流れたのは、宮原・坂本・三原の関西娘3人入れても5~6人だけ。完全にバラエティ仕立てでした。
マリニンの演技はごく一部が流れただけですが、この人の売り物は4Aなので、4Aに挑戦する映像をスローでリプレイしていました。結果はパンクして3A転倒になりましたが、問題はパンクではなく、その踏切。スローリプレイのおかげで、バクセルが進行していることが判明しました(DOIのリプレイですでにわかっていましたが)。
4A???😅 pic.twitter.com/GDjEMNEo3k
— みずほ (@traveler_mizuho) August 13, 2022
こちらは、DOIでの4Aチャレンジの踏切。このときすでに後ろ向きに踏み切っていましたが、ザアイスでは、スキッドがさらに進行してるようにみえます。ただ、ここまで明確なバクセルは、本人自覚なくとはとうてい思えない。明らかにラファの「指導」の元に跳んでいる結果でしょう。

マリーアントワネット
「パンがないのなら、ケーキを食べればいいじゃない」
ラファ
「前向きに踏み切れないのなら、後ろ向きに踏み切ればいいじゃない」
こんな感じでしょうか…。実際、ネイサンのバクセルは何のお咎めもありませんでした。その成功体験を元にラファは指導しているものと思われます。そう考えなければ、ここまで酷い踏切にはならないでしょう。以前はマトモな踏切をしていたというのが本当ならば。
マッシさんがマリニンの4Aの問題点を指摘してます。
マッシミリアーノさんのライブ配信「羽生結弦の4アクセル」 https://t.co/kbtVlQnnWv
— みずほ (@traveler_mizuho) July 26, 2022
僕はアメリカの少年が成功させた4アクセルの映像を見た。オリンピックに出場したことのあるレベルのスケーターを両親に持つジュニア世界チャンピオンだ。
並外れていることは確かだ。プレロテで跳ぶ選手でさえ、これまで4回転出来た選手はいないからだ。
しかし、4回転アクセルは4回転半回るジャンプだ。唯一、前向きで踏切るエッジジャンプで、完璧に実施された1アクセルは1回転半、2アクセルは2回転半回る必要がある。
マリニンのやったことは未だかつて誰にも出来なかったことで、本当に凄いことだ。
しかし、あの4アクセルは(それに認定されるには公式大会で成功しなければならない)、4アクセルではない。ここ数年間で試合で多く見られるようになった、アメリカ、日本、イタリアの多くの選手による綺麗に成功した3アクセルが3アクセルではないように。
何故なら離氷前に信じられないほどプレローテーションしているからだ。
2022.07.25 @max_ambesi's thoughts on jumping techniques, 4Axel and AI
— ElenaC 🌸(´・ω・`)🌸 (@EleC2706) July 26, 2022
(JPN translation by Nymphea. ENG translation is about to come)https://t.co/Aa3L0RrJg7
1/2#WeLoveYouYuzu#HanyutheGOAT#TheBeginningoftheHanyuEra#AlwaysWithYuzu pic.twitter.com/uhQfGdmiRi
結弦くんもかなりはっきり言ってましたね。プレロテのアクセルと自分のアクセルの違いを。
5. The takeoff motion is generally when momentum is going up but when you need to rotate, your body closes bc you're turning like in #5. He doesn't do that for his 4A (body is still open when he takes off bc of less PR) & that's why it's difficult to complete the rotations pic.twitter.com/NU4ygXw9te
— lae (@axelsandwich) July 23, 2022
羽生結弦 スーツ姿4A解説
バクセルについて言及したのは居酒屋さんだけですね。引退した選手をサンプルにですが。
やはり離氷問題はタブーなのかと思わされた。
— sakura (@konomis68) July 23, 2022
あれだけ羽生さんが一生懸命アクセルの離氷の違いについて解説してるのに、周囲の反応は薄く、表情は固く緊張してるのが見てとれた。
こういう解説はもう無理なのだろうか。
それが普通にできない限り、競技フィギュアに未来はないような気もするけれど… https://t.co/t90ompQlB0
スケ連副会長も、「技術解説定評がある」はずの男子OBも無反応でしたね。緊急特番にでてきてるのに、肝心なことにはダンマリ…。それなら、居酒屋さんがきてくれた方がまだマシだったかも。
ライサチェック→ネイサン→マリニン…北米の選手は伝統的にアクセル苦手な選手が多いですが、マリニンがもし五輪チャンピオンになったら、アメリカ製五輪チャンピオンのバクセルの正統な後継者になるわけですね。
跳び上がる前に回転するようなチートなジャンプはするな、というのはジスランコーチの教えであり、羽生選手のプライドですね。
— 大久保かおり (@kaoriokubo) July 23, 2022
かつて3Aの王者と言われたヤグディンがほとんどの選手はスキッドしないと実質3Aは跳べないと言ってたことがある
— 🇷🇺Двуглавый орёл(双頭のワシ) (@rachmaninov02) July 23, 2022
ヤグディン…そんなこと言ってたんか。それなら、あなたが一番結弦くんとマリニンの違いがわかってるでしょうに…。鈴木某と同じ、ただの嫉妬で拗らせたオッサンに堕ちてしまったのね…。下品で人間性に問題ありなことは知ってたけど、スケートに対してはもうちょっとマトモだと思っていたのに。
https://www.instagram.com/p/CdgGJVYIFxn/
@ほーーーーーー 出来ました👏👏👏👏👏。
クワドゴッドによるクアッドアクセル 💪。
クアッドアクセル 💪です。
史上初、まだ練習中ですが、なかなかカッコイイです。五輪で他の選手がやっていたように、自分のできないものをやろうというのではなく、タラソワさんが言うように、"DONE" ですね。
今更言っても仕方ないけどやっぱり一言いいたい。
— sakura (@konomis68) July 21, 2022
本来なら記録に残る競技の場で4Aに挑戦したかったんだろうと思う。さんざ苦しめた挙句、遂にはそれを断念せざるを得なかったほど彼を追い詰めたISUの罪は大きい。
どれだけ取り返しのつかない愚行だったか、後で悔やんだとしても後の祭り。
RT
— 新世界へいざなわれるBBI絵子 (@yuzueco) July 21, 2022
テクニカルに試合で認定されるのではなく
自分のスケートを大事にしてくれる人たちの前で決めたいという、そこに至るまでの葛藤の経緯を思うと、どうしてもやっぱり悲しいし怒りも湧く。
この人を信じて応援してきて本当に良かったなっていう気持ちは大きくなるばっかりだけど。
もし…マトモな採点がされていたら、彼は4Aを成功させるまで、競技の世界に残っていたのではないかと思っている。北京五輪で「UR」の判定を受けた4Aは、悪くても「q」だった。推し選手ならば「q」すらとられなかったかもしれない。オータムで回転が足りているクワドを回転不足とったり、全日本でスピンをノーカンにしたり、これまで信じられない採点が行われてきた。そして、新しいスターを作りたいISUは、某米国選手を4Aの初成功者にしたいと目論んでいる。
「試合で成功させる」ことにこだわって現役を続行していた彼が、「試合でなくてもいいかな」と心境が変化した経緯は想像に難くない。私が彼のプロ転向について、唯一悔しいと思うのはそれだけ。でも、私が彼でも、もう自分の最大の夢の判定を、ジャッジにゆだねる気持ちにはならないだろう。だけど、私は、彼の「試合で成功させたい」という子供の頃からの夢を摘んだISUを絶対許さない。
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2022/08/14 12:10 | 羽生結弦Youtube公式チャンネル | COMMENT(26) | TRACKBACK(0) TOP