羽生写真集4冊売上好調、仙台公営リンク建設要望書への宮城県の回答、「リンク建設、理想のスケーター像」~ゆづへ単独インタ(東スポ)、アイリンメモリアルブース拡充の提案、ほか

7月18日にいただいたコメントにレスいれました。よろしくお願いいたします。

昨日、アマゾンからNumberPLUSの特別版が届きました。大型書店でも特別版は入荷するかどうかわからない状態。とりあえずアマゾンで予約しておいてよかったです。アマゾンは梱包が雑なので心配してましたが、今回はなんとか許容範囲でした。

山田真美さんが撮影する、トロントの紅葉の落ち葉と戯れる17歳の破壊力をNumber編集者が見誤ったとしか言いようがありません。前から思っているのだけど、読者はほとんどが女性なのに、編集者は男性ばかり。なので、女の萌えどころを外すことがけっこうあります。今回もそのケース。ただ、このシリーズの写真は初出のNumber以降も、書籍に掲載されたりしているので、人気があるのはわかっていたはずなのだけど。


新書館からファンタジー本でます。集英社はフォトブックから手を引いたかな。



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気の毒な風評被害があった写真集も初週1位を獲得しました。


小海途さん、田中さん、矢口さんの写真集売れてますね。
とりあえず、名の売れたカメラマンが写真集を出せば最低限1万部は絶対売れる。それも日本だけで。海外でも売れる。羽生結弦は、出版業界にとっても大変ありがたいコンテンツです。



仙台市の佐藤市議が動いていたアイスリンク建設の件ですが、宮城県スポーツ議員連盟や宮城県スケート連盟がリンク建設の要望書を村井知事に提出しました。



それに対する村井知事の回答です。


「宮城県として声を大にして、全国に言えることはただ一つです。それはフィギュアスケート発祥の地、五色沼。そして金メダル3個」

五十嵐名誉会長は、宮城県はフィギュアスケートで全国一の実績があるにもかかわらず、通年営業のリンクが泉区の「アイスリンク仙台」のみだと指摘。
スケート人口の拡大を図るため、国際規格の公営アイスアリーナの設置を要望しました。

これに対し、村井知事は「建設費や維持費などに莫大な予算が必要。今の段階で『やりましょう』という県の財政状況にはない」などと述べ、設置は難しいとの考えを示しました



結弦くんも東スポの単独インタで、リンク建設は難しいと言ってますね。


――いつか自分でリンクを造りたいという思いはあるのか

 羽生 まあ、それはなしで、はい(笑い)。やっぱり正直難しいので、そんなに簡単にリンクって造れないですから…。だからそういうことも考えて、これからいろんなことを考えていきたいんですけど。ただ、僕は支援という形は、これからもしていきたいと思っています。

 ――フィギュア界のレベルを上げていくためには、裾野を広げていく必要もあると思うが、どう考えているか

 羽生 正直、あまり考えていないというか。やっぱりうまくなりたい子って、ちゃんとうまくなろうとしますし、そんなに(競技)人口が増えたからといって、うまくなるとは限らないんですよね。それはすごく思っていて。だって野球(の競技)人口がめちゃくちゃ増えたから(米大リーグ・エンゼルスの)大谷(翔平)さんが出てきたのかっていうと、そんなことはないと思いますし。だから、やっぱりうまくなりたいって思う子がちゃんといるのであれば、そこにちゃんと自分が環境を求めながら動いていくべきだと思いますし、それは僕が言えることではないかなと思っています。



9歳の頃の夢を追いかけるロマンチストである反面、羽生結弦の本質はものすごくリアリストです。そして常に俯瞰的に、客観的に物事を見ることができる。寄付を募れば、今の羽生結弦の知名度と人気ならば、建設することはできるかもしれない。でも、その後の維持は? リンク経営は基本赤字であることがほとんど。仙台にアイリンしかリンクがない…というけれど、仙台でたった一か所しかリンクがないのに経営不振で潰れた過去がある。今も、結弦くんは、多額の寄付をして愛着のあるアイリンを支え続けている。彼が、ある意味、アイリンのスポンサーみたいなもの。




他にリンクができたら、利用者が分散して、アイリンの経営はたぶんもたない。それは結弦くんが望むところではないだろう。しかも、日本の人口は減り続けているのだから。


今年の3月の記事です。あの佐藤市議が音頭を取っていたようです。
セレナさんのリプは大変的を得ていると思います。まさにその通り。


建設候補地に西公園(青葉区)の市民プール跡や市地下鉄東西線荒井駅(若林区)周辺を挙げ「世界中から20億、30億円の資金は集められる。資金と用地にめどが立つのだから、もはや整備をちゅうちょすべきではない」と力を込めた。

(中略)

郡和子市長は答弁で「まずは羽生選手の思いを確認する必要がある」と慎重姿勢を崩さず、菊田敦文化観光局長も「財政負担や影響の調査、関係者との意見交換も必要だ」と説明した。



羽生選手の思いをかなえて差し上げたい」…いや、結弦くんはリンク建設には消極的ですが? 何を勝手に暴走してるんでしょうか。確かに、ソチ五輪で金メダルをとったときに文科省を訪問したとき「東北には東北6県含めて、通年のリンクが1つしかなくて、日本全体のリンクの支援をしていただけたら」とは言ってました。しかし、仙台にもうひとつリンクを…とは彼は言っていない。それを、佐藤市議は拡大解釈しているとしか思えない。

ソース https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000022092.html

しかも、「世界中から20億、30億円の資金は集められる」って…最初から「羽生結弦」人気頼みで金集めが前提ですか。つまり、彼の人気を利用して、寄付が集まって建設できたら、音頭とった自分の手柄にしようということですね。あとの責任はすべて彼に押し付けて。

それは確実に彼を縛る枷になります。佐藤市議は「地元にリンクを作って、そこで羽生選手に指導者になってほしい」とか言ってたこともありましたが、たかが市議がなんで彼の人生設計まで決めてるんですか。

そういえば、この市議、女性自身(2022年8月9日号)の記者にも「プロスケーターで”チーム羽生”のようなものを作りたいと本人が言っていると、関係者から聞いたことがあるんです。浅田真央さんみたいに自分のチームで各地を回ってくれればうれしいですね」と、名前もいえない「関係者」から聞いたとして、ベラベラ喋ってました。本人の了解も得ずに。この世で一番信用できないのは、口が軽い男です。

「羽生リンク」についてもえらく前のめりなのは、羽生人気に便乗して、選挙を有利にしたいとしか思えない。本当に彼を大事に思っていれば、なによりも彼の意志を尊重するはずです。彼と直接話をしたこともないのでしょう。




ゆるさんの意見に同意。これから、OBOGも含め、彼の世界的な人気を利用しようと、ワラワラよってくるだろう様々な魑魅魍魎たち。彼は大変優しい人だけど、懐柔するには聡明すぎるし、あまりにも様々な修羅場を経験しすぎている。


彼はきついこともはっきりと言います。「うまくなりたい子って、ちゃんとうまくなろうとしますし、そんなに(競技)人口が増えたからといって、うまくなるとは限らない」と手厳しい。「仲良しこよしではダメ」「流されてはダメ」という発言も過去にあった。「ちゃんと自分が環境を求めながら動いていくべきだと思いますし、それは僕が言えることではない」というのは、彼の経験則によるものだろう。

決して恵まれていたとはいえないリンク環境。子供時代にリンクが倒産して一度リンク難民になっている。さらに震災で再度リンク難民に。それでも、練習できる環境を求めて日本中を点々とし、遂にはワールドメダルを勝ち取った。そして、さらなる上の環境を求めて動き、カナダに渡った。「派閥」に守られている選手ならともかく、特に「派閥外」の選手は、自分で考え、動かないと何も変わらない。

彼は過去に「本気で金メダルをとりたいと思ってる選手なら手助けをしたい」とは言っていたことはある。反対いえば、中途半端な気持ちの選手の手助けをする気はないということ。競技人口が増えたら、リンク環境がよかったら、それだけで強くなるのなら、彼が練習拠点にしていたカナダのフィギュアがあんな惨状になるはずはない。日本に目を向けても、リンク環境に恵まれているスケーターが必ずしも成功してるわけではない。


この市議も人気とりだろうけど、リンクよりは、まだこちらの方が現実的ですね。




ギャラリースペースを拡充…って、アイリンって、そんな余裕のスペースありましたっけ? リンク造るよりは、モニュメントのある国際センター駅の近くに記念館でも造る方がまだ現実的なような気がしますけど。それすら財政的には厳しいだろうけど、少なくとも建設費と維持費ははるかに安くつく。


ところで…最近、河北新報さんがとても評判が悪い。


ガセブンなのでリンクは貼りませんが、ガセブンからこんな記事もでてました。

「とりあえず練習拠点としてはここがメインなのかなと思っています。ただ、実際に練習のときに来られてしまったりとかすると、施設のかたがたにご迷惑をかけてしまうので、それだけはちょっとご協力お願いしたいなと思うんですけど。これからもここで練習したいなって思いますし」

 それはファンへの異例の訴えだった──。7月19日、プロ転向を表明した羽生。8月7日にYouTubeチャンネル「HANYU YUZURU」を開設すると、チャンネル登録者数は瞬く間に65万人ほど(8月16日現在)に達した。

(中略)

 だが、実はその裏で、あるトラブルが起きていた。発端は、公開練習の生配信会場をマネジメント事務所が事前に発表したことだった。

「当日、会場に入る許可を得ていたのは新聞・テレビなどのメディアに限られていました。ところが一部のファンが“一目ユヅに会いたい”と会場に詰めかけてしまった。さらにそのファンに取材する新聞社もあり、現場は大混乱に陥りました。結局、羽生さんが自ら注意喚起をする事態にまで発展しました。彼にとっても想定外の事態だったでしょう」(前出・スポーツ紙記者)



この「ファンに取材する新聞社」って河北さんですよね…。出待ちを肯定するような記事だけでなく、アイリンの地図まで載せていたとか。しかも、彼の会見前に「引退」の号外までだしていたのですか…。朝日も号外だしたけど、プロ転向会見が終わってからでしたよ。ちゃんと順番は守った。最近は、河北新報は本当はアンチなのじゃないかとまで言われてます。

彼を守る立場の地元紙が、いったいどうなってるんでしょうか。ちなみに、電話でバックナンバーの問合せをしたときの社員さんの応対も、何気に以前のほうがよかったような気がします(たまたまかもですが)。

彼の仙台愛の強さ、これからも仙台とともに生きていくという決意。彼は、何ものにも代えがたい仙台の宝のはず。彼を利用するのではなく、総力あげて彼を守ってほしい。それが世界中の羽生ファンの願いです。



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2022/08/20 09:55 | 羽生結弦ゆかりの地COMMENT(13)TRACKBACK(0)  TOP

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