羽生人気と大谷人気に思うこと ~読売新聞ポッドキャストより

今日、久々に写真家さんのリアル講演会に行ってきました。田中さんと能登さん、進行役に新村さんです。そのため、今日は更新が遅くなりました。それにしても、いつも以上に田中さんのテンションが高かった…。

読売のポッドキャストで、記者さんが読売の世論調査についての座談会をしてました。



ポッドキャストは興味のある方は聞いてください。気になったポイントだけあげると…。

<2022年1月2月の調査結果>
1位 大谷翔平 397票 ← 2015年以降最多得票数
2位 羽生結弦 165票 ← 2位だが、得票数は1位だった2020年2021年を上回る

<得票の内容分析>
大谷翔平:男女比が半々。幅広い年代で支持を得た。年齢が上がれば上がるほど大谷選手に票が入る傾向がある。
羽生結弦:女性の得票が8割。若い人(10代&20代)に人気がある。

・大谷選手の今年の得票数はメディアの報じられ方が影響しているのではないか。昨年はワイドショーやニュースで大谷選手の活躍が連日報道された。コロナ禍で家でテレビを見ている人が多かった人達にとって、大谷選手の活躍は明るいニュースだった。大会の数はフィギュアスケートより野球の方が多く、メディアでとりあげられる数も野球の方が圧倒的に多いこともあるだろう。



こちらは後編です。


結弦くんのサムネで釣ってますが、結弦くんのことはほとんど話しておりません。結弦くんに関連したことというと、ざっくり以下のようなことをお話しされていました。最後の方にですが(その前は世論調査の話ばかりでした)。

「羽生結弦の北京五輪での4Aに対するTLの反応が『挑戦した姿に感動した』いうものが多く、成功したからではなく、挑戦している羽生選手が好きな人が多かった。今は成果主義だけでなく、挑戦していることに感動する人が多いのではないか。実績よりも挑戦する姿に思いを託して、そのチャレンジを応援している人が多いと感じた」


ポッドキャストで話題にしてる世論調査の記事はこちら。


この調査については、過去記事でとりあげました。興味があればどうぞ。
http://bltraveler.blog63.fc2.com/blog-entry-4793.html


20220324読売人気ランキング
20220324読売人気ランキング2
2022読売世論調査好きなスポーツ選手


「フィギュアだから」ではなく「ゆづだから」

 「羽生好き=フィギュア好き」という公式は必ずしも成り立たない、ともいえる。

 調査では好きな選手を3人まで回答できるなかで、羽生と一緒に他のフィギュア選手も回答したのは、宇野昌磨を挙げた5人、浅田真央を挙げた4人などの計14人(羽生票の8%)にとどまった。大谷とともに巨人の坂本勇人や岡本和真、イチロー、松井秀喜、日本ハム監督に就任した新庄剛志ら野球選手・関係者を回答したのが86人(大谷票の22%)に上ったのとは対照的だ。「フィギュアが好きだから羽生も好き」ではなく、「ゆづだから好き」というファンの多さがうかがえる。

 同様に、フィギュア選手では2番目の人気を集めた宇野昌磨(全体の15位)を挙げた17人も、羽生とともに回答した5人を除いて、一緒に他のフィギュア選手の名前を挙げた人はいなかった。熱心なフィギュアファンは、好きな選手が固まっていることが比較的多いとみられる。見るのが好きなスポーツではフィギュアスケートが大リーグを大きく上回っているにもかかわらず、好きな選手では大谷が羽生を上回った背景には、こうしたファンの特性の違いもありそうだ。



フィギュア人気ではなく、羽生人気…これはもうずっと前からわかっていたことでした。でもスケ連はその事実を隠そうと必死だった。羽生成分を多くしたい出版社に「選手を平等に扱え」と圧力をかけ、不正採点やメディアの偏向報道を通じて「実力が拮抗している」かのような印象操作をし、「進行のさまたげになる」との理由でリンクへのプレゼントへの投げいれや、「会場の構造上の問題」でバナーの掲示も禁止した。スケ連はどうしても、どんな手段を使っても羽生人気を隠したかった。羽生人気ではない、フィギュア人気なのだと世間に思わせたかった。彼が現役を退いた今振り返っても、本当に異常だった。なぜあそこまで彼を敵視していたのか。

そしてワールドワイドな羽生人気もメディアで報じられることはほとんどなかった。北京五輪ではさすがに中国人気は隠しきれなかったので、メディアは報じたが、今でもその傾向は続いていて、彼のyoutube公式チャンネルへのコメントは、海外ファンが「なぜ日本人はコメントもっとしないの!」と怒るほど海外からのコメントが殺到しているのに、「日本のファンだけでなく、海外からのコメントもあります」とさらっと触れられる程度。反対に、大谷選手は「世界中で人気爆発」みたいな報道のされ方をしてますよね。

そしてもうひとつ。今回の世論調査では「羽生ファンは高齢者ばかり」みたいな印象操作が散々されてきましたが、10代から20代の若い世代に羽生人気が高く、大谷選手はむしろ年齢の高い層により支持されているのがわかりました。日本のメディアの上層部の役員クラスが野球好き世代で、それにプラス、野球界の野球人気復興の起爆剤としての大谷推しがあり、電通などの広告業界も乗っかって、テレビをつければ「毎日大谷」状態になっていますが、若い子はテレビをほとんど見ない。そして、高齢者ほどテレビの視聴時間が長いために、よりテレビの影響を受けやすい。反対に、若い子はTikTokなどから結弦くんを知ってファンになる子も多い。

それにしても、メジャーで戦っている日本人選手は大谷選手だけではないはずだけど、野球ファンはスケオタみたいに「大谷ばっかりー」「ダルビッシュが隠されてるー」とか騒がないんですかね? 心が広くていいなあ…あ、アチラ界隈のスケオタが異常なだけか(笑)


読売好きなスポーツ好きな選手


2015年から2021年までの推移をみると、結弦くんの人気は安定しているのに、フィギュア人気は右肩下がりです。特に2020年と2021年。結弦くんが1位をキープしているのに、フィギュア人気は2020年2021年とも、過去最低の4位に落ちています。そういえば、2019年というと、さいたまワールド、オータムクラシック、グランプリファイナル、全日本…と目を覆うような酷い採点が続いた年でした。その影響が2020年と2021年の順位に反映されているのでは…とも感じました。

実は、大谷選手は、2016年5位、2017年2位、2018年4位、2019年2位、2020年2位、2021年7位…と意外にも2022年が初の1位です。よいときも悪いときも順位が安定している結弦くんと違って波がある。おそらく、大谷人気は、そのときの成績によって左右されるタイプの人気なのではないかなという気がします。アスリートとしてはある意味当然なのですが。






彼の動向は投資にも影響します。経済を動かす男だからです。


経済を動かす…というと、今や羽生結弦は出版社の救世主的存在ですが、読書雑誌の書店員の座談会で「羽生を表紙にするととにかく売れる」と力説されていました。雑誌の発売するかしないかまで左右すると。大谷さんはそういう意味では影響はないということでした。これは人気の差ではなく、人気の種類が違うということでしょう。


中国では大谷選手はほとんど知られておらず、結弦くんを通じて初めて知る人が多い。




ファンの贔屓目ではなく、世界規模の知名度と人気は羽生結弦の方が上なのは間違いない。野球をしている国は米国日本韓国台湾中南米くらい。アメリカでも野球はそんなに人気はない(フィギュアよりはあるけど)。ただ、今はスケ連忖度ではなく、野球界忖度で、そういう事実は隠そうとしているような気がします(笑)



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2022/08/21 18:50 | 雑談COMMENT(10)TRACKBACK(0)  TOP

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