採点問題に苦言 ~スコット「最初から結果が決まっている」&荒川さん「ジャッジは猫でもできる」、ゆづが語った「レッテル」の真意 ~内村×羽生対談、ほか

12月25日と26日にいただいたコメントにレスいれました。よろしくお願いいたします。

テサモエのスコットが採点に苦言を呈しています。





テサモエは、以前も、バンクーバー五輪で金をとった後、下げ採点されていたと爆弾発言していた。テサモエはメリチャリと同じコーチ(ズエワ)に師事していたが、メリチャリの方がジャッジ受けするプログラムを与えられていると不満をもっていた。その理由として、コーチにとっては、同じ選手に2個金をとらせるよりも、別の選手に金をとらせ、金メダリストを2組誕生させた方がコーチとしての評価になるからだろうと報道した海外記事もあった。

実際、ソチ五輪では、テサモエは銀メダル。メリチャリが金メダルだった。ソチ五輪の最中に、フランスのメディアが「ロシアとアメリカの間では、ロシアが団体金、ダンスがアメリカ金で話がついている」と報じた。もちろん、双方否定はしたが、たぶん事実だったのだろう。その通りの結果になった。私は当時、ダンスを見ていたけど、素人目にはテサモエの方がいいと思った。バックヤードでメリチャリの金が決定したときの、テサモエのなんともいえない表情がとても印象に残っている。彼らは実力で負けたと思っていなかっただろう。テサモエはソチ五輪後に休養し、現役復帰したときにコーチを替えている。

結弦くんの気持ちを一番理解できるのは、同じく採点冷遇の経験があり、その中で五輪金を2個獲ったテサモエかもしれない。とはいえ、テサモエとメリチャリ、メリチャリとパパシゼの実力差は、そこまで大きくなかったと私は思う。だから、テサモエの採点について問題視されたことはなかった。

五輪金をとった後はほとんどのスケーターは引退するし、続行した場合ても、年齢やモチベの問題もありさらに進化することはほぼない。プルさんでさえそうだった。羽生結弦が五輪金をとった後もさらに進化し続ける規格外の存在だったために、ISUは彼をこれ以上勝たせないために滅茶苦茶な採点操作をせざるえなくなり、SNSの普及であからさまなやり方がバレて、スケートファンにドン引きされて、今の状況になっている。


こんなブログ記事をみつけました。荒川さんもマトモなことを言っていたときがあった。



荒川さんは、スケ連副会長になったとき「派閥をなくしたい」と言っていたらしい。彼女は派閥外の選手だった。今の派閥主義の強いスケ連だったら金はとれていなかっただろう。当時の強化部長の城田氏はあまり派閥主義ではなかった。城田氏は、トリノ五輪で、村主さんよりも荒川さんを推した。日本では村主さんの方が推されていたけど、世界では荒川さんの方が評価が高かった。城田氏はとにかく五輪の金メダルが欲しかったから、国内推しよりも世界の評価を買ったのだと思う。

荒川さんには色々思うところはあるが、彼女がトリノで金をとらなかったら、アイリンは復活していなかった。アイリンが閉鎖されていたl時期、結弦くんはリンク難民になり、遠方のリンクに練習場所を求めて遠征してたが、練習時間が激減して、同期の日野くんにも負けるような状況だった。あのままずっとアイリンが復活できなかったら、今の羽生結弦はなかったかもしれない。結弦くんが今もアイリンをサポートし続けているのも、荒川さんに今でも恩義を感じているのも、それが理由だ。

潰れかけていたプリンスアイスワールドや、真壁の会社が息を吹き返したのは荒川さんの五輪金のおかげだった。シェイに振付の才能を見出し、振付師の道を勧めたのも荒川さん。アイスショーの世界では、彼女の功績は大きいといえると思う。

彼女はショースケーターとしての才能はあっても、フィギュア村の中枢部に入って、中から組織を変える才覚はなかった。最初は意欲をもっていたのかもしれないが、すぐに無理だと悟ったのだろう。ましてや、政治家や電通まで入り込んで、スケ連はまさに魑魅魍魎蠢く伏魔殿。とても彼女の手に負えるシロモノではない。そうなれば、よほどの信念をもっていない限り、人間は長いものに巻かれる方が楽である。彼女は所詮お飾り副会長だった。そして「派閥をなくしたい」といっていた彼女も、いつの間にか派閥側の人になっていく。

副会長として何もしなかったことをどうこう言うつもりはないが(むしろ、いらんことばかりやってる伊〇よりマシだが)、副会長職のまま、現役選手を自分の事務所に入れたのは、道義的に大変問題だったと思う。ただでさえ依怙贔屓が蔓延している連盟である。現役選手を入れるのなら、彼女は他の事務所に移籍するか、副会長を辞すか、どちらかを選ぶべきだった。彼女は自分の事務所の利益のために、副会長の座にいすわり続けたと言われても仕方がない。私は、それが彼女の輝かしい経歴の中で最大の汚点だと思っている。


BSフジの内村×羽生対談。書き起こしてくださっています。ありがとうございます(スレッド参照)。




とても面白い対談でした。でも、この1点だけが気になった。おそらく内村さんは結弦くんのこの言葉の真意を理解していない。結弦くんが言った「レッテルを貼られたらおしまい」という言葉の意味を。私達は、嫌というほどその現場を目にしてきたけれど。















もし、フィギュア界がせめて体操界くらい健全な競技団体だったら、彼もあれほど苦しむことはなかっただろう。競技を退いた後、IOCやJOCとここまで距離をとることも。彼は自身の採点だけでなく、体操界でいえば「内村選手をリスペクトしてる」と公言する選手も採点で冷遇するような世界で戦ってきたのだ。おそらく、内村さんには想像もできないのではないだろうか。異常すぎて。


マッシさんがトリノファイナルのガラガラについて語ってますね。


結弦くんが競技から退いても、人気の低下をもう少しソフトランディングさせることは可能だったと思う。ISUとJSFは、フィギュア界に莫大な利益を与え、フィギュア史上最大のファンダムをもっていたメガスターを長年苦しめ続け、ファンに大きな遺恨が残る形で追い出した。それが、今のハードランディングにつながっている。しかし、どんな結果になれ、それも組織の望んだ道である。


ウィルソンにも「notte stellata」を見てほしいですね。



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2023/01/16 10:05 | 問題提起COMMENT(11)TRACKBACK(0)  TOP

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