SOI2023第2弾スケーター発表に思うこと、アリ最新インタ全文「アワードの顛末」「ISUへの提言」、SPAIAの良記事、2030冬季五輪にスウェーデンが招致検討、ほか

1月21日と22日にいただいたコメントにレスいれました。よろしくお願いいたします。

スターズオンアイス全公演の第2弾出演スケーターが発表されました。



2月9日時点で
大阪会場:15組
奥州会場:16組
横浜会場:15組

例年だいたい20組前後なので、あと5組くらいかな。
KOKO、かなだいは出そうな気がする。最近IMG関連のショーによくでているジュンファンも有力かな。

とりあえず、これで、SOIに関する皆の最大にして唯一の関心事に大方の答えはでたのではないかと。
まだ追加スケーターの発表はありますが、推しのINは、2021年も第1弾で発表されています。出るのなら発表を遅らす理由が主催にはないはず。もちろん何事も100%はありませんが。

これは私見ですが、プロ転向してから、彼はアマ時代以上に「ファンは何を望んでいるか」をしっかりリサーチしているように感じます。プロローグ横浜公演で、アイクリ枠に不満がでたら八戸からアイクリ枠が撤廃された。チケットがとれず泣くファンの声が多ければライビュを実施し、ライビュのスクリーンが足りなければ即座に追加した。海外ファンからの要望が多ければ、GIFTでは3ヶ国とはいえ海外ライビュも決定している。おそらく彼はSOIに出てほしくない(特にU選手と共演してほしくない)…という声が多いことも把握してるはず。

自分のファンが望まないことは彼はしないのではないだろうか。よほどの避けられない事情がない限り。彼は全く仕事に困っていない。「自分があと1~2人ほしい」というほど仕事は山積みだ。あちこちから持ち込まれる仕事のオファーも断っている。なにもあえてファンが嫌がるショーにでる必要はないのだ。

それともうひとつ。ショーに対する姿勢だ。あの真壁ですら「FaOIの運営やスタッフ、演出、アーチスト、コラボのハードルを上げて、羽生選手が出たいと思わせるのが私の仕事。最高級ホテルのスィートルーム、そこまでしなくても、むしろショーのクオリティを上げて、彼が出たいと思ってくれるよう、私も毎回戦っているようなもの」と言っていた。

今年仙台公演を入れたのは間違いなく結弦くんへの配慮だと思う。真壁ですら結弦くんに出てもらうために必死こいているのだ。彼が出るかどうかでCICの社運がかかっている。じゃあ、SOIが彼に出てもらうためにそこまで必死の姿勢を見せてるか?といえば「ない」と言わざるえない。私が彼のSOIのINは今後もないのではと思うのは、それも理由だ。そして過去のSOIの出演歴。2014年の出演を最後に、2015~2022年の8年間に彼がでたのは2021年の一度だけ。その1回もお世話になった八戸のこけら落しという明快な理由があった(その年のFaOIが中止になったことも大きかったと思う)。


これは良記事です。


頑張れ!スウェーデン!!



アリの最新インタ全文です → ソースはこちら


スポーツエージェント、プロデューサー、そして先週日曜日にチューリッヒで開催されたISUアワードの創設者であるアリ・ザカリアンは、ロシア選手の出場停止処分のもと、ロシアのフィギュアスケート選手アンナ・シェルバコワを推薦することがいかに困難であったか、なぜアワードがなくなりそうになったか、そしてフィギュアスケートを改善するための自身の提案などをRIA Novostiに語りました。

「満足というわけではないが、全体としてはアワードができた。これで少なくとも、私たちは前進するための基準点を手に入れた。もっと違うことをしなければならない場面はたくさんあった。しかし、イベントは開催されたのだから、そのことに感謝します」

―それはどのような場面ですか?

「冒頭のスタジオはちょっと多すぎたと思う。式典の前日にポッドキャストで配信して、視聴者の気持ちを盛り上げるべきかもしれない。視聴者がすぐ乗れる部分が欲しいし、その後、トロフィーの授与に移るわけだから」
「アワードを失う危険性があった。もともと今年もオンライン方式でやろうという話だったが、3回連続でやるなら、いっそのことアワードを全部やめたほうがいいんじゃないかと。どうすればいいのか、非常に長い交渉があった」
「そして、日本の世界選手権が終わった後では、地元の連盟がまだ競技に集中しているため非常に難しいということがわかった。その後、多くのスケーターが参加しているAOIという選択肢を使うことになった。しかも、私が27年間一緒に仕事をしてきて、その実力をよく知っているチームだ。オリバー・ヘナーに提案したところ、彼はそのアイデアを気に入ってくれた。そして、一緒にISUと連絡を取り始め、彼らも受け入れてくれた。そして、最終的にスイスの美しいアリーナで開催されることになった。一般的には、多くの人が喜んでくれたのではないだろうか。ISUの指導者も含めて、かなり多くの好意的な意見が寄せられた」

―しかし、ショーと重ならないように、アワードを別の日に移すという選択肢は考えられなかったのですか?

「ライブ形式では初めてのアワード。いろいろなニュアンスがあり、一度にすべてを完璧にこなすことは不可能だった。でも、アワードは実現したわけで、それはもう実績になる。私たちのチーム全体にとって、すでにある種の勝利だ。そして、日程変更については、非常に複雑なプロセスが必要で、あまりにも費用がかかりすぎる。実は、アワードが行われたアリーナは、以前は地元のホッケーチームの本拠地だった。最近、新しいアリーナに移転したが、そのためにアリーナから氷を撤去した。私たちは自分たちで氷は貼らなければならず、それはとても高くついた。それをもう1日延長するとなると…。契約と神経とお金の問題だ。正確な金額は言えないが、それらのコストは正当化されないほどだった。

―アワードの結果そのものはどうでしょうか?個人的には、どの部門の結果に驚きましたか?

「もちろん、私の友人であるラファエル・アルチュニャンが『ベスト・コーチ』賞を受賞してほしかった。彼は当然のようにそのポジションに相応しい素晴らしい仕事をしたのだから。しかし、彼は私の友人であり、アルメニア人でもありますが、私はこの賞の結果に一切影響を及ぼしていないことを強調しておきたい。私の声は影響していない。私の役割は、アワードの開催を確実にすることだった。

―ファンの間では、「自分(アリ)のアワードなのだから、そこですべてを決めるのは自分(アリ)だ」という声もあるようですが。

「そんなことはない。一国の大統領になったようなもの。確かに偉そうにしてるけど、大統領府や国会がないと何も決められないんだよ」

―アンナ・シャルバコワのノミネートは、どのような困難な状況だったのでしょうか。政治的な影響が深刻なのは明らかです。

「彼女の名前は、大きな功績があったからこそリストに載っていたのだ。そして、彼女が受賞するかどうかは審査員の問題であり、私には何の影響力もない。ISUがアンナのノミネートに反対していたとはきかない。アンナの指名にはそれなりの理由があり、内輪もめもなかった。

―アンナの招待がなかったことについてはどうですか? ロシアの新聞では、そのことが大きく取り上げられました。でも、私見では、誰も招待されていないように思えたのですが。

「そうですね。ノミネートされた人たちを特別に招待することはなかった。多くの人を招待するほど予算があるわけではないということは強調しておきたい。今回のアワードは、今後、何をどのように改善していけばよいかを検討するためのテストバルーン的な意味合いもあった。今なら、どのような予算が必要なのか、どのように宣伝すればいいのか、すべて見積もることができる。もし、当初の計画通り、世界選手権の直後にアワードを開催することができれば、誰も招待する必要はない」
「今回は、AOIに出演した人たちだけが(授賞式に)参加した。カタリーナ・ウィットだけが特別に招待され、生涯功労賞を授与された。他の候補者には招待状は出さなかった。そのような話すらでなかった」

―「特別功労賞」については、イリヤ・マリニンが受賞に値することはわかりますが、サーシャ・トルソワがノミネートされていないことにロシアのファンは憤慨しています。今後、彼女がこのノミネーションに登場する可能性はあると思いますか?

「私の個人的な意見だが、サーシャは、オリンピックで5つの4回転ジャンプを成功させ、フィギュアスケートの歴史上、全く信じられないような素晴らしい結果を残した。しかし、現時点では、4回転半ジャンプは、審査員の見解では彼女を上回るほど画期的なものだったのだと思う。だから、審査員はイリヤに票を入れたのだ。そして、今後のアワードについては、彼女の功績はまだまだ見直される可能性があると思う。彼女には、このノミネートに登場する権利があるからね」

―次はどうするのですか? ISUに対していくつか提案があるそうですね。

「まず、プログラムの形式を変えたいと思う。今のようなガラは、フィギュアファンにこのスポーツの素晴らしさを伝えるのに最適な方法ではない、と言い続けている。なぜなら、多くのスケーターがデモナンバーを文字通り膝をつき合わせて、その場で何かを作り、知人からコスプレシャツを借りたりしているからだ。一般的なガラを見ると、白いシャツに黒いジーンズ、そんな感じだろう。わざわざ本気でやろうという人はいない」
「もちろん、ちゃんと準備している人もいるし、その人たちには脱帽です。彼らは努力しているし、責任ある態度も取っているので、私はそれを歓迎するだけだ。その点、モーリス・クヴィテラシヴィリは、化粧だけで2時間くらいかかっていた」
「私は、ガラのデモンストレーションが競技の一部であり、競技の続きであってほしい。ISUに提案したいのは、ガラの日である日曜日に、一種のコンペティションを開催すること。観客が専用のアプリを使って、例えばベスト3の演技に投票できるようにする。その結果、優勝者には賞金が贈られる。そうすることで、スケーターは、本番で慌てて何かを作り上げるのではなく、より責任を持って演技をし、事前に準備をするようになり、見る側もアドレナリンが出るようになるのではないか」

―そのような提案はすでにされているのですか?

「積極的に(ISUと)話しをしている」

―このような革新的な取り組みは、いつ頃実現できると思いますか?

「すぐにでもできると思う」

― 来シーズンですか?

「そう願っている」

―もう1つ提案があるそうですね。

「競技中継のスケジュールに、選手や振付師、衣装デザイナーのSNSでのプロフィールをもっと充実させてほしい。この方法であれば、選手の認知度を高めることができる。例えば、視聴者が放送でスケーターを見ていたとする。論理的には、その後、何割かの人はその選手の人生を追いかけたくなるが、多くの人は情報を「ググる」のが面倒だったり、偽のアカウントに出会ってしまう。もちろん、これは残念なことだ」
「SNSはいまや巨大な経済的な可能性を秘めていて、スケーターのプロフィールを宣伝すれば、より多くのお金を稼ぐことができる。放送中に彼らのアカウントの情報を流すだけで、すでに認知度はかなり上がるはずだ。すでに実施しているスポーツもある。例えば、先日X-Gamesを観戦していたが、参加者全員が自分のSNSアカウントを持っていた」
「また、衣装デザイナーについてだが、視聴者が知らないことが多い。フィギュアスケートがファッション業界に近づくためには、できるだけ彼らの情報を提供する必要がある。そうすれば、服飾デザイナーの中には、このスポーツに自分たちの製品を宣伝する機会を見出し、この市場に参入する人もいるだろう。そして、その結果、私たちの観客を増やすことができるのだ。私の意見では、これらの詳細はすべて、かなり簡単に実現することができる。アスリートにとっても観客にとっても、大きな助けになるはずだ」

―それは、来シーズンも実現できそうですか?

「本当にそう願っているよ。これらの提案にはプラス面しかなく、マイナス面はないと私は思ってる。ISUがそれらに賛同してくれることを願うよ。詳細については、日本で開催される世界選手権の前に行われるISU理事会ですべて話し合う予定だ。私は、それが受け入れられることを望んでいるよ」



しかし、金かけて宣伝したのにアワードのyoutube動画は同接平均4000人程度。全世界でだよ?



アリの長いインタを省略せずに、全文UPしたのは、全文読むほうがアリのクズっぷりがよくわかると思ったからです。そして、またよからぬことを企んでいるようなので、実現するかどうかで、アリのISUへの影響力もわかるのではないかと。

前からわかっていたけれど、フィギュア競技を金儲けの手段としか考えていない。こんな山師の知恵を借りているようでは、そりゃ競技腐敗するわ。ガラをコンペティション形式で…と言ってるのは、ガラのガラガラ(洒落にもならない)っぷりに危機感感じているからでしょう。日本ですらあの惨状ですからね。

ガラは試合の上位選手が出るものだから、賞金にガラの出演料も含まれているのだと思っている。ガラを欠場すると罰金が科せられるから。それにコンペ方式にしても、人気選手に観客の票が集まり、賞金をゲットするのはいつも同じ顔ぶれになる。結弦くんがでたらどの大会もぶっちぎりだ。

このおじさんの提案はいつもズレている。ファッションデザイナーとタイアップしたらスケーターの人気がでるっと本気で考えているのなら終わってる。



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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2023/02/10 14:20 | 海外情報COMMENT(6)TRACKBACK(0)  TOP

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