ただのひとりごと

2月5日と6日にいただいたコメントにレスいれました。よろしくお願いいたします。

昨日の記事で告知してたちょっと長めの記事になります。お付き合いいただける方だけ。
内容は、一昨日の「ゆづのSOIインに思うこと」の続きになります。しつこくてすみません。

推しのSOIインの理由をあれこれと想像して書いてましたが、1日おいて思ったことです。

思うに、彼がプロ転向以降、初めて参加するアイスショーがSOIだったら、ここまでショックは大きくなかったような気がします。ファンが夢に描いていたワンマンショーがプロローグとGIFT(しかも東京ドーム!)で、それに続き「スケ連後援」の文字がないストレスフリーのメンバーを集めた座長ショー・notte stellata。彼はファンの望んでいた夢を次々と実現してくれていた。だから、プロ転向して住み分けは完了した、住み分けを望んでいたファンの声が届いていたんだ…と勝手に思ってしまった。プロロ→GIFT→notteと、幸せが続いただけに一気に奈落の底に突き落とされたような気持ちになったのだと思います。

しかも、発表がGIFTの6日前という最悪のタイミング。ワクワクした気持ちに水を浴びせられたような気持ちになった。ギリギリに決まったのではなく、かなり前からINは決まっていただろうに、発表を遅らせ、2度目の先行の締め切りが終わった翌日に発表。最前列を羽生ファンに買わせない売り方をした。羽生ファンの財布をアテにするくせに、羽生ファンをコケにする…まさにスケ連とやり方が同じです。会場によっては最前列が残っているようですが、それは羽生ファンのために残していたのではなく、売行きが悪く「最前列すら売れなかった」にすぎない。1回目の先行で最前列は当選祭でしたから。

2016年1月のNYOI(ニューイヤーズオンアイス)も木下×IMG×TBSのトリオ主催でした。これは開催数日前の突然のIN発表で、それまで売れてなかったチケットが発表と同時に完売。追加で売り出された見切れ席まで売り切った。ちょうど開催日が神戸淡路大震災の日だった。今年のnotteと同じです。彼は怪我をしていた。頼み込まれて断れなかったのは震災の犠牲者の命日だったからだと思います。彼は痛み止めを飲んで出演し、怪我を悪化させて、それは3月のワールドにも影響し、さらにはその年のFaOIをWDすることになった。

怪我を理由に断れたのだから、引き受けたのは彼の判断。だから主催を恨むのは筋違いだとは思いながらも、やはり主催へのわだかまりは残りました。「震災」をちらつかせれば断れない、彼の一番のウィークポイントに付け込んだように思えたからです。

2020年から2021年に延期されたSOIも、キャンセルせずにチケットを持ち続けていた羽生ファンが、諦めてチケットを手放した途端に羽生INを発表し、羽生ファンの怒りを買った。まさにそれと同じやり方を今回もしている。本当に何年たっても性根が変わらないというか、誠意のない主催だなと思います。






Mさんのいうとおりだと思う。他のエンタメの世界ではありえない売り方。しかも、車がなくてはいけない会場を用意しながら、客の足の確保すらしないことにもドン引き(残り一か月で確保する可能性は残るが)。羽生結弦さえ出しておけば、ファンは這ってでもいくと思ってるんだろう。ディスクガレージの出演者フライング発表といい、ここの運営がいかに常識外かわかる。

でもSOIはこれからも変わらないと思う。なぜなら、どんな売り方しても、どれだけ羽生ファンが文句をいっても、羽生結弦という餌をぶら下げれば、最終的に、羽生ファンは「推しを見たい」という誘惑に勝てないことを見透かされているから。要は舐められているんですよ(本当にスケ連とSOI主催は似てる)。

SOIの自分のファンへの売り方は、彼の望む売り方ではないと思う。自分の冠ショーではあれだけファンに最大限の配慮をしている人だから。でも、いくら彼一人で集客していても、自分のショーではないから、運営にまで口はだせない。運営もそれがわかっているからこそ、好き放題する。ある意味、羽生ファンだけでなく、推しも舐められているような気がしてしまう。

それにしても、MIKIKOさんやライゾマさんなど超一流のプロ集団と組んだショーの後でこの三流ショーへのIN…。他分野の興行と比べてプロ意識ゼロの主催、内容に見合わない極端に高いチケット、練習気分の現役選手。価格が見合わないのは最前列すら残っていた会場があったことで明白です。企業努力しなくても客寄せパンダ一人で解決という主催の姿勢がもう…ありえない。関わっているのは日本のIMGですが、米国IMGが過去に推しにどんなことをしてきたか…ということを考えると、本当に複雑です。


そして、主催の悪質さもさることながら、自分的に最悪の「混ぜるな危険」なラインナップだった。

あのグリーンルームガッツポに始まり、その後の「ネイサンに勝ってほしかった」「平昌もネイサンが勝つべきだった」…などなど次々に繰り出された彼の言動はもはやトラウマレベル(それ以前にも数えきれないくらいあったけど決定打になった)。それでも、臆面もなく共演して仲良いところをアピールし、羽生ファンへのイメージアップを図ろうとするでしょう。

アメリカ選手は、結弦くんの前で4Aチャレンジし(アイスショーでは一度も成功したことないが)、ツーショット撮って後継者宣伝に使うのは容易に想像できる。アリがべったりくっついてきて、満席の会場をバックにアメリカ選手の写真を撮り「彼は日本ではこんなに人気がある」とアピールすることでしょう(すでに過去にやってる)。


そういえば、DIGESTがこんな記事を書いて、中国ファンが突っ込んでいる。


昨日からまた日本のメディア(j$f)が、中国メディアがこの人物を「羽生の後継者」と報道してるとか、バカなことを言い始めましたね?
中国メディアでそんなニュースを見たことがないのはどうしてかしら? 
私は中国のメディアでこんなニュースを見たことがないような気がするけど、中国人社会でこの人が誰なのか知っている人がいるのか聞いてみたいものだわ。
あと何人第二の羽生選手になるの? なんで後輩は誰も一人歩きできないの?


草莓味的柚子さんのリプ
そんな記事見たことないって......中国メディアにはないし、ありえない🤣🤣日本のメディアは嘘をつくのが習性なの?

これは三浦選手も迷惑だと思う。もらい事故みたいなもの。
しかし、DIGESTもよくもまあ、こんな嘘記事書けるな…。


このまま順調に成長すれば…という条件付きだけど、後継者候補は彼かもしれない。


アメリカ選手も三浦選手もこれから優勝争いの常連になるかもしれない。でも「羽生の後継者」ではない。タイプが全く違う。でも、ヴォロノフくんなら、もしかしたら…という期待を抱かせる。先日紹介したカザフの選手(練習拠点はロシア)のように、羽生結弦のDNAは、日本でもアメリカでもなく、ロシアに受け継がれていくのかもしれない。元々、羽生結弦のスケートのルーツはロシアにある。ロシアからもらった種子が羽生結弦という大輪の花を咲かせ、そして、彼の種子はまたロシアに還っていくのだろうか。


ちょっと脱線しました。話を戻すと、中国ファンの中で、今のところ三浦くんはアメリカ選手以下の知名度だと思います。なのにこんな風に書かれるのですから、SOIの後、例のアメリカ選手についてどんな持ち上げ記事がでるのか想像がつきます。ただ、聡明な彼のこと。「想定内」のことでしょう。

彼はそういう利用のされ方をするのはわかっていると思う。「利用したければどうぞ」というスタンスなのでしょうね。それによって傷づくファンがいることを知ってるかどうかまではわからない。知ってるのかもしれないが、プロ転向のときに言っていたように「自分の演技をみてもらえる場を増やす」ことの方が重要だという考えなのでしょう。

色々な選択をしていく中で、失望したなとか、もう見たくないなとか思われてしまうと、とても悲しいですけれども、それでも、自分のスケートが、やっぱり見たいなとか、見る価値があるなって思っていただけるように、これからももっともっと頑張っていきますので、どうか応援していただけたらうれしいです。(プロ転向会見より)

彼の中で、今回のINがこの「色々な選択」中に入っているのかどうかはわからないけれど、あくまでも私の中でですが、「これからも色々な選択するけど覚悟しておいてね」ってことなんだな…と理解しました。

選手時代は、ISUやJSF(しかも政治家つき)という巨大な悪の組織という、わかりやすい戦う相手がいて、冷遇されている推しを必死で応援していた。不正採点や、ガセブン記事や、デニステンのボストン事件、トリノファイナルでの採点以前でも数々の不可解な出来事など、ファンとして訴えたいことは枚挙にいとまがなかった。後に本人の口から色々なそのときの心情を知るにつけ、「ああ、やっぱりそうだったのか」と思うことが多かったので、それなりに彼を理解できているような錯覚に陥っていたのかもしれない。

プロになった後、ようやく採点への不満も口にだすようになってるので、過去を完全にリセットしたわけではないだろうけど、それはそれ、これはこれ。プロとして割り切るところは割り切らないとやっていけないのでしょう。

昨日の記事で「私が出ないと確信してた一番の根拠は、過去8年間で1回しかSOIに出ていないことでした。しかし、プロに転向したら、事情は変わるのだということを失念していたようです」と書きました。訂正します。厳密にいうと…完全に失念していたわけではなかったと思います。「色々なショーに出させていただく」という言葉はどこかに引っかかっていたし、いくら過去はほとんど出演を断っていても「プロになったら事情がかわるかもしれない」という一抹の不安はあった。でも、過去8年間に1回しか出てないことを理由に「だから出るはずがない」と自分の不安をかき消そうとしてたのだと今更自覚しました。

現役のときはどんなに理不尽なことがあっても「いつか現役を引退するときがくるからそのときまでの辛抱」と、自分の中で我慢の期限を勝手に設定していたのだと思う。なので、プロになってもまだ続くのか…と愕然としたって感じだろうか。今ほどお花畑ファンが羨ましいと思ったことはない(笑) お花畑だったら素直に喜べた。お花畑と真逆のファンだった人ほど複雑な気持ちになってる。プロになった彼にとっては、お花畑ファンの方がありがたいのではないか…と考えて凹んでしまったところもある。

推しのことをブログに書き始めてほぼ11年。推しの痛みを見て見ぬふりができなくて、同担に彼の苦境を少しでも知らせたくてブログで書き続けてきました。いつのまにか推しはその痛みを克服し…いや克服しないまでも、共存する道を選んでいるのに、自分だけが置いていきぼりにされてるような寂しさもあったかもしれない。

SOI砲の破壊力がすさまじかったので、今後彼がどんな選択をしても、多少免疫できたかもしれません。「SOIインについて、推しにネガティブなことを言うな」という風紀委員さんもおられるようですが、それはあまりにも過保護だと思います。彼はこれからは個人事業主です。そしてジャッジではなく、観客に評価してもらう世界に入ったのです。それならば、観客の評価や要望を知っていることは必要だし、彼も知りたいはず。サイレントクレイマーが一番怖いのは、どの世界でも同じこと。「自分の推しの選択の幅を狭めるな」という声も見ましたが、そんな声で選択を変える人ではないのは今回のことでも立証ずみ。ただ、変えなくても「知っている」ことは重要だと思うのです。

そしてこれまで応援して下さったたくさんの方々、今回もどんな決断でも、どんな時でも今回のこんな会見でも「頑張れ」って、「緊張するだろうけど応援してるよ」と応援して下さるコメントを寄せて下さっていて、僕はいつも救われています。本当にありがとうございました。(プロ転向会見より)

今回の決断を喜んであげられない私は、ダメダメなファンなのかもしれません。まあ、私もそろそろファンとしてのスタンスを変えるときがきたのかなあと少し思いました。プロ転向して巨悪な組織とは一応は離れたことだし(まあ、完全に切れたと喜んでいたからこそ、今回の件はショックだったわけですが)。急には無理だと思うけど、こんなことでこんなに凹んでいるようでは、これからまたどんな砲弾がとんでくるかわからない以上、自分で防御しないと身が持たない(笑) ただ、これからも歓迎しないものは歓迎しないと発言していくつもりです。自分に嘘はつけないので。


さて、長い駄文にお付き合いいただき、ありがとうございます。
私は文章で書いた方が自分の気持ちを整理しやすいタイプなので、ブログはそのツールになっています。それなら日記帳に書けばいい…と言われそうですが、それだと3日も続かない(笑) やはり読んでいただく人がいるから続く。そして読者のリスポンスで、またあらたな気づきがあったりします。

デリケートな話題のときは、アメブロみたいにメンバー限定機能がほしいなと思うときがありますが、FC2はないので…不愉快だと思ったら、読まずに回れ右してくださいとしか言いようがない。

ランキングは気にする方ではないのですが、昨日ランキングみたら2位になっていたのでびっくりしました。普段は5~6位をウロウロしてるブロガーなので。またすぐに落ちるだろうから、記念にスクショ撮ってしまった(笑) こんなブログでも共感していただける人がいるのだと励まされます。

頭で理解しようとしても、心はついてかないものです。
でも、あとから振り返ったときに、あのSOI砲も彼にとって必要なものだったのだ…と心から納得できる日がくることを願っています。



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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

2023/02/23 09:31 | 雑談COMMENT(42)TRACKBACK(0)  TOP

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