某米国選手のインライについて その3
昨日の話題の続きです。
某米国選手のインライについて
→ http://bltraveler.blog63.fc2.com/blog-entry-5269.html
某米国選手のインライについて その2
→ http://bltraveler.blog63.fc2.com/blog-entry-5282.html
昨日は、①についての続報をとりあげました。
①同性愛嫌悪発言
②4Aに関する結弦くんへの発言
③クリケットに関する嘘発言
④ジャンプについての発言の矛盾
今日は、②についての続報です。
マリニンの“ゲイ差別発言”に欧州識者が激怒!本人は謝罪も批判相次ぐ「米国の著名人はなぜ何も言わない?」 https://t.co/YPveyDkoA0
— みずほ (@traveler_mizuho) April 25, 2023
上の記事はダイジェスト公式のものですが、4/24付けのYahooに転載されていた同じ記事に、マリニンの発言について、英語に詳しい人達のコメントが寄せられていました。大変参考になったコメントを4つほど貼っておきます。




ネイティブの羽生ファンは、特にこの「piss off」という言葉に激オコだったようです。
Piss offって?ー英語スラング
→ https://www.fruitfulenglish.com/blog/erii-9/
・Piss offは「(人を)怒らせる・イライラさせる・むかつかせる」という意味で使われています。
・piss offにはもう一つ意味があります。それは「うせろ・あっちに行け・消えろ」なんです。
日本の「善意」のスケオタが「そんな意味ではない」と、ネイティブでもないのに滑稽な擁護をしていましたが、ネイティブであるアメリカの羽生ファンが怒っていたという時点で、マリニンの悪意は明らかでした。喋り方も、いかにも小バカにしたような感じで不快感がありました。これは英語難民でもわかるものです。
これでよく「羽生をリスペクトしている」などと言えたものです。結弦くんとともにリスペクト対象であるはずのネイサンのジャンプに対しても、過去にバカにした発言をしていましたから、「俺様一番」が本音で、実際は誰もリスペクトなどしていないのでしょう。
ロシアのブログ記事です。この騒動はロシアでも話題になっているようです。
→ https://m.sports.ru/tribuna/blogs/beznedokrutov/3133151.html
最初の一部だけ抜粋します。
マリニンは高得点のために宗旨替えすると冗談で言い、そして羽生を傷つけた。今、イリヤは困っている。
ロシアでは、イリヤ・マリニンがメダルを獲得したり、4回転アクセルを決めたりすると、イリヤ・マリニンを自分たちのものだという。アメリカで、彼が「コンポーネントを挙げるためには、自分の指向を変えなければならない」と冗談を言うと、彼のルーツを持ち出すのだ。
このスキャンダルは、マリニンのソーシャルネットワークのライブ放送から始まった。「ストレートであることを証明して」という冗談交じりの要求に対して、イリヤは「そうでなければ高いコンポーネントが得られないから、もうストレートではいられないんだ」と答えた。
この発言は大きな話題になるに十分だったが、マリニンは同じ放送の中で、羽生のファンを傷つけることにも成功した。イリヤの言葉はこうだ。「”世界初の4回転アクセル”を決めたイリヤを祝福しながら、ユヅルはイライラしていたよ」
ロシアでも、マリニンは「ユヅルは(先に4Aを跳ばれたから)イライラしていた」という発言をして、羽生ファンを怒らせたという認識ですね。
アメリカの掲示板「reddit」にこんな意見が…。
イリアは、このようなユヅのコメントにはもっと注意を払う必要があります。日本のメディアにも取り上げられる可能性があるため、特に彼が日本から「利益」を得たい場合は非常に悪いことです。そしてもし彼が日本のアイスショーへの莫大な招待と日本のテレビに出演することで多くを稼ぐつもりなら、彼は日本のすべてのスケーター、特に国宝と見なされている最も有名なスケーターにもっと敬意を払うべきだ。
アメリカのショービジネスは瀕死の状態。日本でアイスショーやテレビに出演して稼ぎたいのなら、日本で国宝級のレジェンドを侮辱するのはまずい。口先だけでも敬意を払うべきだ…という意見です。
スポンサーのいないマリニンのとって、日本は最大の稼ぎ場です。今年だけでもすでに、世界選手権(3位賞金)、SOI、国別対抗戦と出場し、さらにはDOI、ザアイスが予定されています。昨年から、日本のテレビ局は総出でマリニンをヨイショしていました。「4回転の神」と日本語で書いたキャップをプレゼントしたテレビ局もいました。TBSは密着取材をして特集までしていた。ネット記事でとりあげられているので、この騒動をテレビ局が知らないとは思えませんが…今後もヨイショし続けるのか見ものです。
エテリは結弦くんの王者としての品格も評価している。
エテリが短いインタビューの中で羽生さんについて触れている部分。
— 🇯🇵ゆら🌻 (@tamayura_yura) September 10, 2022
(1)羽生結弦が世界一になった時、彼は決して傲慢にはならなかった。彼は誰に対しても平等に接し、練習で誰かが何か彼の興味を引く要素をやると、彼は選手一人一人に敬意を持って挨拶をした。#YuzuruHanyuhttps://t.co/vKdE3Zc2pz
エテリが、かつて「美少女のよう」と評した容姿も、極上の技術や芸術性も、結弦くんのすべてが好きなのは知ってたけど、彼の人間性も高く評価してくれていたのは嬉しい。色々問題があるコ―チだけど、ミーシンやプルさん同様見る目はある。タラソワのような風見鶏でもない。なので、彼女の評価は信用できると思っている。忖度するタイプではないので。
「羽生リスペクト」というのなら、彼の人間性こそお手本にしてほしいところだけど、ここまで真逆の人間性を見せつけられると、マリニンが憧れているのは、彼のレジェンドとしての地位と人気だけなのだというのがわかる。ネイサンですら、結弦くんに侮蔑的な発言をしたことはない…と思う。
アリみたいな男に目をつけられて気の毒だと思ったときもあったけど、価値観があっているのだろう。ただ、似た者同士の方がうまくいくが、どこかのバカップルのように、相乗効果でとんでもない暴走車になる可能性がある。
マリニンは、ドリームオンアイスにゲストスケーターで出演予定。これで2年連続かな? アリは、いずれファンタジーに捻じ込みたいと思っていたはず。でも、今回の騒動は、その可能性をほぼ摘んでしまったような気がします。
ファンタジーは、海外スケーターのLGBTQ比率が極めて高い。今発表されている海外男子スケーター、ストレートはハビとラトデニだけ(フライングの男性は不明)。女子もパパダキスはバイです。そんな中に、同性愛差別発言で炎上したスケーターを入れることは難しいでしょう。その上、看板スターを侮辱したとなれば…これはもうダメ押し。トラブルメーカーでもあえてINさせるほどの価値(人気や集客力)があるわけでもない。
全部調べたわけではないけど、過去、DOIからFaOIに昇格したスケーターはいないのではないかな。ネイサンですら、サエグサがどんなにセールスしても、DOIにしか出さなかった。真壁は「お試し」する場合は、最初からFaOIに入れている印象です。なので、今回の騒動がなくても、マリニンがFaOIにインする可能性は低いと思っていました。
女子やダンスは別として、海外男子現役スケーターは、少なくとも近年は、クリケ枠(ハビ・ナム・ジェイソン)かランビ枠(ラトデニ)以外は入れていないように思います。日本の現役男子は入れますが、それでもそのままレギュラーとして定着することはほとんどない。結弦くんと、あとは、現役晩年から入ってそのままレギュラーになった織田さんくらいか。女子は基準が緩いけど、男子に関しては基準が厳しいのがファンタジー。
「同性愛差別発言」に関するものが多いけど、この記事は結弦くんへの発言にもちょっぴり触れています。
“4回転の神”マリニン、炎上中の「ゲイの方が採点時に有利」発言を謝罪 インスタ配信中の言葉が「差別的」と批判 https://t.co/vIVe332pKy
— みずほ (@traveler_mizuho) April 24, 2023
③と④はまた後日に。
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2023/05/09 10:10 | 雑談 | COMMENT(8) | TRACKBACK(0) TOP