なんか、淫魔が恋しちゃったんですけど (松雪奈々)

なんか、淫魔が恋しちゃったんですけど (二見書房 シャレード文庫)なんか、淫魔が恋しちゃったんですけど (二見書房 シャレード文庫)
(2012/09/24)
松雪 奈々

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「淫魔」シリーズ3作目。デビュー作のインパクトは薄れつつあるものの、今回も楽しかったです♪

小説 ★★★★☆  挿絵 ★★★☆☆

【あらすじ】
二度あることは三度ある!?はたまた三度目の正直か―!?温泉で別れたはずのオヤジ妖精がまたしても美和の前に現れた。どうやら美和の同期にして超イケメンの橋詰にマジ恋したらしい。美和を橋詰に接触させたくない渡瀬とは喧嘩してしまうし、身勝手なオヤジは性懲りもなく美和にとり憑くしで事態は複雑化。そんな中、三日に一度の性交を強いられる美和のため、渡瀬は鬱屈した思いを抱えながらも協力しようとするが…。なんと渡瀬が原因不明のEDに…!?美和最大のピンチが訪れる。


1作目、2作目と、2度もオヤジ妖精に憑かれてしまった美和でしたが、おかげで(?)、部下の渡瀬とめでたく恋人同士になりました。さすがにもうオヤジに憑かれることはないだろうと油断(?)していた美和。ところが、オヤジ妖精は、またしても美和の前に姿を現します。ただし、今回はオヤジでなく、絶世の美青年の姿ででした。

オヤジ妖精は「橋詰を紹介してほしい」と頼みにきたのです。1巻目で、オヤジの魔法でフェロモンダダ漏れになった美和は、その色香に迷った橋詰に抱かれてしまいました。オヤジは、最初から橋詰が大いに気に入っていましたが、やはり橋詰の精気は極上だったらしく、たった1度橋詰の精気をもらったとたん、オヤジは、元の美青年に戻ることができたのです。そして、それ以来橋詰が忘れられなくなってしまったオヤジ妖精。これが恋なのか・・・!? 乙女化したオヤジのたっての願いに、美和は、橋詰との橋渡しをすることにしたのですが・・・。

オヤジ妖精を橋詰に紹介するには、美和は橋詰に会わなくてはなりません。しかし、橋詰は一度は美和を抱いた男。当然、渡瀬は反対し、二人の仲はギクシャクしてしまいます。案の定、美和は、未遂とはいえ橋詰に押し倒され、あげくは、橋詰に操をたてて他の男と遊ばなくなったオヤジが弱体化したために、またしてもオヤジに取り憑かれ、3日以内に男とエッチしないと命にかかわる事態になってしまいます。さらには、篠澤のおかしな薬を盛られたために、渡瀬はインポになってしまい、美和は絶体絶命のピンチに陥るのです。

最悪のタイミングで、最悪の事件が重なり、美和は、1巻目以上に大きな危機に直面しました。
1巻目では、”命”か”男とセックス”かの究極の選択で、命を優先した美和。そのときの美和はフリーでした。
でも、今は恋人がいます。渡瀬がインポになったため、他の男に抱かれなくてはならない。他の男に抱かれようとしても、どうしても身体が拒否反応をおこしてしまう。そう、渡瀬によって、美和は変わってしまったのです。

特殊な始まりだった上に、美和が愛情表現が下手なため、美和に愛されてるという自信がもてなかった渡瀬。
でも、美和が死に直面しても渡瀬を裏切れなかったことで、二人の愛はさらに深まりました。
マッドサイエンティストの篠澤は、2巻目に引き続きトラブルメーカーです。てか、あれはもう犯罪だな(笑)

しかし、面白い男だと思ってましたが、オヤジの正体を知ったときの橋詰の行動には驚かされました。
こういう意外性のある男って好きだわ~。前から思ってたけど、やっぱり私は渡瀬より橋詰の方が好みだな。
渡瀬も真面目でイイ男だけど、ちょっと面白みがないんだよね。リアクションが想定範囲内の男なので。

オヤジ妖精は迷惑千万な奴なので、お知り合いにはなりたくないけど、傍からみてる分にはお茶目で可愛い。
美和も何気に情が移ってきてるような(笑) 手のかかるペットみたいな存在になりつつありますね。
今回も、話の中心は美和でしたが、最後は、オヤジ妖精と橋詰とのラブにもっていかれた感じでした。
それから、今回新たなオヤジの秘密が明らかになりましたね。オヤジの本名は”三郎”だったのです。
なんと、淫魔は5人いるのです。一郎から五郎まで! 次は他の淫魔もでてくるのかしら?(笑)

3作目とあって、最初の頃の強烈なインパクトはありませんが、オヤジ妖精のトンキワな可愛さで、今回も楽しませてもらいました。まだこのシリーズは続くのかな? もちろん4巻目でれば、また買うつもりです♪

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テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

2012/10/05 08:15 | その他のマ行の作家COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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