2013年3月の読書メーター

3月の読書メーターをUPします。

内訳は、小説15冊、漫画2冊、雑誌1冊、一般書籍3冊、同人誌5冊、小冊子4冊。
30冊は最近としては多いですが、オリジナル登録本が多かったからかなと思います。

3月はオリジナル登録本が9冊ありました。同人誌5冊、全サ小冊子4冊です。

First,Do no harm : GuiltPleasure 2012年冬コミ新刊
A TRAVLERS IN THE WIND : 樹生かなめ 2012年3月発行
WALTZ IN THE EVENING GLOW : 樹生かなめ 2001年12月発行
男子寮専科 : かわい有美子 2013年1月発行
検事室の姫君 : 春原いずみ 2011年夏コミ新刊


金の眼鏡 : 椹野道流 シャレード文庫全サ小冊子
銀の眼鏡 : 椹野道流 プラチナ文庫全サ小冊子
小説リンクス5周年記念プレシャスBOOK 
小説リンクス6周年記念プレシャスBOOK



2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:30冊
読んだページ数:4946ページ
ナイス数:517ナイス

龍の激闘、Dr.の撩乱 (講談社X文庫―ホワイトハート)龍の激闘、Dr.の撩乱 (講談社X文庫―ホワイトハート)感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 「龍&Dr.」シリーズ20作目。やっと人質は救出したものの、無能な加藤がバラバラしてしまった真鍋組のシマを取り戻す戦いがこれから始まる。氷川は清和と舎弟達を見送るしかない。京子は、清和の言うとおり「自爆するような女じゃない」と思うので、本当は生きていそうな気がする。だって死体がなかったし。死体を埋めてもゾンビとして蘇りそうな女だな(笑) 忘れかけていた藤堂やら晴信やら正道が登場してきたので、この戦いの終結と同時に、もしかしたら広げまくった風呂敷が一気に畳まれるか?と期待 
読了日:3月3日 著者:樹生 かなめ
ヤバイ目で見ンなよ!! (ジュネットコミックス ピアスシリーズ)ヤバイ目で見ンなよ!! (ジュネットコミックス ピアスシリーズ)感想
★★★☆☆ 表題作は高校生同士のリバカップル。久々に定広さんのリバ! この二人は純愛で対等感があって一生懸命恋してる感じが良かった。女形のときの銀二がすごく色っぽい。その扮装のままで攻めてもいいのよ?(笑) 普通のエッチだけだったのがちょっと残念だわ。最近の定広さんは痛い系シリアス?が多かったので、手をだしにくかったけど、この二人は明るくて読みやすかった。「子猫」の方は、定広さんの1ヶ月NY生活をもとに描かれた作品。NYの作家×日本人旅行者。こちらはアダルトだけど、表題作の方が好きかな。コミコミP付き
読了日:3月4日 著者:定広 美香
青ひげ公の婚礼 (プラチナ文庫)青ひげ公の婚礼 (プラチナ文庫)感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 絵画修復師×俳優。青ひげ公モチーフを使った花嫁もの風味のロクデナシ受人格更生プロジェクト話。憑依型俳優・奏真はドラマ1クールの間だけ共演者の女優に恋をする。女優食い逃げの常習犯・奏真がNYで出会った”夢にでてくる男”そっくりなジンに無理矢理”妻”にされ、砂漠で監禁生活を送ることに。ストックホルム症候群からの愛情が本物の愛情に変わる話。ジンが無口で何考えてるのかよくわからないタイプだが、とりあえず奏真に夢中なのだけは伝わってきた。前半はノリが悪かったが、後半は一気に読めた
読了日:3月5日 著者:沙野 風結子
さやかな絆 -花信風- (ビーボーイノベルズ)さやかな絆 -花信風- (ビーボーイノベルズ)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 旧装版で既読。円陣さんの漫画目当てで購入、再読。実業家×秘書(元ヤクザの情夫)。このカップルは好きだけど、円陣さんの挿絵でなかったら、刊行ペースが遅いこのシリーズについていけたかどうかわからない。それくらい円陣さんの挿絵が素晴らしい。佳人の両親の死の真相編。残酷な真実だったけど、佳人が過去とのケジメがついたのはよかった。書き下ろしで、山上と会った後の佳人と貴志のプチデート(?)の様子が描かれている。夫唱婦随、穏やかだけれど凛とした者同士のカップルで、エッチも色っぽいね
読了日:3月6日 著者:遠野 春日
ムービースター 2013年 04月号 [雑誌]ムービースター 2013年 04月号 [雑誌]感想
★★★★★ マット・ボマーのインタビュー記事と「ホビット」の製作秘話のみ読了。マットの人柄がよくわかる良いインタビューだった。「glee」と「ウォーキング・デット」の記事も目当てだったが、最新シリーズまで追いついてないので、ネタバレを怖れて読めなかった(笑) そちらはもう少し先まで温存。クリス・コルファーが「glee」の第二の顔って感じだね。ポスターと特製ステッカーの付録がついていた。ステッカーが「ホワイトカラー」のだったらとても嬉しかったのだけど・・・(笑) 好きなドラマの特集が一杯なので買ってよかった
読了日:3月7日 著者:
艶恋 (ビーボーイノベルズ)艶恋 (ビーボーイノベルズ)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 情熱シリーズのスピン「艶悪」の続編。若頭×弁護士。関係ができて3年。貴史を守るために心と裏腹の態度をとってきた東原だが、ようやく想いが通じ合い二人の関係は新たなステージに。宗親も織への愛情を自覚。目の上の瘤だった成田の問題も片付いた。3CPでてくるけど、攻のガチ攻度は東原>遥>宗親、受の総受け度は織>佳人>貴史だと思う。東原がキングオブ攻(笑) カッププリングとは別に、攻同士、受同士に、友情以上恋愛未満の執着があるのが面白い。コミコミP→4人でゴルフにいけばいいのに(笑)
読了日:3月8日 著者:遠野 春日
TVガイド北海道臨時増刊 KISS&CRY~氷上の美しき勇者たち 日本男子フィギュアスケート TVで応援! BOOK(4月18日号)TVガイド北海道臨時増刊 KISS&CRY~氷上の美しき勇者たち 日本男子フィギュアスケート TVで応援! BOOK(4月18日号)感想
★★★★★ 表紙は高橋選手、裏表紙はオーサーとハグするゆづ。特集ページは二人とも22Pで、そのほかの写真も、ファンに気を使ってるのか?と思うほど不公平のない配分(笑) 写真のチョイスはいい。どちらかのファンなら買っても損はないのでは。980円とお手額価格だし。二人とも好き!という人なら絶対買い。ただし、記事本文はネットでも拾える程度のお粗末な内容なので(笑)、写真集と割り切ろう。無良選手の特集ページは6P。巻末の1985年からのメダリストヒストリーはプレ五輪のワールドと五輪との相関関係がよくわかり興味深い
読了日:3月8日 著者:
婚約者は俺様生徒会長!? (ダリア文庫)婚約者は俺様生徒会長!? (ダリア文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ セレブな子弟が通う、生徒がほとんどホモの全寮制男子校。息子同士の縁談を薦める両親。ヤリチン生徒会長に熱烈ファンクラブ。貞操を守るために不細工扮装をしてるフェロモン美人・・・など、よくあるイロモノ設定満載ながら、楽しいコメディだった。ツンデレだけど真面目で初心な八尋が、俺様の帝人のペースにちょっとずつ嵌っていくプロセスや、帝人が八尋にベタ惚れで、すっごく甘やかしてる感じが楽しめた。振袖プレイやサンタプレイを読みたかった。猫耳・シッポプレイも♪ 明神さんの挿絵が可愛い
読了日:3月9日 著者:若月 京子
世界一周ホモのたび世界一周ホモのたび感想
★★★★☆ 旅行好きの腐女子としては無視できないタイトルに惹かれて(笑) 内容は、海外ハッテン場体験記でもあり、パックパッカーのおもしろ海外格安情報集でもある。シンガポールは受が多いとか、韓国は攻が多いとか、台湾では原則日本人はモテるとか、リアルなゲイ情報が面白い。サムソン氏はフケデブ専(マニアック!)だが、モテないため、ハッテン場で放置プレイされる苦労話などがおもしろおかしく描かれている。先月に台湾に旅行したが、あの紅楼劇場の裏にあったオープンカフェがゲイのたまり場だったとは知らなかったな(笑) 
読了日:3月10日 著者:サムソン 高橋
婚約者は俺様御曹司!? (ダリア文庫)婚約者は俺様御曹司!? (ダリア文庫)感想
評価★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 「婚約者は俺様」シリーズ第二弾。大学生活編。高校時代も寮で同棲生活を送っていた二人は大学生になって、マンションで新婚生活(?)をおくることに。帝人は今度は玉の輿を狙う女子大生達に、八尋は相変わらず男殺しのフェロモンでストーカー男達に悩まされる。学生の傍ら、家業の会社も切り盛りしている帝人は超多忙で、二人の時間が減ってしまう中、帝人に浮気疑惑が持ち上がり・・・。なんやかやとあるけれど、基本はラブラブな二人なので安心して読める。リラックスして甘い王道に浸りたいときに最適かと
読了日:3月10日 著者:若月 京子
世界一周ホモのたびDX世界一周ホモのたびDX感想
★★★★☆ 「世界一周ホモのたび」第二弾。第一弾はアジア圏が多かったが、第二弾はヨーロッパ・イスラム圏多し。イケメン(つまりフケデブ男)とブスフレンドリー(ブスでもモテる)なハッテン場を求めて、世界をさすらう自由人。メシが美味くて、物価が安い・・・も筋金入りのパックパッカーとしては最重要事項。そんなサムソン氏のお気に入りはハンガリーとマレーシアらしい。大多数の読者には全く役にたたない(笑)シモネタ旅知識満載ながら、何気に癒し系の絵柄とトボけたユーモアセンスで楽しく読める。東京のハッテン場情報も面白かった
読了日:3月12日 著者:サムソン 高橋
婚約者は俺様若社長!? (ダリア文庫)婚約者は俺様若社長!? (ダリア文庫)感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 「婚約者は俺様」シリーズ第3弾。社会人編。二人が大学を卒業して2年。同棲期間も8年となり、入籍をせかし始めた帝人。八尋は男同士の結婚披露宴への抵抗感からなかなかイエスといえない。そんな中、翻訳家の八尋を巡って、米国人小説家が帝人のライバルとして現れて・・・。ヒューイはあっさりとした当て馬だったが、二人がゴールインする後押しになった。新妻の手料理とコスプレ大好きな帝人は、ちょっと困ったちゃんな部分もあるが理想的な愛妻家だと思う。恐ろしいくらいファンタジーだけど、糖分補給によし
読了日:3月12日 著者:若月 京子
First, Do no harmFirst, Do no harm感想
★★★★★ 2012年冬コミ新刊。「In These Words」番外編。前作「NEW YORK MINUTE」で付き合うようになった二人。捜査絡みで刺されたデビッドと、見舞いにいった浅野とがメイクラブで・・・傷が開いてしまう(笑) 今回はR18ということで、超絶色っぽい浅野の騎乗位が!! デビッドが骨抜きになるのも納得の凄絶な色香。アダルトでラブラブな二人が素敵。浅野とデビッドの出会いを描いた短編小説「PLEY」と、ギャグ漫画「セクシャルフィーリング」も収録。これから本編にどう繋がっていくのか楽しみ
読了日:3月12日 著者:Guilt|Pleasure
【Amazon.co.jp限定特典付き】 不器用なサイレント4 特別版 (ビーボーイコミックス)【Amazon.co.jp限定特典付き】 不器用なサイレント4 特別版 (ビーボーイコミックス)感想
★★★★★ 加賀見×ゆうちゃん編。ツンデレゆうちゃんがやっと完落ち。展開はありがちの学園恋愛ドラマだけど、それを承知で王道を心ゆくまで楽しむ本。ゆうちゃんが素直になれないだけで、傍からみればどうみてもバカップル。遠野と田宮もラブラブ。3年になって別々の大学への進学に悩む二人が可愛いね。フルカラーケモ耳小冊子がよかった! すごく可愛い。この小冊子が230円・・・前回のケモ耳本が全サだったことを考えると安いと思う。ひなこさんワールドのファンなら絶対特別版がお薦め! 遠野母も安定の存在感(笑) アマゾン特典つき
読了日:3月13日 著者:高永 ひなこ
A TRAVELERS IN THE WINDA TRAVELERS IN THE WIND感想
★★★★☆ 「だぜ、DR」シリーズ番外編&関連作。2002年3月発行。5話収録。薫が芝に出会う前&付き合い始めた後が1話ずつ。医療機器会社の営業マン・小笠原×明和病院の助教授・立花編が2話で、この二人の話がメイン。残りの1話は、薫が初めて小笠原と顔を合わせたときの話。小笠原と立花の年齢差は20歳。小笠原は一見爽やかな美丈夫ながら、中身は人の話を聞かない強引グ・マイ・ウェイ男で、キッチリ樹生さんの攻だった(笑) この頃は樹生さんも一応エロシーン書いてたのよね。今はすっかり朝チュン作家になってしまったが(笑)
読了日:3月14日 著者:樹生 かなめ
WALTZ IN THE EVENING GLOWWALTZ IN THE EVENING GLOW感想
★★★★☆ 「だぜ、DR」シリーズ関連作。2001年12月発行。医療機器会社社長×元引きこもりの新入社員。明和病院看護婦の姉の紹介で越智の会社に就職した慎也は、小笠原の営業補助に配属。越智への思慕だけを活力に慣れない仕事に頑張る慎也だったが・・・。「A Traveler in the Wind」の続きで、越智のお相手は初心で対人恐怖症の慎也だった。学校での苛めがトラウマになった場合、同世代より年の離れた相手の方が安心するのかも。慎也がオボコなのでエロはなし。小笠原×立花が出演。芝・深津・薫もチョイ役で登場
読了日:3月14日 著者:樹生 かなめ
秘書様は溺愛系 (ダリア文庫)秘書様は溺愛系 (ダリア文庫)感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 「婚約者は俺様」シリーズスピンオフ。帝人の秘書・長嶺編。社長秘書×大学生。真白が素直でいい子なのはわかるけど、あまり好みの受ではなかった。ちょっと男の子としてどうよ・・・と。「可愛い」と思うか、「苛っとする」か・・・評価が分かれるタイプのような。長嶺もコスプレ趣味だったのか。この社長にしてこの秘書あり(笑) 男のロマンともいえるが。八尋のセーラー服や振袖やベビードールや黒猫は見てみたいけど、真白のハムやウサギはさほど見たいと思わないな。萌えはなく、全体的にフツーの印象
読了日:3月14日 著者:若月 京子
男子寮専科男子寮専科感想
★★★★★ 2013年1月発行。商業誌番外編の男子寮もの3話。『きれいな寮の話』は「流星シロップ」の衛守×峰と「空色スピカ」の高科×楠ノ瀬。『普通の寮の話』は「天使のささやき」の峯神×名田と「甘い水」の神宮寺×遠藤。『ブラックな寮の話』は「Zwei」の山下と篠口(ここだけカップルではない)。かわいさんの男子寮萌えの趣味で固めた1冊。商業誌は全部読んでたので、とても楽しめた。しかし、「空色スピカ」シリーズの4作目はでないのかな? 次作は「星屑シトロン」の堂本櫂の兄の湊が主人公って話だったけど・・・?
読了日:3月15日 著者:かわい 有美子
きみのハートに刻印を (プラチナ文庫)きみのハートに刻印を (プラチナ文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 研究員×「打錠室」社員。「きみのハートに効くサプリ」のスピンオフ。加島の同僚・梅枝編。サプリメント業界ものとして面白かった。「打錠」という独立した部署があることも初めて知った。サプリメント・ジャンキー気味の自分としては、サプリがどうやって作られるのか・・・という製造側の話は興味深かった。ラブ面は、好きな子をかまう→好きな子を色々サポートして点数を稼ぐ→二人っきりになる時間を作る→デートに持ち込む・・・と、真面目にプロセスふんでる。茨木さんの他、芹沢、まんちーもチラリと出演
読了日:3月15日 著者:椹野 道流
楢崎先生んちと京橋君ち (二見書房 シャレード文庫)楢崎先生んちと京橋君ち (二見書房 シャレード文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ マンチーとイバキョーのコラボ本。楢崎先生大活躍の巻だった。犬猿の仲(?)の茨木さんに、過去の治験データ流出事件の犯人捜しの協力を頼まれる。治験など専門分野に関するくだりはさすがという感じで面白かった。また茨木さんの秘密主義が原因で京橋君を怒らせてしまう。イバキョーのとこはわりと喧嘩しちゃうけど、マンチーのとこは喧嘩にもならないんだな・・・とつくづく思った。どこまでも夫唱婦随(笑) 「サプリ」の芹沢や「お花屋さん」の大野木も出演。K医科大から広がるホモの輪が楽しいなあ(笑)
読了日:3月18日 著者:椹野 道流
銀の眼鏡銀の眼鏡感想
★★★★☆ デビュー15周年記念眼鏡フェア。プランタンからの全サ小冊子。K医科大学の大学祭。万次郎と芹沢が共同でカレーショップを出店した。食べにきた梅枝と草太は長蛇の行列に驚く。そこには茨木と京橋の二人も食べにきていて・・・。楢崎先生と「メス花」の篤臣も通行人(?)役でチラリと登場。もう一話は、それから数年先の大野木と九条のお話。数年前の大学祭で九条と出会っていたということを、大野木は思い出すが・・・。レーベルの壁を越えてキャラ総出演。金の眼鏡と内容が少しリンクしてる。草間さんと黒沢さんの1P漫画あり
読了日:3月19日 著者:椹野 道流
金の眼鏡金の眼鏡感想
★★★★☆ デビュー15周年記念眼鏡フェア。シャレードからの全サ小冊子。K医科大学の大学祭。まんじの店が気になりながらも講習会で店を覗けず苛々する楢崎。やっと篤臣と一緒に足を運ぶが、まんじに見つけられたくない楢崎は逃走。その後、呼び込みをしていた大野木の展示会にイバキョーの二人と一緒に見学することになる。大野木と九条の初めての出会いはその学祭で、銀の眼鏡の話とリンクしてる。「メス花」「マンチー」「イバキョー」「サプリ」「お医者さん」と両レーベルのキャラがこれだけ揃うのは企画ものならでは。楽しかった!
読了日:3月19日 著者:椹野 道流
警視庁十三階にて (キャラ文庫 す 2-14)警視庁十三階にて (キャラ文庫 す 2-14)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 公安部上司×部下。キャリア同士。BLでは珍しい硬派な公安&スパイもの。実態が知られていないので、フィクション部分が多いらしいが、本物っぽく臨場感溢れてて面白く読めた。知能は一流だが情緒が子供のままのクールビューティー・綾瀬。ニヒルな辣腕上司・瑞木がかなり手荒い手段で綾瀬の固い殻を壊して、中から柔らかい雛を引きずりだして作り変えてしまった・・・という感じ。初めてのHがあれはないわ~とは思うけど、恋愛メインじゃなくて、仕事9:恋愛1くらいの比率の作品なのでなんとか許容範囲(笑)
読了日:3月21日 著者:春原 いずみ
警視庁十三階の罠 警視庁十三階にて2 (キャラ文庫)警視庁十三階の罠 警視庁十三階にて2 (キャラ文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 公安部上司(警視正)×部下(警部補)。1作目で付き合うようになって1年。恋人なのか愛人なのかセフレなのか、瑞木からみた自分の立ち位置がわからず、心揺れる綾瀬。そんな中、仲間の一人笹倉に機密漏えいの嫌疑がかかり・・・。今度はスパイはスパイでも、公安内部のスパイなので、下手すると公安そのものの存続にも関わる大事件。今回もロシアのスパイが絡み、面白く読めた。公安の資料が少ない中、とても丁寧に話を作ってあるという印象。シリーズ続けてほしいけど、特殊な世界だけに難しいかな・・・
読了日:3月22日 著者:春原 いずみ
検事室の姫君 「警視庁13階の罠」外伝検事室の姫君 「警視庁13階の罠」外伝感想
★★★★★ 「警視庁13階の罠」番外編。検事×事務官。本編から気になっていた陸×檀。本編CPよりこちらの方が好み・・・というより、弟の瑞木より兄の陸の方が好みの攻だった。陸の方が複雑な人かと思ってたら、愛する受に対する愛情表現は瑞木よりずっとわかりやすい。前から狙っていた受をモノにする方法は似てるようで、やり方の上手さは陸が上だったな。瑞木はちょっとカッコつけすぎ。検事の証拠ねつ造事件を陸が暴くのだけど、不良検事に狙われた檀を守る陸がカッコ良い。同人誌でもいいが、できれば商業でスピンオフだしてほしかった
読了日:3月22日 著者:春原 いずみ
飛鳥沢久道のジレンマ (プラチナ文庫)飛鳥沢久道のジレンマ (プラチナ文庫)感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 社長×秘書。オネエ攻はBLではイロモノ枠ながら、リアルでは普通にあるし、前作の「32歳、童貞。それが何か?」とメンズブラジャーのインパクトには及ばない感じかな。秘書達公認のオネエ社長というところは面白かったけど、誰彼かまわずチューする攻はいやかも(笑) オネエ攻で徹底するなら、Hのときだけ男言葉にしなくてもいいのでは。オネエのままで言葉攻めとか面白そうだけどな。エッチは回数は少ないけど、1回が長い(笑) かつねちっこい乳首責めは健在。結局、攻の十数年に及ぶ純愛ものであった
読了日:3月25日 著者:バーバラ片桐
愛犬志願 (プラチナ文庫)愛犬志願 (プラチナ文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 犬神×探偵(犬神使いの家の長男) 宮緒さんといえば”犬”だけど、とうとう本物の犬が登場。普段は人型だけど、元々は犬型の禍神。主人の旭が好きすぎて変態化した犬神・安綱・・・彼の主人好き好きテンションの高さと妄想ワールドはドン引きレベルで、2日繋がりっぱなしとか、射精1時間とか、旭の腹が精液でパンパンとか・・・ファンタジーだけに、人間設定の攻以上に暴走しててほとんどホラー? そして遂に本物の獣○! 萌えはともかく、しっかり笑いはとれてたと思う。宮緒節全開。面白かったので続編希望
読了日:3月27日 著者:宮緒 葵
地獄の果てまで追いかける (ショコラ文庫)地獄の果てまで追いかける (ショコラ文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 高級ゲイバーオーナー×会社員。宮緒さんの攻は地獄の果てまで追いかけそうなのばかりだけど、本当に時空を超えて追いかけてきた執着愛のちょっぴりホラーなお話。この系統だと木原さんの「LOOP」があるが、そこまでのテーマの重さや深さはない。比べると物たりなさがあるが、反面取っ付きやすく読みやすいと思う。月子と違い、深見の愛情が”生きて愛し合う”ことに向かっているのは良いが、鬱陶しさではいい勝負。最後は月子と深見のバトルでなく、月子と祐一で決着つけてほしかった。女装攻は美味しかった
読了日:3月29日 著者:宮緒 葵
小説リンクス5周年記念プレシャスBOOK小説リンクス5周年記念プレシャスBOOK感想
★★★★☆ 全サ小冊子。12人の絵師のイラストに12人の作家が小説をつける作品集。円陣さん、佐々さん、陸裕さん、高座さんのイラストが良かった。小説で好きベスト3は、水壬さん:ローマ帝国風味の皇帝×貴族(幼馴染み)の「翼を折る者」(絵:円陣)、南野さん:片方が戦地に赴く軍人同士の「Promise」(絵:陸裕)、名倉さん:同棲5年のオヤジカップルの「明日も、明後日も」(絵:高座)。先にイラストありきの企画だからか、好きなイラストの方が小説も気に入ったのが多かった。1作あたり12ページなのでエロなしが多いです
読了日:3月30日 著者:幻冬舎
小説リンクス6周年記念プレシャスBOOK小説リンクス6周年記念プレシャスBOOK感想
★★★★☆ 全サ小冊子。小説は二段組。12人の絵師のイラストに12人の作家が小説をつけるコラボ作品集。気に入ったイラストは円陣さんと朝南さん。小説で好みだったのは、保健室の先生×高校生の「甘い薬」(夜光花)、皇子×聖獣の「忠誠の代償」(六青みつみ)、画商×画家の「赤い小鳥」(椹野道流)、男夫婦の「つれない背中」(可南さらさ)。特に「忠誠の代償」はイラストの細かい部分まで設定の中に組み入れられていて感心した。朝南さんのイラストとコメントが感慨深かった
読了日:3月31日 著者:幻冬舎

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テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

2013/04/03 09:00 | 読書メーターCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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