2013年5月の読書メーター
5月の読書メーターをUPします。
内訳は、小説6冊、漫画12冊、雑誌2冊、企画本5冊、全サ小冊子2冊、同人誌4冊。
5月はオリジナル登録本が6冊ありました。同人誌2冊、全サ小冊子2冊。
蛇使い : 剛しいら 2008年10月発行
射手 : 剛しいら 2010年8月発行
食の記憶 : 剛しいら 2008年3月発行
The drop of summer : 2008年8月発行
ルチル文庫創刊7周年記念小冊子 RUTILE souvenir ETOILE
Chara Collection EXTRA 2012
そうだろうな~と思ってましたが、あらためて振り返ると、5月は、小説が少なく、漫画が多い月でした。
ですが、小説は少ないながら楽しめるものばかりでした。その中で私的ナンバーワンは「アイズオンリー」。
漫画での収穫は、緒川さんの「誤算のハート」ですね。これから注目していきたい漫画家さんです。
長らく積読だった木原さんの企画本「ergo」5冊をようやく読めたのがよかった。肩の荷が下りた気分です(笑)
2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:31冊
読んだページ数:3555ページ
ナイス数:662ナイスアンド、ラブ!−若気の至り編 (新装版) (ビーボーイコミックス)の感想
★★★★☆ 2組のバカップルの高校生編。4人がイッちゃった回数→裕貴28回、大西18回、杉5回、神近5回。4人がHなことした場所→18ヶ所。SS~短編程度の話が20話。どの話にも濃厚エッチありで、コミックスの8割方はエロシーン。結合部もチン○もあまり修正がないので、2008年発行当時はおおらかだったのだなあと感慨深い(今なら絶対NG) 全編汁ダクで、変態で、お道具あり、言葉攻めあり、4Pもどきありで、とても高校生の性生活とは思えない清々しいほどのAV仕様。初読み作家さんだけどエロさに驚いた ※レンタル本
読了日:5月3日 著者:かゆま みむアンド、ラブ! アダルト編 (スーパービーボーイコミックス)の感想
★★★★☆ 2組のバカップルの社会人編。就職した先で同僚になった4人。杉(御曹司)の実家のグループ会社で、杉が社長。何をしてる会社なのか不明。オフィスでもおかまいなくヤッている。この人たち、これでいいのだろうか・・・。高校生編では身体だけの関係だった杉と神近がようやく相思相愛になった。内容はほぼなくて、エロだけ漫画なのだけど、ここまで徹しているといっぞ清々しくて、感服してしまうわ。同時収録は、王様ゲームがきっかけでカップルになる「メロメロゲーム」と淫乱な優等生の「臆病なエロス」 ※レンタル本
読了日:5月3日 著者:かゆま みむ恋襲ね (白泉社花丸文庫black)の感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 典雅さんの初ブラック。典雅さんというとトンキワコメディでエロ薄というイメージだけど、今回は、フツーのH、お道具調教、2種類の3P(攻2×受1、攻1×受2)、ソフトSM、二輪挿しなど色んな種類のエロ特化シリアス。内容は、両想いの幼馴染みと引き裂かれ、屈辱的な伽の訓練、殿の寝所では無体を強いられ、殿暗殺の嫌疑をかけられ幽閉、自殺未遂・・・と数々の苦難が受を襲うド・シリアスのはずが、そこかしこに滲みでてしまうトンキワ風味。小四郎参入編も読みたい(笑) 円陣さんの挿絵が素晴らしい
読了日:5月4日 著者:小林典雅ルチル文庫創刊7周年記念小冊子 RUTILE souvenir ETOILEの感想
★★★☆☆ 小説の番外編18話の内、本編既読の5話のみ読了。「ステノグラフィカ」→西口が元義理の姪との食事をすることになるが・・・。「うち巫女」→双子の一人・木陰が同級生男子に告白されて・・・。「罪」シリーズ→田宮が元カノと偶然再会。そこを富岡に見つかって・・・。「七つの海より遠く」→恋人同士になったライルと珪だが、ライルに美女との浮気疑惑がもちあがり・・・。「ファントムレター」→9日ぶりの逢瀬で、梢野と田倉の犬も食わない喧嘩&イチャイチャ話。番外編漫画は1P×8人で、こちらは全て本編未読だった
読了日:5月5日 著者:和泉桂 一穂ミチ 崎谷はるひ 砂原糖子 他部活の後輩に迫られています (ビーボーイコミックスDX)の感想
★★★★☆ ツタヤの「このBLもやばい!」フェア応募のため購入。2013年版「やばい」のコミック部門5位作品だけど買い漏らしてたため。元々がモバイル配信だった作品なので、あまり期待してなかったが面白かった。コマ割りが新鮮。最初は吉武(後輩)のアプローチに迷惑しつつ弁当につられてただけの守屋が、吉武からの貢物(上手い料理)で見事に餌付けされ、胃袋から落とされ、最後は吉武なしの生活が考えられなくなっていく。ストーカーが恋人に昇格していく話だが、吉武の手腕が見事。フェアの為の購入だったけどこれは当たりだった
読了日:5月6日 著者:腰乃愛情コンプレックス (SHYノベルス300)の感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★★ 「ブラザーコンプレックス」続編。う~ん・・・前作も俊和はヘタレだと思ったが、今回はそれ以上。高校生の尚志が初めての恋愛に溺れて正常な判断ができないのは無理もない。もっと傷つけないで距離をおく方法はあるだろうに、8歳も年上なのに本当に余裕のない男だわ。突き放したくせに、長田にヤキモチとかバッカじゃないの。スペックは俊和が上だけど、性格は長田の方が好き。尚志がもっと長田によろめいて、ザマアな俊和を見てみたかったな。精神年齢はもう尚志が追い越したかもね。脇キャラのスピンも読みたい
読了日:5月8日 著者:椎崎 夕蛇使いの感想
★★★★☆ 2008年10月発行。辰巳シリーズ番外編。干支シリーズが終わり、星座シリーズスタート。権藤の妻・富美江には、昔権藤が手を付けたことが原因で半身に火傷を負った蝶子という女が仕えている。辰巳は、蝶子が辰巳の子供を欲しがっているので、”子胤”をやってほしいと富美江に頼まれ困惑する。困った末、蝶子に直接断ることにするが・・・。蝶子が辰巳の子を欲した理由が意外。女は抱けない辰巳だが、人工授精でも子供がいらない・・・というのが辰巳らしい。でも、安藤は辰巳の子を溺愛しそう。だからよけい欲しくないのか(笑)
読了日:5月9日 著者:剛 しいら射手の感想
★★★☆☆ 2010年8月新刊。辰巳シリーズ番外編。ヤクザにとって密輸は大事なシノギのひとつ。舎弟たちのシノギの邪魔する海賊退治に辰巳が乗り出した。中村をツテで、凄腕のスナイパー・鬼塚を紹介される。この鬼塚は『狂犬』の攻だろうと思われる。時系列としては『狂犬』より前の話になるのかな? 剛さんらしいコラボ。色男の鬼塚に、またしても辰巳の悪いビョーキがでるが、あっさり鬼塚に断わられ、自信喪失の辰巳(笑) 同人誌では辰巳の浮気はすべて未遂だな。福岡の大仏組長が死に、跡目争いの行方は?というところで終わっている
読了日:5月9日 著者:剛 しいら12時の鐘が鳴る前に (新装版) (ビーボーイノベルズ)の感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 気難しい医師×負けず嫌いの高校生。タイトルや、継母と血の繋がらない姉二人、灰被りのごとくせっせと家政婦として働く主人公、などシンデレラのエッセンスが色々ちりばめられている。あばた顔の子供が12年後には清廉な美少年になってるあたりは醜いあひるの子だし、「今宵、雲の上のキッチンで」同様、現代の御伽話といった感じ。でも叶の言動を見てると、朋也はよく恋に落ちれたと思うよ。普通好きになれないよ(笑) 叶はこれから一回り以上年下の恋人に振り回される人生になるのだろう。幸せだね(笑)
読了日:5月10日 著者:ひちわ ゆかSTAR☆Right (スタア☆ライト) (ディアプラス・コミックス)の感想
★★★★☆ 子供のときから芸能界にいる二人(万里と耀成)と、千葉にスカウトされたドシロウト・恭平は新人アイドル3人組としてデビューした。万里が恭平と一緒に暮らし面倒をみることになる。百戦錬磨の万里と元ヤンキーなのに初心な恭平・・・二人の間に恋が芽生え・・・。体格差も年齢差もなくて、一見どちらが攻かわからない(たぶん万里が攻だろうけど)CPは好み! この二人だとリバでもおかしくない。まだ抜きあいどまりだけど、今後の進展が楽しみ。千葉が主人公の「東京心中」のスピンオフ。今月発売の「東京心中」も読む予定。P付き
読了日:5月11日 著者:扇 ゆずは食の記憶の感想
★★★★☆ 2008年3月発行。「記憶」シリーズ番外編。「緑の記憶」で拒食症だった英が難病の少年役をもらい、5キロ太らないといけないという。偶然顔を合わせた佐々木は、英を以前バイトしてた『華雅』に連れて行く。4年前、『料理ができれば年上女(如月)を落せる』と大将がアドバイスしてくれたのが、佐々木が料理をやりだしたきっかけだったのだ。バイトしながら料理を覚え、如月を手にいれるまで苦節2年以上。佐々木の一途さに感動する。佐々木は包容力のあるよい年下攻。「顔のない男」の音彦、「命いただきます」の坂東がゲスト出演
読了日:5月12日 著者:剛 しいらいやらしの彼 ─ レオパード白書 (6) (ディアプラス・コミックス)の感想
★★★★☆ レオパードシリーズ・燐花の兄・燐世編。お相手は天然人たらしで道案内営業が得意なお人好しホスト鉄狼。燐世が高校生の時、学生寮の管理人をしていたのが鉄狼だった。ホストと格闘家としての再会。燐世の片思いだった鉄狼への恋心が蘇る。あの燐花の兄貴とは思えないほど超真面目な一途攻。世慣れてない感じは、燐花の方が兄貴に見えるほど。鉄狼の妻はレズなのかな? しかし、この兄弟、性格は正反対っぽいのに、年上受が好きなのは同じね(笑) 特典ペーパー付。同時購入ペーパーは『スタア☆ライト』とコラボしてて楽しかった♪
読了日:5月12日 著者:扇 ゆずはChara Collection EXTRA 2012の感想
★★★★★ キャラ文庫の番外編11編。本編既読の7編のみ読了。「神様も知らない」「恋愛前夜」「F&B」「二重螺旋」の番外編目当て。19巻の感動的な獄中再会場面をナイジェル視点から描いた『再生』でナイジェルの株がさらにあがった。苦しい恋と友情との板挟みが彼をさらに男として大きく成長させたなあ。切ないの一言だが、ナイジェルにはどんな形であれ本当に幸せになってほしい。「恋愛前夜」は主役の二人よりヤコ先生の結婚にびっくり! しかも「ええっ」なおまけつき(笑) 他は「ダブルバインド」「他人同士」「法医学者~」
読了日:5月13日 著者:松岡 なつき.他恋するソラマメ (ディアプラス文庫)の感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 芸能人×お好み焼店員。「月も星もない」「わがまま天国」の当て馬・百瀬のスピンオフ。百瀬は意外と恋に弱気で臆病な男だった。一時は身を引こうとするが、「臆病な奴には臆病でない奴が強引にいくしかない」という雄大の助言で発奮した翔大の押切り勝ちとなった。人見知りするけど、一旦懐にいれると揺るがないオトコマエ翔大。スランプとか、精神的に不安定になりがちな百瀬にはぴったりだね。相川や城坂、新田、桜子など、芸人シリーズのキャラが顔をだしてるのも楽しい。金さんの挿絵もすごく良かった
読了日:5月14日 著者:久我 有加落ちる先には練乳地獄 (アクアコミックス)の感想
★★★☆☆ タイトルもすごいと思ったが、内容もすごかった。「これはBLじゃないだろ・・・」と思いつつ読んだが、あとがきと奥付見て納得。肉体派だった。それで池さんの「hide and seek」と同じ匂いがしたんだ。しかし、受は誰もかれも気持ちよいほど流されてるな。そして受の毛深さ・・・。脛毛なんて可愛いものじゃない。尻毛までビッシリある(笑) 胸毛もいっぱいだ。萌えは欠片もないが、これだけ笑えるとアッパレとしがいいようがない。チン○も袋も全面モザイクなのが残念だけど、それでも指定が心配になるエロさだった
読了日:5月14日 著者:葉月つや子誤算のハート (GUSH COMICS)の感想
★★★★★ 初読み作家さん。表題作は、優等生×チャラ男の高校生もの。何気に人気ありそうだったので読んでみたが、これは当たりだった。女を性欲発散の道具みたいに思ってたサイテー男(三城)が、真面目男(烏童)に骨抜きにされて恋に落ちていくのが萌え。そして、実は烏童の方もしっかり三城に嵌っていて、女たらしから魔性の受になってしまった三城に独占欲バリバリの烏童にさらに萌え。色気があるのに爽やかで繊細な絵柄と透明感がすごくいい。野球部の先輩後輩ものもニアホモ止まりだけど良かった。あとはリーマンもの。P2種つき
読了日:5月15日 著者:緒川 千世世界は君で廻ってる (GUSH COMICS)の感想
★★★★☆ 高校生同士5カップルの作品集。表題作はイケメン攻と地味受。攻が策士で、自分の顔にコンプレックスをもってる受をジワジワ絡めとっていくとこが良かった。「ヤスイタマシイ」から「アカルイミライ」へと続く年下攻カップルもいい。しかし、このカップルは10年間で3000回もしてるのか(笑) あとがきでもあるように、作者が本当に萌えるものだけを描いてるので、カップリングはパターン化してるけど、読者と萌えの感性が合えばバッチリ!というタイプの作家さんだと思う。私は好み。小冊子は「誤算のハート」の番外編。P2種付
読了日:5月15日 著者:緒川 千世初恋 食物レンサ (バンブーコミックス Qpa コレクション)の感想
★★★★☆ 高校生同士、ホスト×コンビニバイト、コンビニバイト×リーマンの3カップル。面白かった。「ひみつのセフレちゃん」より好きかな。表題作は、幼稚園のときから目をつけて食べごろになるまで熟成(?)させた幼馴染みの草食動物・誠を肉食動物・隆春が食べちゃうお話。タイトルがナイス。マイチン○を求めていたビッチ受と超真面目なDT大学生の年下攻めカップルもいい。身体から始まった関係が本物の恋愛になって、ビッチ受が別人のように可愛く変わっていくところが萌え。3カップルがリンクしてるのもコミックスとしてまとまりいい
読了日:5月16日 著者:ヤマヲミアイズオンリー (SHYノベルス299)の感想
小説★★★★★ 挿絵★★★★★ 編集者×CGオペレータ。相貌失認・・・人の顔を覚えられない。自分や家族や恋人の顔ですら。視覚は正常だけれど、個体として特徴を認識し覚えることができない。千回会っても”はじめまして”の状態。そんな人間関係に致命的な障害をもった青年がもがきながら諦めていた本当の愛を掴む話。昔見えなかったけれど、今は見えるようになった男と、昔も今も見えているけれど、見えていないも同然の男が、20年来の初恋を実らせる話でもある。すごく良かった。今まで読んだ一穂作品の中で一番好きなものになった
読了日:5月20日 著者:一穂 ミチBE×BOY GOLD (ビーボーイゴールド) 2013年 06月号 [雑誌]の感想
★★★☆☆ 本誌のみ読了。良かったもの・・・大和さん、中村さん、やまねさん、鹿乃さん、葉月さん、咎井さん、。「最恐教師」・・・久々に読んだら、孝紀が失業していた。伊吹の異母弟が新キャラで登場。これから色々絡んできそう。葉月さんは安定のエロ路線。咎井淳さんのは同人誌で読了済み。ゴールドは全体的にレベルは高い方だと思うけど、「あれ?」と思うのも今月号は2~3作品あったような(笑) 吉原さんの小冊子は今は積読。後日読むことにする。8月号、池さんの「≠」が掲載されるのね。読みたいけど・・・悩むところ
読了日:5月20日 著者:新宿ラッキーホール (Feelコミックス オンブルー)の感想
★★★☆☆ ツタヤの「このBLもヤバイ」フェアで購入。昨年の「やばい」4位作品。ゲイビ製作会社の社長兼男優のクミと、副社長で元ヤクザのサクマ。かつて父親の借金のカタに売られてきた高校生のクミをゲイビ俳優に仕込んだのがサクマだった。年月が流れ、二人の間には不思議な絆が生まれて・・・。上手いが、このマニアックな内容で、一般受けしないリバまであって4位は快挙。個人的にはあまり好みではなかったが。今月18日に急死(HIVという噂あり)した有名なゲイビ男優がポルノスターと言われてたらしいけど、彼がモデルなのかしら
読了日:5月21日 著者:雲田はるこergo Vol.1 ‾木原音瀬セレクション‾ (プラザMOOK Holly COMIX)の感想
★★★★☆ 全サ目的で購入し、5年半積読になっていた(汗) 「12 hours」は病院を舞台にした読切連作。麻酔科医師・阿佐多×泌尿器科医師・京谷。行き倒れ患者を緊急搬入後の医療現場のドラマで面白かった。宿直室エッチ付き。クールでSなのに実は優しい阿佐多がいい。小説のコミカライズでは「恋について」と「リベット」が好き。「さようならと~」はこうして漫画でみても、誠一はつくづくロクデナシだな。「ROSE GARDEN」は小説はすごく好きだが、漫画家さんの絵柄が苦手。文字通り”まるごと木原音瀬”の1冊で満足
読了日:5月22日 著者:木原音瀬ergo Vol.2 ‾木原音瀬セレクション‾ (プラザMOOK Holly COMIX)の感想
★★★★☆ 「12 hours」第2話は、麻酔科医の向(第1話の攻・阿佐多の後輩医師)視点でラブなし。第1話の患者・冨永の息子が絡んできてるが、医師と患者止まり。今回の患者は重症の拒食症の少女。この連作はBLというより病院ものとして面白い。コミカライズされた漫画5編は原作をすべて読んでるが、かなり忘れているので、漫画を読みながら思い出してる感じ。 木原作品の世界観はコミカライズが難しいよね。草間さんが毎号「箱檻」の2ページSSで参加。つくづく豪華な企画ものだったんだなあ・・・といまさらながら思う
読了日:5月22日 著者:木原 音瀬ergo Vol.3 ‾木原音瀬セレクション‾ (プラザMOOK Holly COMIX)の感想
★★★★☆ 「12 hours」第3話は、職場恋愛中のゲイの看護師と元ノンケの研究医カップルがたまたま同じ夜の当直に。今回の患者は手術を控えた癌患者。突然心筋梗塞をおこし心停止。この病院は仕事がデキて性格のいい男の職員は皆ゲイなのだろうか。女性には不幸な職場だな。研究医のセンセー、冴えないタイプだけど可愛い人だね。「さよならと~」は誠一のロクデナシ度がUP・・・なぜ啓介はこんな男が好きなんだ。「恋について」は一番和む。「リベット」だけコミックスで既読だけど再読しても面白い。椎名もけっこういい男だよね
読了日:5月22日 著者:木原 音瀬ergo Vol.4 ‾木原音瀬セレクション‾ (プラザMOOK Holly COMIX)の感想
★★★★☆ 「12 hours」第4話は、要領がよく計算高いタイプの若手皮膚科医・高瀬と超毒舌皮膚科医・小木がメイン。時系列的には第3話の直後。急患でやってきた男を誤診しまった高瀬は、ピンチを助けた謝礼をよこせと小木にシャワー室で襲われて・・・。シャワー室でヤラれるにしてもまさかそうくるとは・・・驚いた。先入観を覆されたわ。小木が面白すぎ。この二人はこの後がすごく気になる。「あいの、うた」の攻ってこんなにしつこかったっけ。好きなのはわかるけどウザ~。「さようならと~」の誠一、女の趣味も悪すぎだ・・・
読了日:5月23日 著者:木原 音瀬ergo Vol.5 ‾木原音瀬セレクション‾ (プラザMOOK Holly COMIX)の感想
★★★★☆ 「12 hours」第5話は、精神科医と1話目で登場した自殺未遂の患者。ロリコンで少女買春の犯罪歴のある男ではBLにはなりようがないが、話として面白かった。「美しいこと」の日高さんのSS漫画が嬉しい。5編の漫画の内4編は一応完結してるけど、「あいの、うた」だけが未完で終わってる。描き下ろしでコミックスでは完結するのだろうけど、この企画本内で完結させてほしかった。「さようならと~」は本編前半部完結。攻ザマアと思えない程切ない。漫画もよかったけど、やっぱり木原さんの読切連作が一番面白かったな
読了日:5月24日 著者:木原 音瀬The drop of summerの感想
★★★★☆ 2008年8月刊行。「ergo」に掲載された連作読切「12 hours」の番外編が4編(配布ペーパーの再録) 医師の斉藤と看護師の山科・・・このカップルも意外だった。想像してた受攻が逆だった。小木と高瀬のとこほど衝撃的ではなかったが(笑) 「恋について」の番外編もペーパー再録で、本編にはなかった二人の初めての合体編。2/3くらいは「NOW HERE」の番外編。20歳年上でも恋愛が初めての仁奈賀の方が子供みたいで、なんか不思議なカップルだなあと思う。本編よりエロ多めでヘンタイ度高め
読了日:5月25日 著者:木原 音瀬低温ブランケット(1) (ビーボーイコミックス)の感想
★★★★☆ 血の繋がらない甥×叔父。お人好し夫婦に引き取られ、甥と叔父として育てられた芳一と大輔。夫婦の海外出張のため大輔は芳一宅に居候することに。数年ぶりの同居。実は大輔は秘かに芳一に恋をしていたのだった・・・。生活力皆無でいつもぼ~っとしてる芳一を守れるようになりたいと、精一杯背伸びしてる大輔が健気。しかし、芳一の上司の黒沢氏もなかなかいいよね。芳一がフッた元カノのカオリンがどう絡んでくるのか興味津々。国枝さん、シリアスもいいけど、こういう明るめのコメディの方がもっと好きだなあ。来月発売の2巻が楽しみ
読了日:5月27日 著者:国枝 彩香小説 Chara (キャラ) vol.28 2013年 07月号 [雑誌]の感想
★★★★★ 「HARD TIME」番外編目当て。ルイスとダグの同棲生活。擦れ違い気味だけど、これだけ深く愛し合っていれば大丈夫でしょ。ロブが料理の腕をふるうホームパーティーはデッドロックファミリー全員集合で楽しい。パコとトーニャの今後も気になる。可南さんは定番の展開ながら安定の面白さ。久々にいおかさんの小説を読んだ。芸能界もので、受はいおかさんの受らしくクールだけどまあまあ面白かった。鳩村さんのヤクザものは終わってない。攻に愛がないのが気に入らないけど続きは気になる。「双子の獣たち」の漫画化エロかった~
読了日:5月29日 著者:隣りにいる人 (ショコラ文庫)の感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 副工場長×工員。「遠くにいる人」の1年後。小田島と付き合い始めて幸せな日々を送るハルだが、小田島が見合いをしたと知り、生来のネガティブ思考に拍車がかかる。卑屈すぎるハルが少し自信をもてたのが進歩。小田島はずいぶん誠実な男になったな(笑) しかし、叔父さんと友里も人の話聞かなさすぎだな。三津はハルのこと恋愛感情で好きだったのか~。幼馴染みにしては過度の庇護欲もそれなら納得できるわ。そりゃ、小田島のこと嫌いなわけだ(笑) ここは、臼井に頑張ってもらおう。臼井×三津のスピン希望
読了日:5月30日 著者:ひのもと うみ花は咲くか (4) (バーズコミックス ルチルコレクション)の感想
★★★★☆ 桜井の大阪転勤話を蓉一が知り、二人に不穏な空気が。ようやく両想いだとわかりキスした程度。”付き合いは始まっていない”のに、いきなり遠距離恋愛・・・普通ならフェイドアウトでも不思議じゃない。蓉一が離れていけば、諦めちゃいそうな桜井の大人の分別が、気持ちはわかるけどBLの攻としては少々物足りないんだなあ。私は藤本派(わかりやすい愛情表現する奴の方が好き)なので完全玉砕は可哀想だった。蓉一は替えのパンツが使えたようだし、あと1巻で上手くまとまりそうだね。個人的にはもう少し展開が早い方が好きかな・・・
読了日:5月30日 著者:日高 ショーコ
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2013/06/01 08:05 | 読書メーター | COMMENT(4) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
a○○ 様
a○○さん、こんにちは。
全サは応募しましたよ~(笑)
「リベット」はコミックスを買って読んだのですが、あとはほったらかしでした(笑)
「12 hours」はノベルズになるかと思って読まずにいたら、そのままずるずると・・・。
でも、今から思うと豪華な企画本でしたね。なのに5年以上も放置とは。
積読山に埋もれるとなかなか掘り出せなくなってしまうんですよね。困ったものです・・・(汗)
拍手&コメント、ありがとうございました♪
No:2611 2013/06/02 00:34 | みずほ #- URL [ 編集 ]
以前、拍手からコメントしたものです。何を読んだらいいのかわからない初心者にはありがたいブログです。最近、純なストーリー物が楽しくなってきました。アイスオンリー気になります(´ω`)
No:2612 2013/06/02 01:21 | 眠兎 #- URL [ 編集 ]
眠兎 様
眠兎さん、こんにちは。
>何を読んだらいいのかわからない初心者にはありがたいブログです。
ありがとうございます。少しでも参考にしていただけたら嬉しいです!
>アイスオンリー気になります
純愛ものはいいですね! 私がBLに求めてるのは、究極的には”純愛”なのだと思ってます。
BLで再会ものとか親友ものとかが王道なのも、そこにあるんじゃないでしょうか~。
コメント、ありがとうございました♪
No:2613 2013/06/02 09:40 | みずほ #- URL [ 編集 ]
麗○ち○○さんへ
ち○○さん、こんにちは。
ち○○さんが知ってるゲイビ男優さんと同じ人です。
盲腸からくる腹膜炎が死因だというのは聞いてますが、「いまどき腹膜炎くらいで死亡するのは、
HIVで身体が弱っていたからでは?」という噂もあったので、そう書いたのですが・・・。
コンドームを使わず生のプレイがわりと多かったらしいので、そんな風に憶測する人もいるのかもしれません。
いずれにしてもまだ30歳そこそこなのに、若すぎますよね。プロ意識はわかるけど、命の方が大事です。
拍手&コメント、どうもありがとう♪
No:2616 2013/06/04 21:11 | みずほ #- URL [ 編集 ]
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