2013年8月の読書メーター
8月の読書メーターをUPします。
内訳は、小説6冊、漫画3冊、アンソロジー1冊。
8月は忙しくて、あまり本を読めませんでした。
でも、漫画は、コミックス3冊、アンソロジー1冊と少ないながら、どれもがヒットでしたね。
待ちに待った本間アキラさんの新シリーズ・・・僧侶受の可愛さにやられました!(笑)
「兎オトコ虎オトコ3」も10月発売が決定したのも、ファンとしてはうれしいニュースです。
2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:1792ページ
ナイス数:342ナイス胸にしまっておけよ (幻冬舎ルチル文庫)の感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 再読。会社の後輩×先輩が、同時に彼女にフレれたのがきっかけで一夜の過ちを犯してしまう。それ以来、後輩の安永の尚への積極的なアプローチが始まる。彼女と別れた理由も、たった1ヶ月で彼女への恋が終わってしまったプロセスも納得できるし、尚の誠実な人柄は伝わってくる。お仕事シーンもしっかりしてるし、実は安永は尚をずっと恋愛対象として好きだった・・・という種明かしもよかった。安永、尚、貴子、嫌なキャラがいないのもいい。200ページ程でコンパクトにまとまっていてテンポがよく読みやすい作品
読了日:8月4日 著者:小川いら落花流水の如く 諸行無常というけれど2 (キャラ文庫)の感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 外交官×大手旅行社係長。前作では二人の関係は恋愛に至ってなかったし、東の件も宙ぶらりんだったが、この続編で、とりあえずの答えがでた。災難続きで精神的に弱っていた朽木が、強烈な個性の一之瀬の強引さに心も身体も引きずられた感なきにしもあらずだけど、お人好しで流され体質の朽木らしくもある。でも、朽木は真剣に断酒した方がいいかも(笑) 東の件が100%カタがついてないのは、3作目の可能性への含みかな? カップリングは好きだし、お話もテンポがよくて面白いので、できれば続いてほしい
読了日:8月4日 著者:谷崎泉年下彼氏の恋愛管理癖 (バンブーコミックス Qpaコレクション)の感想
★★★★☆ 表題作は大学生×大学院生。生活能力のない研究者受とお世話攻。カップリングとしては珍しくないけど、受の掴み処のないキャラ(ぼーっとしてるかと思えば、突然誘い受になったり)がよい味をだしてる。エロ度はかなり高めだが、よくあるエロを羅列しただけ・・・という感じではなく、そこに至るプロセスも楽しめる。絵の好き嫌いはありそうだけど、デビューコミックスで初オリジナルとしてはかなりイケてると思う。同時収録の短編2編もよかった。とらのあな購入特典は8ページのキャララフとSS漫画の小冊子で、お得感あった
読了日:8月8日 著者:桜日梯子PINK GOLD 2の感想
★★★★★ リブレの18禁本、4冊のうち3冊買ったけど、PG→ぶっかけ→PG2と、エロ・内容ともどんどんレベルアップしてるのが嬉しい。特に今回のPG2は18禁関係なく、普通にアンソロとしてみてもかなりハイレベル。池さん、中村さん、緒川さん、秀さんが秀逸! 初見だけど、座裏屋蘭丸さんが緊縛シリーズ(?)で3つの短編を描いていて、これも絵も綺麗でエロ度も高くて、なかなか良かった。中学生、近親相姦、障害のある子供のハレム・・・など、内容的にも禁忌性の高いものが多いのも18禁ならではかと。中村さんのイラカ付
読了日:8月9日 著者:中村明日美子,わたなべあじあ,秀良子,池玲文,佳門サエコ,みなみ遥,天王寺ミオ,一二三もげぞう,緒川溺愛イトコン!~夏休み妄想編~ (ビーボーイコミックス)の感想
★★★★☆ サブタイトル通り、透司の妄想が面白かった。2巻目でまだキス止まりと二人の恋は亀の歩みだが、可愛いので許す。有都と透司はもう相思相愛なので、どちらかというと脇キャラの方に興味が・・・。リンも”従兄弟の男”の誰かを好きなのか?とか、清一と庄太郎はもしかして?とか・・・。主役の二人がまだほぼプラトニックなのに、次のスピンオフを心待ちにする自分がいる(笑) 大家族ものであり、軽い近親恋愛ものでもあるのね。有都の浴衣女装とか、うさミミなど、可愛いもの好きの作者の趣味がかなり入ってる感じ(笑)
読了日:8月19日 著者:大和名瀬獣王子と忠誠の騎士 (リンクスロマンス)の感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 守護騎士×王太子。一応”犬”なんだけど、一回り近く年上の騎士で、いつもの犬と違い常識人のせいかバカになりきれず、かなり後ろ向きな犬だった。王太子に噛まれて血を流しながら恍惚としてる騎士はかなりM度高め。ファンタジー部分は面白かった。ラブの部分は少し物足りなさも。クリスティアンは王太子の地位を下りなくてもよかったんじゃないの? 王位につく器量があるなら、王としての務めを果たすべき。一生独身で叔父の子供を跡継ぎにした方が納得できた。ノベルズ二段組で読み応えはあったが、あと一歩
読了日:8月24日 著者:宮緒葵恋の押し出し (ディアプラス文庫)の感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★☆☆ 大学生同士で同い年。受が相撲部の選手というのが珍しいし、可愛いお話だったし、わりとエッチも充実?していたけれど・・・カップリングや話の展開がいつも通りの久我テイストであまり新鮮味を感じず、ちょっと物足りなかった。相撲色が薄く、たとえば剣道部でも違和感ない感じ。まあ、あまり相撲色が濃くてもそれはそれで暑苦しいのだが(笑) ツンデレ男前受も、一見チャラいけど実はしっかり者の攻も、キャラ自体は好感がもてたものの、久我作品としては全体的にフツーという印象。巻末の社会人SSはよかった
読了日:8月25日 著者:久我有加龍の愛人、Dr.の仲人 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想
小説★★☆☆☆ 挿絵★★★☆☆ シリーズ21作目だが、正直・・・かなり飽きてきてるかな。惰性で読み続けてるけど、最近何か疲れる。21作目で、話の中では1年もたってないってどうなの。藤堂に、桐嶋組の姐になれ、姐は男の世界に口を出しちゃいけない・・・って、一番口をだしてるのはあんただろ!と突っ込んでしまったよ。あれだけ因縁の深い藤堂を桐嶋とくっつけて問題解決!なら安易すぎないか。京子に藤堂と、広げた風呂敷を何とか畳もうとしてるのだろうけど、氷川の口調にも一人で解決策を決めてしまう展開にもいささか食傷気味かも
読了日:8月27日 著者:樹生かなめ迷宮の夜、解放の朝 (花丸文庫BLACK ミ 2-1)の感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 問題児高校生と美人英語教師が、突然、危険な弱肉強食の異世界に飛ばされる。龍生の雌にされ、憎みながら共にいるうちに、龍生の優しさ・純粋さに惹かれていく廉。最初は俺様な獣だった龍生だが、最後はかなり犬化してたような気がする。ブラックレーベルだが、この作家さんにしては黒さは薄め。受が攻を好きになる理由が最初は吊り橋効果っぽかったけど、孤独な二人が互いを自分の居場所として認め合う過程には納得できた。ペーパーは二人の数年後。なるほど、龍生は今度はペンを武器に生きていくのだね(笑)
読了日:8月29日 著者:宮緒葵坊主かわいや袈裟までいとし 1 (花丸コミックス・プレミアム)の感想
★★★★★ 美容師×副住職。マルコメちゃんがチョー可愛い! 攻がはまったのもわかるわ~。僧侶受のでてくるBLは今までも読んだことあるけど、こういう小動物系僧侶受は初めてですっごく新鮮。幼いころの初恋の相手同士が再会・・・これからどう距離を縮めていくのか楽しみ(相手がマルコメちゃんなので、ゆっくりペースになりそうだけど) ゆるい宗派・・・浄土真宗かな?(うちもそうなので) ファンキーなお父さんや攻の彼女など、脇キャラもこれから二人にいろいろ絡んできそうだし、次巻への期待が膨らむ。やっぱり本間さんはいいね
読了日:8月31日 著者:本間アキラ
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2013/09/01 23:25 | 読書メーター | COMMENT(1) | TRACKBACK(0) TOP
コメント
お○○○ん 様
こんばんは。
最近はネットで変更手続きできることも多いけれど、やっぱり書類のやりとりをしないといけないものもあるので・・・面倒くさいですよね。
>電子書籍…便利ですが、お気に入りは『 書籍 』で欲しくなってきました。
本棚に並んでいるのを眺めたいんです。あの充実感が電子書籍では味わえないですから(笑)
でも、スペースは有限なので、そろそろ、特別なお気に入りは書籍で、それ以外は電子書籍と住み分けも必要かもしれませんね。
>みずほさんは、書籍をどのように管理してらっしゃるのですか?
本棚に入れるだけ入れて、入りきらない本は「いれと庫」に入れてクローゼットにしまいます。でも、それも限界があるので、読み返しそうにない本を選別して処分・・・ですね。
処分方法は古書店かオークションですが、これもなかなか大変な作業です。電子書籍ならそういった作業も必要ないんですけどね(笑)
拍手&コメント、ありがとうございました♪
No:2724 2013/09/03 22:58 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]
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