2013年10月の読書メーター

10月の読書メーターをUPします。

小説5冊、漫画6冊、アンソロジー(小説)1冊。

先月初読みで気に入った倫敦さんを3冊読みました。やっぱり面白い。作家買い決定。
左京さんのクロネコシリーズ、安定のドエロ。有害図書指定ギリギリの汁ダクエロに今回も超満足でした。
中村さんもアナドコ平安パラレル編も良かったし、冊数は少ないながら、相対的に満足度は高かった。
小説のNO.1は、もちろんフレブラです。21巻目にしてようやく・・・でした(笑)


2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2609ページ
ナイス数:332ナイス

壁の中の嘘と秘密 (ガッシュ文庫)壁の中の嘘と秘密 (ガッシュ文庫)感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★★★☆ 高遠さん初の全寮制男子校もの。王道だけど王道から微妙に外れてないか? 別に生徒会長でなくてもいい(笑)し、あちこちでカップルができてなくてもいいけど、それにしてもせっかくの王道設定が生かし切れてないような。フツーの男子校でも男女共学でもよかった設定だと思う。高遠さんなのでうまいとは思うのだけど、今ひとつ話にノリきれなかった。主役二人よりむしろ朝倉と棚橋の先生コンビの方が気になってしまったよ。同じ学校でもう1本予定があるそうなので、そちらに期待。ムクさんの挿絵はよかった
読了日:10月2日 著者:高遠琉加
クロネコ彼氏の甘え方 (ディアプラス・コミックス)クロネコ彼氏の甘え方 (ディアプラス・コミックス)感想
★★★★★ シリーズ第二弾。途中でギクシャクするところはあるけど、基本エロエロ・甘々な二人だった。賀神の真悟へのハマリっぷりがいいね~。捨てられたトラウマをもつ孤独なクロネコは、どれだけ愛されていても、いつか捨てられると永遠を信じられない。賀神は、そんな自分を信じてくれない真悟に苛ついて・・・お互いが好きすぎて、だからこそすれ違う想いが辛かった。まだまだ続くそうで嬉しい。しかし、毎回、不健全図書に指定されないか心配になる汁ダクエロ。果敢にギリギリのラインのエロ描写を追及してる左京さんは漢!(笑)
読了日:10月11日 著者:左京亜也
三村と片桐のつれづれ。 (GUSH COMICS)三村と片桐のつれづれ。 (GUSH COMICS)感想
★★★★☆ 倫敦さん3冊目。付き合って15年のカップル。かつて、カッコよくて女子にモテモテだった片桐と女の子のようにかわいかった三村。三十路になってもラブラブで微笑ましい。三村の性感帯である乳首をなぜ片桐は吸わないのか?という疑問の答えがくだらなすぎて笑える(笑) 友人の結婚式話も面白かった。本当に、片桐はアホ可愛い男だなあ。あとは、ルームシェアしてる友人同士、会社の後輩(ウサギ)×先輩(カメ)、元恋人同士だった記者と議員秘書の3話。どの話も面白かった。倫敦さんは作家買いリスト入り決定。ミニ小冊子つき
読了日:10月11日 著者:倫敦巴里子
アヒルの卵 (キャラコミックス)アヒルの卵 (キャラコミックス)感想
★★★★☆ 生物教師(イケメン)×物理教師(隠れ美形)、元ホストのパン屋×大学生、従兄弟同士の3カップル。どの話も面白かった。レーベルがキャラのせいか?エロ度は低いけど、ストーリーがどれも面白い。パン屋の話が特に好きかな。キスもなくて、これから始まるかな?というところで終わっているのに、幸せな二人が想像できて微笑ましくなる。できれば、この二人の続きが読みたいわ。表題作は、攻がイケメンなのに変態チックストーカーなとこがいい。妖精になりかけてる三十路童貞の受も可愛かった。倫敦さんのセンス、好きだなあ・・・
読了日:10月11日 著者:倫敦巴里子
迷信話集 うつつのほとり(クロフネコミックス)迷信話集 うつつのほとり(クロフネコミックス)感想
★★★★☆ 昭和初期の田舎の村を舞台に、都会からやってきた少年・敬と村人から化け物と忌み嫌われている少年・弥七との交流を描くほのぼの漫画。非BLながら、弥七がかつて寺小姓をしていて”天狗の陰間”と呼ばれていたり、ほのか~にBL成分が感じられる(笑) が、子供にも読ませられる優良図書。敬がとにかく良い子で、あと数年したらすごく男前なイイ男になりそう。お母さんもいい人だったので、その影響かな。将来の二人も見てみたい。同人誌でBL版続編を描いていただけないかなあ。できれば弥七受で(笑) サイン本
読了日:10月11日 著者:草間さかえ
エロとじ 艶 (b‐Boyアンソロジー)エロとじ 艶 (b‐Boyアンソロジー)感想
★★★★☆ 13人の作家によるエロ短編小説アンソロジー。エロとじももう第3弾なのね。アタリとハズレがあるのはアンソロジーなので仕方ないけど、全体的にちょっと大人しめかな。もう少しシチュエーションとか変化球があってもよかったかも。その中でも、木原さん、水壬さん、丸木さんのは、エロの濃さと新鮮味で満足度が高かった。エロとじで木原さんだと、何がでてくるかという闇鍋を前にしたようなドキドキ感があるけど、反対に木原さんだともう何がきても驚かない自分がいるな。表紙絵NO.1は笠井さん。すごいアングル(笑) 小冊子付
読了日:10月17日 著者:英田サキ,栗城偲,眉山さくら,丸木文華,水壬楓子,砂床あい,秀香穂里,愁堂れな,木原音瀬,中原一也,西江彩夏,西野花,ふゆの仁子
きみにあげたい恋レシピ (幻冬舎ルチル文庫)きみにあげたい恋レシピ (幻冬舎ルチル文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 「きみの知らない恋物語」のスピンオフ。息子の聡編。バイト学生×イタリアンシェフ。ゲイ夫婦の家庭で育った聡は、学校でいじめにあったこともあり、普通の結婚を望んでいた。しかし、その味に惚れ込んだシェフはゲイ。いつの間にか彼を「可愛い」と感じ始め・・・。BL界ではたまに子持ちゲイ夫婦がでてくるが、その子供視点で描いた作品は少ないので面白かった。黒崎は相変わらずブレずに暑苦しくていいねえ。梓も「恋物語」から随分強くなった。黒崎の愛の力か。水本だけは最後の最後まで嫌な男だった・・・
読了日:10月22日 著者:李丘那岐
奈落何処絵巻(ならくいずこえまき)あなたのためならどこまでも平安調スペシャル2014年卓上カレンダー付き予約限定版 (花音コミックス)奈落何処絵巻(ならくいずこえまき)あなたのためならどこまでも平安調スペシャル2014年卓上カレンダー付き予約限定版 (花音コミックス)感想
★★★★★ 「あなたのためなら~」が好きだったので、平安調パラレル版の本書すごく楽しかった。なんとなく、平安時代を舞台にしたコメディ版「幻月楼奇談」みたいな感じ? 洋一はエセ安倍晴明みたく怨霊払いで活躍。要領のよさは相変わらずだな。巧はやはり不器用で生真面目なお役人でツンデレぶりは健在。月に夜這いかけられて星の子を妊娠しちゃったり、洋一に惚れた化け猫に憑依されたり、災難続きの巧。お祓いしないといけないのは巧かも(笑) このカップルは大好きなので、現代版の方の続編も読みたいな。カレンダーも綺麗だった♪
読了日:10月24日 著者:中村明日美子
運命ってことにしませんか? (GUSH COMICS)運命ってことにしませんか? (GUSH COMICS)感想
★★★★☆ 表題作は同じ会社の開発室室長×総務部。ちょっとオタク体質で人見知り同士の二人が合コンで知り合って意気投合。友人から恋人へ・・・という話。その他、学者×同時通訳、会社の同僚、生徒×先生。一番好きだったのは表題作。ツーといえばカーでテレパシーで通じてるような相性バッチリの相手がいたら、それがたまたま同性でも、間違いなく運命の相手だよ!とノンケ同士でも納得できるカップル。倫敦さんの作品は大きなドラマがあるわけじゃないけど、普通の人たちの「あるある」感が自然にさりげなく盛り込まれているとこが好きだなあ
読了日:10月26日 著者:倫敦巴里子
交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~ (SHYノベルス310)交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~ (SHYノベルス310)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 交渉人シリーズの新作(番外編)1冊に、プラス魚住くんやラブトラキャラ、「犬」のユキなどが登場する短編や絵師さんの寄稿を収録した小冊子。沖縄にバカンスにきた芽吹がまた厄介な事件に巻き込まれ、芽吹の元カノの登場に兵頭が嫉妬の炎を燃え上がらせて・・・という話。暗い部分がほとんどないので、気楽に楽しめた。魚住くん、やっと日本に帰ってくるんだな。昔、クリスタル文庫で読んだときは、このカップルは続かないと思ったが(笑) 雪舟さんの寄稿に感激。ぜひぜひBL界に戻ってきてください!   
読了日:10月27日 著者:榎田尤利
FLESH & BLOOD 21 (キャラ文庫)FLESH & BLOOD 21 (キャラ文庫)感想
小説★★★★★ 挿絵★★★★★ 危険な戦いを前にして、今度こそジェフリーと結ばれたいというカイトの情熱に、ジェフリーの男性機能は完全に回復。21巻目にしてようやく結ばれた。もしかしたら、最終巻までお預けかと思っていたので、よかったよかった。二人の初夜が開戦前夜・・・確かに、ドラマチックなこの作品にふさわしいかも。ナイジェルは、苦しい恋を抱きつつ、それでも二人の傍にいる幸福を選んだ。ナイジェルは本当に強くなったな。カイトの知る史実と、平行世界でおこる現実がどうすりあわされるのか・・・興味はつきない。P付
読了日:10月28日 著者:松岡なつき
天使のささやき 2 (リンクスロマンス)天使のささやき 2 (リンクスロマンス)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ SP上司(キャリア)×部下(ノンキャリ)。1作目より糖度がグ~ンとUP。Hシーンはそんなに多くないけど、峯神と名田がお互いにベタ惚れなのがすごくわかった。特に、峯神が年下の恋人に骨抜きなって、二人のときは単なるスケベオヤジになってるのが楽しい。名田もよく気がついてちょっと女性的なのかな?と思う反面、仕事では有能で犯人を取り押さえる手腕はすごくて、そのギャップもいいね。巻末短編は、遠藤や神宮寺も出演、同人誌みたいなノリが楽しめた。このシリーズ、大好きだけど、これで終わりかな?
読了日:10月31日 著者:かわい有美子

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テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

2013/11/05 08:15 | 読書メーターCOMMENT(1)TRACKBACK(0)  TOP

コメント

麗○○○○さんへ

雪舟さんは、5年ぶりにペンを握ったらしいですが、
ブランクを感じさせないくらい画力は衰えていませんでした。
このままフェイドアウトは本当にもったいない。
なかば諦めていましたが、今回の寄稿で「戻ってきてほしい!」とやっぱり切に思いました。
年1~2作品とか、無理しないペースでいいので、また雪舟さんのイラストをみたいです! 

拍手&コメント、どうもありがとう♪

No:2759 2013/11/06 13:21 | みずほ #o/PXu/q6 URL [ 編集 ]

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