2014年1月の読書メーター

1月の読書メーターをUPします。

小説5冊、漫画5冊、アンソロジー1冊、フィギュアスケート関連書籍4冊。

オリンピックが近いので、スケート本が4冊。五輪シーズンなので、すごい刊行ラッシュですね。
ジョシュ・ラニヨン2冊目。海外翻訳BL小説レーベルといえば、以前オークラ出版がだしたプリズムロマンスがあります。プリズムロマンスは成功せず、わずか数冊で廃刊になりましたが、新書館のモノクロームロマンスは成功するか? プリズムロマンスよりはクオリティが高く面白いので、これはそこそこいけるかもしれません。


2014年1月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:2507ページ
ナイス数:428ナイス

teenage blue (ディアプラス文庫)teenage blue (ディアプラス文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 上級生×下級生。入学式のとき梶に一目惚れした凛太は、上級生の「帰宅部」グループの輪に入ることを許可され、梶への苦しい恋を日々募らせていく。同時に、父の再婚でできた継母との関係に悩み・・・。若さゆえの潔癖さや余裕のなさ、全身全霊で溺れることのできる十代だからこその恋。青春は「青い春」と書くけれど、まさしくそんな言葉がぴったりのお話だった。秀美と凛太がゆっくり家族になっていくところもよかった。凛太と梶がカミングアウトしたときの、凛太の両親の反応もみてみたかったな(笑) P付
読了日:1月1日 著者:月村奎
フィギュアスケート2013-2014シーズンオフィシャルガイドブック (アサヒオリジナル)フィギュアスケート2013-2014シーズンオフィシャルガイドブック (アサヒオリジナル)感想
★★★★☆ 購入してすぐ羽生くんのページのみ読んで積読状態だったが、やっと誌面全部読了。GPシリーズを前にしたガイドブックといった感じ。羽生くん、真央ちゃん、高橋選手、それぞれ各8ページ。それ以外の日本人選手は1~2ページ。記事内容はそれなりだけど、羽生くんの写真がどれも素敵で、彼目当てでの購入なので満足。GPシリーズにでる主要な海外選手の紹介もあるので、GPシリーズ前に読めば、効率よい予習になったと思う。GPシリーズは、ゆづファンにとっては最高の結果となったので、気分よく読めました(笑)
読了日:1月2日 著者:
2012-2013シーズンガイド 最新選手名鑑 (ワールド・フィギュアスケート別冊)2012-2013シーズンガイド 最新選手名鑑 (ワールド・フィギュアスケート別冊)感想
★★★★☆ 羽生くん7ページ。オーサー4ページ、ウィルソン3ページ、ジョニー4ページと、羽生くんに近い人のインタビューも結構ある。1年遅れでこの本を買ったのだが、発売当初購入を見送ったのは、アマゾンでの評価があまり芳しくなかったから。でも、読んでみれば、ゆづファンの自分には満足できる内容だった。スケート本の刊行数は多いので、どれを買うか選別が難しいけど、やっぱり自分で確認することが大事だなと思った。ただ、表紙で購入を決める人も多いので、この内容なら羽生くんを表紙にした方が良かったのではなかろうか・・・
読了日:1月2日 著者:
10DANCE 1 (バンブー・コミックス  麗人セレクション)10DANCE 1 (バンブー・コミックス 麗人セレクション)感想
★★★★☆ 「このBLがやばい」の3位なので読んでみる。現在のところニアホモ程度。次くらいBL展開になるのかな。雰囲気的には鈴木が受か? この二人だとリバでもおかしくはないが。社交ダンスは男と女が組む競技なので、BLの舞台としては珍しく、リーダー同士が絡んで練習する設定をもってきたところが面白いと思う。井上さんは初読みで、以前から気になっていた漫画家さん。この作品も人気があるのはわかるのだけど、個人的に好みか?といわれると微妙かも。でも、続きは気になる。本格的ダンスコミック風味(?)は十分楽しめた
読了日:1月4日 著者:井上佐藤
PINK GOLD 3 【数量限定・18禁】PINK GOLD 3 【数量限定・18禁】感想
★★★★☆ 面白かったのは、ねこ田、高久、せら、中村、座裏屋、剃嶋(敬称略)。ねこ田さんの涙と鼻水でぐしゃぐしゃの先生がかわいい。高久さんの小学生から続く爛れた(?)兄弟ものもエロかった。せらさんの裸族ものはコメディとして面白い。中村さんのはハピエンではなく、後輩のいじらしさに胸が痛くなる。前回に続き登場した座裏屋さんが秀逸。この上なくエロいのに、心理描写とストーリー性も兼ね備えたお手本のような18禁BL。剃嶋さんの生徒×教師は、教師が色っぽかった。アンソロなので中には好みじゃないのもあるが、概ね楽しめた
読了日:1月4日 著者:ねこ田米蔵,中村明日美子,高久尚子,池玲文,佳門サエコ,せら,環レン,はらだ,剃嶋章,座裏屋蘭
オタクな俺がリア充社長に食われた件について (二見書房 シャレード文庫)オタクな俺がリア充社長に食われた件について (二見書房 シャレード文庫)感想
小説★★★☆☆ 挿絵★★☆☆☆ 大企業御曹司×エロゲーシナリオライター。高スペックなリア充男の泉田の、冴えないドーテーオタクの倖太郎へのストーカーっぷりや、女好きだがプレイはノーマルだった泉田が、倖太郎によってヘンタイイメクラプレイに目覚めていくのが面白い。泉田の風俗連れまわしは・・・ちょっと引いたけど。こういうコメディも悪くないけど、どっちかというと丸木さんはシリアスの方が好きかな。シャレードだけがオタクものにOKくれたとか。吉田さんの「鬼畜」といい、シャレードは懐が深いね。他の出版社も見習ってほしいわ
読了日:1月5日 著者:丸木文華
聖夜 (H&C Comics  ihr HertZシリーズ 149)聖夜 (H&C Comics ihr HertZシリーズ 149)感想
★★★★☆ 表題作はパティシエ×リーマン。他に、同い年の義兄弟。絵もお話もほんわか可愛くて癒された。上田さんの受は性格がいいなといつも思う。「聖夜」のリーマン受も、設定はそこそこの年齢だと思うけど、すごくピュアで可愛い。「ブラザーコンプレックス」のお兄ちゃんもツンデレ具合が絶妙。ペーパーの3年後、可愛かった当て馬・歩ちゃんの変貌に驚いた。歩ちゃん、攻だったのか・・・。「ブラザー~」は二人のその後の話も読みたい。両親へのカミングアウトとか、このふたりの場合避けて通れないと思うし。なごみ系のコミックス
読了日:1月5日 著者:上田規代
トップスケーターの流儀 中野友加里が聞く9人のリアルストーリートップスケーターの流儀 中野友加里が聞く9人のリアルストーリー感想
★★★★☆ 世界レベルのスケーターとして、同じ氷上(戦場)で長らく戦った戦友である中野さんだからこその対談集。どうしてもよそゆきっぽくなるスケート本のインタビューとは違う、フランクな普段着っぽい選手の横顔が見られる。羽生くん目当てでの購入だが、彼は4回転のルッツとループも回転だけはできるんだね。もはや4Aも射程範囲内? いや、無理しなくていいし!(笑) 怪我が怖いよ~。昨年の6~8月位の対談なので、半年近くたち、五輪代表も決まった今読むと、なかなか感慨深い。町田選手と宮原選手との対談もほしかったな
読了日:1月7日 著者:中野友加里
ハートの隠れ家 (2) (ディアプラス・コミックス)ハートの隠れ家 (2) (ディアプラス・コミックス)感想
★★★★☆ ジン&モモ編。あっさりくっついた泉×ハルトと比べ、出会って10年越しでいまだに親友以上恋人未満の二人。両想いなのは確かなのに、モモが覚悟を決めきれない。早くに両親を失ったモモからすれば、自分の存在が逃げ場になって、ジンを家族から遠ざけていると悩んでいる。でもまあ、ゲイじゃなくても、10年間これだけ押されまくったら、嫌いじゃない限りホダされるよなあ。今は予行演習(笑)どまりなので、甘~い本番は3巻目か全サ小冊子に期待! しかし、一応女性もいるのに男同士でばかりくっつく長屋なのね・・・(笑) P付
読了日:1月8日 著者:夏目イサク
ふたりの熱量 (ディアプラス・コミックス)ふたりの熱量 (ディアプラス・コミックス)感想
★★★★☆ 表題作は、バツイチ日本人が、日本びいきのイタリア男を居候させることになり、人恋しさにそのイタリア男とデキてしまう話。アラフォーのオッサン同士の「右か左か」は表題作より好きかも。20年来の腐れ縁親友同士が、ふとしたきっかけで擦りっこしてしまい、猛烈に相手を意識しちゃう話。まあ、確かにこの二人は長年連れ添った熟年夫婦のにおいがするな・・・。どっちが攻が受かはっきりしてほしいので、全サ小冊子を申し込もう!(笑) どちらも年齢高めの設定でアダルトな雰囲気だった。その他、魔物×魔法使いの短編。P付
読了日:1月9日 著者:橋本あおい
素敵な入れ替わり (ディアプラス文庫)素敵な入れ替わり (ディアプラス文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 高校生×アラフォーヤモメ男。典雅さんらしいトンデモ設定で、楽しく読めた。昭和な主人公がピチピチ平成生まれの息子と中身が入れ替わってしまい、そのジェネレーションギャップが面白かった。ノンケの主人公が息子の幼なじみに想いを寄せられたからといって、それを受け入れちゃうのには無理が多少あるけど、設定自体がトンデモだし、コメディだからいいかと(笑) 息子と医者のカップルのその後も気になる。でも、やっぱり典雅さんは、ディアプラスより花丸の方が好きかな~、なんとなくだけど(笑) P付
読了日:1月11日 著者:小林典雅
雨降りvega (幻冬舎ルチル文庫)雨降りvega (幻冬舎ルチル文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 大学講師×高校生。ネットで知り合い3年間メル友、リアルで出会って1年、3年離れて再会・・・で恋を実らせる話。もっと早くリアルに会ってたら・・・と思わずにいられない受の姉との微妙な三角関係。誰も悪人じゃないのに、傷つく人が多すぎた。ゲイで生きる息苦しさ、腹を括りきれない悩みは新開も抱えていたわけで、凪良さんの攻は、たまに大人の狡さがあったり、優柔不断だったりするのがいるけど、新開はそのタイプかな、優しいけど。両想いなのに手を取り合えないもどかしさ、切なさがたっぷり味わえました
読了日:1月12日 著者:凪良ゆう
もののふっ!  (2) (バーズコミックス リンクスコレクション)もののふっ! (2) (バーズコミックス リンクスコレクション)感想
★★★★☆ 菊三の本来の猫の姿を見れたことで、第三者の目からは、菊三はフツーの”猫”であることにあらためて気付いた(笑)  この漫画の人気はほとんど菊三の可愛さによるものだろうけど、菊三を取り囲む人たちもとても素敵なのがいい。何やら戦争になりそうな不穏な雰囲気で終わってるので、3巻目はどういう展開になるのか楽しみ。お館様と菊三が恋人同士になるのはまだまだ先になりそうだけど、その分、周囲は何組も(馬まで!笑)ラブラブしてる。美人猫バージョンの菊三は今回もちょっぴりだけど、3巻目ではもうちょっと見たいな
読了日:1月19日 著者:琥狗ハヤテ
誰も語らなかった 知って感じるフィギュアスケート観戦術 (朝日新書)誰も語らなかった 知って感じるフィギュアスケート観戦術 (朝日新書)感想
★★★★☆ 技術的なことや選手のメンタルやスケート靴のことなど、トップスケーターとしての経験を踏まえた内容で、興味深くよめた。ややこしいフィギュアスケートのルールがわかりやすく解説されているし、五輪を前に観戦の参考になると思う。旧採点と新採点の違いなども説明されている。演技構成点についても「なるほど」と思ったけれど、この「芸術点」の部分に関しては、ジャッジの感性にもかかわる部分なので、万人が納得するのは難しいのだろうなと感じた。この手の本としては値段もお手頃なので、スケート好きの人にはわりとお勧めです
読了日:1月29日 著者:荒川静香
ドント・ルックバック (モノクローム・ロマンス文庫)ドント・ルックバック (モノクローム・ロマンス文庫)感想
小説★★★★☆ 挿絵★★★★☆ 刑事×美術館学芸員。ラニヨン2冊目。「フェアゲーム」と同様、縦軸に事件、横軸に恋愛という構成。元恋人との元サヤものというのも同じだが、「フェアゲーム」よりこちらの方がBLという感じがする。Hシーンは一応あるけど、わりと軽め。ヒロイン(ピーター)と、ヒロインの危機を救うヒーロー(グリフィン)、悪役(コール)、そして記憶喪失と、ベタといえばベタだけど、筆力のしっかりした作家なので安心して読める。前半はあまり話が進まず少し退屈かもだが、後半はテンポよく話が展開し一気に読める
読了日:1月31日 著者:ジョシュ・ラニヨン

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テーマ : ボーイズラブ - ジャンル : 本・雑誌

2014/02/03 12:00 | 読書メーターCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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